2024/12/30 - 2025/01/02
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Pメテオラさん
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2025年の年越しはミラノだった。ミラノのシンボルであるドゥオーモは、巨大宗教建築のなかでは例外的に権威張っていないので好き。私たちはドゥオーモに一礼をしたあとは、ミラノ最大の観光名所であるショッピング街に繰り出した。モンテナポレオーネ、スピーガ、マジェンタ、ベルチェリ、コルソ・コモなどのショッピング街には、それぞれの雰囲気がある。超高級ブランド店よし、ハイソな地区の品のよいお店もよし、庶民的なディスカウントショップが混じる地区もよしである。多くの皆様にとって、ミラノは駅前に1泊して、ドゥオーモとガレリアと最後の晩餐を半日くらいで駆け足で回って他都市や空港へ向かう、通りすがりの街。けれども、もう1泊すれば街歩きやショッピング、それなりの食べ物が楽しめるハイセンスな都会である。歴史探訪ばかりに目を奪われないで、おしゃれで活力のあるイタリアもいいもんだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【年末のミラノは大混雑】
ミラノへ再び来た。2024年の暮れは暖冬のせいか、ミラノ都心部も大勢の人たちが繰り出していた。ツアーではないので、ホテルからドゥオーモに向かうときは、多数派の皆さんと逆の順序で名所を通る。まず、スカラ座とレオナルド・ダ・ヴィンチの銅像。スカラ座 劇場・ホール・ショー
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振返りは、ガレリアの北の出入口。何かの特別展に長蛇の行列。ミラノのオーバーツーリズムを実感。
「いつから、こんなに観光客が激増したんだ」
「でも、ニッポン人はほとんど見ない」
ちょっと悲しい現実である。 -
【クリスマスモードのガレリアでおまじない】
2024年もガレリア(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア)の中央と、ドゥオーモ広場のガレリア寄りに銀色の巨大ツリーがそびえていた。すごい迫力。
冷や水を浴びせるわけではないが、ミラノ都心部は第二次世界大戦末期の空襲でかなり破壊されたので、建物の大半は昔風に見えても、ほぼ戦後の再建。ただし、ドゥオーモと最後の晩餐の壁だけは空襲を免れたのでオリジナルの、正真正銘の世界遺産である。
「偶然なのだが、神の力のように言うと、どこかロマンチックですね」ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
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私も皆さんと同じく、雄牛の急所に踵を付けて後ろ向きに3回転。(写真は別人のショット)
「また、ミラノに来られますように」
前回は2018年実行でミラノ再訪が実現している。この儀式、順番待ちがあるわけではないので、気合でモザイクの上に躍り出た者の勝ち。このとき「私はいいよ」と恥ずかしがってやらなかった1名は、夜半に再び通りすぎたときに、こっそり回ったとのこと。
何とも、いじらしいニッポン人心理に、思わず苦笑。
「きっと、ミラノにまた来られます。いや、再訪するべきですね!」ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
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【優しいドゥオーモ】
ミラノのドゥオーモは、キリスト教の巨大宗教建築なのに、神を押し付ける雰囲気が全然なく優しい雰囲気だ。だから、信心深いと言えない私もドゥオーモが好き。今回も、心の中でミラノ再訪と道中安全の御礼をした。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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【ドゥオーモの屋根見物はいい値段】
今回はミラノ初心者もいたので、ドゥオーモの屋根にも登った。エレベーター優先搭乗コースは30分刻みのオンライン予約制だ。本堂見学料など込みで、大人1人31.50ユーロ。シニアは、ぎっくり腰や疲労防止など考えると安全第一。若い方やバックパッカー向けには、長時間待ち覚悟の階段コースもある。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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ドゥオーモの屋根に上がると、複雑な彫刻、彫像が、これでもかといわんばかりに間近に目に入る。その先には、高層ビルが増えたミラノの市街地が見渡せる。
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今年は、ドゥオーモのシンボルである「金色のマリア様」周囲が修理中なので、マリア様の直下まで行けずに、ちょっとがっかり。
写真のように屋根上は、押すな押すなの人だかり。大晦日の午後3時ごろでも気温は10度弱あった。
マダム曰く、「晴れ女は私よ!」ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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【ドゥオーモの祭壇】
屋根から降りるのは、前と違って全員階段。地上の出口直前で折れて、本堂に入って見学と休息。内部も、あんまりギラギラしていないのがいい感じ。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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信者席に腰掛け、本堂の祭壇を真正面に見ながら、しばし休憩した。大晦日と年明けのミサに備えて、少しずつ準備が始まったので頃合いとばかりに退散した。
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外へ出ると、薄暗くなりはじめ、空気もひんやりとしてきた。ドゥオーモの裏手を囲むクリスマスの露店を冷やかしながらホテル方向へ歩みを進めた。けれども、ブランド街のモンテナポレオーネ通りに寄り道もするのだ。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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【ショッピングの中心モンテナポレオーネ】
メトロのモンテナポレオーネ駅前:Montenapoleone とアルマーニブティックホテル。あの「アルマーニ」が経営するホテルだそうだ。私たちには高すぎて手も足も出ない。
エルメネジルド ゼニア ブランドショップ
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クリスマスの飾りが残るモンテナポレオーネ通りの午後。写真にすると何の変哲もない近代的な街並みなのですがね。
「でも、通り沿いには有名ブランドショップがいっぱい!」
「お買い物好きにはたまりません」
ショッピングに興味なくとも、1回くらいは歩いて見る価値は絶対にあると思う。ドゥオーモを別にすればミラノの真髄なのだ。 -
【食の老舗コーバに寄る】
モンテナポレオーネでは服や靴も買うが食べ物も見逃せない。
創業200年以上経つカフェ兼お菓子屋さんのコーバ(COVA)で、ミラノ名物の年越し菓子パネトーネを買った。コーヴァ(モンテナポレオーネ店) カフェ
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コーバは最近、独立店ではなくなりルイヴィトンかプラダの資本系列になったそうだ。企業価値は上がったのかも知れないが、悪く言えば、超高級カフェチェーン店化した。
私は、こういうの好きではない方。食は芸術なのだから、金だけがモノを言う経営をしているうちに、味わいも真心も通り一遍になってしまうのではないだろうか。 -
コーバのパネトーネ。確か40ユーロ強だった。
ふんわりしたナッツ入りパンなのだが、日本人には馴染み薄。うちの家族も、おっかなびっくり一口食べてお終い。誰か人気芸能人が「I LOVE パネトーネ」番組でもやると、手のひら返しで人気が出ると思う。 -
【超高級ブランド店も見るぞ】
最近はやりのゴヤール:GOYARD。フランス発祥のバック店だそうだ。私はショッピング狂ではないので、こういう紹介はマダムの受け売りである。勘弁してね。 -
モンテナポレオーネから一歩入ったところにある高級靴店クリスチャン・ルブタン。靴底が真っ赤なのが特長。いままで、こんな靴があるのも知らないブランド音痴であったが、その後に読んだエッセイで「クリスチャン・ルブタンで颯爽と歩く」という表現が出て来て、すぐに雰囲気が理解できたのは、棚ぼた効果とにんまり。日本ではギンザのマダムご用達のような色使いであるが、そんなマダムではとても履きこなせない感じた。
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続いてTODS。コロナ前は近くのスピーガ通りにあったのにモンテナポレオーネに移転したとのこと。
「でも、店が狭くなっちゃって」
確かに奥深いフロアの造作だが、1階分だけなので昔より狭くなった。 -
ブランド店は尽きること知らず。ボッテガ・ベネタではマダムがブーツと財布をお買い上げ。円安下の節約ムードも、素敵なデザインの前では吹っ飛んだ。
「でも、気に入ったのが買えて良かった」
そう、そのとおり! -
今回はお買い上げなしのフェラガモ。私だってフェラガモの靴や財布を使っていますが、円安下の今は、もう手が出ない価格になった。がっくり。
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ショッピングをしていると、あっという間に時間が経つ。気づいてみれば夕暮れ時。通りに飾られたクリスマス飾りが輝き出してきれい。薄暮に賑わうモンテナポレオーネは冬だけの雰囲気。
ヴァレンティノ ブランドショップ
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【スピーガ通りだって、良い店がいっぱい】
モンテナポレオーネのひとつ北を貫くスピーガ通り:Via della Spiga にもティファニーをはじめブランド店が並んでいる。モンテナポレオーネよりシックな店が多い感じ。一つ一つの商品の良さを自分で見極められるようになるとスピーガ通りの店の価値も、心の中でアップすると思う。 -
こちらもクリスマス飾りのイルミネーションが夕暮れのなかで輝きだした。あと1-2時間はショッピングできる。
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【マジェンタ通りも高級店揃い】
別の日はマジェンタ通り:Corso Magenta に繰り出してミラノのエッセンスのお買い物。東京で言ったら青山みたいな位置づけ。ご当地のハイソな方々が日常のお買い物をする街って感じ。派手な店はないけれど、どれもかしこも良い品ぞろえ、おっとり接客で気分良くショッピング。ボッジ ミラノ (ミラノ コルソ マジェンタ店) ブランドショップ
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マジェンタ通りには市電の16系統と19系統が走っている。19系統の郊外方向3つ先くらいが、かの有名なサンタマリア・デラ・グラーツェ教会。皆さん、市電で行かないので、マジェンタ通りを通っても、どこがどこやらなのではないだろうか。
「ミラノは大都会ゆえ、奥が深いんです」 -
ミラノでショッピングと言いながら、やってきたのはフィレンツェ本店のサンタマリアノベラ薬局ミラノ店。こじんまり、けれども品のあるインテリアが老舗のプライドをアピール中。
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ちゃんとお目当ての、ザクロ香り:Melograno の石鹸をお買い上げ。大1個16ユーロ、約2600円は高い。だから、もったないなどと思わず、家ですぐに使い始めて、その香りと手触りにうっとり。めでたし、めでたし。
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【身の丈に合ったレルボラリオ】
浴用、芳香系で私のお財布の身の丈に合った店はレルボラリオ:Lerbolario 。ミラノにも10店舗以上あって高級カジュアルムード。日本にはないお店なので、それなりにまとめ買い。 -
いろいろな香りを練り込んだ固形石鹸を買う。それでも1つ5ユーロから9ユーロくらいする。今回のヒットは、ジャスミンとサクラの香り。ほのかにかおる花の匂いが、体臭の強くない日本人向きだと感じた。
せこい話だが、お買い上げの量に応じてシャンプーの小袋試供品をくれるので、それもレルボラリオ通いの動機のひとつなのだ。 -
【老舗カフェ、マルケジ】
歩き疲れたシニアの寄り道は、有名カフェのひとつマルケジ:Marchesi の本店。何でも創業以来200年くらい経っている建物だそうだ。ただし、こちらもファミリービジネスから大手ブランド資本系列になってしまったようで、けっこうがっかり。 -
店内もお菓子も従前のママというけれど、この先、どうなることやら。
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私が買ったマルケジの小サイズのパネトーネ。これで12ユーロもする。でも、美味しかった。
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【リサイクルショップだってすごいぞ】
マジェンタ通りで偶然見つけた品の良いリサイクルショップ。マダムは、いまや中古品しか流通していないシャネルの昔のデザインのバックを見つけて、即、お買い上げ。運が良すぎるくらいのめぐりあわせだそうだ。
「私には、ネコに小判」
「そうだね」 -
【ベルチェリ、ワグネル市場もお上品なミラノのうち】
マジェンタ通りをあとに、さらに郊外に足を伸ばしてベルチェリ通りでもお買い物。東京になぞらえると自由が丘みたいな位置づけかも知れない。街も上品、お店も上品、お客もシックな雰囲気いっぱいの地区だ。ぶらぶらと何軒かに入ったり出たりして、気分はすっかりミラネーゼ。 -
お帰りはメトロのワグネル駅から乗車。それなりに有名な市営のワグネル公設市場をちょっと通ってミラノ体験を上乗せした。
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【大晦日のドゥオーモ】
大晦日から元旦にかけての深夜、ドゥオーモにやってきた。チェノーネというイタリア式の大晦日お節料理を食べていたら新年カウントダウンに間に合わなかったので、ドゥオーモに着いたのは0時半すぎ。ドゥオーモ広場には、まだまだいっぱいの人がいた。 -
そばのリナシェンテ・デパートの壁がスクリーンになっていて、
「HAPPY NEW YEAR」
ライトアップされたドゥオーモと銀色に輝くクリスマスツリーも見事。
「2025年も楽しい旅ができますように」 -
【元旦もお店は殆ど休業】
2025年ショッピング事始めは、イータリー:Eataly、のはずだったのに、来て見るとクリスマスと元旦は臨時休業!
ポルタ・ガリバルディ駅からイータリーへ通じるコルソ・コモ通り:Corso Como、も人出が少なかったので気付くべきだった、というのは、後の祭り。
Eatalyの公式サイトにも「1月1日、5月1日、12月25日は休業」の文字くらい入れてほしいな。 -
人影もまばらな元旦のミラノのイータリー前。年中無休と思って来た観光客が、ため息混じりに踵を返して三々五々散って行くのが虚しい。結局、私たちも翌日の1月2日は別のスーパーマーケットに行った。
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元旦のガリバルディ門から超高層ビル街やガエ・アウレンティ広場方向を眺めて虚しさを再度、体感。ガラス張りの現代建築が冷たく建っていた。
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【明けて1月2日はブレラ行きだ】
スタバやナビリオ界隈でだらだらと元旦を過ごした翌日も、出だしは遅め。モンテナポレオーネ通りやスピーガ通りでブランド店を再度チェック。ひと段落ついたところで、ブレラ地区に移動してランチがてらのお散歩とお買い物である。
ブレラ地区北端のサンマルコ広場にも、少し人がいたが曇天なので気分も沈みがちである。 -
「ブレラ美術館でも入りますか?」
「次でいいよ、何か食べよう」 -
せっかくオシャレなブレラ地区に来たので、お店探しを兼ねてブレラ通りやフィオーリ・キアーリ通りを行きつ戻りつ。10年前、20年前と比べると、オシャレな造りやインテリのお店が増えた。個人営業のアイスクリーム屋さんもなくなり、チェーン店のアモリーノに変わっていた。
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ミラノのランチは午後1時から2時が基本なので2時ごろまでは、市民や観光客でカフェや飲食店はけっこう混雑していた。日本と異なり、1月2日からミラノの日常は何事もなかったように元どおり。
-
人があふれるブレラ通りのカジュアルなカフェのテラス席でお昼を食べた。冬なので、外のテラスはビニールで覆ったり、電熱器から温風を出して寒さ対策。いまやミラノの活気は東京以上。いいムードに浸れて満足である。
-
【ミラノ風景を記憶して】
午後のミラノの中心部を見て、今回のミラノ滞在は事実上おしまい。ダンテ通り:Via Danteの終端には、スフォルツェスコ城の塔が、ちょっと霞んで見えた。 -
反対を振り返ると白いドゥオーモの遠景。手前を横切る連接車の市電もミラノならではの一コマ。
あっという間のミラノ4日であった。
「ミラノは現代イタリアの風が吹く開放感ある街だから好き」
「もう1回以上来ないとね」
「ANAだってミラノ直行便をテレビで宣伝しているし」(2025年2月現在)
了
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