2024/10/20 - 2024/10/21
66位(同エリア240件中)
かっちんさん
岩手県北上市の「夏油温泉(げとうおんせん)」にある秘湯の宿「元湯夏油」を訪れます。
「げとう」の名前は、アイヌ語の「グット・オ」(崖のあるところ)からきており、冬は豪雪のため利用できなくなるところから、「夏湯(げとう)」と言われ、お湯が夏の日差しでユラユラと油のように見えたので、後に「湯」が「油」になったと伝えられています。
アクセスはJR北上駅から2015年まで岩手県交通の路線バスが運行されていましたが、現在は宿の送迎車が運行され50分ほど。
夏油温泉は7つのお湯があり泉質と効能が異なります。
特に5つの露天風呂は、それぞれの場所から自然に温泉が湧き出る足元自噴泉(湧出泉)です。
宿泊施設は旅館部と自炊部に分かれ、それぞれの建物が通りの両側に佇んでいます。
全室トイレ・バス無し、食事は大広間、携帯電話も圏外となる、昭和40年代の面影が残されています。
訪れる人は露天風呂が目的であり、秋の紅葉も楽しめます。
また、2011年10月22日に夫婦で訪れた時の夏油温泉は紅葉真っ盛り。
蛇の湯の滝、洞窟蒸風呂、天狗の岩、見印の杉も訪れたので、その思い出を紹介します。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・元湯夏油のHP
・秘境の宿「夏油温泉」
・かえるHOME「屋根の形状について」
・ウィキペディア「夏油温泉」「鬼剣舞」「栗駒国定公園」「国民宿舎」「夏油温泉の石灰華」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「夏油温泉」の位置
JR北上駅の南西に位置し、駒ヶ岳、経塚山をはじめとする海抜1,000mを越す山々に囲まれた夏油川上流にある温泉地です。 -
東北新幹線「JR北上駅」
駅前には北上市周辺に伝わる伝統芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」のモニュメントがあります。 -
「夏油温泉スキー場ゆきバスのりば」(JR北上駅東口前)
冬期に運行される夏油温泉スキー場と結ぶバスがあります。 -
「元湯夏油の送迎バス」(JR北上駅東口前)
夏油温泉と結ぶ路線バスは廃止されたので、現在は宿の送迎バス(13:45発)を利用します。
送迎付き宿泊プランを利用すると宿泊料金に1,100円加算されます。
乗車時間は50分ほど。
JR北上駅を出発すると途中から「夏油温泉いで湯ライン」(県道122号)に入ります。 -
「赤いランドセルの小学生」いる交差点(車窓)
北上市和賀町岩崎付近で左に曲がり、夏油川沿いに上流へ向かいます。 -
今も残る「ギャンブレル屋根」の民家(車窓)
屋根の頂点から外側に向かって勾配が二段階で急になっており、切妻屋根を五角形にしたような形状の屋根。
二段階の傾斜があり、屋根に積もる雪を滑らせて落とします。 -
「夏油温泉スキー場」(車窓)
ゲレンデが見えます。 -
「夏油大橋」(車窓)
夏油川に建設された入畑ダムがあります。
ダム湖の先に鞍掛森山が見えます。 -
「オカラ森橋」(車窓)
この辺りは紅葉が始まっています。 -
「山の紅葉」(車窓)
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「夏油温泉」に到着
「栗駒国定公園」は奥羽山脈のほぼ中央に位置し、栗駒山を中心とした「栗駒地域」と焼石岳を中心とした「焼石団地」の2地域で構成されています。
夏油温泉は「焼石団地」のエリア。 -
秘湯の宿「元湯夏油」
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「温泉めぐりの地図」
宿は七つの宿泊建物と、その周りに七つの温泉があります。 -
「元湯夏油七つのお湯めぐり」
「目の湯」は雪害のため入浴禁止です。 -
秘湯の宿スタンプ「秘境の夏油温泉」
「日本秘湯を守る会」の会員(無料)になり、宿泊時にスタンプをもらうとスタンプ10個で1泊無料でご招待の特典があります。
スタンプは、平家の落人の末裔であるマタギの高橋四郎左エ門が、傷ついた白猿を追ったところ、露天風呂「大湯」で癒している姿を見て夏油温泉を発見した「白猿発見伝説」が描かれています。 -
「嶽館の部屋」
すでに布団が敷いてあり、部屋にトイレ、テレビなどありません。
テレビは娯楽室にあります。 -
昭和の面影「宿泊施設の通り」
独立した宿泊施設(建物)が並んでいます。 -
左側に「夏油館」
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「自炊部 夏油館」
長期間湯治する場合、昔ながらの自炊部が利用できます。 -
右側に「経塚館」
こちらも自炊部です。 -
「女性専用時間帯」案内
「大湯」と「疝気の湯」は混浴ですが、女性専用時間帯があります。 -
「大湯」へ向かう階段
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イチオシ
夏油川の渓谷沿いにある「大湯」
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露天風呂「大湯」
案内では激熱ですが、10月なので湯船に入れます。 -
次は「疝気の湯(せんきのゆ)」
こじんまりした露天風呂。
下腹部の痛みに効くお湯です。 -
青空が映る「疝気の湯」
少しぬるめですが、川のせせらぎを聞きながらひとり占めできます。 -
「真湯(しんゆ)」はこちらから
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目の前に紅葉(真湯に下りる階段から)
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蛇行する夏油川(真湯の近く)
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紅葉の中にある「真湯」
ちょうどいい泉温の露天風呂です。 -
秋の花「ツリフネソウ」(真湯の近く)
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「18:00から夕食」
夕食会場は大広間。
ご飯と味噌汁は自分でよそいます。 -
「夕食」
岩魚の塩焼き、山菜の天ぷら、キノコなど。
山の幸を美味しくいただきました。 -
「牛肉の陶板焼き」(夕食)
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「7:30から朝食」
ほどよい量の朝食です。
この後、朝散歩に出かけます。 -
旅館部の「駒形館」(朝散歩)
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イチオシ
朝日に輝く「ススキ」(朝散歩)
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「イタヤカエデの黄葉」(朝散歩)
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「夏油温泉の紅葉」(朝散歩)
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「夏油山荘」(朝散歩)
昭和45年(1970)に「国民宿舎 夏油山荘」として開業し、平成25年(2013)に休業。
立派な建物ですが・・・ -
「夏油川と紅葉」(朝散歩)
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「秘湯の宿スタンプ」(2011年の思い出)
ここから13年前の平成23年10月22日(2011)に夫婦で訪れた時の夏油温泉を紹介します。
秘湯のスタンプの絵柄は、現在も変わらず猿が眺めています。 -
「夏油温泉バス停」(2011年の思い出)
2011年当時はバスの運行が1日2本ありました。
岩手県交通「夏油温泉線」は2015年11月30日に廃止となりました。 -
「紅葉の元湯夏油」(2011年の思い出)
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イチオシ
紅葉に囲まれる「夏油温泉 大湯」(2011年の思い出)
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落ち葉が積もる「疝気の湯」(2011年の思い出)
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対岸の「目の湯」(2011年の思い出)
現在(2024)は雪害により入浴できません。 -
「湯の沢の紅葉」(2011年の思い出)
夏油川支流「湯の沢」の山道からの眺めです。
この先に「洞窟蒸風呂」と「蛇の湯の滝」があります。 -
イチオシ
「洞窟蒸風呂と蛇の湯の滝」に到着(2011年の思い出)
左側に昭和初期に鉛や亜鉛を探鉱した廃鉱の入口があり、内部が「洞窟蒸風呂」です。 -
「蛇の湯の滝」(2011年の思い出)
落差7mの滝で、滝壺の右側(左岸)に「蛇の湯石灰華」があります。 -
「洞窟蒸風呂」(2011年の思い出)
奥行25mある洞窟の中に温泉が湧いており、中は真っ白な石灰華の壁になっている天然サウナ。
現在(2024)は使用されていません。 -
次は「天狗の岩」(2011年の思い出)
夏油温泉の上流には日本最大の石灰華「天狗の岩」があり国指定特別天然記念物になっています。 -
イチオシ
夏油温泉上流は「紅葉真っ盛り」(2011年の思い出)
「天狗の岩」へ行く遊歩道からの眺めです。
その後、2016年8月の台風9号の影響によりこの遊歩道の一部が崩落したため、現在(2024)も立入禁止になっています。 -
「天狗の岩」
高さ20mある日本最大の石灰華ドームです。
温泉が湧き出し長い年月を経てお湯が沈殿してできました。 -
イチオシ
表情が変わる「天狗の岩」(2011年の思い出)
かつて「天狗の岩」上部に「天狗の湯」と呼ばれる天然の湯壺に入浴できましたが、ドームの保護と見学者の危険防止のため、昭和50年頃(1975)に平坦に固められました。 -
御神木「見印の杉」(2011年の思い出)
薬師神社の横に、四郎左エ門が植えたとされる樹齢約850年の「見印の杉」があります。 -
夏油温泉を見守る「阿弥陀如来」(2011年の思い出)
薬師神社の山道に佇んでいます。
紅葉の時期に夏油温泉を訪れると、素晴らしい景色に出会えます。
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