ジャカランダ咲き乱れる春のシドニー　１ 2024/10/26-27

2024/10/26 - 2024/11/01

海外旅行復活第２弾。オーストラリアはシドニーへ。夫と二人旅。
夫は初シドニー。私は２０１０年以来。

２０１０年は、子供連れの旅行で、ブルーマウンテンやポートスティーブンスへのツアー中心でした。
市内はタロンガ動物園とか水族館とかだったので、「はて、大人二人でのシドニー旅行って何するんだ？」と、実は思いながら計画を始めたのだが、いやいや、これがすばらしい旅行になったのでした。
（↑あくまでも我が家基準です。お買い物や豪華な食事は基本的にナシ。ひ　
　　たすら歩く旅。）

★…この旅行記

★10/26 ・羽田からカンタス航空でシドニーへ
★10/27 ・The Brothers Cafeでふわふわパンケーキをいただく
　　　　 ・スーパーマーケット探索。夕食朝食の食材調達
　　　　 ・フェリーでキリビリに渡り、ハーバーブリッジに沈む夕日を眺　　　
　　　　　 める

10/28 ・ワトソンズベイウォークとフィッシュアンドチップス
　　 　・バランガルーウォーク
　　　 ・辻井伸行リサイタル＠オペラハウス

10/29 ・ノースシドニーウォーク（ジャカランダの並木・ウェンディーズ
　　　　 シ ークレットガーデン）
　　　 ・ハーバーブリッジを歩いて渡る
　　　 ・飲茶ランチ
　　　 ・王立植物園とオペラハウス周辺散歩
　　　
10/30 ・ブラッドリーズヘッドウォーク
　　　 ・フィッシュマーケット
　　　 ・ハミルトン(ミュージカル)

10/31 ・Interloop、Forgotten Songs
　　　 ・ハイティー＠QVB
　　　 ・マグリット展＠ニューサウスウェールズ美術館
　　　 ・シドニー空港から羽田へ

11/1 ・羽田到着　

　　　

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

半年ぶりの羽田。
空港バスの便数がかなり減ってしまったので、空港でかなーり待つ。
まあ、いいです。空港にいるのは好き。

JALばっかり写ってますが、今回はカンタスで行きます。

１４８番ゲートは、本当に端っこ。
１５分遅延で２２：１５出発予定。
ゲート発２２：２４。離陸２２：４９。

カンタスの機内食はとてもシンプル。メインディッシュのパッケージの上にパンがポンっと置かれる。以上。あ、夕食(真夜中だけど)は、デザート？のブラウニーが個包装でついてた。

担当の女性クルーがいい感じ。気さくに話しかけてくれる。「シドニーはあったかくなってきて、いいわよー。楽しんでね！」

これは朝ごはん。シドニー時間で午前９時ごろ。
メニューはモニターで確認できるんだけど、「きのことチーズのオムレツベーコン、ハッシュブラウン、煮豆」って書いてあった。「なんちゃらビーンズ」とかではなく「煮豆」という表現！よいわー。

オーストラリア上空。もうすぐシドニー。

着陸は10:15。ゲート着は10:25という記録にはなってるけど、ゲートじゃないよー。久々の沖止めだー。嫌いじゃないです。
入国審査。キオスク端末が並んでいる。人々もずらずらと並んでいるが、どこが最後かわからない。…ので、適当に並んだが、もしかして割り込んじゃった？いや、だれも何が何だかわかんなかったと思う。係員がさばくわけでもなし。キオスクが空いても、列の先頭の人からは見えないので、乗客たちが協力して「空いたよー！」と伝えるという状態。並びながら様子を見ていると、家族は一緒に行って一台で操作した方がいいことがわかる。順番が回ってきて、特に問題なく通過。発行されたチケットを持って、次に進む。入国審査場へ。どこにどう並ぶのが正しいのかよくわからんが、進むと係員がいて「そこじゃない、こっち」と案内はしてくれる。チケットをゲートに差し込み、前方のカメラを見て、照合。完了したらゲートが開く。
税関は、並んでる途中で係の職員がカードをチェック。「食べ物って何？」「コーヒーのスティックとか…」で、問題なし。

空港から420番のバスに乗り、マスコット駅からＴ８に乗って、とても安く市内に行く手も考えましたがね…。お金かかっても早く着くことを選んで電車乗り場へ。VISAタッチで通過。おお、これはいいね。

…でもね…。電車に乗って初esimの設定やってて、果たしてうまくいったのかどうか自信がなく、一人で勝手にテンパってた（海外旅行の担当は私なので夫は見守るのみ）ので、車内アナウンスを聞き逃す。（→トラックワークで市内には行かずに空港に引き返すので、途中で降りて乗り換えてね～、というやつ。）
どーりでCentralでたくさん人が降りたわけ。直通電車に乗った意味なし。

Mascotで降りて、Central方面へ。ああ、確かに乗換案内が出てる。Lightrailに乗り換えて、Town Hallヘ向かう。(ホテルへはこっちの方が近い。)　初Lightrailに乗る。Tap On。12:30になっている。

Town Hallで下車。12:40。
ジャカランダ！満開！感動！ 例年より開花が早いようだが、日本の桜みたいにチャンスが1週間しかないということはなく、良い時期は１カ月ほど続く。

写真を撮りまくり、興奮しながらもホテルへ向かおうと歩きだし、坂を途中まで下ってるところで「あ。」と思い出す。「Tap Offを忘れた！」慌てて戻って、大丈夫かなと心配しながらも、Tap Off。危なかったがセーフ。二人とも忘れてたんだけど、夫には「よく思い出したねえ」と言われる。何か降りてきたんだよね…。

途中で『Darling Harbourこっち』のサインを発見。時刻を見ると、12:52。もしかして、Pyrmont Bridgeの回転を見られるかも。ということで夫に許可を得て、スーツケースをごろごろしながらDarling Harbourへ向かう。ちょっと遠いけど、Pyrmont Bridgeが見える。到着１分後に回転が始まる。(写真はわかりづらいですが、橋が回転してるところ。)13:00の回。見られたのでもう満足。ホテルに向かいましょ。

ホテルに到着。13:15にはチェックイン完了。お部屋は用意されていた。良かった！
エレベータに乗るにはカードキーが必要。やり方を教えてもらって１０階へ。
窓を開けるとDarling Harbourが見える。Pyrmont Bridgeは、何事もなかったかのように、すっかりもとに戻っている。「いい眺めの部屋がいいな」というリクエストに応えてくれた模様。
気付くと、どうやらesimがちゃんとつながっている。よかったー。

荷ほどきは後にして、パンケーキを食べに行きましょう。14:00過ぎにホテルを出る。14:20、Darling SquareのThe Exchangeに到着。チャイナタウン周辺の再開発計画の中心。隈研吾設計の鳥の巣。１階にたくさん飲食店が入っている。この中に目的のパンケーキ屋The Brothers Cafeがある。
　　

「１０番テーブルヘドウゾー」とのことだったが、そこには上着がかかっているよ？ 「お、本当だ。じゃ、外でいい？」とのことで、パラソルの下のTable 15に着席。日陰になるし、隣がやたら近くて狭い１０番テーブルよりずっといいわ。
メニューはQRコードで確認し、注文しに行く。「ティラミスパンケーキね。ちょっと待って、確認するから。…３０分待ちだけど、大丈夫？」おーけー。待ち時間が長いのは折り込み済み。アイスラテ6.50×2を飲みながら待つ。天気も良くていい気持ち。ドロボー鳥が近くをうろちょろしてるのが少々気になりつつ。
パンケーキは、ちょうど３０分後に到着。Tiramisu pancake 26.90。２段になってるので、シェアして食べるのにちょうどいい。シェア用のお皿ももらって、わけわけして食べる。スフレパンケーキというやつ。おいしいー。ふわふわー。満足ー。何店か検討したけど、The Brothersにして正解。Total 44.55（4,600円）。
まあ、高い…ですよね。でも、それを言っちゃあおしまいの世界。オーストラリアは基本チップがないのは良い。でも、クレジットカードの手数料は消費者持ち。

スーパーマーケットめぐりに行きましょう。まずは今日の夕食と明日の朝食の食材を調達しなければ。
Town Hallで降りて、まずはWoolworths。ひととおり見て、Colesへ移動。通路が広くて買い物しやすいかな？品ぞろえが大きく変わるということではなさそうなので、今日はColesで買い物。

何より良かったのが「量り売りのプルーン」が見つかったこと。果物の持ち込みは念のため避けたのだけど、お腹の調子を整えるのに必要なプルーン。（写真の黒っぽいやつ。）帰りまでに必要な分量だけ買う。いいね。
自分で秤において、出てきた値段シールを貼るんだけど、「ん？出てこないよ」近くにいた店員さんに助けを求める。彼も「ん？」となったが、シールが中で詰まってたのを発見。「これ貼ればいいんだよ」と言われてそれを貼ってレジに行ったけど、あとで確認したら「ピーナツバタープレッツェル」という品物名になってる？ え？ 合ってんのこれ？しかも、５０円程度。安すぎない？多分、間違ったんじゃないか？

バンクーバー旅行の「English Bayで夕陽を見る」がとても良かったので、今回も夕陽を見ようという計画を立てた。天文台の丘にピクニックシートを持って行って見ようという当初の予定だったが、Kirribilliから「ハーバーブリッジの向こうに沈む夕陽を見てはどうか？」と思いつく。天文台からだと、夕陽に対する角度があまりよくないと思われるし。
Kirribilliに行くには、ホテルからだとPyrmont BayのターミナルからフェリーでMilsons Pointへ行くのが良い。さっき回転を見た橋を渡る。17:49の便に、走ってぎりぎり間に合った。フェリーもVISAタッチで。上階の外の席に座る。あまり混んでいなくていい感じ。天気が良く、気持ちが良い。シドニーに来られてとても幸せー。

おお、ハーバーブリッジの向こうにオペラハウスが　見える。Milsons Pointには18:15に到着。
絵になる風景を写真に納めながら、夕陽ポイント方面へ移動。
まだ日は高く、Olympic Parkでは、芝生の上で寛ぐ人々。

対岸からのオペラハウス。

どこからでも絵になる。

Jeffrey St. Ferry Terminal。絵になる。現在使われているのかはわからない。
日が当たってなくて暗くなってしまったのが、絵的には残念。

さあ、夕陽鑑賞ポイントを探さねば。

すごい坂。シドニー市内対岸のキリビリ界隈は落ち着いた街並み。

建物の間からオペラハウスが見える撮影ポイントなのだが、うまく撮れなかったなー。

Mary Booth Lookoutにあたり。何かイベントがあったみたい。お見合いイベント？ 謎。

陽が傾いてきている。さあ、どこで夕陽を見よう？ 我々と同じように夕陽を楽しもうという人々はほどほどにいる。NH Lookoutというあたりが良い感じ。釣りをしている人たちもいる。

手前が濡れているでしょ。この辺は、油断すると波をかぶるのよ。濡れないところに陣取って沈んでゆく太陽を眺める。
立派な機材を持ってきて、撮影する人もあり。

素晴らしい…。
この日に来て本当に良かった。初日に来ようと提案した夫、えらい！夕方、晴れていないとこんな景色は見られない。
19:15、日没。

日没後。

日没後。

Milsons Point Ferry Terminalへ。遠くにLuna Parkの観覧車。日没直後のいい雰囲気の景色。

計画では来た道を戻る予定だったが、変更。Circular Quay行きのフェリーに乗ることに。Circular QuayからLightrailで帰る練習。日曜日なので、一日の交通費は安いはず。Circular Quay行きのフェリーは頻繁に出ている。

明かりが灯り始めたオペラハウスも美しい。

港からLightrailでTown Hallに戻って20:00｡

少し時間が遅くなったが、夕食は部屋で。
クロワッサンサンド、サラダ、スープ、フルーツヨーグルト。家から持ってきたスティックコーヒー。
基本的に、昼食は外で食べるけど、朝夕はスーパーで買ったものをアレンジして部屋で食べる。毎回こんな感じ。十分。

今日のまとめと明日の計画確認をして、就寝。