
2025/01/06 - 2025/01/08
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2023年5月、突如クルーズ病に罹患し、2024年には年間7回、延べ72日間を船の上でひとりで過ごすことになるまで重篤化してしまいました。
その反動から、国内で一番好きなエリア北海道十勝へ2024年には一度も出かけていないことに気づき、これはいけないと年明け早々太平洋フェリー「いしかり」で北の大地を目指すことにしました。
タイトルから太平洋フェリーをディスる投稿かとお思いになった方もいらっしゃるかと思いますが決してそんなことはなく、ザッと比較しながら載せてみます。
一般的にクルーズ船のイメージと言えば、船内でダンスをしたりドレスアップしてディナーを食べたりと言ったところかと思われますが、この短期間での集中的な乗船から学んだ自分自身のクルーズの楽しみ方はそれらとは全くかけ離れたところにあり、そうした観点からであれば太平洋フェリーでも十分に楽しめるのではないかとの検証を兼ねての乗船でもありましたが正にそのとおりでした!
カジュアル船の分際で似非豪華客船気取りのベリッシマなどに乗るくらいなら国内フェリーのほうがよほど良い!
直近1年半に二度の太平洋横断を含む11回122日間のクルーズ船乗船経験を経て今回太平洋フェリーに乗船し、そう確信するに至りました。
表紙の写真は、2024年5月、Norwegian Cruise Line(NCL) Spiritでバンクーバーから東京まで19日間の太平洋横断クルーズに乗船した際、着岸した仙台高松2号埠頭にてすれ違った太平洋フェリー「いしかり」を撮影したものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
名古屋フェリーターミナルに停泊中の太平洋フェリー「いしかり」
総トン数15,762トン、全長199.9m、全幅27.0m、旅客数777名
[参考] 表紙写真「NCL Spirit」のスペック
総トン数75,904トン、全長267.92m、全幅32.0m、旅客数1,972名
※NCLのクルーズ船の中では最も小さな部類のシップ -
ギャングウェイから乗船して最初に目にするのはこの吹き抜けのアトリウムです。
たしかにクルーズ船の華やかさには敵いませんが、それでも十分に素晴らしいと思います。 -
アトリウムの階段配置などもクルーズ船とさほど違いはありません。
-
そう言えば、「いしかり」では一度もシースルーエレベーターに乗りませんでした。
-
橋はくぐるものだ!
名港西大橋をくぐり抜け伊勢湾へと進みます。
デッキから見る景色にはクルーズ船もフェリーも違いはありません。 -
「いしかり」のシンプルなスカイデッキ。
このエリアはクルーズ船のウリとなっているため大きく異なることは致し方ありません。
プール、ジャグジー、グリルやバーカウンターがあり、スポーツ施設、スポーツジムなどもこのエリアとなります。 -
今回は1等客室(洋室)のシングル利用です。
キャビンの広さは一般的なカジュアルクラスのクルーズ船のINSIDE CABINに比べれば狭いですが、特に圧迫感はありません。
ただ、クルーズ船とは異なり、シングル利用だからと言ってワンベッド仕様に変更してもらうことはできません。 -
テーブル、キャビネット等、クルーズ船と比較すればシンプルで小ぶりではありますが、それは乗船時間を考えれば仕方のないことで特に不便さは感じません。
むしろキャビン内トイレがウォシュレット仕様なこととナイトウェアが備え付けられている点ではこちらのほうが優れています。 -
洗面、シャワーも基本的な機能においてクルーズ船との違いはありません。
ただ、新型のクルーズ船ではシャワーカーテンではなくガラスドアになっている点は異なります。
そうは言っても太平洋フェリーの場合は大浴場があるのでこのシャワーを使うことはほぼないと言えるのではないでしょうか。 -
「いしかり」のシンプルなデッキプランです。
この点はクルーズ船とは大きく異なり、小型サイズのNCL SPIRITでもDECK4から最上階DECK13まで10階層あります。
食べ放題のクルーズ船の場合どうしても運動不足になりがちなので、船内では基本的にエレベーターを使用しないことを個人ルールとしています。 -
クルーズ船で言うところの船内新聞です。
レストランやイベントなど、航行中のスケジュールがフロント横に張り出されています。
クルーズ船でも最近では従来のように各キャビンにペーパーで配られることなくスマホで確認するスタイルのシップも増えて来ているようです。 -
「いしかり」にはほぼ出港から到着までいつでも入れる大浴場があります。
飛鳥Ⅱやにっぽん丸と言った日本船やごく稀にダイヤモンドプリンセスなど大浴場装備のクルーズ船もありますが、そもそもの旅費が高額であったり入浴は有料であったりするので、この点は日本周辺を航路とするフェリーの圧勝です。 -
キャビン内の他、パブリックエリアのトイレもウォシュレット仕様です。
日本船以外のクルーズ船ではほぼ見かけません。
その対策としてクルーズ船乗船時には携帯ウォシュレットを必携しています。 -
夜のブッフェメニューと営業時間、料金の一覧です。
クルーズ船との一番の違いは有料であること!
基本的にクルーズ船ではブッフェ、レストランともに無料で利用できます。
営業時間の時間帯の幅も長めです。
太平洋フェリーには以前2回乗船していてその際に凡そのレストランレベルは把握しているので今回は食事は持ち込みにしました。 -
パブリックスペースには各所にテーブルとチェアが置かれ、各々ゆっくり寛げるようになっています。
スケールの差こそあれ、このあたりも基本的にはクルーズ船と変わりはありません。 -
「いしかり」の軽食コーナー"ヨットクラブ"
ブッフェレストランがクルーズ船でのメインレストランの位置付けとすれば、ここはクルーズ船のブッフェに相当する場所と言えるかもしれません。 -
比較的お手頃な価格設定かと思います。
-
船内各所に置かれているデコレーションも船旅の一部となっています。
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残念ながら演奏している場面には出くわしませんでしたが、6デッキにはピアノステージも配置されています。
これもクルーズ船のアトリウムに良くある設定です。 -
売店では、名古屋、仙台、北海道のお土産が一度に購入できます。
フェリーグッズも販売していて、その点でもクルーズシップと同じですね。 -
ラウンジ「ミコノス」エントランス。
以前2回の太平洋フェリー乗船時にはコロナ禍の影響からかラウンジショーは開催されていなかったため今回はとても楽しみにしていました。 -
クルーズ船ではシアターショーは見どころのひとつです。
3デッキ吹き抜けの大きなシアターはそれだけでも圧倒されますが、こちらのこじんまりとしたラウンジも味があって好感が持てます。 -
ミコノスラウンジショー、この日の出演者は若山しのぶ氏(pf)と井上幹浩氏(vn)。
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45分ほどのステージでしたがとても素晴らしかったです!
フェリーであってもこのショーがあると無いとでは趣きが全く異なります。
もちろんクルーズ船の大掛かりで本格的なステージとは比べるまでもありませんが、それでもこのステージを観て、あぁ、これならフェリーでも船旅の楽しさはひと通り堪能できると実感したことも事実です。 -
僅かながらに日の出を見ることができました。
船旅の醍醐味のひとつであり、これもクルーズ船から見るものと何ら変わりはありません。 -
スタバなう…
パブリックエリアで備え付けの雑誌を読みながら休憩中。
おそらく24時間稼働している無料のティーサーバーは本当に有り難いです。
以前2回の太平洋フェリー乗船時にもこの雑誌「CRUISE」が置かれていたことはハッキリと記憶していますが、その時はまだクルーズ病に罹患していなかったためチラッと流し読みしただけで終わりましたが今回は割りとしっかり目を通しました。 -
2日目のランチはレストラン「サントリーニ」でカレーブッフェを頂きました。
海原を眺めならがの食事もクルーズ船と全く同じです。 -
この日の仙台到着にて通常運行を終えドライドックに入る姉妹船「きそ」との反航。
通常であれば汽笛交換のほかお互いの乗客が手を振り合う感動のシーンなのですが、残念ながら旅客運行ではなかったためその点は少々寂しかったです。 -
名古屋を出港して40時間、「いしかり」は無事苫小牧に到着しました。
(個人的に全く関心のない)ホワイトナイトだガラナイトだとアレアレ!だと言った派手さはないものの、この40時間に船旅の楽しさが凝縮されていて、名古屋港で「いしかり」に足を踏み入れた瞬間から始まるワクワク感はクルーズ船と何ら変わりはありませんでした。
太平洋フェリー、たった18,600円でこれだけの体験ができるのですから本当にお勧めです! -
と言うわけで、この旅の主目的のひとつ、気温-8℃、風速10m/s強の地吹雪吹き荒れ体感気温-20℃にならんとするなか、糠平湖のタウシュベツ橋梁へ行くことができました。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
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