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ミュージカル エリザベート観劇

想い出の旅(海外)11                  音楽に旅・オーストリア4

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1997/11/12 - 1997/11/12

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リュック

リュックさん

ミュージカル エリザベート観劇

  • ・ミュージカル「エリザベート」<br />ミュージカルはすべてドイツ語で行われ、<br />充分な予習をせず観劇したので売店で購入した<br />ドイツ語と英語の解説書を見ながら内容を理解しようと試みたが、<br />途中でやめた。<br />細かなところは理解できなかったが大筋は理解できた。<br />それにつけても<br />フルオーケストラをバックにした歌はすばらしかった。<br />劇場で買い求めたドイツ語・英語併記の解説書を見ながら<br />当時を思い起こしてミュージカル「エリザベート」の内容を<br />辿ってみる。<br />ミュージカルはプロローグ、第一部13幕、第二部14幕、<br />エピローグで構成されていた。<br />これらのシーンを何回かに分けて纏めてみたい。

    ・ミュージカル「エリザベート」
    ミュージカルはすべてドイツ語で行われ、
    充分な予習をせず観劇したので売店で購入した
    ドイツ語と英語の解説書を見ながら内容を理解しようと試みたが、
    途中でやめた。
    細かなところは理解できなかったが大筋は理解できた。
    それにつけても
    フルオーケストラをバックにした歌はすばらしかった。
    劇場で買い求めたドイツ語・英語併記の解説書を見ながら
    当時を思い起こしてミュージカル「エリザベート」の内容を
    辿ってみる。
    ミュージカルはプロローグ、第一部13幕、第二部14幕、
    エピローグで構成されていた。
    これらのシーンを何回かに分けて纏めてみたい。

  • プロローグ:死者と夢の夜の世界<br />エリザベート、オーストリア皇后、は1837年に生まれ、<br />1898年に刺殺された。<br />イタリアの無政府主義者、ルイージ・ルキーニによる<br />彼女への刺客はハプスブルグ(Habsburg)王朝の黄金時代の終焉を<br />象徴する重大な犯罪であった。<br />・死と夢の夜の世界:ルキーニ/裁判官のナレーション<br />・コーラス:死の世界ですべてが踊る、エリザベート<br />刺客行為が行われた100年後、<br />ルイージ・ルキーニは<br />エリザベート皇后殺害の容疑で裁判官から尋問を受けていた。<br />ルキーニは「俺は責任を果たしただけだ。<br />エリザベートは死にたがっていたのだ」と証言。<br />その証言を証明するために<br />ハプスブルク家時代の魂たちを呼び寄せる。

    プロローグ:死者と夢の夜の世界
    エリザベート、オーストリア皇后、は1837年に生まれ、
    1898年に刺殺された。
    イタリアの無政府主義者、ルイージ・ルキーニによる
    彼女への刺客はハプスブルグ(Habsburg)王朝の黄金時代の終焉を
    象徴する重大な犯罪であった。
    ・死と夢の夜の世界:ルキーニ/裁判官のナレーション
    ・コーラス:死の世界ですべてが踊る、エリザベート
    刺客行為が行われた100年後、
    ルイージ・ルキーニは
    エリザベート皇后殺害の容疑で裁判官から尋問を受けていた。
    ルキーニは「俺は責任を果たしただけだ。
    エリザベートは死にたがっていたのだ」と証言。
    その証言を証明するために
    ハプスブルク家時代の魂たちを呼び寄せる。

  • そこに突如として、<br />死に神トッドが現れる。<br />彼はエリザベートと恋仲であったと告白する。<br />ルキーニは「皇后と死に神との愛の物語」を語り始める。

    そこに突如として、
    死に神トッドが現れる。
    彼はエリザベートと恋仲であったと告白する。
    ルキーニは「皇后と死に神との愛の物語」を語り始める。

  • 第一幕:ポッセンホーフェン宮殿の広間<br />エリザベートの少女時代はポッセンホーフェン宮殿で過ごした。<br />エリザベートは王女としての宿命は背負っていたが、<br />15歳の彼女は退屈な王族のしきたりから逃れようと<br />父マキシミリアン公爵(通称マックス)と一緒に旅をし、<br />少女エリザベートはバイエルン王女として自由を満喫していた。<br />15才のエリザベートは、<br />旅をしたりして自由に生きている父親マックス公爵が大好き。<br />自分もそんな父親のようになりたい、と歌う。

    第一幕:ポッセンホーフェン宮殿の広間
    エリザベートの少女時代はポッセンホーフェン宮殿で過ごした。
    エリザベートは王女としての宿命は背負っていたが、
    15歳の彼女は退屈な王族のしきたりから逃れようと
    父マキシミリアン公爵(通称マックス)と一緒に旅をし、
    少女エリザベートはバイエルン王女として自由を満喫していた。
    15才のエリザベートは、
    旅をしたりして自由に生きている父親マックス公爵が大好き。
    自分もそんな父親のようになりたい、と歌う。

  • 第二幕:シュターヘムベルグ湖畔<br />社交の席でホスト役のエリザベートの母、ルドヴィカは<br />エリザベートの姉ヘレーネがオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと<br />婚約するだろうと発表する。<br />エリザベートの母、ルドヴィカは<br />「皆様にお会いし嬉しく思います」と歌う。<br />舞台裏には空中ブランコをするおてんば娘、<br />エリザベートの姿が見える。<br />そして突然、背景を突き破って、<br />ブランコに乗ったエリザベートが飛び出してくる。<br />そして彼女は舞台裏に墜落する。<br />舞台裏から、死に神、トートが気絶したエリザベートを<br />抱いて現れ、下手のベッドに寝かせる。 <br />この時が死に神トートとの最初の出会であった。

    第二幕:シュターヘムベルグ湖畔
    社交の席でホスト役のエリザベートの母、ルドヴィカは
    エリザベートの姉ヘレーネがオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと
    婚約するだろうと発表する。
    エリザベートの母、ルドヴィカは
    「皆様にお会いし嬉しく思います」と歌う。
    舞台裏には空中ブランコをするおてんば娘、
    エリザベートの姿が見える。
    そして突然、背景を突き破って、
    ブランコに乗ったエリザベートが飛び出してくる。
    そして彼女は舞台裏に墜落する。
    舞台裏から、死に神、トートが気絶したエリザベートを
    抱いて現れ、下手のベッドに寝かせる。 
    この時が死に神トートとの最初の出会であった。

  • 第三幕 ウィーン王宮の謁見の間<br />「彼は単なる情報伝達者」のコーラス。<br />ウィーン王宮の間でゾフィー大公妃の指示を受けながら<br />仕事をする若きフランツ・ヨーゼフ皇帝は国を統治する。

    第三幕 ウィーン王宮の謁見の間
    「彼は単なる情報伝達者」のコーラス。
    ウィーン王宮の間でゾフィー大公妃の指示を受けながら
    仕事をする若きフランツ・ヨーゼフ皇帝は国を統治する。

  • 第四幕バート・イシュル<br />「運命の赴くままに」<br />1853年8月。<br />フランツ・ヨーゼフがいとこのヘレーネと結婚することが<br />ソフィー大公妃の願いであった。<br />しかし、二人の婚約を祝う為に<br />バート・イシュル(Bad Ischl)で関係者が対面した時に、<br />フランツ・ヨーゼフはヘレーネの妹、<br />エリザベートに恋をしてしまった。<br />エリザベート 一行は回転木馬の木馬に引かれてやってくる。

    第四幕バート・イシュル
    「運命の赴くままに」
    1853年8月。
    フランツ・ヨーゼフがいとこのヘレーネと結婚することが
    ソフィー大公妃の願いであった。
    しかし、二人の婚約を祝う為に
    バート・イシュル(Bad Ischl)で関係者が対面した時に、
    フランツ・ヨーゼフはヘレーネの妹、
    エリザベートに恋をしてしまった。
    エリザベート 一行は回転木馬の木馬に引かれてやってくる。

  • 鹿の剥製が沢山飾られている。<br />狩猟の館、カイザー・ヴィラのイメージだ。<br /><br /><br />

    鹿の剥製が沢山飾られている。
    狩猟の館、カイザー・ヴィラのイメージだ。


  • 第五幕 天と地の間で<br />エリザベートとフランツ・ヨーゼフは<br />「難しいことは何も無い」と歌う。<br />この若い恋人たちが初めて二人だけになった。<br /><br />第六幕 アウグスティーナ教会(ウイーン)<br />「すべての質問は終わった<br />(もうどうにもならない)」ルキーニとコーラス隊の合唱。<br />結婚式。ルキーニはハプスブルグ家の崩壊の始まりを歌う。<br />死に神、トートがウエディング・ベルを鳴らす。<br />結婚式は1854年4月「夜の7時半」。<br />なぜこんな遅い時間になったかは不明。<br />アウグスティーナ教会:<br />14世紀に創設されたアウグスティン派の教会で、<br />王宮内にある。<br />17世紀にハプスブルク家の儀式が行われる宮廷教会となった。<br />アウグスティーナフランツ1世、ナポレオンと<br />マリールイーズ、フランツ・ヨーゼフ1世と<br />エリザベートの結婚式などが行われた。<br />ハプスブルグ家の皇帝は死亡すると、<br />遺体はカイザーグルフト、<br />内臓はシュテファン寺院のカタコンベ、<br />そして心臓はアウグスティーナ教会に収められた。<br />フランツ・ヨーゼフからは<br />この残酷な儀式は取りやめになった。

    第五幕 天と地の間で
    エリザベートとフランツ・ヨーゼフは
    「難しいことは何も無い」と歌う。
    この若い恋人たちが初めて二人だけになった。

    第六幕 アウグスティーナ教会(ウイーン)
    「すべての質問は終わった
    (もうどうにもならない)」ルキーニとコーラス隊の合唱。
    結婚式。ルキーニはハプスブルグ家の崩壊の始まりを歌う。
    死に神、トートがウエディング・ベルを鳴らす。
    結婚式は1854年4月「夜の7時半」。
    なぜこんな遅い時間になったかは不明。
    アウグスティーナ教会:
    14世紀に創設されたアウグスティン派の教会で、
    王宮内にある。
    17世紀にハプスブルク家の儀式が行われる宮廷教会となった。
    アウグスティーナフランツ1世、ナポレオンと
    マリールイーズ、フランツ・ヨーゼフ1世と
    エリザベートの結婚式などが行われた。
    ハプスブルグ家の皇帝は死亡すると、
    遺体はカイザーグルフト、
    内臓はシュテファン寺院のカタコンベ、
    そして心臓はアウグスティーナ教会に収められた。
    フランツ・ヨーゼフからは
    この残酷な儀式は取りやめになった。

  • エリザベートは姉のお見合い相手の<br />フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するが...。

    エリザベートは姉のお見合い相手の
    フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するが...。

  • 第7幕 シェーンブルン宮殿・舞踏の間<br />舞台には大きなオーケストリオン(自動オルガン)が、<br />幕に描かれている。 <br />ゾフィー皇太后とマックス(エリーザベトの父親)が、<br />オーケストリオンに開いた回転ドアから出入りして<br />「彼女はここには合わない」と歌う。

    第7幕 シェーンブルン宮殿・舞踏の間
    舞台には大きなオーケストリオン(自動オルガン)が、
    幕に描かれている。 
    ゾフィー皇太后とマックス(エリーザベトの父親)が、
    オーケストリオンに開いた回転ドアから出入りして
    「彼女はここには合わない」と歌う。

  • 大きなどよめきの中で、<br />結婚の終了を待っている貴族たちはうわさをする。<br />死に神、トッドが現れフランツ・ヨーゼフの恋敵になると。<br />舞踏会の真っ盛りで死に神とエリザベートは<br />「最後のダンス」を歌う。

    大きなどよめきの中で、
    結婚の終了を待っている貴族たちはうわさをする。
    死に神、トッドが現れフランツ・ヨーゼフの恋敵になると。
    舞踏会の真っ盛りで死に神とエリザベートは
    「最後のダンス」を歌う。

  • 第8幕 ラクセンブルク宮殿・エリザベートの居間<br />ウィーンの宮殿では若き皇妃の振る舞いに<br />社交界からそしりを受ける。<br />皇妃の侍女たちは彼女の振る舞いを直し、<br />王宮の枠に納めようとする。<br />ゾフィー皇太后が突然やって来る。<br />エリザベートは寝巻姿。

    第8幕 ラクセンブルク宮殿・エリザベートの居間
    ウィーンの宮殿では若き皇妃の振る舞いに
    社交界からそしりを受ける。
    皇妃の侍女たちは彼女の振る舞いを直し、
    王宮の枠に納めようとする。
    ゾフィー皇太后が突然やって来る。
    エリザベートは寝巻姿。

  • 皇太后はスペイン流宮廷作法を厳格に教育する。<br />あまりの厳しさにエリザベートは<br />夫、フランツ・ヨーゼフに助けを求めるが、<br />夫は支えになれない。<br />「皇妃としての勤め」とゾフィーと侍女たちは歌い、<br />エリザベートは「私だけのもの(誰にも束縛されない)」と歌う。

    皇太后はスペイン流宮廷作法を厳格に教育する。
    あまりの厳しさにエリザベートは
    夫、フランツ・ヨーゼフに助けを求めるが、
    夫は支えになれない。
    「皇妃としての勤め」とゾフィーと侍女たちは歌い、
    エリザベートは「私だけのもの(誰にも束縛されない)」と歌う。

  • ルケーニが写真を見せる趣向で、<br />フランツ・ヨーゼフとエリザベート夫妻に起こった出来事が、<br />いくつかの場面に分けて演じられる。<br />エリザベートは二人の娘を出産するが、<br />産まれた子供はゾフィー皇太后に取り上げられ、憎しみを抱く。<br />エリザベートはハンガリーへの旅に娘たちを<br />連れて行くことをフランツ・ヨーゼフに要求し、<br />旅の途中に長女のゾフィーは高熱を出してしまう。

    ルケーニが写真を見せる趣向で、
    フランツ・ヨーゼフとエリザベート夫妻に起こった出来事が、
    いくつかの場面に分けて演じられる。
    エリザベートは二人の娘を出産するが、
    産まれた子供はゾフィー皇太后に取り上げられ、憎しみを抱く。
    エリザベートはハンガリーへの旅に娘たちを
    連れて行くことをフランツ・ヨーゼフに要求し、
    旅の途中に長女のゾフィーは高熱を出してしまう。

  • そこに黒い馬車と共に死に神、トートが現れ、<br />「不吉な影は長く伸びる」と歌い、エリザベートを馬車に誘う。<br />馬車の中の黒い棺にはゾフィーの遺体があった。<br />エリザベートの悲痛な叫び声。ゾフィー2歳半の命であった。<br /><br />第10幕 ウィーンのコーヒーハウス<br />その後の何年かは嫌な出来事や災難が起きる。<br />ヨーゼフは戦争に出かけた。<br />その間、コーヒーハウスでは閑を持て余した市民達が<br />この世はどうなるのか世間話に花を咲かせている。<br />話題はエリザベートの娘ゾフィーの死、<br />そして一年後のルドルフの誕生、<br />クリミア戦争(1853年から1856年の間、<br />クリミア半島などを舞台として行われた戦争)、<br />ハンガリーの独立運動......。<br />ルケーニはウェイターとなって「陽気な黙示録」を歌う。

    そこに黒い馬車と共に死に神、トートが現れ、
    「不吉な影は長く伸びる」と歌い、エリザベートを馬車に誘う。
    馬車の中の黒い棺にはゾフィーの遺体があった。
    エリザベートの悲痛な叫び声。ゾフィー2歳半の命であった。

    第10幕 ウィーンのコーヒーハウス
    その後の何年かは嫌な出来事や災難が起きる。
    ヨーゼフは戦争に出かけた。
    その間、コーヒーハウスでは閑を持て余した市民達が
    この世はどうなるのか世間話に花を咲かせている。
    話題はエリザベートの娘ゾフィーの死、
    そして一年後のルドルフの誕生、
    クリミア戦争(1853年から1856年の間、
    クリミア半島などを舞台として行われた戦争)、
    ハンガリーの独立運動......。
    ルケーニはウェイターとなって「陽気な黙示録」を歌う。

  • 第11幕 エリザベートの寝室<br />「エリザベート、失望しないで」と死に神、トートと<br />エリザベートが歌う。<br />エリザベートは無力ではないと悟る。<br />エリザベートはフランツ・ヨーゼフ皇帝に<br />最後通行を出して立ち向かう。<br />彼女は子供たちの教育を取り戻すように要求する。<br />彼女は義理の母と強く対抗することを決心する。<br />エリザベートは誰にたいしても従属することを拒否する。<br />たとえ、死に神トートでも。<br /><br />第12幕 ウィーンのマルクト広場<br />「民衆にミルクの配給がない」と<br />ルケー二は民衆の怒りを煽る。<br />民衆は「エリザベートは美容の為に<br />ミルク入りの風呂に入っている」と糾弾し、<br />革命だと叫ぶ。<br />

    第11幕 エリザベートの寝室
    「エリザベート、失望しないで」と死に神、トートと
    エリザベートが歌う。
    エリザベートは無力ではないと悟る。
    エリザベートはフランツ・ヨーゼフ皇帝に
    最後通行を出して立ち向かう。
    彼女は子供たちの教育を取り戻すように要求する。
    彼女は義理の母と強く対抗することを決心する。
    エリザベートは誰にたいしても従属することを拒否する。
    たとえ、死に神トートでも。

    第12幕 ウィーンのマルクト広場
    「民衆にミルクの配給がない」と
    ルケー二は民衆の怒りを煽る。
    民衆は「エリザベートは美容の為に
    ミルク入りの風呂に入っている」と糾弾し、
    革命だと叫ぶ。

  • 第13幕 エリザベートの化粧室<br />「私達の皇妃は好きなように振舞う」と侍女たちが歌う。<br />舞台には大きな鏡が4つ立っている。侍女がミルクの缶を奥の部屋に運んでいる。エリザベートはミルク風呂に入り、コニャック・卵入りのシャンプー、ヒレ肉から取った肉汁を飲み、顔のパックは子牛の肉などなど贅の限りを尽くす。<br />そこにヨーゼフが登場し、鏡にエリザベートガ現れる<br />エリザベートとフランツ・ヨーゼフは「私は私のもの」と歌う。ヨーゼフは彼女を愛し、彼女の最後通告を受ける。

    第13幕 エリザベートの化粧室
    「私達の皇妃は好きなように振舞う」と侍女たちが歌う。
    舞台には大きな鏡が4つ立っている。侍女がミルクの缶を奥の部屋に運んでいる。エリザベートはミルク風呂に入り、コニャック・卵入りのシャンプー、ヒレ肉から取った肉汁を飲み、顔のパックは子牛の肉などなど贅の限りを尽くす。
    そこにヨーゼフが登場し、鏡にエリザベートガ現れる
    エリザベートとフランツ・ヨーゼフは「私は私のもの」と歌う。ヨーゼフは彼女を愛し、彼女の最後通告を受ける。

  • 第二部<br />第一幕 ブダの大聖堂の前<br />kitschアウグスティーナに迎合した作品、<br />薄っぺらなもの?の意?)とルケーニは歌う。<br />エリザベートはハンガリーとの間に入り<br />オーストリア皇帝との調停をする大業績をなした。<br />多くの市民の歓喜に反して、<br />ハンガリーの独立運動を支持したエリザベートは<br />ハプスブルグ帝国の崩壊を確かなものにしてしまった。<br />1867年、ブダの大聖堂におけるハンガリー皇帝としての<br />フランツ・ヨーゼフ夫妻の戴冠式が行われ、<br />死神トートも馬車で駆けつける。<br />舞台にはこちら向きに、<br />王宮近くのマーチャーシュ教会で行われた戴冠式から<br />出てくる皇帝夫妻を大勢の市民が待ち受ける。

    第二部
    第一幕 ブダの大聖堂の前
    kitschアウグスティーナに迎合した作品、
    薄っぺらなもの?の意?)とルケーニは歌う。
    エリザベートはハンガリーとの間に入り
    オーストリア皇帝との調停をする大業績をなした。
    多くの市民の歓喜に反して、
    ハンガリーの独立運動を支持したエリザベートは
    ハプスブルグ帝国の崩壊を確かなものにしてしまった。
    1867年、ブダの大聖堂におけるハンガリー皇帝としての
    フランツ・ヨーゼフ夫妻の戴冠式が行われ、
    死神トートも馬車で駆けつける。
    舞台にはこちら向きに、
    王宮近くのマーチャーシュ教会で行われた戴冠式から
    出てくる皇帝夫妻を大勢の市民が待ち受ける。

  • ルケーニは売り子スタイルで<br />「戴冠式の記念品」を売り歩く。<br /><br /><br />

    ルケーニは売り子スタイルで
    「戴冠式の記念品」を売り歩く。


  • 第二幕 王宮の寝室<br />王宮の寝室のはずが、舞台には巨大な馬車が、<br />壊れて横たわっている。<br />「ママ、どこにいるの?」と少年ルドルフが歌う。<br />エリザベートはますます自己中心的な生活を送るようになる。<br />その上、エリザベートは彼女の最も感受性が<br />強い息子のルドルフをも無視するようになる。<br />死に神トートは少年ルドルフに対して<br />友達になろうと持ちかける。

    第二幕 王宮の寝室
    王宮の寝室のはずが、舞台には巨大な馬車が、
    壊れて横たわっている。
    「ママ、どこにいるの?」と少年ルドルフが歌う。
    エリザベートはますます自己中心的な生活を送るようになる。
    その上、エリザベートは彼女の最も感受性が
    強い息子のルドルフをも無視するようになる。
    死に神トートは少年ルドルフに対して
    友達になろうと持ちかける。

  • 第三幕 ウィーン近郊の精神病院<br />エリザベート皇妃として、<br />ウィーン近郊の精神病院を訪れ驚かされる。<br />そこには、自分のことをエリザベート皇妃と思いこんでいる患者、<br />ヴィンディッシュ嬢がいた。<br />私は今までの生活で何を得たのでしょうか?<br />「何も、全く何もない!とエリザベートと<br />ヴィンディッシュ嬢が歌う。

    第三幕 ウィーン近郊の精神病院
    エリザベート皇妃として、
    ウィーン近郊の精神病院を訪れ驚かされる。
    そこには、自分のことをエリザベート皇妃と思いこんでいる患者、
    ヴィンディッシュ嬢がいた。
    私は今までの生活で何を得たのでしょうか?
    「何も、全く何もない!とエリザベートと
    ヴィンディッシュ嬢が歌う。

  • 第四幕 ゾフィー皇太后のサロン<br />エリザベートの義理に母であるゾフィー皇太后と<br />家臣、カマリラはエリザベートの影響力をいかにして剥奪し、<br />ヨーゼフ皇帝との仲を如何にして壊すかと相談する。<br />ゾフィーとカマリラは「彼女か我々か」と歌う。<br />舞台はゾフィーと家臣たちが腰に<br />大きな木馬を付けて現れる 。

    第四幕 ゾフィー皇太后のサロン
    エリザベートの義理に母であるゾフィー皇太后と
    家臣、カマリラはエリザベートの影響力をいかにして剥奪し、
    ヨーゼフ皇帝との仲を如何にして壊すかと相談する。
    ゾフィーとカマリラは「彼女か我々か」と歌う。
    舞台はゾフィーと家臣たちが腰に
    大きな木馬を付けて現れる 。

  • 第五幕 ウィーン市内・ヴォルフ夫人の娼婦館<br />ヨーゼフ皇帝に浮気をさせようと一計を案じた。<br />娼婦館の女主人、ヴォルフ夫人とルキーニが<br />「何も気取ることは無い」と歌う。

    第五幕 ウィーン市内・ヴォルフ夫人の娼婦館
    ヨーゼフ皇帝に浮気をさせようと一計を案じた。
    娼婦館の女主人、ヴォルフ夫人とルキーニが
    「何も気取ることは無い」と歌う。

  • そして、ヨーゼフのために<br />一人の娼婦(マドレーヌ)が選ばれた。

    そして、ヨーゼフのために
    一人の娼婦(マドレーヌ)が選ばれた。

  • 第六幕 シェーンブルン宮殿・エリザベートの体育室<br />体育室で倒れたエリザベートを女官が見つける。<br />王室の侍医,ゼーブルガー医師がやって来る。<br />そして、彼はエリザベートに<br />彼女の病気はある種の病(性病)である事を告げる。<br />選ばれた娼婦、マドレーヌは性病患者でヨーゼフは感染し、<br />エリザベートに病気をうつしてしまった。<br />エリザベートは大きなショックを受ける。<br />そして、ゼーブルガー医師は死に神トートであることを知る。<br />トートは「これが最後のチャンス」と歌い、<br />エリザベートを誘う。<br />エリザベートはトートの誘いを再び拒否する。<br />彼女はこの不幸をすべての責務から開放され、<br />自由になれる機会だと考えた。<br /><br />第二部<br />第七幕 安らぎの無い日々<br />「エリザベートに安らぎの無い日々」と<br />ルキーニとヨーゼフが歌う。<br />エリザベートは付き人とともにヨーロッパ各地を旅行し、<br />ウイーンには殆ど戻らなかった。<br />夫、ヨーゼフはエリザベートへの恋しさと罪悪感に悩まされ、<br />当ても無くエリザベートを待ち続けた。<br />「鏡!」、「鏡!」とルキーニは歌う。<br />ルキーニはエリザベートは年を取ることからも<br />逃避をしていると気づく。

    第六幕 シェーンブルン宮殿・エリザベートの体育室
    体育室で倒れたエリザベートを女官が見つける。
    王室の侍医,ゼーブルガー医師がやって来る。
    そして、彼はエリザベートに
    彼女の病気はある種の病(性病)である事を告げる。
    選ばれた娼婦、マドレーヌは性病患者でヨーゼフは感染し、
    エリザベートに病気をうつしてしまった。
    エリザベートは大きなショックを受ける。
    そして、ゼーブルガー医師は死に神トートであることを知る。
    トートは「これが最後のチャンス」と歌い、
    エリザベートを誘う。
    エリザベートはトートの誘いを再び拒否する。
    彼女はこの不幸をすべての責務から開放され、
    自由になれる機会だと考えた。

    第二部
    第七幕 安らぎの無い日々
    「エリザベートに安らぎの無い日々」と
    ルキーニとヨーゼフが歌う。
    エリザベートは付き人とともにヨーロッパ各地を旅行し、
    ウイーンには殆ど戻らなかった。
    夫、ヨーゼフはエリザベートへの恋しさと罪悪感に悩まされ、
    当ても無くエリザベートを待ち続けた。
    「鏡!」、「鏡!」とルキーニは歌う。
    ルキーニはエリザベートは年を取ることからも
    逃避をしていると気づく。

  • 第八幕 トートの馬車の上で<br />舞台には再度巨大な馬車が、壊れて横たわっている。<br />この霊柩馬車で、<br />ルドルフ、エリザベート、フランツ・ヨーゼフは、<br />カプツィーナー教会まで運ばれている。

    第八幕 トートの馬車の上で
    舞台には再度巨大な馬車が、壊れて横たわっている。
    この霊柩馬車で、
    ルドルフ、エリザベート、フランツ・ヨーゼフは、
    カプツィーナー教会まで運ばれている。

  • 「影は長くなる」とルドルフと死神が歌う。<br />死神はルドルフに寄り添い、<br />父、ヨーゼフの対抗するように説得する。<br />危険な道を歩ませる...<br />場面は1888年の秋。<br />翌年、ルドルフがマイヤーリンクで自殺(30才)した。

    「影は長くなる」とルドルフと死神が歌う。
    死神はルドルフに寄り添い、
    父、ヨーゼフの対抗するように説得する。
    危険な道を歩ませる...
    場面は1888年の秋。
    翌年、ルドルフがマイヤーリンクで自殺(30才)した。

  • 第九幕 <br />コルフ島の別荘の<br />ロッジア(イタリア建築特有の階上の柱廊状の部屋)<br />心霊術によって、エリザベートは故人への接触を試みる。<br />エリザベートの父、マキシミリアンが現れる。<br />「あなたみたいに」とエリザベートと父、マキシミリアンが歌う。<br />父の自由奔放な生き方にあこがれたエリザベートであったが、<br />エリザベートは決して自由にはなれないことを黙示される。<br />エリザベートは父、マキシミリアンの死をコルフ島で聞いた。<br /><br />第十幕 ウィーンのオペルン・リンク<br />ルキーニとフルコーラスで「Hate!,憎しみ!」が歌われる。<br />ユダヤ人排斥主義者、シェーネラーを<br />信奉するドイツ人集団によって起こされた<br />新しい時代の幕開けである。<br />リングを行進するデモ隊からは好戦的な国粋主義の声が<br />もう既に叫ばれていた。<br /><br />歴史的背景:<br />ウイーン会議によりしばし保たれていた<br />ヨーロッパの保守体制も1848年のフランス2月革命により<br />大きく揺さぶられる。<br />ハプスブルグ帝国の最後の皇帝になった<br />フランツ・ヨーゼフは革命と反動の波にもまれ、<br />帝国の存亡を賭け孤軍奮闘した。<br />ヨーゼフの死後<br />第一次大戦の終結とともに<br />ハプスブルグ帝国は650年の歴史を閉じた。<br /> <br />第十一幕 ヘルメスヴィラにて<br />だまされ、絶望したルドルフは<br />母、エリザベートに会いに来る。<br />そして、ルドルフは母にヨーゼフ皇帝にとりなしを懇願する。<br />しかし、エリザベートはルドルフの頼みを拒否する。<br />エリザベートは再び執り成し役になる事は無かった。<br />絶望するルドルフ。<br /><br />第十二幕 マイヤーリンク<br />死神はルドルフをマイヤーリングで待っていた。<br />ルドルフの自殺はエリザベートがすべてを自分を中心におく<br />エリザベートの利己主義によるものであった。<br />反面、エリザベート自身も死への願望が強くなってくる。<br />しかし、死神はエリザベートの望みを拒否する。<br /><br />マイヤーリンクはウィーンの森にある。<br />今でも多くの観光客が訪れる。<br />ルドルフがマリー・ヴェツェラと心中したのは、<br />1889年だった。<br />ルドルフの遺体は深夜に王宮に運ばれ、<br />エリザベートは翌日ルドルフの遺体に対面した。<br />そして、ルドルフの葬儀にエリザベートは参列しなかった。<br />彼女は一人<br />カプツィーナー教会のカイザーグルフト(王室墓所)を訪れ、<br />ルドルフを呼ぶ泣き声がいつまでも聞こえたという。

    第九幕
    コルフ島の別荘の
    ロッジア(イタリア建築特有の階上の柱廊状の部屋)
    心霊術によって、エリザベートは故人への接触を試みる。
    エリザベートの父、マキシミリアンが現れる。
    「あなたみたいに」とエリザベートと父、マキシミリアンが歌う。
    父の自由奔放な生き方にあこがれたエリザベートであったが、
    エリザベートは決して自由にはなれないことを黙示される。
    エリザベートは父、マキシミリアンの死をコルフ島で聞いた。

    第十幕 ウィーンのオペルン・リンク
    ルキーニとフルコーラスで「Hate!,憎しみ!」が歌われる。
    ユダヤ人排斥主義者、シェーネラーを
    信奉するドイツ人集団によって起こされた
    新しい時代の幕開けである。
    リングを行進するデモ隊からは好戦的な国粋主義の声が
    もう既に叫ばれていた。

    歴史的背景:
    ウイーン会議によりしばし保たれていた
    ヨーロッパの保守体制も1848年のフランス2月革命により
    大きく揺さぶられる。
    ハプスブルグ帝国の最後の皇帝になった
    フランツ・ヨーゼフは革命と反動の波にもまれ、
    帝国の存亡を賭け孤軍奮闘した。
    ヨーゼフの死後
    第一次大戦の終結とともに
    ハプスブルグ帝国は650年の歴史を閉じた。
     
    第十一幕 ヘルメスヴィラにて
    だまされ、絶望したルドルフは
    母、エリザベートに会いに来る。
    そして、ルドルフは母にヨーゼフ皇帝にとりなしを懇願する。
    しかし、エリザベートはルドルフの頼みを拒否する。
    エリザベートは再び執り成し役になる事は無かった。
    絶望するルドルフ。

    第十二幕 マイヤーリンク
    死神はルドルフをマイヤーリングで待っていた。
    ルドルフの自殺はエリザベートがすべてを自分を中心におく
    エリザベートの利己主義によるものであった。
    反面、エリザベート自身も死への願望が強くなってくる。
    しかし、死神はエリザベートの望みを拒否する。

    マイヤーリンクはウィーンの森にある。
    今でも多くの観光客が訪れる。
    ルドルフがマリー・ヴェツェラと心中したのは、
    1889年だった。
    ルドルフの遺体は深夜に王宮に運ばれ、
    エリザベートは翌日ルドルフの遺体に対面した。
    そして、ルドルフの葬儀にエリザベートは参列しなかった。
    彼女は一人
    カプツィーナー教会のカイザーグルフト(王室墓所)を訪れ、
    ルドルフを呼ぶ泣き声がいつまでも聞こえたという。

  • ルドルフの死後、<br />この館はエリザベートによりカルメル派修道院に<br />建て替えられた。<br />「マイヤーリングワルツ」のオーケストラによる演奏。<br />そして、エリザベートは死者のミサで歌われる<br />「葬送歌」を歌う。<br /><br />第十三幕 マルタン岬のテラス<br />フランツ・ヨーゼフは<br />エリザベートの安らぎの無い旅を続ける生活を止める様に<br />再度説得する。<br />しかし、二人の愛は傷つき癒せることは出来ないと<br />認めることになってしまう。<br />フランツ・ヨーゼフとエリザベートは<br />「私たちは夜に漂う2つのボートのよう」を歌う。

    ルドルフの死後、
    この館はエリザベートによりカルメル派修道院に
    建て替えられた。
    「マイヤーリングワルツ」のオーケストラによる演奏。
    そして、エリザベートは死者のミサで歌われる
    「葬送歌」を歌う。

    第十三幕 マルタン岬のテラス
    フランツ・ヨーゼフは
    エリザベートの安らぎの無い旅を続ける生活を止める様に
    再度説得する。
    しかし、二人の愛は傷つき癒せることは出来ないと
    認めることになってしまう。
    フランツ・ヨーゼフとエリザベートは
    「私たちは夜に漂う2つのボートのよう」を歌う。

  • この曲は婚約時代のエリザベートとフランツ・ヨーゼフによって<br />歌われたラブソングと一緒。<br />当時、愛し合い、寄り添う若い二人の婚約者によって歌われた曲。<br />なのに、今の皇帝夫妻は完全なすれ違い。<br /><br />

    この曲は婚約時代のエリザベートとフランツ・ヨーゼフによって
    歌われたラブソングと一緒。
    当時、愛し合い、寄り添う若い二人の婚約者によって歌われた曲。
    なのに、今の皇帝夫妻は完全なすれ違い。

  • 第十四幕 沈みゆく世界のデッキ<br />「すべての質問は終わった」をフランツ・ヨーゼフ、<br />死に神トート、ルキーニが歌う。<br />この歌は周囲の反対を押し切って結婚した<br />ヨーゼフとエリザベートの結婚の時に同じ歌が歌われた。<br />「今更、何も云うことはない」の意味であろう。<br />ヨーゼフの夢枕に現れる悪夢の中に、<br />ハプスブルグ家の崩壊があった。<br />ヨーゼフは勝ち目の無いライバル、<br />死に神に敢然と立ち向かう。<br />帝国崩壊の幻影に脅かされる。<br />そしてまた、ヨーゼフはエリザベートを救おうと試みるが<br />死神の方が早かった。<br />死に神、トートは三角形のヤスリをシャツから取り出し、<br />スロープの上からルケーニに投げ渡した。<br />登場人物ほぼ全員を載せた舞台全体が持ち上がり回転する。<br />真ん中から折れ曲がり、登場人物がすべり落ちる。

    第十四幕 沈みゆく世界のデッキ
    「すべての質問は終わった」をフランツ・ヨーゼフ、
    死に神トート、ルキーニが歌う。
    この歌は周囲の反対を押し切って結婚した
    ヨーゼフとエリザベートの結婚の時に同じ歌が歌われた。
    「今更、何も云うことはない」の意味であろう。
    ヨーゼフの夢枕に現れる悪夢の中に、
    ハプスブルグ家の崩壊があった。
    ヨーゼフは勝ち目の無いライバル、
    死に神に敢然と立ち向かう。
    帝国崩壊の幻影に脅かされる。
    そしてまた、ヨーゼフはエリザベートを救おうと試みるが
    死神の方が早かった。
    死に神、トートは三角形のヤスリをシャツから取り出し、
    スロープの上からルケーニに投げ渡した。
    登場人物ほぼ全員を載せた舞台全体が持ち上がり回転する。
    真ん中から折れ曲がり、登場人物がすべり落ちる。

  • 登場人物ほぼ全員を載せた舞台全体が持ち上がり回転する。<br /> 真ん中から折れ曲がり、登場人物がすべり落ちる。<br />ルケーニはエリザベートゆかりの人々の不幸な死を<br />次々と告げる。<br />・1867年:<br />フランツ・ヨーゼフの弟、<br />メキシコ皇帝マキシミリアンが銃殺される。<br />マキシミリアンの妻、シャルロッテ皇后は<br />夫の処刑前後に発狂。<br />・1886年:<br />バイエルン王国のルートヴィヒ二世が<br />シュタルンベルク湖で謎の溺死。<br />・1889年:<br />エリザベートの息子、ルドルフの自殺<br />・1897年:<br />ルートヴィヒ2世と婚約し、その後婚約破棄され、<br />アランソン公爵と結婚したエリザベートの妹の<br />アランソン公爵夫人ゾフィーがパリのバザーで<br />火事に遭い死亡。<br />時代の大きな変化の波にもまれ、<br />運命の定めにもてあそばされた数々の不幸が続いた。<br />1898年9月エリザベートは<br />友人の招きで、レマン湖畔プルニーを訪れ、<br />翌日、蒸気船ジュネーブ号でテリテに帰るため<br />船着き場にやって来た。<br />そして、レマン湖畔でイタリア人テロリスト、<br />ルイジ・ルケーニに刺され死亡。享年61歳。<br /><br />ルケーニ(25歳)はパリ生まれのイタリア人アナーキスト。<br />ローザンヌの郵便局で働いていた。<br />動機は「誰でもいいから高位高官を狙っていた」であった。<br />ルケーニは裁判で終身禁固を言い渡されたが、<br />1910年独房で首を吊った。

    登場人物ほぼ全員を載せた舞台全体が持ち上がり回転する。
    真ん中から折れ曲がり、登場人物がすべり落ちる。
    ルケーニはエリザベートゆかりの人々の不幸な死を
    次々と告げる。
    ・1867年:
    フランツ・ヨーゼフの弟、
    メキシコ皇帝マキシミリアンが銃殺される。
    マキシミリアンの妻、シャルロッテ皇后は
    夫の処刑前後に発狂。
    ・1886年:
    バイエルン王国のルートヴィヒ二世が
    シュタルンベルク湖で謎の溺死。
    ・1889年:
    エリザベートの息子、ルドルフの自殺
    ・1897年:
    ルートヴィヒ2世と婚約し、その後婚約破棄され、
    アランソン公爵と結婚したエリザベートの妹の
    アランソン公爵夫人ゾフィーがパリのバザーで
    火事に遭い死亡。
    時代の大きな変化の波にもまれ、
    運命の定めにもてあそばされた数々の不幸が続いた。
    1898年9月エリザベートは
    友人の招きで、レマン湖畔プルニーを訪れ、
    翌日、蒸気船ジュネーブ号でテリテに帰るため
    船着き場にやって来た。
    そして、レマン湖畔でイタリア人テロリスト、
    ルイジ・ルケーニに刺され死亡。享年61歳。

    ルケーニ(25歳)はパリ生まれのイタリア人アナーキスト。
    ローザンヌの郵便局で働いていた。
    動機は「誰でもいいから高位高官を狙っていた」であった。
    ルケーニは裁判で終身禁固を言い渡されたが、
    1910年独房で首を吊った。

  • エピローグ <br />ジュネーブ・レマン湖畔の散歩道<br />ルケーニは通りかかったエリザベートを目指して<br />スロープの上から駆け下り、彼女を刺す。 <br />舞台ではプロローグのように、裁判官の声が聞こえる。<br />尋問が進む。<br />ルキーニはエリザベートの命を奪った動機や経過を供述する。<br />レマン湖畔で死神、トートの熱い抱擁の中で<br />エリザベートの苦悩と思慕の葛藤が終った。<br />そして、トートの濃厚なキスで、<br />エリーザベトは崩れ落ち、息絶える。<br /><br />見応えのあるミュージカルだった。<br /><br />完

    エピローグ 
    ジュネーブ・レマン湖畔の散歩道
    ルケーニは通りかかったエリザベートを目指して
    スロープの上から駆け下り、彼女を刺す。
    舞台ではプロローグのように、裁判官の声が聞こえる。
    尋問が進む。
    ルキーニはエリザベートの命を奪った動機や経過を供述する。
    レマン湖畔で死神、トートの熱い抱擁の中で
    エリザベートの苦悩と思慕の葛藤が終った。
    そして、トートの濃厚なキスで、
    エリーザベトは崩れ落ち、息絶える。

    見応えのあるミュージカルだった。

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