2025年2月香港旅行、大韓航空で東京～ソウル～香港

2025/02/07 - 2025/02/07

業界の仲間で香港に行こうとなった。大韓航空のマイルが10年で消滅するため、私は大韓航空のマイレージ特典航空券で、東京～ソウル～香港で発券した。行きはエコノミーだが帰りはビジネスクラスが取れた。
久しぶりに乗った大韓航空は非常にサービスがよく、アプリや電子通知や機内モニターは韓国らしくITが非常に進んでおり、SFC、JGC会員でいつも乗る日系航空会社よりも良い印象、世界は着実に進歩していると感じた。
たまたま今月に発表されたオーストラリアのランキング会社の航空会社ランキングでは、カタール航空を抜いて大韓航空が世界一位に評価されていた。

エリア 香港(香港)

成田空港カードラウンジ。ANAのSFC、JALのJGCを持っているが今日は大韓航空なので使えず、久しぶりにカードラウンジに入った。
香港に行くのに、大韓航空のマイレージで発券。
一時はヨーロッパに行くのに大韓航空を何度か利用してマイレージが貯まっていたが10年で消滅するためマイレージ消化。以前はモーニングカム会員レベルまでなったが今はJAL ANAばかりだ。
大韓航空カウンターでは平会員なので列に並んで待ってチェックインした。搭乗券はなく、スマホアプリに表示されるQRコードの搭乗券だけで香港迄行く。

成田空港第1ターミナル 空港

成田空港では、カード会社ラウンジは保安検査場前しかなかったが、新しく保安検査後にプライオリティパス利用のラウンジができて便利になった。

食べ物は、カレーと、うどんセットとホットドッグセット等がありカウンターでオーダーしポケベルをもらって待つ。他にビュッフェ式の料理が若干あった。
飲み物はソフトドリンク以外に生ビールもあった。小さなタイ焼きのデザートをもらう。

9時15分発大韓航空706便インチョン行き。インチョン空港混雑のため10分遅れるとアプリの通知があったが、更に遅れて9時40分頃の搭乗開始となった。QRコードの搭乗券を兼ねるアプリは優れていて、航空機に荷物が積み込まれた、との案内や搭乗ゲートや搭乗開始時間が次々にメッセージで表示される。機内に入った時もCAさんが入口でスマホのQRコード搭乗券をピッと読み取り搭乗者を確認している。
機材は新しいエアバスA321NEO。座席は3-3配置。
バーチャルかリアルかわからない美人すぎるCAが画面で保安案内する。

大韓航空 航空会社

A321は大韓航空では新しい機材だが、ANAを始め主要キャリアでも使われ始めている、シートピッチは32インチあり、広くはないが標準的なエコノミーの広さで、前の座席には膝がつかない程度の空間がある。

13.3インチのビジネスクラス並みの大型モニターはとても画面が美しく、リモコンでも指でも反応が早い。コンテンツは普段よく乗るJALやANAよりも多い。ほとんどが日本語対応している。

大韓航空 航空会社

音楽のラインアップも豊富で、例えば韓国バラードで有名なイムンセのアルバムでは階層別にアルバム内の曲がパソコンのように表示され使いやすくなっていた。

A321neo、13.3インチの大型モニター搭載の新しい機材。3-3の座席配置、2-3時間程度の短距離便が主だろう。
9時15分発の予定がインチョン空港混雑のため9時25分発に変わり、成田空港の出発便離陸混雑のため10時頃離陸、インチョン空港迄3時間とのアナウンスがあり、13時45分香港行きの乗り継ぎが心配になってきた。

大韓航空 航空会社

使用しなかったが足元に電源とUSBポート（説明ではUSB-C）が3席に2つある。窓側の中国人男性がダウンジャケットを着たまま、こちら側の肘掛けに乗り出してスマホゲームをするので相手の肘が当たり続けて閉口した。中国人はなぜマナーが悪いのか。そのうち寝てくれて助かった。

機内食。ビールももらえるので（昨年のソウル便アシアナ航空ではソフトドリンクのみだった）ビールをもらう。
韓国で販売しているアサヒスーパードライ。
コチュジャンで辛くして食べる。

大韓航空 航空会社

13時頃にインチョン空港で降機、13時45分発香港行きに乗り継ぐ。搭乗開始時間は13時15分なので乗り継ぎ保安検査場に急いだが、保安検査はこの時刻はガラガラだった。エスカレーターで上の階に上がると出発階。掲示板を見ると14時05分発に20分遅延になっていて安心する。
インチョン空港第2ターミナルは大韓航空をはじめデルタ航空、エアフランス等が使用する世界第2位のスカイティームのアジアのハブ空港で新しくできたターミナルだ。

仁川国際空港 (ICN) 空港

いつも利用するインチョン第一ターミナルよりも新しくお店も多い。

タックスリファンドも自動機械が設置されていた。

ダンキンドーナツのお店もお洒落、奥の広場中央では韓国舞踊のステージをしていて、空港全体がとても華やかだった。

仁川国際空港 (ICN) 空港

プライオリティパスで入れるラウンジに入ろうとしたが、入場待ちの列ができていたので断念しゲートに行く。

搭乗前に大韓航空アプリとアンドロイドの通知に荷物が175便に積み込まれたメッセージが来て安心する。
大韓航空アプリは次々に搭乗ゲートのお知らせや遅延の連絡が来て、搭乗券にもなり本当に便利だった。

20分遅れて香港行き14時5分発になった大韓航空175便。スカイティーム上級会員とビジネスクラスの優先搭乗後は、座席位置が奥のゾーン1、ゾーン２、ゾーン3の順に列が分かれており、アプリに表示されたゾーン3の列で待つ。スマホアプリのQRコード搭乗券で搭乗した。機内でもスマホのQRコード搭乗券で実際に搭乗したかCAさんがピッと確認した。大韓航空アプリはANAやJALに比べ直感的で非常に進んでおり使いやすい。スマホだけで完結する。
機材は再び新しい3-3配置のA321neo、飛行時間が3時間を越えるので2,000円程度追加支払いしてバルクヘッド席を指定してある。足を組んでつま先が壁に付く程度の空間がある。

またしても窓側は背が高い中国人女性。足を大きく広げ私の方に平気で足を投げ出す、私の方の肘掛けを大きく越えて肘を出してスマホをするは、大迷惑。
中国人は本当に他人に配慮しない。

最先部はビジネスクラスが2列その後のエコノミーの最前列だ、このバルクヘッド席と中央部の非常口席が足元が広い有料席になっている。感覚的にはシートピッチが90～100cm程度。トイレに行く際に通路側の人がかろうじて立たなくても出られる空間がある。
有料席のもうひとつの特典は預けた荷物がモーニングカーム会員のタグを付けてくれて優先で出てくる。成田空港で優先タグを付けてくれた。

大韓航空 航空会社

香港行き大韓航空は、ソウル～東京便の短距離便と比べ、3時間超の中距離扱いなのか、サービスが違う。
まず毛布と枕とペットボトルお水が各座席に置いてある（東京線はない）。枕はクッションに使えて腰が楽だ。
機内食は、韓国食ともう一つの2種類から選択できる（東京線は1種類）。
アルコールはビールと赤白のワインが選べる（東京線はビールだけ）。
私は韓国食にした。ナクチポックン（タコの辛炒め）、ナムル等が入ったどんぶりに、熱々のごはんとタコの辛炒めを入れ、ごま油と海苔を入れ、コチュジャンで混ぜる。ワカメスープは熱々。漬物と、韓国の伝統菓子のデザート。
赤ワインをもらう。

大韓航空 航空会社

混ぜて出来上がった、ナクチポックンごはん。とても辛く美味しい。エコノミーで本格的韓国食が食べられて最高。
ワインはおかわりを持って来てくれておかわりする。

大韓航空 航空会社

食事プレートを片付けた後は、コーヒーとイチゴアイスのデザート。
トイレは最後部に3つ、大韓航空に乗って感じたが、頻繁に気流の揺れでシートベルトサインがつき、アナウンスがあり、トイレに行けなくなる。たいして揺れないのにJALやANAだとアナウンスがなくシートベルトサインがつかない程度なのに頻繁にシートベルトサインが付く。今回4回搭乗したがどの便も同じで、安全重視とも言えるが少々煩わしい。トイレに行こうと通路に出たがシートベルトサインが点灯したので席に戻ったが、シートベルトサインが消灯した際に背が高い男性CAが俳優のように笑顔でトイレに行けますよと知らせに来てくれた。

大韓航空 航空会社

香港に近づく。何やら海上の橋が見える。

橋に近づく。

香港の島が見える。着陸だ。
香港の入国はかなり行列ができている。まるでホノルル空港のようだ。チェーンで仕切られた列を何度も往復した。

空港で15,000円だけ両替した。英語が堪能でスムーズ、チップ用に10ドル札を何枚か替えてもらった。
出発前にKLOOKアプリで空港鉄道を安く買ったので空港鉄道で九龍駅まで行く。空港駅は改札がない。降りる九龍駅で、KLOOKアプリをアクティベートして、QRコードで改札を出ると案内がある。アクティベートは５分だけ有効なのでデータ通信が必要になるので、初めてeSimを購入して日本でアクティベートして香港到着後に利用設定した。
eSimは設定に慣れが必要だが、4日間で600円3ギガと格安だった。

エアポートエクスプレス 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

インターコンチネンタルホテルまでは九龍駅からタクシーで。旧正月の飾りが残る。

インターコンチネンタルホテルに到着した。直ぐベルボーイがタクシーに来て荷物を預かってくれる。
クラブフロアに宿泊と告げると、エレベーターでクラブラウンジに案内してくれた。香港の４日がスタートした。

インターコンチネンタル グランド スタンフォード ホンコン バイ IHG ホテル