ニコライ・バーグマンガーデンズに行ってみたくて　箱根vol.1

2025/01/29 - 2025/01/31

もうすぐ１月も終わるなぁ…
昨年からの懸案事項、多額の残債がありながら先方が海外旅行へ。
弁護士に委託するも係争中。
何とか気分一新したいと思い、温泉に浸かって癒やされようと箱根に出かけました。

エリア 強羅温泉(神奈川)

事前に箱根フリーパスを購入し、ロマンスカーの席も予約した。
箱根湯元で箱根登山線に乗り換えて強羅へ向かった。
久し振りのスイッチバック、面白かった。
強羅駅から歩いて７分ほどで箱根ゆとわへ。荷物を預けて観光に出発。

まずは、強羅でちょっと気になっていたカフェへ。
ねりきりと抹茶をいただいた。

席数も少なくシンプルな店内、落ち着いた雰囲気だった。

箱根フリーパスを使ってバスでポーラ美術館へ。

カラーズー色の秘密にせまる
印象派から現代アートへ
開催中だった。

撮影可能なので記憶の助けに。

クロード・モネ
睡蓮の池

クロード・モネ
ルーアン大聖堂

クロード・モネ
睡蓮

先日もモネ展見たばかりだな。

クロード・モネ
サルーテ運河

ジョルジュ・スーラ
グランカンの千潮

ポール・シニャック
フリシンゲン湾

サントロペのアノンシアード美術館でたくさん見たなぁ。

クロード・モネ
バラ色のボート

クロード・モネ
セーヌ河の日没、冬

マルモッタン美術館で見た日の出と対象的だね。

ピエール・オーギュストルノワール
髪かざり

ベルト・ モリゾ
ベランダにて

この時代の女性画家、興味深い。

フィンセント・ファン・ゴッホ
アザミの花

やっぱりゴッホには惹かれる。

ポール・ゴーガン
小屋の前の犬、タヒチ

ロベール・ドローネー
傘をさす女、またはパリジェンヌ

アンリ・マティス
オリーブの木のある散歩道

ワシリー・カンディンスキー
支え無し

ピエール・ボナール
浴槽、ブルーのハーモニー

アンリ・マテイス
リュート

鮮やかな色彩がマティスらしい。

現代アートは撮影出来るものが少なかった。

坂本夏子

流麻二果

グオルフガング・テイルマンス

グオリヤン・タン

門田光雅

山田航平

初めて知った画家だけど、奈良美智を思い出した。

小泉智貴

山本太郎

北斎もカラフル。

アンディー・ウォーホールを思い出す。

草間彌生

30秒だけ入室出来る。

案内より。
「無限の色彩
永遠、崇高、宇宙的な無限というテーマによって、幅広いメディアやジャンルの作品を発表してきた草間彌生 は、1962年から1964年にかけて、何千枚もの布によって突起物を縺い、家具や拾得物に接ぎ木した「アキュミュレーション・スカルプチャー」（集積彫刻） を制作しました。しかしながら、立体作品の制作にともなう労力は肉体的にも精神的にも負担が大きく、まもなく彼女は鏡の使用によって同じような反復効果を獲得するようになります。

そこで、1965年から部屋の内壁や天井、床に鏡を張り巡らし、床一面に水玉模様の突起物を配置した、一連の「Infinity Mirror Room」（無限の鏡の間） を始め、その革新性によって草間の名を世界に知らしめることになりました。反射するイメージによって、来場者に無限に反復するヴィジョンを供する彼女のコンセブトは、本作品 （無限の鏡の間 一求道の輝く宇宙の永遠の無限の光にも受け継がれています。暗い部屋の中で発光する無数の水玉が広がる錯視的宇宙へと観る者をいざないます。」

立体の水玉に包まれて不思議な気分。

ボール・セザンヌ
ブロヴァンスの翼景

ボール・セザンヌ
ラム酒の瓶のある静物

ボール・セザンヌ
アルルカン

エドガー・ドガ
スパニッシュ。ダンス

さすが踊り子に魅入られたドガ、ダンスの洞察眼が素晴らしい。

ピエール・オーギュスト・ルノワール
ヴェールをまとう踊り子

ふくよかな肢体がルノアールらしい。

アリステイド・マイヨール
（フランス）のための習作

ドーム兄弟
ロレーヌ十字文鶴頸花器

エミール・ガレ
ケシ文花器

エミール・ガレ
草花文耳付花器

ミュージアムカフェで一休み。ケーキと紅茶をいただいた。

バスを待つ間、外も少し散策。

フリーパスでケーブルカーで強羅から早雲台へ。

cumoという足湯、既に終了だった。うっすら夕景も見たので帰りましょう。

温泉宿の夕食は食べられないものが多いので外食で、ステーキ丼と抹茶ラテをいただいた。

お宿のゆとわにチェックイン。
こちらではフリードリンクやお菓子が自由にいただける。

読書もどうぞというコンセプト。

アップグレードして下さり、朝食つき￥12,000ほど。

中庭には、足湯や焚き木も。

ケーキタイムもあり、いただいた。

貸切風呂。写真はHPから。
夕方と翌朝、空いていたのでそれぞれの貸切風呂に入ることが出来た。
一人だと贅沢だね。

そして夜は大浴場へ。写真はHPから。
カラフルなデザインのお風呂だった。

翌朝の朝食はバイキング。

中庭の足湯。色々施設があるので、ホテルでのんびりもアリかな。

チェックアウトして同じ強羅のホテルへ。
荷物を預けて出発。

フリーパスでお隣の強羅公園へ。

やはり冬はお花が無いよね。

バスで訪れてみたかったニコライ・バーグマンガーデンズへ。

https://hakonegardens.jp/

センスいい感じ。

オープンまで少しこちらで待機。

葉牡丹が、まるでバラのよう。

散策しましょ。
はじめのパビリオン。

鉢が並んでいる。

中央正面に素敵なバラの花束。

可愛いビオラ。

赤色が華やか。

こちらもビオラ。

アネモネ系でしょうか、優しい色合い。

パープルのビオラ。

隣のパビリオン。

こちらは木々育成中だった。

登っていきます。

葉牡丹が飾られていた。

さらに登ります。

次のパビリオンへ。

中央はこんな感じ。

清らかなイメージの花束。

面白い寄せ植え。球根もオブジェのように並べられている

アレンジの微妙なニュアンスの色彩が好き。

正面の寄せ植え。

サイドの装飾。

こちらも。

グランドビューテラス。
確かに眺めがいいね。

次のパビリオン。

春の先取りだね。

ラナンキュラスでしょうか、色鮮やか。

チューリップも可愛い。

鉢が飾られている。

黄色が可愛い。

こちら側も明るいね。

黄色セットがいい感じ。

バーグマンの提唱する野外家具。お洒落だね。

こちらも同様。

ショップになっているよう。

色とりどりのヒヤシンス。

赤いラナンキュラス。

優しい色のポピー。

球根なども売られていた。

ちょっと一休み。

冬なので花が少ないけど、センスよく飾られたパビリオンがお洒落だった。
癒やされたわ。

次にバスでラリック美術館へ。
せっかくなので、オリエント急行車両でお茶しましょう。

貴賓室を覗いて。
往時が偲ばれるね。

豪華な車両内。

ロングドレスの貴婦人なども乗車してたのかな。

ラリックの素晴らしい装飾。

違う図柄の装飾。

何度見ても魅力的だなぁ。

優雅なティータイムだった。

トイレもいい感じ。照明や席標示も面白い。

それでは、美術館へ。

クラシックカーのシンボル、カーマスコットがラリックなんて豪華。

青空に太陽が光る、天気で良かった。

入口のラリック。

館内は以前と変わらず撮影禁止。写真はすべてポストカードから。

美しいラリックのガラスアート。

愛妻の姿を表現した香水瓶。

アール・ヌーヴォー華やかなりし頃のジュエリー。

次はガラスの美術館へ向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• akikoさん 2025/02/12 23:30:03

  ニコライ・バーグマンガーデンズに心惹かれて.:*☆*:.

  マリアンヌさん、こんばんは～
  
  箱根はずっと前に行ったきりで、彫刻の森美術館やガラスの森美術館など機会があれば行ってみたいなって思っていました。でもこの2つのスポットより私の心を動かしたのは、今回マリアンヌさんが紹介してくれた『ニコライ・バーグマンガーデンズ』でした。
  
  ニコライ・バーグマンは前から注目していてたのだけど、このようなガーデンがあったのですね！葉牡丹の巨大なリースの可愛らしいこと!!! そしてバラの花束の見事なこと!!! あまりに素敵ですっかり見惚れてしまいました。そのあとに続く花鉢や寄せ植えも可愛くて魅せられてしまいました。冬なのに春を思わせる魅力的なガーデンで、ここは是非とも行ってみたいと思いました_φ(･_･
  
  ポーラ美術館にも多くの有名な名画が所蔵されているんですね！印象派の名画の数々はどれも観てみたいものばかり。これらはこの企画展だけの展示なのかしら？あと、現代作家の山田航平の少女の絵にも目がとまりました。マリアンヌさんが言われるように、奈良美智を思い起こすようなキュートな絵で、独自のパステルカラーがかった髪や青くて吸い込まれるような目に釘付けになりました。2枚目の絵も色合いがなんとも言えず素敵で心惹かれました♪
  
  続編もまた見せていただきますね！
  akiko

  マリアンヌさん からの返信 2025/02/13 12:22:52

  RE: ニコライ・バーグマンガーデンズに心惹かれて.:*☆*:.

  akikoさん　こんにちは。
  
  箱根プチ旅にもお越しいただき、ありがとうございます。
  箱根は、関西からはマイナーですよね。
  ただ温泉に行くという意味では、美術館などあって温泉と同時に楽しめるところが一人旅には嬉しい点です。
  
  彫刻の森美術館は行ったことがないのですが、ガラスの森、ポーラ、ラリック美術館はお馴染みになってしまっています。
  『ニコライ・バーグマンガーデンズ』は旅友達のpuyomushiさんから知りました。
  ずっと行ってみたいなぁと思っていて、今回訪れました。
  
  ニコライ・バーグマンの青山などのお店の花束やBoxは素敵だけどお高いので購入したことはなくて（笑）
  冬だというのに、葉牡丹や温室のような中のバラの花束のセンスの良さ、花鉢も素敵でした。朝一番で訪れたので、スタッフが花をいけているところでした。
  冬は気温が低いので、キープするのが大変だとおっしゃっていました。
  素敵な場所ですので、おすすめです(^_-)-☆
  
  ポーラ美術館の印象派の名画は、常設だと思います。前回も写真を撮っていたので。
  現代作家はよく知らないのですが、今回の企画展カラーズの現代作家は撮影禁止が多かったです。山田航平の少女の絵はキュートですよね。
  
  今、モロッコでご一緒した若いお嬢さんが神戸で期間バイトをしていて、関西に行こうか迷っているところです(^_^;)
  
  マリアンヌ

• yunさん 2025/02/03 12:46:48

  冬でこそ

  マリアンヌさん
  
  こんにちは
  表紙のバラ　大人シックでなんと素敵なことでしょう。
  （水中の茎の部分にあたる光の色にも目が留まりました）
  
  この様なガーデンがあるのを知りませんでした。
  花の少ない時期、冬枯れの景色と対照的に愛でる花。
  そんな時期にも価値がありますね。
  
  カフェや美術鑑賞、そして箱根の自然。
  近くていつでも行かれるもん！と思いつつ、なかなか行かれない場所。
  マリアンヌさんの大人旅に刺激されて、久々温泉に浸かりたくなりました。
  
  でも、バレンタインの頃は恐ろしくて外出できない(笑)
  yun
  

  マリアンヌさん からの返信 2025/02/03 14:01:22

  RE: 冬でこそ

  yunさん
  
  いつも覗いて下さりありがとうございます。
  アレンジの色彩が大人シックで素敵ですよね(^_-)-☆
  幸いにして晴天、一番乗りで午前の光をうけて透明な花瓶もきれいでした。
  
  私も４トラ友達のpuyomushiさんのInstagramでだいぶ前に知り、行ってみたいなぁと思っていました。
  箱根らしい自然に囲まれた斜面の立地はちょっとした散策ですが、オシャレなチェアもあって心地よいです。そして何よりyunさんのおっしゃるとおり、花の少ない時期、冬枯れの景色と対照的に愛でる花が素敵です☆
  
  温泉は好きなのですが、一人旅ですと時間を持て余してしまって。（旅先で読書がすすまない私です）
  箱根はワンパターンになりつつも美術館などあり良いです。
  急に予約してから、あっ春節！と思ったけど昔に比べたら、穏やかな観光客でした。
  
  近すぎてとは思いますがオススメです♪
  確かにバレンタインの頃は恐ろしくて外出できないかも(^_^;)
  
  マリアンヌ