2023/09/20 - 2023/09/20
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frau.himmelさん
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昨日はミュンヘンのオクトーバーフェストを楽しみ、アウクスブルクへ戻ってからラーツケラーで夕食をいただきました。
そして三度目の日本のクレジット・カード会社へ国際電話。
「限度額をアップしたのに、どうして現金が出てこないのですか!!」ヽ(`Д´)ノ
ちょっとブチ切れてクレームを入れたのでしたが、あら(/ω\)。
アップ出来るのはクレジット枠だけでキャッシング枠は上げることができないんですって。これ常識なんですね。
仕方がないですね。旅の終盤、できるだけ現金は使わないでクレジット払いで乗り切ろう!
さて、今日はアーヘンへ移動をする日です。
カール大帝の歴史ある都市アーヘン、ここでは何事も起きないことを祈りつつ街歩きをいたします。
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-
キャッシングもそうですが、他にも問題を抱えていました。私がブルージュのホテルにスマホの充電器を忘れて来たことは旅行記で発表しました。
https://4travel.jp/travelogue/11908138
大型量販店に行けば同じものがあると思ったのに、探しても見つからず。どうしよう?
途方に暮れていたら、K氏の充電器が合うことがわかりどんなに安堵したことか。今どき、旅の予約などもスマホで管理していますから、スマホが使えないのは致命的です。 -
しかしです。K氏から充電器を使わせていただくのはとても助かったのですが、昼間は二人ともスマホを持ち歩きますから、充電できるのはホテルに帰ってから朝出発するまでの短い時間しかありません。
一方が充電が終われば夜中であろうが早朝であろうがお構いなく、ラインで連絡して充電器の受け渡しをしなければなりません。
お部屋が近ければまだしも、階が違えば悲劇でした。
しかも寝起きの姿を見られたくないので、扉の前に潜んでいて、気配がしたらさっと取り込みます。
ライン履歴を見ただけでもいかに毎日が綱渡りの連続だったかがわかります。それが9月15日から27日まで続いたのですから、本当にK氏にご迷惑をおかけしました。
ライン履歴はほんの一部です。このドタバタが12日間続きました。
(表示時間は日本時間です) -
今朝も無事にスマホ充電儀式も終わり、出発が早いので、ホテルフロントでタクシーを呼んでもらって、アウクスブルク駅に着きました。
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私たちが乗る7:13発のハンブルク行ICEは1番ホームから出発します。
ホームが一番でよかった~~。
アウクスブルク中央駅は、経験者ならお判りですね。エレベーターもエスカレーターもないので、重い荷物を持っての階段移動は後期高齢者にはそれはもう大変。 -
やっとエレベーターもエスカレーターもできるようですね。
只今あちこち工事中です。次回は重い荷物の心配しなくて済むのかな。 -
隣の2番線にはバイエルン地域鉄道(BRB)が停まっています。
私たちのICEもほどなく出発。 -
朝が早かったので、朝食は駅の売店で購入したパンケーキと、一昨日バーゼルのスーパーで買ったマカロンを車内でいただきます。
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乗換駅のマンハイム。
ホームには大勢の人、列車は20分遅れで到着。 -
次にケルンで乗り換え。35分の遅れ。
ちょっとくらいなら大聖堂を見れる予定だったけど、列車の遅れにより大聖堂には行けず。
下の写真はホームから見たケルン大聖堂。 -
ケルンからアーヘンまで地域列車で1時間足らず。
駅からタクシーでホテルまで。
私たちの今宵のホテル・ドライケーニゲ(三人の王)。
大層な名前だけどこの旅で唯一のエレベーターがついていないホテルでした。
K氏は3階、私とNさんは2階。大きなスーツケースを横に、急な階段を前にしてため息をつく私たち。
そしたらホテルのフロントの若い男性が、両手にスーツケースを軽々と持ち上げて運んでくれた。
すごい! -
アーヘンは一晩だけですから、荷物を部屋に置いたら早速観光に出かけます。
市庁舎広場。
エレベーターこそないけど、ホテルは観光に便利な場所にあります。
広場からホテルはすぐそこ。(矢印の部分) -
広場の中央にはアーヘンの創始者カール大帝の噴水があります。
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カール大帝の後ろには古色蒼然と言う言葉がぴったりのアーヘン市庁舎。深い歴史を感じます。
フランク王国のカール大帝は、生まれた地ここアーヘンに、1200年以上も前に居城と宮殿教会を造り、フランク王国の都にしました。 -
現在の市庁舎は、14世紀前半にカール大帝居城の後に歴代の神聖ローマ皇帝戴冠式晩餐会のホールとして造られました。
市庁舎の壁面には50体もの彫像で飾られています。 -
市庁舎は見学することができます。
階段を登るとひときわ大きな彫像(キリストに王剣と王球を捧げている皇帝の像?)の下が入り口です。 -
市庁舎に足を踏み入れると足元に謎のサインが。
これは「KAROLUS」の7文字を組み合わせたカール大帝のサインだそうです。 -
玄関ホールで迎えてくれた人物は、カール大帝と皇帝ジギスムント。
でもこの絵はどこかで見たことがあります。 -
そうです、ニュルンベルクの国立ゲルマン博物館で2011年に観ました。
ニュルンベルク生まれの巨匠アルブレヒト・デューラーが描いたもので、アーヘンものは複製です。(2011.5.6写す)
神聖ローマ皇帝ジギスムント(1368-1437)がどうしてここにカール大帝と一緒に並んでいるのかわかりませんが、きっとデューラーつながりなのでしょうね。 -
豪華な青銅の入り口
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次の部屋は鮮やかな赤と金箔のお部屋「赤の間」(平和の間)。
オーストリア継承戦争を終わらせるためのホールでした。
壁には4人の使節の肖像画が飾られています。 -
白の間。
イタリアのスタッコ職人による美しい祝賀ホール。
内部は金箔の漆喰で飾られた白い壁。 -
黄金のダマスク織の豪華な布が貼られた部屋。
その上にはフレスコの壁絵が飾られています。アーヘンの議会場として使われました。
壁に飾られている肖像画はアーヘンの歴代の市長だそう。 -
豪華な家具。
その上に掲げられている壁絵は? -
「スザンナと2人の長老」
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ここにもカール大帝の肖像画。
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階段ホール。
正面にはここにもカール大帝のサインが。 -
窓からはアーヘン大聖堂を見ることができます。
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テーブルと椅子が並べられた部屋。
現在でも会議場として使われている部屋です。 -
天井ドームのルネッサンスの壁画が美しい。
プラトンの四大徳が描かれたもの。つまり知恵、勇気、節制、正義の4つの徳のこと。 -
壁には見たことがあるような肖像画。
左より、ここでもカール大帝。そしてその右はハプスブルク最後の神聖ローマ皇帝フランツ2世、その横マリア・テレジアの父カール6世。 -
そしてマリアテレジア
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光が射しこんで大変見難い写真ですが、ナポレオンとジョゼフィーヌの肖像画も並んでいます。
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さて、広いホールにやってきました。
いくつものリブヴォールトの天井が重なり合い大きな柱に支えられてる広々とした「戴冠式の間」です。
936年から1531年の間、ドイツ王の戴冠式を大聖堂で行った後の祝賀晩餐会はこの「戴冠式の間」で行われました。
現在ではここで、イベントやコンサートなども開催されています。 -
壁にはカール大帝に関係のある壁絵が飾られています。
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そしてここには皇帝の戴冠式で使われる三種の神器(宝冠、宝玉、王笏)や宝剣などのレプリカが飾られています。
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大聖堂で、歴代の皇帝の戴冠式典が執り行われた後、戴冠式饗宴がここでありました。当時(神聖ローマ帝国時代)欧州で一番広い広間だったそうです。
この歴代の皇帝の戴冠式晩餐会が行われたこのホールは、1950年からは、アーヘン国際カール大帝賞会場として使われています。 -
さて、皆様は国際カール大帝賞なるものをご存知でしょうか?
これは毎年、ヨーロッパの政治家、科学者、経済学者などの中から欧州統合に貢献した人に贈られる名誉ある賞です。
2008年にはメルケル首相も受賞しました。
その他キッシンジャー(米)、ミッテラン(仏)、ヨハネパウロ2世、シュルツ欧州議会議長、マクロン仏大統領も。またグテーレス国連事務総長の名前も見えます。 -
2023年5月14日には、ウクライナのゼレンスキー大統領とウクライナ国民が受賞しました。
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カール大帝賞が受賞される会場。
演台の上には神聖ローマ皇帝に関係のあるハプスブルク家の双頭の鷲、ドイツの鷲、それにフランスの百合を合体した紋章が見えます。 -
アーヘン市庁舎の見学に結構な時間をかけて外に出てきました。
市庁舎のミニチュア。 -
市庁舎の裏側から。
さあ、次は大聖堂です。 -
ぶらぶら歩いて大聖堂へ。
大きすぎて全体像が入り切れません。 -
あ、そうだ!市庁舎の窓から撮った写真に全体像が入っています。
アーヘン大聖堂。
カール大帝が宮殿教会として建てたもので、その後いろいろな建築様式が混じりあい、拡張されてきました。 -
では、中に入りましょう。
入り口にはキリストの磔刑像。 -
入り口付近にあったこれはなに?
ガーゴイルでもなさそうだし、面白いから写真に撮っておこう。 -
中に入って、あれぇ~?ここ大聖堂ではない。
でも落ち着いた祭壇。観光客が誰もいないのはいいね。 -
あとで調べたらここはSt. Foillan (Aachen)、聖フォイラン教会。
ドイツ語圏では唯一アイルランドの聖人に捧げられた教会なんですって。
シンプルな中央祭壇。
石でできています。 -
説教壇もろうそく立ても石でできています。
それぞれに聖書の物語やキリスト、マリアの物語が描かれています。 -
教会だったら十字架はどこに?
石の祭壇の後ろのステンドグラスの前にありました。
とっても鮮やかな十字架。中にはお決まりの磔刑図。
エナメルコーティングというそうです。 -
この教会で有名なのは美しいお顔の聖母マリア。名前も「美しいマドンナ」。
マリアの前にも色鮮やかな聖なる箱。
やはり何となく異国の教会って感じがしますね。 -
こちらは荊の冠をかぶり、鞭打たれたイエスの木像。
「エッケ・ホモ」(この人を見よ)です。 -
大きな絵が壁を飾っています。「カナの結婚」
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パイプオルガン「クライスオルガン。
小さいけれどとっても価値のあるオルガンなんです。 -
フォライン教会をでます。
小さいけれどとても興味深いかわいい教会でした。
大聖堂の近くにこんな教会があるのは知りませんでした。
道に迷って怪我の功名ですね。 -
今度こそ大聖堂へ。
聖フォイラン教会の隣にあります。
さすがに大きい。さすが世界遺産。
外壁の聖人たちの像の彫像も精巧で素晴らしい。 -
入り口はここ。
さっきの聖フォイラン教会の方が立派だったような・・・。 -
しかし中に入ると、八角形の天井がそれはそれは見事です。
私は何度か訪れていますが、いつもモザイク模様のその煌びやかさに圧倒されます。
イタリアの大理石で造られた回廊も素晴らしい。 -
ところでどうして8角形なのか?
NHKの世界遺産でやっていました。
「八」は復活を意味する数字、
割礼は生後8日目、
ノアの箱舟で助かったのは8人、
など中世キリスト教では象徴的な数字だそうです。 -
ところで何が描かれているのか?
中央に近い天使は4人の福音記者。
よく見ると象徴である牛(ルカ)・ヨハネ(鷲)・マルコ(ライオン)・マタイ(人間)顔 -
またその外側にはヨハネの黙示録の24人の長老がキリストに冠を捧げています。
-
"八角形の中央から巨大なシャンデリアが下がっています(周りの大理石の入り口アーチに溶け込んで見難いですが)。
これはバルバロッサ(神聖ローマ皇帝・フリードリヒ1世)のロウソク立て。
1165年、カール大帝の聖遺物を黄金の棺に移し変える時にフリードリヒ1世が奉納したものです。
直径4.2メートルの青銅製で48個の燭台がついています。 -
イタリアのローマやラベンナから運ばれた大理石の模様や、黄金のモザイク画の荘厳なことといったら。
様々な時代の建築様式が融合して造り上げたものだそうです。 -
大理石の柱の前には青い服を召された聖母子像。
あれ、前回訪れた時のドレスと違っているような気が・・・?
調べてみたら、やはり、でした。
このマリア様は数十着のドレスと数百個の宝石を所持していらっしゃって行事によってお召し替えになっていらっしゃるとか。 -
その奥で眩いばかりに輝いているのはガラスの礼拝堂。
そして黄金の祭壇。 -
その奥で眩いばかりに輝いているのはガラスの礼拝堂。そして黄金の祭壇。
-
黄金のマリア様のリースは上から下げられており、後ろの色鮮やかなステンドグラスが特徴で「ガラスの祭壇」と呼ばれています。
黄金の聖遺物箱の中にはマリアが身につけた衣類、キリストのオムツなども納められているそうです。 -
広いステンドグラスが明るいガラスの祭壇。
奥に小さくもう一つ黄金の棺が見えます。カール大帝の聖遺物箱です。
1215年、シュタウフェン朝のフリードリヒ2世(バルバロッサの孫)が、カール大帝の聖遺物をこの箱に移しました。 -
聖歌隊ホールの天井のモザイク。この煌めき。
もう素晴らしいとしか言いようがない。 -
ガラスの祭壇のステンドグラスも美しい。
-
美しいステンドグラスに囲まれた聖ニコラウス礼拝堂。
きりがありません。そろそろ次に移動しましょうか。
でも、何か大事なものが抜けているような・・・。 -
肝心なものを見つけられませんでした。
神聖ローマ帝国歴代の皇帝が戴冠式を行う時に座ったと言われる椅子。2010年に撮った写真を載せます。
この大聖堂で最も重要なもので、この椅子の存在がある故、歴史的に大きな意味を持ち、世界遺産第1号の栄誉にも輝いたといわれています。
この椅子は、931年のオットー1世から1531年のフェルディナント1世まで歴代の皇帝30人の戴冠式を見つめてきました。
大層な枠割をはたしてきた椅子にしては木でできた地味な椅子です。 -
この大事な椅子はどこにあったのでしょうね。
齢をとると集中力が無くなり、行動力も狭まり、活力も衰えて、諦めも早くなります。
ま、いいかっ!
足元の見事なモザイク床を眺めながら、次へ移動します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ハッピーねこさん 2025/02/11 11:02:47
- アーヘン!!
- himmelさん、こんにちは。
先週からの大寒波、ご無事にお過ごしでしたでしょうか?
寒さもですが、今回は期間も長くて参りました~~!
こちらもやっと今日から少し気温が上がってきましたが、まだまだ冷え込み厳しいです。
himmelさんもどうぞ引き続きご自愛のほど。
さて、アウクスブルクから一気にアーヘンへ移動されたのですね!
乗り換え駅のマンハイムやケルンもなつかしいです。
アウクスブルク中央駅は、私が2019年春に訪ねた際も大工事中でしたが、まだまだ続いていたのですね。
コロナ禍で中断した時期などもあったのでしょうか。
エレベーター・エスカレーターができたら本当に便利になり助かりますね。
そして、アーヘン記を拝見して唖然・・・私は市庁舎を完全に見落としておりました。
2012年に一度だけ訪ねていますが、市庁舎やその前の広場に全く記憶がなく、旅行記を見返してもやはり何もない・・・。
大聖堂はさすがに記憶も記録もしっかりとありますが、大聖堂北側へちょっと歩を進め、噴水の辺りまで行ったところで引き返したようで。
そもそもアーヘンでは大聖堂しか頭になかったようです。
あんな立派な市庁舎を見逃していたなんて・・・。時間がなくて、とか、道を間違えて・・・などという見逃しは多々ある私の旅ですが、いやはや自分でもびっくりです。
またいつか再訪する目標ができました。
ありがとうございました。
追伸>
スマホ充電器のやり取り、毎日スリリングでしたね。(笑)
- frau.himmelさん からの返信 2025/02/11 22:26:09
- RE: アーヘン!!
- ハッピーねこさんこんばんは。
本当にいつまでも寒いですね。
こちらはまだいいのですが、ニュースを見ているとそちらは雪が何度も降ったりと、例年より寒さが厳しいようですね。ハッピーねこさんもどうかご自愛なさってください。
はい、いろいろな問題を抱えながら3人旅はアウクスブルクからアーヘンに移動しました。
ハッピーねこさんはやはりご存知でしたね、アウクスブルク駅の荷物移動が大変だったことを。2019年にいらっした時も工事中だったのですか。次回はちゃんとできていますかしらね。
そして、アーヘンでは市庁舎をご覧になれなくて唖然としていらっしゃる様子が痛いほど伝わってまいりました。
それでさきほどハッピーねこさんのアーヘンにお邪魔しましたら(もちろん前にも拝見していましたが)、久しぶりのハッピーねこさんの旅行記懐かしい~~!
でも驚きました。私たちが大聖堂と思って入ったSt.Foilan教会に、ちゃんと認識して入ってレポートしていらっしゃる。私たちはたまたま怪我の功名でしたけど、お蔭さまで懐かしく再度内部を拝見できました。
あんなかわいい教会もいいですね。
その折、市庁舎には行けなかったけど、また次の目標ができましたね。
たしかご出発は5月でしたね。懐かしい場所を巡る旅っていうのも素敵ですね。
あと数か月、せめてユーロが少しでも安くなっていることを祈ります。
追伸>
スマホ充電器のやり取り、毎日スリリングでしたね。(笑)
でしょう? あんなやり取りが毎日続いていたのです。(笑)
充電器、プラグなど是非複数個お持ちになってください。
himmel
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アーヘン(ドイツ) の旅行記
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