リスボン<br />シントラ<br />エスピシェル岬<br />コスタ・ノヴァ<br /><br />ヨーロッパで２月にあまり寒くないところ、で行き先を決めたポルトガルの旅行記です。<br /><br />ヤマザキマリさんがNHKの番組でポルトガルを訪問していたと直前で知り、テンションが上がりました。<br /><br />街歩きが旅行の楽しみなので、がっつり予定は詰め込まず、気の向くまま行きたいなと思ったところへ行ってきました。

Feb2025 ポルトガル自由に１人旅（３）

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2025/02/12 - 2025/02/19

100位(同エリア202件中)

エリア

エボラ(ポルトガル)

ホテルとなりのカフェでエスプレッソ。
カウンターで立ち飲み。

さて、出かけよう。
今日はまずトラムに乗ろう。
ツーリスト、みんなちゃんと並んで乗車待ちます。

トラムの警告のベルが、なんともかわいい音。
車両のイメージのまま。
ここで朝ごはん、というかブランチを食べることにします。

Seventh Brunch Chiado

カウンターは空いていたのですぐ入れるかと思ったら、そこは予約席だからということで。
入口で少し待ちましたが、予約するほどではありません。

今日はしっかり着てきたので、◯。
エッグベネディクト。
バケットの上に乗っていて、ボリュームたっぷり。
€15

地元の人より観光客の方が多いかんじでした、この時は。

食べながら、これからどこに行こうか考えて、行くか行かないかグダグダ迷っていたエボォラ大聖堂へ、やっぱり行くことしました。

で、emioでエボォラ行きのバスを予約。
次の出発は１時とな。
急ごう。

セテリオス駅へ向かいます。

セテリオス駅からは迷わずバスターミナルへ。
rede expressosでエボォラまで1時間45分。

なにせ直前の予約なので、片道€10.85。
仕方ない。

決済済みでモバイルチケットだから、乗り場前でバスの到着を待ちます。
これこそ大型バス。

コンセントもWi-Fiもあります。

定刻通り出発。

ドライバー、自分のお気に入りと思われる音楽をオン。

エボォラまでは平坦な道で、ふかふかシートで快適でした。
エボォラバスターミナルに着いて、同じ場所から出てるローカルバスのAZUL　LINEだったかな、青いバスに乗って大聖堂最寄りのバス停まで。

料金は乗る時に運転手に払いました。

どのバスにどこから乗るか
とにかくGoogle maps様のおかげ。

バス停から石畳の道を歩き、エボォラ大聖堂の正門にたどり着きました。

440年前に天正遣欧少年使節団がここに来たかと思うと、どんだけすごいことか。
感動しかありません。
正門入って右側の受付で€5を支払いました。
現金オンリーです。

ロヨラ様とザビエル様。
螺旋階段をのぼり、屋上に出ました。
エボォラ市街。
エボォラ市街。
庭にはみかんの木。
芸術的な大聖堂。
そう、これを見るためにやってきました。

教会内のどこにあるか見つけられず、係員に聞くと指を差しあそこ、と。

見上げた先に、ありました。

遣欧少年使節団が弾いたパイプオルガン。

下から見上げるとどこに鍵盤があるのか、どうやって椅子に座るのか、わかりませんでした。
後日ヤマザキマリさんのNHK番組で判明笑。

日本人や日本企業の支援で修復し、現在も現役。

日本から離れた場所にある、こういう文化財に資産を投じる人たちの存在はいちいち語られない。
もっと公表されていい。
歴史を感じる厳かな大聖堂内。
この空気感を感じられて良かった。
向き合えた喜びを感じます。

夕方のこの時間は観光客はチラホラで、静かに見学できました。
バス停へ戻ります。

来た道とは別のお店がたくさんある通りを抜けて行きました。
バスの時間まで近くのこのお店へ。

NATA Lisboa - Évora Giraldo - Pastel de Nata

その名の通りナタを、takeaway。
€1.4

街中にゴミ箱があって助かる。
乗車前に、食べ終わったゴミをポイ。
リスボンへの帰りは、flix busだと、なんと€4.48。
逆に不安にもなりましたが、行き帰り違うバス会社っていうのもおもしろい。

エボォラバスターミナルまで戻ってきて、flix乗り場を探しましたが、あるのは道路沿いにこの看板だけで、頼みのGoogle mapsはだいたいのところにアイコン。

LCCはターミナル外に追いやられたんだ、と勝手な解釈をして、寒さしのぎにターミナル内で待つことに。

定刻近くになるとバス停近くに乗客が集まりはじめて、一安心。

そして新し目のグリーンの車両が到着し、モバイルチケットを見せて乗車。
指定席。

ちゃんとコンセントとWi-Fiとリクライニングシートがありました。

レガシーキャリアとの違いは、バスの大きさとシートのクッションと広さ、くらいです。
18時にリスボンへ戻れました。
ちょうど大西洋にオレンジ色の夕日が沈んでいくタイミングで、車窓からしばらく眺めていました。

現地滞在2時間でしたが、大聖堂を見学できいい思い出になりました。

そして帰りの機内では、ダウンロードした原田マハさんの風神雷神を読んで、ひたったりして。