2025/01/01 - 2025/01/02
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ミズ旅撮る人さん
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2025年は北海道で迎えました。いつもは夏にドライブするのですが、年末年始の休みが長かったので、北海道の冬を体験しに行きました。12月から雪の降りっぷりがいいので、例年よりも日本海側の積雪量は多いようでした。
せっかくの冬の北海道なので、先ずは留萌に泊まり、オロロンラインで稚内に行きました。折り返して旭川に泊まり、富良野で「ファーム富田」に立ち寄りました。「北の国から」を見て育ったので、雪の富良野に興味津々でした。その先は日高山脈を越えて帯広へ。景色が一変しました。雪のない道東です。その代わり寒さが厳しいです。その寒さの中、北海道で唯一行われている「ばんえい競馬」を見に行って来ました。賭け事には全く興味が無いのに、何故か見てみたかった「ばんえい競馬」。走るのはサラブレッドではなく、重い橇を曳いた「ばんば」。珍しいので、馬の写真ばかりになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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稚内から旭川に向かう途中、道路にエゾシカがいました。道路上を歩いていたのですが、車が止まったのでガードレールの向こうに行ってしまいました。夏にはよく見掛けるエゾシカですが、冬でも遭遇するのですね。
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明けて2025年元日です。旭川から富良野にやって来ました。
子供の頃に「北の国から」を見て、日本にこんな雪深いすごい場所があったのかと衝撃を受けました。以来、雪の富良野は憧れでした。夏は観光客でいっぱいの「ファーム富田」に立ち寄って見ました。ファーム富田 公園・植物園
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赤い南天の実に真っ白な雪がうず高く積もっています。積もりっぷりがすごい!
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「ファーム富田」に来て、最初に目にする花畑です。夏にはサルビアや鶏頭、マリーゴールドなど色とりどりの花のグラデーションを楽しめます。今はふかふかの雪野原です。
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お土産やソフトクリームを売る店も、冬季閉鎖中。
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園内には施設が点在していますが、営業しているのはここだけです。
主にラベンダー製品を売る売店です。隣のポプリ屋さんはお休み。
ラベンダー色のポストは一日1回回収に来ます。郵便屋さんのために、投函してあげたくなっちゃうなあ。 -
これだけ雪が積もっていても、あの温室は稼働中です。後で行ってみます。
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夏には涼しい木陰を作ってくれる並木です。こんなに細かい枝がびっしり生えていたんですね。
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並木の向こう側のラベンダー畑に影を落としています。
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東屋の前の雪原にはラベンダーの苗の形に縞模様が出来ています。最初に見た花畑には今は何も植わっていないので真っ平らでしたが、ここにはラベンダーが植わっているんだなと感じられます。もうちょっと雪が少ないともっとハッキリわかるんでしょうね。
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並木道を歩いて行きます。
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いったい、どれだけの人がこの看板を写したことでしょう。目線の先には夏限定のノロッコ号が走り、十勝岳・富良野岳などの山々の雄姿が望まれます。富良野駅には旭川からの富良野線と滝川からの根室本線が乗り入れています。昨年3月に根室本線は富良野から先、新得までの区間が廃線となりました。石勝線の開通によって利用者が減り、災害で復旧の目途が立たずに終わりを迎えました。石勝線で大きな災害が起こった時の迂回路が失われてしまいました。
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何かの実の残った芯に雪が張り付いています。
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日本海側は相変わらず雪の日々ですが、一山超えた富良野はとってもいい天気。おかげで、美しい雪国の風景が楽しめます。とは言え、私が富良野の雪に抱いていた憧れは、ちょっと違ったようです。山向こうの岩見沢の方が豪雪地帯でした。3日前に通った時は、道央道が江別西ICから旭川鷹栖ICまで閉鎖されていました。
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地元の人には普通の風景なのでしょうが、雪の降らない地方の人間には、格別の風景です。ここは自然のままの雪景色を堪能できる得難い場所です。
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「ギャラリーフルール」ここには「ファーム富田」の一年を通しての写真が飾られています。雪に埋もれた冬でも開放されています。
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白樺の小道を歩いて行けます。冬が終わる頃、杉・檜の花粉症で悩まされますが、北海道では白樺の花粉症があるそうです。そんなにいっぱい生えているんだとびっくりしました。
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この辺にもラベンダーが植わっているのですね。デコボコでわかります。これがもっとハッキリわかる写真が、先程のギャラリーにありました。
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園内をぐるっと散策できるように、しっかり除雪されているので、安心して歩けます。
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温室に入りました。おお、ラベンダーが咲いています。室温は10℃くらいしかないのですが、満開です。
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「ラベンダーの咲いていないファーム富田なんて」とは言わせません。
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温室の外は一面の雪景色。すごい場所です。
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「ファーム富田」を出て、更に南下して行きます。
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斜めってしまいましたが、「カンパーナ六花亭」とブドウ畑です。11~3月は、火・水・木曜は定休日になるので(除外日あり)要確認です。
カンパーナ六花亭 グルメ・レストラン
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富良野から帯広に来ました。宿は帯広駅が見下ろせる「鉄」御用達のようなホテルでした。道東道にトマムICから乗って、十勝清水ICから景色が変わりました。雪が無い。まったく無い訳ではないけれど、日本海側とはまったく違う風景になりました。そしてキンと冴えわたった青空。雪が少ない代わりに気温が低くて、今朝は-13℃でした。ウィンドウォッシャー液を補充しようとしたら、車の中に置いていたペットボトルの水が凍り付いていて使えませんでした。ああ、氷点下ってこういうことなんだと実感。ホテルの方に水を頂戴しました。ありがとうございました。
コンフォートホテル帯広 宿・ホテル
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帯広で是非訪れたい場所がありました。入口には面妖な自動販売機があります。
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駐車場から園内に向かう道すがらに立っています。買ってみたかったなあ。
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行きたかった場所「ばんえい競馬場」です。かつて北海道には4か所あったそうですが、今では帯広ただ1か所となりました。基本的には土・日・月曜の開催で、どうしても夏に来る時には曜日が合いませんでした。しかし、今回はお正月で、2・3・4日が開催日でした。よし、行くぞ~~~開門は10:30で、第一レースは13:15です。レースが始まるまでは、お買い物で楽しめます。ほら、正面に「野菜詰め放題100円」と書いてあるでしょう?さすがはじゃがいも王国北海道。デストロイヤーという品種が詰め放題でした。更に、左の建物の産直では「インカのめざめ」という絶品のじゃがいもを販売していました。札幌の一流ホテルで朝食に茹でた「インカのめざめ」を出すほど美味です。
帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡
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低い屋根のある通路の脇に「入場券売り場」があるのですが、「入場料無料」でした。
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年末年始のレースのポスターです。どの馬も強そうですね。何故真ん中に「北斗の拳」のラオウ?
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冬らしい綺麗な看板です。その向こうの青空が映えるなあ。
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建物の脇から馬場に入れます。レースが始まるまでまだまだ時間があるので、誰もいません。座ったらお尻がしもやけになりそう。
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ばんえい競馬のコースは一直線です。近くで見たい人は、白い柵にかじりついて見学できます。
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出走ゲートがこちら。
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ゲートのすぐ前に第一障害があります。高さは1m。
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そして第二の障害。高さは1.6m。ここを如何に乗り越えるかが勝負の決め手。
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勝負に専念するため、暖かい室内で観戦する人たちは、2階のガラス張りの部屋にいます。
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徐々に建物の中は人がいっぱいになって来ました。ちょうどお昼時でもあるので、暖かい麺ものや豚丼などを食べている人がたくさんいます。土産物店が2つあり、ばんばの蹄鉄を使った鍋敷きを売っていました。ばんばの蹄ってすっごく大きいですね。そもそもは農耕馬なので、体つきもがっしりしています。
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ゴールの傍にパドックがあります。
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ここで、馬の状態を見極めて賭けるんだそうですが、素人にとっては、ゆっくりばんばが見られるショータイムです。この馬の騎手は女性のようです。たてがみが可愛く結ってあります。見ているとかなり手が込んだたてがみの馬が多いです。パドックで見学している女性の会話では、「あの馬可愛い!」という言葉が多く聞かれました。人気を得るには外観・容姿も重要なんですね。
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おや?両側から手綱を取られて歩いているばんばがいます。ご機嫌斜めなのかな?
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パドックでは騎手は鞍を付けずに騎乗します。騎乗技術や馬との相性がわかるのだそうです。
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そもそもサラブレッドだって見たことないのに、ばんばの善し悪しが分かる訳もなく、格好よく歩いているなくらいで楽しんでいます。
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おや?手綱を引かれているばんばもいます。こういう馬はダメってこと?(そうではない事は最後に分かります)
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パドックから馬がスタート地点に移動しました。一旦、馬は厩舎に入り、騎手たちは1tにもなるという橇の準備をします。
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第一障害の上を係員が歩いて行きます。厩舎にいたばんばがゲートに入って来ました。
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ばんばの準備が整いました。
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ゲートが閉められました。
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ゲートオープン
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ばんばが飛び出して来ました。
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第一障害を軽々と乗り越えて来ます。
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最初に障害から抜け出したのは4番のばんばです。
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ところが4番は、ここで立ち止まってしまいました。代わりに1番が先頭を走ります。
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第一障害と第二障害の真ん中あたりで、どのばんばも止まってしまいました。次の障害を越えるために、仕切り直しているのです。ここの駆け引きが重要です。
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そこへ、遅れて第一障害を越えて来たグループがやって来ます。
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中間地点にすべての馬が集まって来ました。つまり第一障害を越えた順位はあまり決め手にはならないということのようです。
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でも、ここでやはり先陣を切るのは4番でした。
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負けじと1番・3番も進んで行きます。ばんばは背中に騎手を乗せて走るのではなく、重い鉄橇に騎手が乗って引かせるのです。パドックでは騎乗していたので違和感が無かったのですが、今頃になって、ああこれがばんえい競馬なんだと実感しました。
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もう一つ大きく異なる点は、普通の競馬では、馬の鼻先が勝負の決め手ですが、ばんえい競馬では、橇の後端がゴールラインを通過した時点で決まります。そのため、橇の後端には馬番がしっかり明記されています。
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最大の難関を前に、誰が行くか。遅れを取っていた8番・9番も上がって来ました。
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おお、やはり4番が行きました。
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4番が障害を越えんとしている時、1番と9番が猛追して来ました。
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他のばんばも追随します。
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先陣には4番・9番そして4番の影になっている1番がいます。
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障害を越えたら、そのまま疾走してゴールになるのかと思ったら、また止まってしまったりします。結局どこで優勢なら勝てるのか、まったくわからず仕舞いでした。
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「ばんえい帯広競馬」と書かれた馬蹄形の前にゴールラインがあり、それを橇の後端が通過した順位が着順です。しかし、ここからではまったく様子がわかりませんでした。馬を追い掛けてゴール地点に行きたいのですが、「馬が驚くので走らないでください」と書かれています。最初に陣取った場所からレース中に移動することは出来ないのです。
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第一レースの結果です。1番・4番・7番でした。あら、7番ってどこにいたのかしら?最初から先頭だった4番は最後の最後で0.1秒差で1番に負けてしまいました。駆け引きの結果なのでしょう。
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ばんばが駆け抜けた馬場を係員たちが均(なら)しています。
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トラクターまで出動します。
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いよ!格好いいね。この日は昼でも-10℃くらいで、作業は厳しかったと思います。
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トラクターが通った後を整地して行きます。これを最終レースまで繰り返すのです。最終の第12レースは19:15に行われます。とっぷり日が暮れてナイターです。おお、寒い!!
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レースが終わると、馬場のそばには殆ど誰もいなくなりました。観客たちは寒いのですぐに建物の中に入ってしまうのです。
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第二レースです。第一レースでは気付かなかったけれど、「ばんえい十勝」と書かれたお立ち台でおじさんが赤旗を振っています。出走の合図でしょう。
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ばんえい競馬では、個人または企業による協賛レースの制度があります。協賛金1口1万円で1口以上の協賛金を提供すると、レースにサブタイトルを冠する事が出来ます。協賛金の9割はそのレースの優勝馬の馬主・調教師・騎手・厩務員などに授与されます。残りの1割はばんえい競馬の運営費に充填されます。協賛者は優勝馬・協賛金授与者と記念撮影ができます。
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この第二レースには「あさき結婚生活幸せで賞」というサブタイトルが付いています。
他に「ゆうと結婚生活幸せで賞」
「中林勝司まだまだ独身で賞」
「賢ちゃんバースデー記念75」
「晴雄さんお誕生日記念」
「運試し木下智史お年玉大作戦」というレースがありました。 -
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第一障害を乗り越えて、そろそろ一旦停止のタイミングです。
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馬たちが集まって来ました。さあ、いつ抜け出すか。
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9番行くか?
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団子状態で第二障害に挑み始めました。
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障害の手前で一旦停止。これで勝負が決まります。
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それ行け!
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何故か1~5番と6番以下の2グループに綺麗に分かれました。
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どの時点でゴールしたのかここからでは全然わかりません。
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レースが終わった馬たちは奥の方へ橇を引いて行きます。
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鉄橇はこのようにスタート地点へ回送されて行くのです。
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第二レースの結果です。6番・1番・7番・9番・8番。後半グループの独占かと思いきや、いつの間にか1番が食い込んでいました。
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第二障害の前には、こんな事が書いてあります。
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そっかあ。頑張れって言ってあげれば良かったんだね。
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第三レースの前のパドック。ばんばって、蹄は大きいけれど耳が小さい気がします。寒いからかな?
この2番の騎手は今井千尋さんで、第一レースで7番の馬にも騎乗していました。調べてみると、第4・5・7・10・12レースに出場していました。人気騎手で、騎乗依頼が殺到しているのかな? -
パドックでのお披露目が終わると、ばんば達は馬場の手前をスタート地点に向かって移動して行きます。
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第一・第二レースは出走馬が9頭でしたが、第三レースは10頭います。出走表には、当然、馬や騎手の名前が書かれていて、「ばんえい重量」というのもあります。第一レースは620~650でしたが、第二・第三レースは500~540とかなりの違いがありました。そして、各レースの賞金も明示されています。1位は260,000~300,000円、2位は98,000~114,000円というように、レースによって変わります。この日は第8レースが「帯広記念(BG1)4歳以上オープン」となっていて、5頭のみのレースで、1位は500万円の賞金です。このクラスは重量が890~930と最高に重いです。
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第一障害を越えて来ます。
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ばんえい競馬のおもしろさは、この障害を越えて来る馬たちの力強さにあると思います。サラブレッドがコースを全力疾走するのとは違い、開拓農耕馬の面影を残しています。センチメンタルな理由だけで障害があるのではなく、レースをおもしろく見せるために設置されているのはわかりますが、ただ走り抜けるのではないところがやはり最大のおもしろさです。競馬には興味がないけれど、ばんばのレース姿は見たかったのは、そういうことでした。
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10頭綺麗に揃いました。
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第二障害の向こうで10頭のばんばが、仕掛けるタイミングを見計らっています。どの馬が最初に越えて来るかな?
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4番・5番・3番が来ました。
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馬場の砂を蹴り上げる様子が撮れました。
電光掲示板には当日の馬場水分のパーセンテージが表示されます。
雨が降ると橇の滑りが良くタイムが早くなり、天気の良い日は水分が少なくタイムは遅くなります。これによってレースの展開が大きく変わります。
帯広ばんえい競馬での馬場水分は0.0~9.9%で表示し、2.0以下が重、2.0~3.0が標準、3.0以上が軽のようです。この日の帯広の水分は2.5でした。 -
既に半分以上の馬が第二障害を越えています。が、実はこの中に1~3位の馬が2頭もいるのです。「先に障害を越えれば優勝」では決してないのがおもしろいというのか、わからないというのか。障害が得意な馬は先行しますが、その後が強い馬というのが意外に勝ったりするようです。
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第二障害を越えた先の平地では、先行した馬がそのまま駆け抜けるかと思いきや進まないことが多く、後から来たグループに飲み込まれて、綺麗に斜めに並んでしまいました。珍しいので今回の表紙です。
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そろそろゴールです。さあ、どの馬が優勝したかな?
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予想通りでしたか?
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入賞馬のパドックでの様子です。優勝10番アグライア牝3歳。
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2位4番アソノエース牡3歳。
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3位8番ハマナクン牡3歳。つまりパドックで騎手が騎乗していなくても馬の善し悪しには関係しないという事ですね。第三レースは3頭とも騎手なしでした。素人は賭け事には関わらずに、馬の姿を見て楽しむことにいたしましょう。
この日は、19:15の第12レースまでありましたが、これにて終了します。
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