パースからロットネスト島へ行く

2024/10/31 - 2024/11/05

2024年10月28日からＡＮＡの成田－パース便が再開される。月曜・木曜・土曜の週3便。
セールで松山-羽田、成田-パース往復のエコノミークラスを148,320円で予約。運賃より燃油サーチャージの方が高額。
後からプレミアムエコノミーへの入札形式アップグレードで、往路のみアップグレードできたのでプラス35,000円。

この旅行記は4日目のロットネスト島.
ロットネスト島は国立公園で、自家用車で島内を巡ることはできないので、自転車かバスが交通手段。
ロットネスト島へは複数の会社が高速船が就航しているが、SEALINKを利用した。

エリア パース(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本で予約したときは、フリーマントル発着で予約してたけど、行きだけパース発に変更した。
当初の予約はレンタサイクル$35を含めて$110.85だったけど、パース発への変更で$17.21追加。パース発は8:30の一便しかない。
パースから出発するもう一社のROTTNEST EXPRESSも8:45の一便しかない
SEALINKはシンボルカラーが青とROTTNEST EXPRESSは赤で分かれている。昔乗った香港－マカオのフェリーみたい。

パースからフリーマントルまではスワン川を下っていくので、速度は出せない。ほぼ1時間かかるけど、ゆっくり川沿いの景色が見られて、時間に余裕がある場合はパース発はお勧め。

スワン川沿いの水上警察

クルーザーがたくさん停泊している
川沿いも豪邸ばっかり

フリーマントルを通過、SEALINKはフリーマントル港には寄らずにロットネスト島へ直接行く。
船内ではアイスキャンディーのサービスがあった。また船内に売店もあり、コーヒーを買ってる人が居る。

左の双胴船がSEALINK、右の赤いのがROTTNEST EXPRESS
外洋に出ると、速度が上がるのでそれなりに揺れます。
パースからだと90分位かかるので、フリーマントル発より1時間位余分に時間がかかるけど、パースｰフリーマントル間の電車移動時間や乗換時間など考えると、パース発も悪くないと思う。

船着き場はこんな感じで、この桟橋で予約したレンタサイクルを受け取る。
フェリー会社でレンタサイクルを予約すると、乗船前のチェックイン時にリストバンドを付けてくれる。
下船後は、レンタサイクルする人だけ下船タラップの右側に集められて、名前を確認されて自転車・ヘルメット・ロックワイヤーを渡される。
帰りも自転車を押したまま列に並び、乗船前に自転車を返却する。返却の時も、名前の確認がある。
ただし、僕は前日にフリーマントル発からパース発に変更したためだと思われるけど、リストに名前が無かった。けどチェックイン時にリストバンド付けてもらってるので、リストに名前を手書きしてレンタルできた。
島内にもレンタサイクルの店があるので、フェリーとセットにしなければならないわけではない。

自転車で走り始めてすぐに第一クォッカ発見。道の真ん中でなんか食べてる。
ぬいぐるみサイズ。
クォッカは夜行性なので、夕方から朝に活動するので、クォッカ目当ての人は到着時間と出発時間を考えてスケジュールしたほうがいいらしい。

クルーザーで来ている人もいる。インド洋はめちゃくちゃきれい。

ロットネスト島には空港もある。
パースから飛行機でも来られるようだ。スカイダイビング体験もあるので、それにも使われている。

ちょうど上空をSwan River SeaplanesのCessna 208 Caravan 675が飛んでいた。
フロートが付いた水上飛行機。

フェリーは島の東側Thomson Bayに着く。
フェリー会社作成のレンタサイクルの推奨ルートは滞在時間別に3つある。今日の滞在時間は10時から16時の6時間あるので、全土回れるはず。
まず南の海岸へ向かい、ここはHenrietta Rocks

こんな感じで海沿いまで降りられるように階段が付いている
島全体が観光地なので、基本的によく整備されている。トイレも困らない程度の間隔である。
ただし、レンタサイクルで観光する場合、日影が無いので、帽子（ヘルメットの中にかぶる）・日焼け止め・飲料水・食べ物（Thomson Bay以外に店は無い）が必要。

レンタサイクル以外にはバスも運行している。でも自転車乗れる人は自転車がお勧め。
気になる景色でいつでも止まれるし、バスの待ち時間はもったいない気がする。
でも運転中はよそ見せず、景色を見るときは必ず停車したほうがいい。
途中で自転車で事故している人を見かけたから。しばらく先で救急車を見かけたけど、分かれ道でどちらに行くか電話で確認しているようだった。
こんな島で救急車のお世話にはなりたくない。
海外旅行保険の必要性を再認識。僕はクレジットカード付帯の保険とは別に、治療費を上乗せするタイプの保険を契約している。

島内の道路はこんな感じ。結構高低差もある。
バスもこの道を通る。

インド洋めちゃくちゃきれい

道端で自転車止めてる人が居ると思ったら、クォッカ発見。
何か食べてる。
この尻尾を見て、大きなネズミだと思ったオランダ人の航海人がオランダ語でネズミの巣の島という意味のt Eylandt't Rottenestと名付けたのでロットネスト島になったそうだ。

ワジュマップ灯台
内陸の高台にあるので、上り坂がきつい。
ここがほぼ島の中央。ここには屋台が出てた。

ワジャマップ灯台（ロットネスト島） 建造物

フリーマントルまで19Kmなので、高い場所からは大陸が見える。

内陸にある湖は塩分濃度が高く、生息する微生物のせいでピンク色に見える。

明るい場所で撮影できたクォッカ

フェリーが発着するトムソンベイまで戻り、北側のバサースト灯台へ行く。

バサースト灯台 観光名所

灯台の下はピンキービーチ、その左側にはグランピング施設のディスカバリー・ロットネストアイランドがある。

16時のフェリーで帰る。フェリーのチケットは時間指定なので、余裕をもって桟橋へ行った方がいい。
乗船前にレンタサイクルを返却して乗船。
フリーマントルからパースまでは電車で30分位。本日終了。
ロットネスト島で丸一日は長いかなと思っていたけど、滞在時間6時間でちょうどよかった。

ピンキービーチ ビーチ・海