2024.10月 韓国縦断、高速鉄道（KTX）の旅⑤大邱（テグ）から伽倻山海印寺へ

2024/10/16 - 2024/10/22

全日空特典航空券を使って羽田空港から金浦空港（Gimpo Airport）へ、韓国高速鉄道Korea Train Express（KTX）※を利用しソウル、大田、釜山、大邱を一週間程ぶらぶらしてきました。

訪問先では名所・旧跡の他、地元市場や食堂などを散策
朝鮮王陵（宣陵と靖陵）、海印寺大蔵経板殿などのユネスコ世界文化遺産も観覧してきました。

※KTXの乗車券は、韓国鉄道公社(KORAIL)の公式サイトから予約・購入し乗車券をPRINTして持参
　KTXは改札がないのでスマホに乗車券を保存しておけばOKですが、当日窓口で早い時間の列車に変更する場合、紙に印刷しておいた方が変更がスムーズ
※SIMはKKdayで韓国 SKテレコム eSIM 4G LTEデータ無制限(7日間)を購入、出国前日にQRコードをスキャンし
　eSIMをアクティベート 金浦空港到着後直ぐに接続
※宿泊先は東横INN、会員価格なのと宿泊ポイントが貯まっており、シングルルームが無料宿泊できる事、宿泊代の還付金(タックスリファンド)の手続きが簡単な事

【旅程】
10/16 羽田空港第2Terminal 国際線
　　全日空NH867便(30分遅延 20:35HND発→ 22:40GMP着)
　　宿泊先：東横INNソウル永登浦(ヨンドゥンポ)
10/17 午前　ソウル市内観光(江南、明洞）
　　ソウル駅13:08発→KTX103→大田駅14:12着
　　宿泊先：東横INN大田政府庁舎前
10/18 午前　大田市内観光(儒城温泉、大田中央市場他)
　　大田駅12:05発→KTX25→釜山駅13:41着
　　宿泊先：東横INN釜山海雲台2(ヘウンデ2)
10/19 終日　釜山市内観光(海東龍宮寺、梵魚寺、甘川文化村他)
　　宿泊先：東横INN釜山西面(ソミョン)
10/20 午前　釜山市内観光(龍頭山公園、国際市場、チャガルチ市場他)
　　釜山駅14:00発→KTX36→東大邱駅14:46着
　　宿泊先：東横INN大邱東城路(テグトンソンロ)
10/21 終日　伽倻山海印寺観光
　　西部BusTerminal 08:00発→市外Bus→海印寺入口09:20着
　　海印寺BusTerminal 12:00発→市外Bus→西部BusTerminal 13:30着
　　東大邱駅14:48発→KTX36→ソウル駅16:45着
　　宿泊先：東横INNソウル永登浦(ヨンドゥンポ)
10/22 ソウル（金浦）空港　国際線Terminal
　　全日空NH862便(07:40GMP発→ 09:50HND着)

エリア 大邱(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

韓国6日目 10/21（月）
今日も朝食前に大邱の街（ホテル周辺）を散策

東横INN大邱東城路 ホテル

午前７時に朝食を頂いてから、ホテルをチエックアウト
地下鉄半月堂(パヌォルダン)駅から西部停留場(ソブチョンニュジャン)駅へ向かいます。

写真はホテルのレストランから大邱第一教会方面を撮影

東横INN大邱東城路 ホテル

地下鉄西部停留場(ソブチョンニュジャン)駅から大邱西部市外バスターミナルへ、窓口で午前8時発の海印寺行きチケットを購入（片道8900ウオン）バス乗り場は２番で、座席は先着順でした。

大邱西部市外バスターミナル (大邱西部停留場) バス系

1時間半程で、海印寺入口のバス停に到着
ここから、歩いて伽倻山海印寺(カヤサンヘインサ)に向かいます。
お寺までの遊歩道は解かりづらい道でしたが、バスを降りた人たちの後をついて行ったので迷うことはありませんでした。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

海印寺入口のバス停から少し歩くと売店とトイレがあります。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

売店で売っていた野菜と豆など、漢方薬だったかもしれません。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

海印寺へ向かう途中には海印寺聖賓博物館がありましたが、本日は休館日でした。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

伽倻山（カヤサン）国立公園の登山ルート案内図
海印寺入口のバス停から伽倻山海印寺(カヤサンヘインサ)までは30分程のハイキングコースです。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

遊歩道にはイノシシ出没注意の看板が

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

途中、カフェもあり川沿いのベンチで一服できます。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

遊歩道には、小石を積み上げた石塔がいくつも

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

ユネスコ世界文化遺産の大蔵経板殿(テジャンギョンパンジョン)と、ユネスコ世界記録遺産の高麗八万大蔵経(コリョパルマンテジャンギョン)で有名な伽倻山海印寺に着きました。

一柱門 海印寺 史跡・遺跡

ユネスコ世界遺産の石碑

一柱門 海印寺 史跡・遺跡

一柱門(イルチュムン)
伽倻山海印寺の入り口にある最初の門です。
合掌一礼し、一柱門(イルチュムン)をくぐります。

一柱門 海印寺 史跡・遺跡

鳳凰門(ポンファンムン)
次の門、鳳凰門(ポンファンムン)です。ここでも合掌一礼し、門をくぐります。
鳳凰門は海印叢林の額が掲げられ、邪鬼から仏法を護る四天王像が見守っています。

鳳凰門 海印寺 史跡・遺跡

四天王像

鳳凰門 海印寺 史跡・遺跡

四天王像

鳳凰門 海印寺 史跡・遺跡

解脱門(ヘタルムン)
一柱門から33段の石段を登り、三門の解脱門に着きました。
悟りに至るため合掌一礼し、門をくぐります。

解脱門 海印寺 史跡・遺跡

解脱門(ヘタルムン)
解脱門を通り、煩悩の束縛から開放されて、自由の境地に達することが出来たかな？

解脱門 海印寺 史跡・遺跡

九光楼（宝蔵殿）

解脱門 海印寺 史跡・遺跡

九光楼の中には、モダンなショップ（お土産品）や喫茶コーナーがあります。

解脱門 海印寺 史跡・遺跡

梵鐘楼(ポムチョンル)
礼拝儀式に使われる鐘や鼓などが置かれています。

梵鐘楼 海印寺 史跡・遺跡

海印図回り
八万大蔵経の真理を示している図で合掌しながら一回りすると、大きな巧徳を積むことができるとの事です。

梵鐘楼 海印寺 史跡・遺跡

庭中三層石塔(チョンジュンサムチュンソッタッ)
統一新羅時代、海印寺創建当時に建てられた石塔で、1926年6月に塔を修理した際に上層基盤で9体の仏像が発見され、修理後にその仏像を塔の中に戻したとの事です。

庭中三層石塔 海印寺 史跡・遺跡

石灯(ソットゥン)
海印寺三層石塔と同時に建てられた石塔で、仏教の儀式を行う際に火を灯すことで仏の光明を表しているとの事です。

庭中三層石塔 海印寺 史跡・遺跡

庭中三層石塔 海印寺 史跡・遺跡

冥府殿（地藏殿）と應眞殿（羅漢殿）

大寂光殿 海印寺 史跡・遺跡

本殿の大寂光殿(テジョックァンジョン)
毘盧遮那仏（ビルシャナブツ）を本尊とするこことから、大寂光殿と呼ばれているとの事です。
本堂は花々で飾られいます。日本のお寺の花手水（ハナチョウズ）と同じ意味合いかな？

大寂光殿 海印寺 史跡・遺跡

本殿の大寂光殿(テジョックァンジョン)

大寂光殿 海印寺 史跡・遺跡

毘盧遮那仏（ビルシャナブツ）と文殊菩薩・普賢菩薩の三蔵仏

大寂光殿 海印寺 史跡・遺跡

大寂光殿 海印寺 史跡・遺跡

大毘盧殿(テビロジョン)
ここには、双子仏として知られる毘廬舎那仏(国宝)が安置されています。
毘廬舎那仏は新羅時代に真聖女王と愛人の金魏弘が永続の愛を願って祀ったとの事です。
また、ここに灯籠をかけて祈ると、千年の恋が叶うという愛の伝説があるそうです。昔からの恋人の聖地かな？

大毘盧殿 海印寺 史跡・遺跡

学士台
新羅時代末期の学者、孤雲崔致遠(コウンチェチウォン)が晩年に伽耶山に隠棲して詩書に没頭していた場所との事です。

大毘盧殿 海印寺 史跡・遺跡

獨聖閣
お釈迦さまの十大弟子の一人、那般尊者(アナンソンジャ)が祀られています。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会

こちらは海印寺のインフォメーションです。

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

海印寺インフォメーション
写真撮影が禁止されている大蔵経板殿内部の映像です。

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

大蔵経板殿(テジャンギョンパンジョン)
ユネスコ世界文化遺産の大蔵経板殿の入口です。
板殿に八万大蔵経（パルマンデジャンギョン）と書かれています。
大蔵経とは仏教の経典を総集したもので、高麗時代に板木に彫られた8万余りの経版が保存されています。

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

大蔵経板殿は完全予約制なので内部に入ることは出来ません。
出入口の定められた位置（ドアの隙間）からしか中を見ることが出来ません。
タイミング良く、学校の先生に引率された小学生が中から出てきた際、ドアが開き棚に並んだ高麗八萬大蔵経を見ることができました。

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

大蔵経板殿(テジャンギョンパンジョン)

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

大蔵経板殿(テジャンギョンパンジョン)

大蔵経板殿 海印寺 史跡・遺跡

12時発の大邱行市外バスに乗るため、海印寺バスターミナルまで歩いて来ました。
バス、地下鉄、KTXを乗り継ぎ、ソウル市内へ　
午後６時半に東横INNソウル永登浦(ヨンドゥンポ)にチエックイン

翌日、韓国最終日 10/22（火）
早朝、5時頃にホテルをチェックアウト
地下鉄5号線新吉駅から5時32発の始発電車でソウル（金浦）空港へ
出国手続き前に、空港KIOSKでホテル代のタックスリファンド申告を
ANA優先カウンターでチェックイン、出国後搭乗フロアのKIOSKでウオンを受け取り、アシアナラウンジ（朝食とビールを）へ、NH862便で無事日本に帰国しました。

海印寺 (八萬大蔵経) 寺院・教会