2024/09/29 - 2024/10/17
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9月末から10月中旬にかけて、ポルトガルの世界遺産巡り19日間ひとり旅を行った。
<11日目>
旅の後半戦はポルトに8泊して世界遺産巡りを行うが、11日目はその初日。当初の予定では【世】ポルト歴史地区の見物だったが、生憎と前夜からの嵐がこの日になっても収まらず、前夜のうちに風光明媚な眺望の楽しめるポルトの街の見物は天気の回復しそうな次の日とし、雨でも何とか観光の出来そうな【世】ギマランイス歴史地区の見物と入れ替えておいた。バス予約も前夜のうちに変更。
アパートからサン・ベント駅まで徒歩5~10分。サン・ベント駅から、バスターミナルのあるカンパニャン駅までは鉄道で1駅の5分で到着。但し、いずれも初めての道程だったので、余裕を持ってバスの出発時刻よりも1時間以上も前にアパートを発っていた。有名なサン・ベント駅のアズレージョ(飾りタイル)も横目で見ながらホームに急ぎ、写真撮影は戻って来た時か翌日回しとした。これから毎日この駅に通うことになるので、急いで撮る必要はない(笑)。
ポルトから高速バスで1時間弱の10時前に、ギマランイスに到着。バスターミナルから歴史地区まで徒歩15分ほどだったが、風雨が激しく傘をさして歩くのが辛かったものの、何とかオリベイラ広場まで到着。ここから【世】ギマランイス歴史地区の見物がスタートとなった。ギマランイスは初代ポルトガル王アフォンソ1世生誕の地で、「国家発祥の地」とされる町。中世都市から近代都市に変貌する中で、伝統的な建築材と技術を駆使してつくられた城・貴族の館・教会など数多くの歴史的建造物が残る町だ。
この日に訪れた施設や史跡は以下の通り。
・ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会
・サン・ティアゴ広場
・ノッサ・セニョーラ・ド・カルモ教会
・ブラガンサ公爵館
・ギマランイス城
ギマランイスの町には5時間程滞在し、午後早めにポルトに戻った。終日雨が降る辛い観光の一日だったが、加えて帰途、思わぬトラブルに遭遇。パスポートはいつもズボンのポケットに入れておくのだが、帰りのバスの中でポケットを探るとパスポートがない!座席の周囲を探したが落ちていなく、ギマランイスの町のどこかで落としたのかもしれない。引き返すことは出来ないので仕方なく、スマホでパスポート再発行手続きを調べた。警察に紛失を届ける、リスボンの大使館に行って再発行を申し込む、数日後に受け取りに行く、加えて日本への帰りのフライトに間に合うか?翌日のリスボン行のバス時刻表は?世界遺産巡りは続けられるか?等、次々に取り留めもない考えが浮かんで来る。ポルトに着いてからも、早く警察に届けなければ、でもその前に部屋にないかを確認してからと思い、サン・ベント駅のアズレージョには目もくれずにアパートに戻った。ドアを開けて部屋に入ると、テーブルの上にパスポートがある!ホッ!人生でこれほどホッとしたことはない(笑)。毎日、出掛ける前に現金とカード入れとパスポートをポケットに入れているのだが、パスポートだけを入れ忘れたのだろうか。それとも、トイレにでも落としていたのを昼間に掃除をしてくれるおばさんが拾ってテーブルの上に置いてくれたのだろうか。真相は不明だった(多分、前者(笑))。
ひと息ついてから、近くのコインランドリーへこの旅行の2回目の洗濯に出掛けた。部屋には、ポルトガル語・スペイン語・英語・フランス語・ドイツ語の分厚いインフォメーション冊子が置いてあり、スーパーもコインランドリーも簡単に探すことが出来た。店では洗濯代4ユーロ、乾燥代2ユーロを投入して、1時間余りで無事終了。スーパーでの食材や洗濯代を見ていると、生活必需品に関しては日本と比べて物価高という感じはしなかった。
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今回の旅行の全行程は、以下の通り。
1日目:日本~フランクフルト~リスボン <リスボン泊>
2日目:【世】マフラの王家の建物 <リスボン泊>
3日目:【世】リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔 <リスボン泊>
4日目:【世】シントラの文化的景観 <リスボン泊>
5日目:【世】国境防備の町エルヴァスとその要塞群 <エルヴァス泊>
6日目:【世】エヴォラ歴史地区 <リスボン泊>
7日目:リスボン観光 <アルコバサ泊>
8日目:【世】アルコバサの修道院、【世】バターリャの修道院 <リスボン泊>
9日目:【世】トマールのキリスト教修道院 <コインブラ泊>
10日目:【世】コインブラ大学 <ポルト泊>
11日目:【世】ギマランイス歴史地区 <ポルト泊>
12日目:【世】ポルト歴史地区 <ポルト泊>
13日目:【世】ドウロ渓谷 <ポルト泊>
14日目:【世】ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域 <ポルト泊>
15日目:【世】サンチャゴ・デ・コンポステーラ旧市街 <サンチャゴ・デ・コンポステーラ泊>
16日目:【世】サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 <ポルト泊>
17日目:ポルト観光 <ポルト泊>
18日目:ポルト~ブリュッセル~日本 <機内泊>
19日目:帰国
(注)今回の旅行の計画・準備については、本シリーズの1回目をご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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ギマランイスのバスターミナルから徒歩15分程で、町の中心のトウラル広場に。(この写真は、実際には帰途に撮影。往路では雨がひどくて、撮影出来ず)
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世界遺産の歴史地区中心まで、もう少しだ。(これも帰途に撮影)
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ほどなく、オリベイラ広場に到着。広場に面して、ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会が建っている。ロマネスク様式とゴシック様式が混じった教会で、教会前のアーチは、14世紀にムーア人を打ち破った戦いの勝利を記念して造られたというものだ。教会は、前のオリーブの木にちなんだ名前となっている(オリーブの木の聖母教会)。
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教会に入る。雨から逃れて傘をたたむことが出来、ホッとした(笑)。
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身廊と主祭壇。
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主祭壇。
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反対側には、パイプオルガン。
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2階にも上がることが出来、見下ろした身廊と主祭壇。
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2階への階段付近にあった木彫りの彫刻。
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オリベイラ広場とサンティアゴ広場を隔てている旧市庁舎の1階吹き抜けから見る、先程見物してきたノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会。
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その吹き抜けから見るサンティアゴ広場側のカフェ。
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サンティアゴ広場側の建物。
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旧市庁舎の建物全体。
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石畳のサンティアゴ広場を取り囲む建物群。庶民的な雰囲気の家々が並んでいる。
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石畳のサンティアゴ広場を取り囲む建物群。右の建物が旧市庁舎。
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サンティアゴ広場から、石畳のサンタ・マリア通りを通ってブラガンサ公爵館を目指す。この通りの両側には14~15世紀の建物が並んでいる。
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雨も一時的に止んでいて、歩き易い。
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通り沿いに、現在の市庁舎が建っていた。
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再び、サンタ・マリア通りを進む。
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ブラガンサ公爵館への途中に小さな教会があり、入ってみる。ノッサ・セニョーラ・ド・カルモ教会。
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ガイドブックにも出ていない小さな教会で見物客もいなかったが、雨宿りになった(笑)。
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雨の中、再び歩いてブラガンサ公爵館へ。
ここは、15世紀初めに初代ブラガンサ公爵のドン・アフォンソによって建てられたもの。れんがの煙突や宴会場の天井などにフランスのブルゴーニュ地方の影響が見られるという。 -
中に入ると、すぐ定番の模型を見つけた。
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中庭に面した回廊。アーチから見える景観は宗教施設ではないため、これまで見て来た修道院とは異なってユニークなものだ。
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中庭に面した回廊。
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中庭に面した回廊。
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屋敷内を見物。
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巨大なタペストリー(装飾用壁掛け絨毯)。
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戦いの様子が描かれている。
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戦いの様子が描かれている。
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この部屋には多くの絵画が掲げられていた。
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2階の回廊から、中庭を見下ろす。
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礼拝堂。
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ステンドグラス。
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壺が飾られている部屋。多くの観光客が見物している。
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壺とタペストリーの部屋。
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天井が面白い。
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描かれている天井画。
1時間程の見物の後、徒歩5分程のギマランイス城へ。 -
雨の中、到着したギマランイス城。10世紀に建てられた7つの塔を持つ城で、アフォンソ1世は1110年にこの城で生まれている。
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角度を変えて撮ってみる。
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観光に来ている人は少なかったが、それでもチラホラと見掛けた。
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城壁に上がってみる。
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雨の中、城壁ウォークも辛い。
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周囲の風景も霞んでいる。
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天気が良ければ周囲の風景も楽しめたかもしれないが、雨の中では如何ともしがたく、早々にお城から退散。
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城を出て戻りかけた時に見つけた銅像。
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銘板を見ると、アフォンソ1世の名前と、ブラジル1940年とある。横に説明書きがあり、Googleの翻訳アプリで見ると、ブラジルから王位継承800周年を記念して両国の友好の証として贈呈されたもののようだった。Googleの翻訳アプリも役立つことがある(笑)。
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改めてアフォンソ1世を眺める。
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サンタ・マリア通りを戻って行く。
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サンタ・マリア通り。
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サンタ・マリア通り。雨はまだ僅かに降っている。
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雨は降ったり止んだり。
サンティアゴ広場のカフェで簡単にランチを摂ってから、バスターミナルへ。 -
バスターミナルにはショッピングセンターが隣接しており、少しブラブラしてみる。ウィンドウで見掛けたiphone価格に興味があったので、写真を撮っておいた。機種ごとの詳しい価格は知らないが、日本での価格とそれほど変わらないようだった。
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バスターミナルの時刻表。14時半のポルト行き便を予約しておいた。
バスに乗ってからのドタバタ劇は冒頭に書いた通りで、冷や汗を掻きながらアパートまで戻ることになった。
翌日は天気も回復する予報で、【世】ポルト歴史地区を観光することにしている。
(続く)
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