2024/12/08 - 2024/12/12
4位(同エリア1034件中)
Kちゃんさん
所用でデトロイト、シカゴと廻って帰ってきました。 コロナ以降も観光では何回か北米へ出掛けましたが「所用」での出張は6年振り。 変わったところもあれば変わらないところもあり、全体では「物価」以外は変わらないアメリカとも感じます。
往路はダラス乗り換えでデトロイト、ダラスまでは新型のA350-1000です。 帰路はダラスでの乗り換えを検索すると非常にお高い運賃しか出てこないために、シカゴ経由でのフライト。 シカゴでの乗り継ぎが上手くいかず前日にシカゴへ移動としましたので午後の数時間をシカゴで過ごすことが出来ました。 この時期のデトロイトでの気温は華氏で30℃以下と思っていましたが予想外に暖かく滞在中の最低でも37度ほどですから以外と楽。 対してデトロイトからシカゴへ移動した日の気温は華氏25度(-3℃)、翌朝は華氏5度(-15℃)まで下がってしまい「寒さ」を甘く考えていて大変でした。
例によって空港や機内の様子ばかりになりますがおつきあいください。
後編は急に気温の低下したシカゴです。
前編の往路とデトロイトの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11950004
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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デトロイトからシカゴ行きのAA便に乗り込みます。
コロナ期間を経て6年ぶりのデトロイト訪問となりましたが、デトロイトへJAL便を使って出向く場合、以前はシカゴ乗り継ぎが一般的でアライアンス同士のAA乗り継ぎ便にもJAL便名の設定されたコードシェアーでした。
ところが最近はAA側の事情かシカゴよりもダラスのほうが乗り継ぎ経由地として出てくる場面が増え、依然シカゴでの乗り継ぎも可能ですが待ち時間が長かったり同日乗り継ぎが出来ないなど便利さは変化してきています。
今回もスケジュール重視ならば当然ダラス廻りでの帰国となるのですが、生憎とこの日程では高い航空券しか残っておらず、それでは、とPYを調べてもべらぼうにお高い料金しか出てきませんでしたので、今回は乗り継ぎが上手くいかず1泊余計になりますが、それでもお安いシカゴ経由のPYを選んだのでした。 -
「デトロイト」「シカゴ」とアメリカを代表する大都市間を飛ぶ便にしては小さな機材でエンブラエル製E170。
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そして満席です。
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Yのシート。
738よりも更に狭い感じですが、大柄なアメリカ人も体を縮めて乗っています。 -
デトロイト出発
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シカゴまではフライトスケジュール的に1時間チョット。 実質45分くらいですから羽田-伊丹くらいでしょうか?
しかしデトロイト-シカゴでは1時間の時差がありますので出発時間と到着時間がほぼ同じ、というようになります。 -
到着後バゲージクレイムへ向かいます。
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初めて気が付きましたが
「ALL GENDER TOILET」なるものを発見。
流石にアメリカ? -
荷物受け取りのターンテーブル付近もガラァーンとしていて、かえって危険さえ感じるほど。
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この後、何かの予定もありませんがとりあえずホテルへ向かいます。
市内までは地下鉄利用。
TAXIでもUBERでも良いのですが、ダウンタウンまで意外と距離があり、今の為替レートではチップを含むと¥10000近くになってしまいそうですので節約。
幸いに地下鉄が空港へ乗り入れています。 -
シカゴのT3からはこんな少し狭い通路を通って地下鉄駅に向かいます。
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その先の地下鉄駅自体は大きう判りやすい場所にありますね。
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チケット販売機。
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ここオヘア空港から市内へは5ドル(それでも今のレートでは¥800近い)です。
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グチャグチャいろいろ書いてありますが要は5ドルです。
まあよく見ると1日券も5ドルですので「後で使うかもしれない」と1日券の購入。
問題はここから先ですが、クレジット払いを試すとZIPコードの入力を求めてきました。 日本のZIPコードをいれても仕方がないので適当に誤魔化して入力しても受け付けてくれません。 次に10ドル札キャッシュを入れましたが、日本の切符販売機のように多機能ではなく「おつりは出ません」ですと。
ありゃ、と財布のなかの細かい金を数えると1ドル札が辛うじて5枚ありました。 -
ホームは更に階下へ。
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シカゴの地下鉄というと汚いイメージでしたが、意外とクリーンです。
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出発時の社内はこんな感じ。
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しばらくは94号線(フリーウェイ)と平行して走ります。
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オヘアから市内へはブルーライン。
ホテル至近の駅はレッドラインの「GRAND」です。 -
地下鉄路線図をみても市内はLOOPとぐるぐる廻るような書き方で良く解りません。
ブルーからレッドへの乗り換えはWAHINGTOで降りればよいようです。 -
WASHINGTONからレッドラインのLAKEまでの乗り換えは路線図上は点線で描かれていましたが、実際は一旦改札を出て地下のショッピングエリアのような所を100mほど抜けていきます。
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レッドライン乗り継ぎ成功です。
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一駅でGRAND.
オヘアからなんだかんだでほぼ1時間ですね。 -
改札を出ます。
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自転車用のスロープ、良いアイデアです。
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地上へ
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目指すホテルはこの駅から1ブロックちょっとの筈ですがちっとも見つかりません。
右往左往した挙げ句、見つからない原因がわかりましたが、てっきりGRANDという通りは街を南北に通っているものと思いこんでいましたが、実は東西にはしっているんですね。
ですから「駅を出て、南へ1ブロック/東へ1ブロック」と歩いても東西南北が違うんで見つかるはずもありません。 -
やっとのことでチェックイン。
シカゴという都市のど真ん中にしてはこじんまりしたホテルです。 -
お部屋は11階
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部屋も狭く日本の東○インのいちばん狭い部屋程度?
ベッドだけは立派です。 -
バスルームもありました。
浅いながらもバスタブ付きは嬉しい。 -
ベッドの足先に
こじんまりしたデスク。 -
コーヒーメーカーはありましたが、なんと冷蔵庫無し。
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3時を少し廻ったくらいですが、折角なので街へ出ます。
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シカゴの街は2回目。
しかも前回は15年以上前ですのでほとんど記憶もありません。 -
少し南へ下ってリバー沿い。
気温はデトロイトよりも少し下がって30°F程ですから氷点下ギリギリです。 -
季節の飾り付け
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出掛ける前には
博物館や美術館など出掛けようかとも思っていましたが、この寒さではそんな気分にもならずただ近くをウロウロするのみです。 -
リバークルーズ船も寒そうで・・
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シカゴトリビューンビル
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リバーウォーク&話題のトランプタワーです
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この先が繁華街たるマグニフィセントマイル
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アテもなく歩いているうちに運河沿いに
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なんと雪が降ってきてしまいました。
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このあたりは道路が複雑に交差していて歩行者には不便極まりない?
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リバークルーズ船のたまり場ですね。
この季節は商売にならず並べて係留しているだけでしょうか? -
トイレに行きたくなってしまい、
行くつもりもなかったネイビーピアへトイレを探しに。 -
一番手前の建物に入りトイレを目指しましょう
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一息つけばそこは暖房の効いたショッピング街でした。
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外へ出ると更に気温は下がった様子。
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そのままフラフラしていると酒屋さん。
日本と違い、街中にコンビニなどめったにありません。
ワイン、ウイスキーは産地別にズラァ-っと並んでいて、こんな品揃えの酒屋さんは日本では少ないでしょう。 -
日本酒も幾つか種類が置いてありますが、良く解らない銘柄ばかり。
獺祭の300mlで16.9ドルも驚きますが訳のわからないワンカップが6.99ドルというのにもビックリです。 -
対してナショナルブランドのビールはソコソコのお値段。
1PINT(710ml)缶で3.5ドルは日本のお酒屋さんよりもお高いですがまあリーズナブル。 -
こちらは別のグロサリー店
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多少出ていた陽もビルの陰に隠れ
少し暗くなってきました。 -
ガラス張りのビルに夕陽があたった隣のビルが映し出されます。
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休憩。
コーヒーショップよりもこういうお店で一服です。 -
良い雰囲気
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タップビールもこれだけ種類があります。
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グースを注文すると、
「普通の奴かい? ライトな奴かい?」と。
グースにライトタイプがあることは知りませんでしたが所謂普通のグース(IPA)を頂きます。 -
ビールは冷たくとも店内は暖かでまったり。
テレビでは明日に掛けて寒気の襲来を告げています。 -
特に観光地にも訪れませんでしたが寒いのでホテルへ戻ります。
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風が強い
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シカゴと言えばピザですが、流石に屋外席には誰も居らず
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カジノですね
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ということでホテルに戻ります。
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フロントには可愛い飾り付け
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このホテル、以前はCASS HOTELと称したようです。
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暖かい部屋にもどり、もう一杯。
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翌朝。
フライト出発は10時過ぎですので、昨日の空港からの地下鉄所要時間から逆算すると7時過ぎにはチェックアウトしなければなりません。 -
このホテルの系列は「朝食つき」。
空港へ着けばラウンジでまた何か食べますが、簡単に少しおなかの中に入れておきましょう。 -
豪華ではありませんが、簡単な朝食類が並んでいます。
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エッグ
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ソーセージはポークとターキー
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ということで極簡単に
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昨日同様に1.5ブロック先の地下鉄駅に向かおうとしましたが・・・
外へ出た途端に猛烈な寒さ。
あとで得た情報では5°F程度だったと言いますから摂氏ではマイナス15°。
北海道の中央部では当たり前の気温と思いますが、私のなかでマイナス15°をイメージする風景は雪と氷の世界です。 しかしシカゴのマイナス15度は雪も氷もなく乾燥した街にただ冷たい風が吹いているだけ。
ホテル内は20°Cを超えた暖房の筈ですから外との気温差は35°以上!! -
デトロイトでの7時はまだ真暗でしたが、シカゴの7時はだいぶ明るくなっています。 東部時間帯の西はずれと中部時間帯の東側に位置するシカゴの関係によるちがいでしょう。
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と言っても寒い。
これまでも冬の北米に訪れることは何度か在りましたが、大概は所用先やホテルの玄関から直ぐに車に乗り込んでの移動ですので「寒い」と感じることはあっても一瞬のこと。
そういう経験もあり、また事前の天気予報で「比較的暖かい」と出ていたので荷物になる防寒着は少なめにしてきてしまったのを後悔します。 -
やっと地下鉄駅にたどり着きます。
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昨日の経験から、折角街中での俳諧時の買い物やバーでクレジットカードを使わずにおつりで5ドル札を用意しておいたのに・・・
切符を買う段になって気が付きましたが、ホテルからの5分~6分のあいだの寒さで指の感覚がほとんど無くなっており、財布から5ドル札を出そうとしても上手く1枚だけとりだせません。 -
やっとこさ、切符を買いレッドライン→ブルーラインと乗り継ぎます。
と、このあたりで急に体調が悪くなる感じがしてきました。
腹痛なのか、場合によってはどこかでトイレに駆け込まなければなりません。 -
と言って、勝手のわからないシカゴの地下鉄途中駅降りても何処にトイレがあるのかも?
幸いに1つだけ空いていた席に座り、ジィーっと静かにしているうちに、なんとかオヘア駅まで持ちこたえることが出来ましたが、途中で更に悪化していたら最悪でした。 -
オヘア駅に到着。
直ぐに近くのトイレへ入りますが、下痢症状ではなく幸いです。
極寒、特に暖かいホテルから急に外へ出て5分~6分ほどとは言えマイナス15°Cのなかで防寒着も不充分に歩いたからの変調でしょうか? -
チェックイン
考えてみれば何度もシカゴのT3を利用していますが、ほとんどはデトロイトで乗り継ぎ分の搭乗券も発行されているため、シカゴのJALカウンターでチェックインした記憶がありません。 感をたよりにAAカウンターの左端まで歩きましたが見あたらず、結局は全く反対側に位置していました。 -
助かったのはJALカウンターの直ぐ横にセキュリティーチェックが1つあり、中央寄りのセキュリティーチェックより遙かに空いていたこと。
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お陰様ですんなり中へはいれました。
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ズラリと並ぶAA機の尾翼を見ると、シカゴもまだまだAAのハブと感じます。
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T3,H/Kコンコース
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サンタさんへお手紙です。
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「犬を連れていて良いの?」と思いましたが、SERVICE DOGと示されたベストを着ています。
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H/Kコンコース間にあるAAラウンジへ。
FLAFSHIPラウンジへのインビテーションを頂けました。 -
この時間はJAL009便に乗る日本人客が多いのですが全体的には空いています。
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レイアウトこそ多少異なりますが、シカゴもダラスもFLAGSHIPの雰囲気は一緒。
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料理もアルコールもありますが、先ほどの体調悪化とこれからの長時間フライトを考えスキップ。
ただ、暖かいみそ汁だけを少しいただきました。 -
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外を見ていて気が付きましたが、UNITEDの尾翼カラーが変わったのですね。
従来よりも明るい色使いです。 -
シカゴでのJAL便ゲートは固定されていてK19(一番先)です。
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機材はだいぶ使い込まれた773。
乗り込みます。
こちらビジネス席は素通りで・・ -
今回は次のブロックに席を確保です。
PY -
席には幾つかのアメニティーが置いてあるのがYとの違いですが、所詮ビジネスのものとは違います。
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PYの最前列は非常口席。
大昔(?)の744は非常口の出っ張りが大きくて窓側のA/K席は「非使用」としている航空会社も在ったほどですが、773の非常口出っ張りは少なくとも足許にはありません。 対して往路の350はこれよりも大きかったですね。 -
食事のメニューが各席に置いてあるのもYとの違い
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例によって
ウイスキーハイボールから -
食事は鮭かチキンの選択。
「鮭照り焼き丼」を選択です。 -
デザートにハーゲンダッツも付きました
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お水も配られますが小振りのペットボトルで、これで羽田までの13時間を過ごすのには不足気味ですね。
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途中の間食はアップルデニッシュ
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到着前の食事は
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ピザ、でした。
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まもなく到着です。
12月といえども東京へ戻ればシカゴやデトロイトよりも遙かに暖かいでしょう?
寒さ以外は全くスムーズな久しぶりの北米でした。
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