愛知・三重へ ～ 遠征ライブ＆乗り鉄＆絶品グルメの３日間（前編）

2025/01/12 - 2025/01/13

2024年末の紅白歌合戦で、大トリをつとめた女性ボーカリストのライブのチケットの抽選が当り、名古屋までの遠征ライブへ向かうことになりました。

せっかく、名古屋まで来たのだから・・・
と、ライブの前後にこれまで乗れていなかった愛知・三重方面のローカル私鉄の「乗りつぶし」も兼ねて、東京を後にします。

エリア 常滑・セントレア（中部国際空港）(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第１日】

品川発ひかり653号はN700Sでの運行。
新横浜の次は豊橋までノンストップ。230キロ台～270キロ台の間で、こまめに最高スピードを変えている。

豊橋に到着すると、ここで降りる客が多い。

豊橋駅 駅

改札を出ると、小雨模様となっていた。
駅前の豊橋鉄道市内線の「駅前」から、ワンマン一両の電車に乗車。

駅前停留場 駅

交通系ICカードが利用可だった。

競輪場前から、単線になり、終点の赤岩口に到着。

赤岩口停留場 駅

赤岩口停留所前は、豊橋鉄道の車両区となっていた。

赤岩口から、運動公園前まで歩くことにした。
井原停留所で、運動公園前に向かう線路は、ほぼ直角に曲がっていて、このカーブが日本の鉄道の中で半径が最も小さい箇所なのだとか。

運動公園前から駅前行きに乗車。

運動公園前停留場 駅

ほぼ直角に曲がるカーブを車内から見たところ。
井原まで乗車して、豊橋鉄道を完乗となる。
そのまま駅前まで乗り続ける。

駅前にある、「スパゲッ亭チャオ本店」へ。

幸いなことに待たずに着席できたが、店を出る頃には、店内の待合室のようなところに多くのお客さんが順番待ちをしていた。

スパゲッ亭チャオ 本店 グルメ・レストラン

東三河のソウルフードというあんかけスパゲティにチャレンジする。
いろんなオプション・メニューの中から、チキンカツとウインナー入りのバイキング（1,000円）を注文。

豊橋からJR飯田線で豊川まで乗車。

豊川駅 (愛知県) 駅

JRの駅の向こう側に、名鉄の豊川稲荷駅がある。

豊川稲荷駅 駅

名鉄豊川線に乗り換え、国府（こう）へ向かう。

国府（こう）岐阜行きの特急で神宮前へ。
さらに、中部国際空港行きの特急に乗り換え。満席で座れなかったが、次の太田川で着席できた。

中部国際空港へ到着後、ターミナル内を一巡り。
カフェで休みたかったが、待ち客が多く入れない。

中部国際空港駅 駅

セントレアの展望デッキへ向かう。

遠くの方に、B747の貨物専用機DREAM LIFTERが並んでいる。
（※この写真は通常の旅客機）

開演一時間前に、愛知県国際展示場（Aichi Sky Expo）へ移動。

Aichi Sky Expo 名所・史跡

ライブ会場のホールAは平面ホールで、広い会場にパイプ椅子が敷き詰められている。
紅白大トリをつとめた女性ボーカリストによる2時間の熱唱に感激。

終演後、ミュースカイの特急券を確保し、時間まで空港ターミナルで休憩。

予約していた、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋は、金山駅に直結している。

ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 宿・ホテル

24階の部屋にチェックイン。

夕食は、近くの居酒屋にて。

【第２日】
6時半に、２階のレストランへ。

一皿目は、洋食メイン&オムレツ。

二皿目は、和食メイン&白米、味噌汁。

メニューは豊富で、あんかけスパ、味噌カツ、ひつまぶし、きしめんなどもあったが、すでに満腹でチャレンジ出来ず。

24階の部屋とあって、市街の眺めが良い。

7時半過ぎに、ホテルをチェックアウト。

金山駅から、JR線で名古屋駅に向かう。

金山駅 (愛知県) 駅

名古屋駅の地下街で、「よもだそば」を発見。

東京の銀座・日本橋・御徒町で度々利用している「お気に入り店」に、意外なところで出会えてびっくり。

近鉄名古屋駅から、伊勢中川行きの急行に乗車。

近鉄名古屋駅 駅

名古屋から30分強で、高架駅の近鉄四日市駅に到着。

近鉄四日市駅 駅

隣のホームに、湯の山温泉行きの電車が三両編成でとまっていた。

近鉄四日市から、30分弱で終点の湯の山温泉駅に到着。

改札口を出ると、駅前にはほとんど店もなく、タクシーが数台とまっている程度。
3分間での折り返しで、急いでホームにも戻る。

湯の山温泉駅 駅

近鉄四日市駅 駅

近鉄四日市駅から、道路を一本はさんだ先に、四日市あすなろう鉄道のホームがある。

内部行きと西日野行きが、一時間に2本づつ。意外に本数が多い。

「内部線」「八王子線（西日野行き）」とも、以前は近鉄の路線だったが、2015年に近鉄の子会社で、四日市市も出資する四日市あすなろう鉄道に運営が引き継がれている。

あすなろう四日市駅 駅

国内でも数少ないナロウゲージ（軌間:762 mm）の小ぶりな車両が3両編成でとまっていた。
車内に入ると、通路を挟んで1名分のシートが並んでいる。

二駅先の日永で分岐し、西日野へ到着。

西日野駅 駅

かつては、この先、伊勢八王子まで路線がつづいており、駅前に「思い出の八王子線」の案内板があった。

7分の折り返しで、次の日永で内部行きに乗り換え。
こちらも、3両編成だが、結構乗客が多け席はほとんど埋まっていた。

日永駅 駅

内部（うつべ）駅に到着。

内部駅 駅

駅前には、郵便局と居酒屋。少し離れたところに、ファミリーマートとセブンイレブンの看板が見える。

あとで知ったが、旧・東海道が駅前を横切っている場所だった。

四日市に戻り、近鉄の伊勢若松へ移動。

伊勢若松駅 駅

さらに、初乗車となる近鉄鈴鹿線の終点・平田町へ。

平田町駅 駅

津駅のカフェで休憩後、オンラインで購入した賢島行きの特急に乗車。

鳥羽までにほとんどの客が下車。
ここから先から近鉄志摩線となり、賢島までの約25キロが未乗区間だった。

津駅 駅

志摩市の中心部である鵜方に停車。
進行方向右手に海岸線が現れると、まもなく賢島に到着した。

JRを除く日本の鉄道事業者としては、最長の路線網を有する近鉄の路線を完乗したことになる。

賢島駅 駅