2025/01/31 - 2025/01/31
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ごーふぁーさん
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今回のオランダ旅のテーマにニシン漁と東インド会社がある。前回まではハンザ同盟がテーマでハンザ都市をまわってきたので、やっと次の時代に移った。
このハンザや東インド会社の関係で貿易史や船舶技術史に加えて魚食について勉強していた。そして、魚食のうちウナギについてをロンドンやハンブルク、今回のオランダで何とかまとめられた。
オランダの部分は以下の1行を追記しただけなのだけど、車窓から拡がる広大な湿地帯や魚屋でほぼ間違いなく目にするウナギの燻製は、鰻という食材がドイツよりもオランダのほうが一般的であることが確認できた。
『また、別のウナギの食べ方、うなぎのスモークであるが、こちらはハンブルクやオランダやポーランドの市場の魚屋、スキポール空港でも大量に売られており、今でも普通の食材である。オランダや北ドイツ等には湿地帯が多いので、ウナギはよく捕れるのだろう。』
そして、ロンドンのうなぎ屋 M.Manze でうなぎゼリーも是非ご賞味いただきたい。
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欧州旅での食事はどうしてもお肉中心になってしまうが、旅先ではアパートを借りることが多いので、なるべく魚を調理したりして魚食に励むようにしている。港町ハンブルクでは魚サンドをパクついて、同じく港町のグダニスクでは市場の魚屋さんと仲良くなって、毎日お店に通いアパートでムニエルなんかをつくっていた。
こうして欧州で魚食をしているとオヒョウが高級魚なんてことを知ったり、北海やバルト海のお魚はとても美味しいことに気がつかされたりもする。
そして、このことをきっかけに欧州の魚に関する歴史を調べ始めることにした。初回のお話はウナギ/鰻である。日本のみならずウナギは栄養価も高く大量に捕れて安価であったので、かつて欧州でもよく食べられていた。
● 驚愕の面白さ『魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ』
● ロンドンのうなぎ屋は日本と大違い
● 怪しげな体液理論とフィッシュ・デイ
● 魚を食べないと国力が弱まる?
欧州の魚食に関わる歴史を知る上で、とても参考になった書籍は『魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ』という本、かなりの名著である。著者はシェイクスピア研究の学者さんらしく歴史学の方ではないが、時折挿入されるシェイクスピア作品での魚の取り上げ方も上手で、うまく解説と符合しているので楽しく読める。そして、シェイクスピア学者だけあって、視点が英国目線で、英国の魚食を知るのにとても好都合であった。
欧州の魚食の背景では以下がポイントである。
・18世紀の農業革命前は魚のほうが肉より消費されていた
・中世では1年の半分が断食日で、肉を食べることが禁じられていたことから、それらの日をフィッシュ・ディと呼んでいた
・そのフィッシュ・デイで庶民の口に入る魚として活躍したのがニシン/鯡とタラ/鱈、そしてウナギ/鰻
・物流技術等はまだまだの時代で、新鮮な魚は一部のお金持ちと海に近い者しか口に入れることはできない為、魚の保存技術が発達した
結果的に、たくさん獲れて、保存が効く魚が重宝された。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/fish-history-eel/
- 旅行の満足度
- 5.0
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