2024/12/23 - 2024/12/24
71位(同エリア154件中)
国電さん
■はじめに
過去に、宿泊できる駅舎を訪問する(実際に泊まる)シリーズをいくつか実施してきたが、今回はその番外編である。というのも、駅という名は付いているが、元はバスの営業所であったからである。
旧宇久須駅は、現役時代は窓口で鉄道との連絡切符も買えたことから、駅という名が付いている。窓口業務が廃止され、2023年11月に宿泊施設「ばすてい」として営業を開始した。敷地内には引退したバス車両もあり、その中にも寝ることができるし(駅舎内に寝ることもできる)、バス内では様々な操作(案内放送など)もすることができる。
問題は、1人で泊まると素泊まりでも34,000円もする点である。二の足を踏んでいたが、冬の閑散期に「1周年記念」として平日限定で24,000円のプランが売り出された。これを逃す手はない。
プランには夕食付もあり、刺身盛を付けると26,300円(差額2,300円)であるが、25,000を超えると「じゃらん」で使えるクーポンが500円上がるため、刺身盛を実質1,800円で頼むことができる。ということで、26,300-3,500(クーポン)-3,900(ポイント)にして、18,900円で予約決済しておいた。まだ高いには高いが、元の額に比べればだいぶ安くなったと思う。
【過去のシリーズ】
「駅舎に泊まる」旅 Part1(田川伊田駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11737880
「駅舎に泊まる」旅 Part2(高野下駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11741031
「駅舎に泊まる」旅 Part3(平岡駅編)+とにかく特急に乗るだけの旅 Part4(東海編)
https://4travel.jp/travelogue/11743146
「駅舎に泊まる」旅 Part4(比羅夫駅・阿仁前田温泉駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11749518
「駅舎に泊まる」旅 Part5(天塩弥生駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11756608
「駅舎に泊まる」旅 Part6(二俣本町駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11759105
「駅舎に泊まる」旅 Part7(日田駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11768844
「駅舎に泊まる」旅 Part8(尾道駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11790097
「駅舎に泊まる」旅 Part9(東京駅編)
https://4travel.jp/travelogue/11798211
@「ばすてい」にて
- 旅行の満足度
- 4.5
-
■2024.12.23
宿泊料が高いこともあり、それ以外は節約である。今日はまず三島まで向かうが、普通にJRで行ったのでは2,310円になってしまう。そこで、まずはJRで新宿まで移動し、そこからは小田急の株主優待(チケットショップで購入)で小田原まで移動し、そしてまたJRに戻って三島まで移動。こうすることで、178+555+680=1,413円で移動ができる。
@涙ぐましい努力 -
通勤ラッシュとは逆方向であったので新宿からは座ることができたが、その後はかなりの混雑であった。
小田原からは、再度JRである。浮かせた切符代は、小田原で買ったミニ駅弁になってしまった。
@つい買ってしまった -
三島に着き、しばし駅周辺を散策してから10時15分発の松崎行に乗り込んだ。有料道路も使って快走するバスであるが、1日に2往復しかない。今日は平日であるが、新宿行や河口湖行は長蛇の列ができていてほぼ満席である。しかし、西伊豆の鄙びた松崎に行くこのバスは、私以外に3人の初老の旅行客だけを乗せて定刻に出発した。
@ガラガラで出発 -
今日から使う切符は、東海バスの2日間フリー切符である。三島の窓口でも買えるのだが、事前にカード決済ができるスマホ切符(EMot)を購入してある。便利と言えば便利であるが、下車時にスマホを立ち上げないといけないし、万が一通信状況にトラブルが発生すれば提示もできなくなるから、次に使う場合は紙の切符かしらと思う。
@便利なようで不便 -
快速バスであるため修善寺には寄らず、峠道を超えて伊豆半島西側の土肥に出てきた。その後は、きれいな海と富士山を見ながらの移動である。
終点の松崎には、定刻から少し遅れた12時10分に到着した。この町は以前に観光したことがあるが、今日もまた徒歩観光である。途中に足湯があったので、それに浸かったりして時間を潰した。
@なまこ壁 -
まだ昼過ぎであり、「ばすてい」に行くのには早い(チェックインは15時から)。ということで、フリー切符を活用して雲見まで南下することにしている。
長八美術館バス停から13時13分発のバスに乗り、海沿いの道を右に左に曲がりながら走り続け、雲見浜には13時29分に到着した。
目の前は海であるが、富士山の存在感が非常に素晴らしい。
@快晴 -
寂しい港町を散策し(週末はもう少し人出があるのだろうか)、雲見温泉14時12分発のバスで松崎に戻った。スーパーで夜用食材を買い揃え(宿には自炊道具があるため、魚の切り身などを購入)、15時25分発の宇久須行きに乗り込んだ。
終点の宇久須には、15時53に到着。その目の前が、「ばすてい」である。
@旧駅舎 -
裏口から敷地内に入り(必要な番号はメールで送られてくる)、続けて駅舎内に入った。自動チェックイン機で手続きを済ませて、必要な手順は終了である。
待合室内には、昔の案内図などが掲示されている。私は注文していないが、バーベキュー付プランにした場合は、ここで肉や野菜を焼いたりすることができる。
@待合室部分 -
切符売り場部分は台所になっており、IHコンロや電子レンジ、冷凍冷蔵庫などもある。事前に知っていたので、今日は総菜として冷凍食品も先ほどのスーパーで買ってある。
待合室の脇には、昔のパンフレットやミニカーなどが置かれていた。
@展示物 -
台所の裏手(旧宿舎部分?)には、広めの風呂とトイレがあり、そして寝室につながっている。他所様のブログでは「テレビがない」という記事もあったが、寝室にはテレビが備え付けてあった。
@寝室 -
さて、荷物を置いた後は、バスの操作である。室内にある鍵を持っていき、バス前方のドアを手動で開けて車内へ。車内には座席も残っているが、ベッドも3つあり、先程の寝室と合わせると5人まで寝ることができる。どちらに寝るか悩むところであるが、明らかに寝室の方が安眠できそうなので(テレビもあるし)、そちらで寝ることにしている。
@こちらにもベッドあり -
続いては、機器類の操作である。車内には説明書が置いてあるため、それを見ながら、まずはインバーターのスイッチを2か所入れて、それから電光掲示や車内放送用のスイッチを運転席近くで入れてみた。なお車内放送は、せっかくであるから今日の午前中に乗ってきた三島駅発松崎行の快速にしてみた。
@今朝と同じアナウンス -
ドアの開閉はできないが、車内放送を先に送ったり元に戻したり、それ以外の注意アナウンスを間に挟んだりと、すべて操作可能である。実際にバスの運転をしながら、これらすべてを操作するのは大変そうである。
@運転席の状況 -
あれこれと操作をして、バス体験は終了である。
なお駅(待合室)としての役目は終わっているが、目の前にバス停は残っているため、意外と頻繁にバスがやって来る。現役のバスと、引退したバスで記念撮影である。
@現役がやって来た -
待合室に戻ってPCを突いていると、17時半頃に刺身盛がやって来た。1人用であるため量は多くは無いが、金目鯛が多いのがうれしい。
@今日のメイン -
それ以外はスーパーで買ってきた魚の調理であるが、刺身盛を見ると、飾り用のアラ(尾頭付き)があり、意外に身が付いている。ということで、それも一緒に調理してしまうことにした。
購入してあった金目鯛と鰤の切り身と、謎の尾頭付きを照り焼きのタレで煮込んで、完成である。
@大量 -
風呂に入ってから、18時半くらいから呑み始めてしまった。締めはレンチンのパックご飯と冷凍餃子(フライパンで調理)である(煮魚は量が多くて、半分くらいは翌日用に残すこととなった)。酔っぱらってから、就寝。
■2024.12.24
朝起きて、待合室の展示品などを再度見ていると、予備の座布団の横に籠を発見し、その中にカプセルトイがあるのを目にした。そこでふと「そうだ、宿泊者記念のグッズがあるのだった」と思い出して、カプセルの中から「降車ボタン」のおもちゃを出した。うっかり、取り忘れるところであった(もっと目立つところに置いてほしいが)。
@記念品 -
今日はもう帰るだけであるが、せっかく2日間有効の切符を持っているため、浄蓮の滝方面に行くことにしている(なおフリー切符は4,900円であり、宇久須まで往復するだけでも元は取れてしまう)。
急ぐ旅でもないため待合室でゆっくりして、8時57分発のバスで修善寺方面に向かった。何せ、バス乗り場は目の前である。
@今日のバスはこれから -
左手に綺麗な海を見ながら走り続け、土肥からは峠道へ。終点の修善寺駅までは行かず、途中の出口というバス停で河津方面へ行くバスに乗り換えて、昭和の森会館で下車。浄蓮の滝を通り過ぎてここまで来たのは、遊歩道を散策するためである。
下り道中心の遊歩道を3キロ弱歩き、浄蓮の滝に到着した。平日なので、観光客も疎らである。
@浄蓮の滝 -
12時32分のバスに乗り、修善寺駅へ。復路は三島方面には行かず、ここからJR伊東駅行のバスに乗ることにしている(伊東から乗っても、小田原までは同じ料金である)。
修善寺駅発13時15分のバスに乗り、途中は劇狭な峠道を走り抜けて、伊東方面へ。本来は伊東駅に14時12分に着いて14時20分発の各駅停車に乗る予定であったが、バスが10分くらい遅れてしまったので、少し手前で降りて商店街を散策しながら駅に向かった。
しかし、災い転じて福となるではないが、次の14時55分発は「リゾート21」車両であった。ということで、熱海までは先頭車両の展望席からの眺めを堪能である。
@最後はリゾート21で
*旅行記および私の詳細については以下で。
「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm
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