2024/11/30 - 2024/12/05
70位(同エリア392件中)
ピサン・ザプラさん
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こちらは、ロンボク島でリンジャニ山という富士山よりもちょっと低い山へ登ってきた体験記でございます。
GetyoueGuide経由で下記のツアーに申し込みをしていました。
ツアー名:Rinjani Trekking Three Days Two Night Summit
催行会社:Gili Recommended
https://www.getyourguide.com/pemenang-l192438/rinjani-trekking-three-days-two-night-summit-t534550/?ranking_uuid=984a0788-dba0-4ea3-90d8-4185f1bdd88b
今回は、登山道出発~キャンプ場で1泊~山頂到達~キャンプ場に戻るまでの内容となります。
なぜ、2泊3日分を一気に書ききらないのかって?全日程を無理やり詰め込むと写真投稿量がえげつなくなるし、書いているうちにグダってくるので、2回に分けた方がよいと判断したのであります。見事な英断。
そんなわけで、今回で山頂まで到達してしまいます。前評判では、初心者でもニコニコイージー登山ができると噂のリンジャニ山。いったい誰がそんなアンフレンドリーな情報を塗布していたのか。それなりに壮絶であった登山体験をつらつらと書いていきます。
≪日程≫
11/30(土)
エアアジア
クアラルンプール(14:55) →ロンボク島(17:55)→スンギギビーチのホテルへ移動(21:00)
12/1(日)
スンギギビーチ出発(13:00)→セナル村へ到着(15:30)→ホテルで明日の登山ルートの説明(20:00)→就寝(22:00)
12/2(月)
起床(06:30)→セナル村(07:30)→センバルン村の登山道入り口(09:00)→キャンプ場到着(16:00)→夕食(17:30)→就寝(19:30)
12/3(火)
起床(01:30)→山頂に向けて出発(02:20)→山頂到着(05:30)→キャンプ場戻る(09:30)→下山開始(11:00)→温泉(15:00)→キャンプ場(17:30)→夕食(18:30)→就寝(20:00)
12/4(水)
起床(05:20)→下山開始(06:30)→ランチ(10:30)→下山(11:30)→ゴール(14:00)→セナル村へ戻る(15:00)→スンギギビーチのホテルまで送迎(16:30)→ホリデイ リゾートー ロンボクにチェックイン
12/5(木)
ホテル出発(12:00)→Lombok Epicentrum Mallで暇つぶし→空港到着(17:00)
エアアジア
ロンボク島(18:25) - クアラルンプール(21:30)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前回のあらすじ
部屋の電気を消さないでいると、大量の羽虫が部屋に侵入してくるレベルの森にやってきていた。 -
朝6時半。すがすがしい朝!まぶしい太陽。ああ、田舎の森ってなんて素敵。
本日からロンボク島にそびえる一番高い山であるリンジャニ山へ向かいます。 -
ホテルのお庭にセミの抜け殻が!昨日の羽虫の大群といい、セナル村はマジ森な場所になります。
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朝食のバナナパンケーキ。キャンプ中もこのメニューが何回も出てきます。
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出発前にメディカルチェックを受けろと指示されます。別料金で15000ルピア(150円)。ホテルから100mほど歩いた先に、小学校の運動会の簡易テントみたいなところで血圧検査とか「山に登れますか?」みたいなことを聞かれます。ここまで来て、「いいえ登りません」とも言えないので、「登りきる自信ありありです!」で答えます。
メディカルチェックが終わると、こいつは入山させていいのようなお墨付きのレシートがもらえます。
この後、登山開始前に入山手続きの窓口内でそのレシートを提出しますが、ちらっとみて終わりです。要するに形式的なメディカルチェックで、本当に体調が悪かったらちゃんと申し出をしないといけません。 -
戻ってくると、昨日の羽虫の大群をほうきではいて、ゴミ箱へいれるホテルのスタッフ。
昨日が大量発生だったのかな?毎回、あの粉雪のような量の羽虫が現れては死んで掃除してはけっこうしんどいですわ。 -
一旦部屋に戻り、荷物整理します。写真だけ見れば田舎の大自然でステイ!ですが、昨日の虫の量を考えるともう泊まらなくていいんだぜ。
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不要な服や小物はホテルに預けます。写真は山登りにもっていくカバン。
最終日にポールやヘッドライトを返すためにまたホテルに戻ってくるので、山登りのために極限まで軽くしておくとよいです。ここで不要な服や買いすぎた水を預けておきます。 -
荷物積み込み前のトラック。これに乗ってリンジャニ山登山まで向かいます。
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本日一緒に登るポーターたちが調理器具や飯、水、寝袋やテントなどを詰め込んでいます。
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この修行僧のような重りをもって登ります。なんとも頼もしい限り。
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いよいよ出発の時間です。ホテルからの出発者は5名+ガイド1名+ポーター3名。
荷台に乗せられ登山口へ向かいます。ここセナル村からリンジャニ山登山道まで車で1時間ほどです。 -
リンジャニ山登山道入り口まで約50分。ドナドナのトラックに載せられ山に向かいます。
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途中で2名追加の参加者をピックアップします。もちろんヨーロピアン。カップルが仲間に入りました。
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すみません、これは登山手続きする建物ではございません。写真を撮り忘れていました。
ここじゃないですが、登山手続き窓口でさっきのメディカルチェックの紙を渡して、登っていいよと許可がおります。おそらく個人で登る人もこの手続きは必要です。 -
途中で帽子やサングラスなどを購入できる露店によってくれます。といってもこれから登山する方はフル装備で来てるから今更買う人もいないんですけどね。
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gunung rinjani via kandang sapiという場所。とうとう登山道入り口へやってきました。
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ここで軽トラから自分の荷物とテントや食料をおろします。
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他の登山者チームも集まっております。体力に自信がありそうなヨーロピアンばかり。やっぱりこういうアドベンチャー的な要素は欧米人の専売特許といったところか。
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ポーターの皆様も準備が整いました。
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出発前の集合写真。ここでメンバーの紹介です。※名前は仮名と偽名です、きっと。
・サム(イングランド)
今回のグループの筋肉キャラを担当してくれます。ボディビルの大会をあちこち出場しているとのこと。「俺はボディビルのインストラクターではない、コントラクターだ」の謎の名言を道中に残したが、これは世界を飛び回ってボディビルを創成(コントラクト)しているという意味か?その実力や否や。満を持してリンジャニ山へ挑戦。
・ローラ(イングランド)
イギリス離島のちょっとふくよかな女性。、チームのムードメーカー。イギリスのなんとか島(忘れました、すみません)というところでレストランを経営しており、毎年10月―2月までは休業するので、その間は旅行しているとのこと。去年は日本に2か月旅行していたのよ、とのことで旅の豊富さと経験値はグループNo.1。旅の経験値を頼りに、ここリンジャニ山も軽く登りきってしまうのか。ネイティブ同士なのでサムとよく喋っていた。
ショーン(韓国)
無口な感じだけどおだやかな韓国のおじさん。4年間シンガポールで働いたが、現在は韓国へ帰国。
東ジャヤの風が呼ばれ、この聖なる山へ舞い降りたと豪語。(大嘘)この登山を決行する前に、シンガポールでハーフマラソンを完走。気合十分。体力満タン。果たして東ジャヤの風は彼にささやくのか。
アンジー(スペイン)
バリ島から船でロンボク島へやってきた元気いっぱいの女の子。ノリで来た!な勢いでこのツアーに参戦。体力に自信がなくてナーバスだわ!と不安そうな気持ちも登頂への熱い想いが勇気に変える!グループ内でも筋肉のサムに次ぐスピードで山を駆け上がる。この元気は山頂まで継続するのか。情熱の国、スペインから電撃参加。
バーバラ&セヴィ(オランダ)
この世で一番大切なものはなにか?富か?名声か?権力か?答えはノー。ズバリ、それは”愛”。
バーバラ&セヴィは登山道付近で急遽合流した2人組。しかし、2人はすでに仕上がっていた。準備も体力も意気込みも。もちろん愛も。道中そのお熱い様子を常に見せつけ、周りの実力者をけん制する。2人の愛の炎は山頂への灯となるのか。でも山火事は勘弁やで。
ザプラ(日本)※偽名
え、これ私の説明もするの?
こんにちは、ザプラです。海外の登山はたぶん初めてです。座右の銘は「腕立て10回、3食ひじき」です。よろしくお願いいたします。
ガイドのジョー(インドネシア)
ちょっと呂布カ〇マっぽいヒゲのナイスガイなガイド。基本的には最後尾となりやすい私かローラと一緒に歩いてくれた非常に頼もしいガイド。まあまあ英語は通じる。
ポーターの皆様(インドネシア)
ポーター3人が食料とテントを持って同行。子供のころから歩きなれているのか(?)、サンダルだけで山をグングン登る。その様はまさにリンジャニ山の子といったところ。
国籍も年齢も思想も違う。でもみんなに思いは1つ。山頂を目指すこと。そんなわけで、いよいよスタートします。 -
そんな感じで今日はPelawangan Sembalunまで向かいます。グーグルマップは3時間とか書いてますが、そんなスピードではいけません。休憩込みで6-7時間を目安に向かいます。
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この1歩から始まる山頂までの道。なんとも熱い展開。
※天候が熱いとかそういう意味じゃなくて、胸熱な展開的な意味です。 -
登る前に森を抜けていきます。
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わー変なきのこだー!(この辺はまだ体力マックスなので、寄り道する元気があります)
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あれ、開始10分でもう辛いんだが。歩くのが辛いわけでははい。でもインドネシアの晴れ天候、服や食料、水1.5リットルを持ちながら登山ってけっこう辛いんだと今更ながら実感。
これでもテントや寝袋はポーターが持ってくれているからまだ荷物が少ない方なんだけどそれでもつらい。 -
ヨーロピアンの方々はまだまだ元気。
今後もずっと、元気なヨーロピアン組(サム、アンジー、バーバラ、セヴィ)と遅い組(私、ショーン、ローラ)でほぼ別れて到着することが多くなります。 -
疲れたといってもせいぜいまだ30分ほど。疲れてません。学生が今日、テストだけど勉強してこなかったよやばいーと言ってるのと同じ。疲れてもうやばいとは言ったけど、全然まだ余裕です。(余裕がなくなってくるのは2日目以降です)
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リンジャニの牛。優雅です。
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登りではなく平坦な道。すでにグループでの行動から各自ペースに任せる登山スタイルに切り替わっています。各々のペースで休憩ポイント(POS2)まで向かいます。
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ああ、曇ってきた。もしや降るのか?
昨日、一昨日のレベルを考えると雨は絶対に降りそう。でも降る前に一歩でも多く進みたい。 -
90分ほど歩きPos2に到着。(あれ、Pos1はどこに??気づかずに通り越してしまったようです)
まだ標高は1500メートル付近なので、まだ400mほどしか上がっていないようです。 -
まだまだ皆さん余裕があります。持ってきていたエネルギーバーやナッツ、チョコレートをみんなで分け合います。
お菓子を食べながら休息をとっていると後ろから忍び寄る怪しい影。マンキーです!(モンキーではなく、皆さんの発音がマンキーって言ってるように聞こえるのでマンキーです!)
マンキーが大胆不敵にお菓子やフルーツを盗みとるために近づいてきます。 -
ポールにしがみつき、こちらの様子をうかがうマンキー。逆光のせいで顔が暗くなっており、より悪巧みマンキー顔に拍車がかかります。
油断しているとカバンの中をほじくられ、食料やスマホを強奪していくそうです。
隣のテーブルでは、食べかけのパイナップルが強奪されました。恐ろしいマンキー! -
ランチタイムです。卵焼きとチキンのご飯。
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Pos2の全体風景。他のツアーもここでランチ休憩をとるので、割と人で溢れかえっています。
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ランチはひとグループにつき一つの屋根を使えるくらいには広い場所。サルはこの辺に出没します。
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ちなみに各拠点の休憩所ではドリンクを買うことができます。ポカリスエットが30,000ルピア、水が20,000ルピア、ビールが50,000ルピア。
ロンボク島のコンビニでポカリが8900ルピアだったことを考えると登山価格となります。 -
Pos2の看板。今日はキャンプ場までなので、残り3.9kmです。
側から見るとたったの4kmですが、その4kmの間に1000m近く上がります。まだまだ油断はできません。 -
また登り始める別のツアー会社のポーター。タフだなあ。重い荷物を背負いながらなのに、サンダルで登るとか正気の沙汰ではない。
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Pos2のトイレ。もちろん有料。利用する場合は10,000ルピアとられます。
ちなみにこれ以降はもうまともなトイレがない(青空トイレしかない)ので、用を足せる場所で足しておくのが鉄則となってきます。 -
木の上から様子を伺うマンキー。食べ物への執着心は実家ののようにがめつい。
今後、どこでも出没してくるので荷物を取られないよう注意します。 -
12時30分ごろ。我々のチームも出発します。
後半になればなるほどバテるのは理解しているので、筋肉のサムのあとを一生懸命ついていきます。
【サムと話してみた!】
「サムはどうしてリンジャニ山に登ろうと思ったの?」
「俺はボディビルのコントラクターだ。近いうちにバリ島で大会があるんでな。体つくりの一環で山登りにきたのさ。」
「ほおー。(というかコントラクターってなんだ?インストラクターではなくて??)バリ島の大会はいつあるの?」
「ああ、来月のマラソンがあるんだ。」
ボディビルじゃないんかい。 -
~10分後~
ああ!もう引き離された!てか、こういう山にくる外国人はガチアスリート系ばっかりな気がします。こちらの心配もせず黙々と目的地へ向かっていく。
でもボディビルダーって重いベンチプレスとかしかやってないイメージがあるから登山でこんな早いのはちょっと意外。いや、自分が遅いだけか。 -
この辺から霧が深くなってきた。天気も曇りになってきており怪しい雲行き。雨は降らないで―と祈りつつ先へ進んでいきます。
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霧の道を前の人の姿を頼りに進みます。いつものようにチームメンバーはバラけたので、知らない人の後ろをついていきます。
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一面霧だらけ。雨季だからかこれから霧の場面が多く出てきます。
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Pos3まで到着。
ひーけっこうしんどい。この辺から、明確に中継ポイントでの到着時間に格差がでてきました。
サム、アンジー、バーバラ&セヴィの体力バリバリ組は早くつき、おしゃべりしています。その次がだいたい私、次がショーンさん、ローラみたいな順番で到着します。
とはいえ、早めに到着した方がそれだけ長く休憩できるので、最後尾で歩くよりもできる限り早く歩いて到着を目指した方がいいのです。 -
Pos3にも飲み物が売っています。値段は高いけど意外と水分補給できる場所は多いのかな?
-
こんな感じの露店なのか大きい寝るテントなのかよくわからん場所。
【アンジーと話してみた!】
「アンジーはインドネシアを旅行してるの?」
「まあ、あなたスペイン語を話せるのね!グレートだわ!仕事がくびになったから4か月ほどアジアを旅しているのよ。リンジャニ山に登ったら、またバリに戻ってそこからタイへ行く予定よ。」
「ああ、アジアメインで旅行してるんすねー。うらやましいですわ。」
「それよりあなた、スペイン語を話せるなら今からママに動画を送るからなんかしゃべって!ほら!1,2,3!」
「え、急に!?Hola, me llamo zapra, Encatado. Estamos subiendo a Monte Linjani, haora epoca de lluvia, me pongo nervioso de que..」
「ペルフェクト!もう十分よ!」
元気だわー。 -
Pos3で、ショーンさん、ローラ、ガイドのジョーを待ちます。到着後、すぐに出発する先頭ヨーロピアン組。おいおい、ショーンさんもローラも休憩してないやん、、と思ったがそんなに休憩は必要ないとのこと。え、ガイドはともかくこの2人って実はすごい体力なの?
わたしだったら一緒のペースで歩いて休憩なしで歩くのはけっこう辛いですわ。 -
まだまだ険しい道が続きます。そろそろ足も痛くなってくるし、登り道も急になってくるしで精神が削られてきます。
【ローラと話してみた!】
「ローラは女性なのに、こんな過酷な山登りに挑戦するなんてすごいっすね。」
「そんなことないわ。人生はなんだって挑戦よ。去年は日本を旅行したけど、北海道から沖縄まで2か月で横断したわ。とってもグレートな経験だったのよ。」
「それはすごいですね!」
「リンジャニ山のあと、今年はフィリピンを全部攻めるつもりでいるわ!」
いや、さすがに挑戦しすぎじゃないですかねぇ。 -
Pos4到着。もう2000m地点くらいには来ているのか??足取りが重くなってきており、一番最初のきのこや牛の写真を撮っていたような余裕が徐々になくなってきた。
-
Pos4にも、もちろんあります休憩所兼飲み物売り場。値段は見ていませんが、標高が高くなるにつれて値段が上がっていってたら笑う。
【バーバラ&セヴィと話してみた!】
「二人はカップルですか?もう結婚しているのですか?」
「いいや、僕たちはカップルさ。」
「どうしてリンジャニ山に登ろうと思ったんですか?」
「興味があったからさ。」
「もともと山登りとかアウトドアが好きなんですね!」
「まあね。」
「・・・。ロンボク島のあとはどちらへ行くの?」
「タイのビーチにいくつもりさ。」
ちょっとちょっと!マッチングアプリみたいな続かない会話はやめて!話広げられない私も悪いけど。
まあ、なんでもかんでもローラやアンジーみたいなテンションで来られてもあれやし、これはこれで「落着きがある」ってことで解釈するぜ。 -
Pos4休憩所。さすがにここでショーンさんとローラと合流後は全体の休憩時間をとっていました。チームのムードメーカー、ローラはナッツやクルミを配ってくれました。うめえ。
Pos4から先は本日のゴール、Pelawangan Sembalun(プラワガン・センバルン)です。もう1時間くらいの辛抱です。 -
Pos4出発後、ほどなく大雨が降ってきた。よくよく考えたら現在の雨季のタイミングで、朝から今まで晴れだったのが奇跡のよう。
ただ、その奇跡も続かず、登り道からは濁流が流れ、靴、靴下、長ズボン、着てるシャツ、かばんすべてがびしょ濡れになってしまった。
特に長ズボンは防寒着として今晩はいたまま寝ようとしていたので、完全に作戦ミス。急激な天候変化を甘く見ていた。 -
雨は多少やむもまだ降り続いています。重くなった荷物、重くなったズボン。すでに膝や足も痛いですが、止まると風邪を引きそうなのでなにがなんでも進みます。
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雨季の登山がここまで過酷だったとは、、。道はぬかるみ、足は泥だらけ。靴下はべちゃべちゃ。不愉快なコンディションで進む。すでにけっこうな後悔が頭の中をめぐる。
-
1歩、また1歩。いつかはゴールにたどり着けるのだろうと信じて進む。
【ショーンさんと話してみた!】
「ショーンさん、さっき聞きましたがこの山に登る前にシンガポールでハーフマラソンに出てたんですって?体力がすさまじいですね。」
「シンガポールには4年間仕事でいっててね。今は韓国に戻ったけど、久しぶりにシンガポールに戻りたくなったから参加したんだよ。あと、リンジャニ山はなんやかんやで参加した。」
「(ついでかよ)しかし、ハーフ走ったあとにこの山に登ろうとするなんてすごいチャレンジ精神ですよ。韓国にはこういう山はありますか?」
「あんまりないよ。でも、こうやって海外での山登りとかマラソンには元気なうちに挑戦したいよね。」
あーなんか今回のメンバーで唯一の良心な気がしますわ。なんかヨーロピアンの方々は我が強すぎてちょっとテンションについていけないときがあるから、なんか困ったらショーンさんとお話しますわ。 -
ひーなんじゃこの階段は。というか、はしごか。
今後もこのはしごポイントが多数出てきます。 -
うなだれながら歩を進めているとテントっぽい景色が見えてきました。
もしや!? -
本日のゴール・Pelawangan Sembalunまでやっと到着しました!
-
めっちゃ曇ってる~!
霧が深い。事前に見ていたような夕焼けや星は見れなさそうかな。とりあえず全身濡れているためまずは着替えたい。 -
こんな場所(2600m地点)にも、飲み物が売っているお店がある。(ビールの販売はなし)運んでくるのが大変でしょうに。
さっきの大雨で服はだめになってしまったので、靴下や長ズボンは売っていないか聞いたが、飲み物だけとのこと。
えーけっこう服やソックスが濡れてしまう人とか多そうだから取り扱えばいいのに。 -
Emergency centerなる赤いテントもあった。一応、なんか高山病的なやつとか病気になったときに見てもらえるのかな?
-
というか、先に到着しているであろうヨーロピアン組はどこにいった?(この時点でショーンさんとローラは未到着)
まずは自分のチームメンバーのテントお探さないと。 -
下の方にいるのを発見。あっテントを立ててる途中か。
-
なんか夕景とか期待していたのに、霧なのか雲なのか知らないけどいまいちな景色。雨季を恨んでも仕方がありませんが、悔しいなーという感じ。
-
本日のテントです。今日から2泊ともサムと相部屋、いや相テントとなります。
虫がけっこう入ってくるので、こまめに入り口は閉めます。 -
外は寒いので、テントの中に籠ります。今日着て寝る用の靴下と長ズボンがなくなってしまいどうしようか考えていたら、アンジーが「雲が晴れたわ!湖が見えるわ !」と教えてくれました。
雲がはけてる!さっきまで曇りで気持ちもどんよりしていたけど、やっとここまで登ってきてよかったと思える景色に出会えた!
※結局長ズボンはポーターの人から善意で借りれました。ご迷惑をおかけしてすみません。。 -
調子に乗ってタイムラプス用のスマホも起動させます。ほったらかしにしていたら、マンキーがスマホを持って行ってしまうからタイムラプスはやめた方がいいとガイドに注意される。
マジか。ずっと見張っているわけにも行かないので、なくなく中止。 -
あれ、みんながいなかくなった。と思いきや
-
みんなでぎゅうぎゅう詰目の中、暖を囲みます。今日知り合った人たちとこの距離感。すごいですね、登山が為せるトモダチマジックといったところでしょうか。
このあと、唐突にお菓子交換タイムが始まってしまった。1人で独占しようとしていたDAIRY MILKのチョコをみんなにも配った。 -
狭いテント内でポーターたちが夕飯を作ってくれます。これはグリーンカレー的なやつですね。
-
夕食はスープカレー。テーブルも椅子もないので、みんなで立食です。明日の山頂に向かうべくみんなで英気を養います。
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日がくれてきました。だいたい夜の18時30分ごろ。街灯なんてもちろんないので、単純に真っ暗になっていきます。
綺麗な星が見たかったなーとは思うものの雲の流れが早い。疲れもあり早めに寝ることに。 -
夜19時半。明日は1時半起きのため早めに就寝。というか、疲れまくってるし、電波もないし、やることがないので就寝。
サムさんよ、すまんな。自分には修学旅行の夜、学生にように寝るまでしょうもない会話を繰り広げられる語彙力やトーク力は英語でないんや。明日も頑張ろうとひっそりと会話して寝袋にくるまった。 -
朝1時半起床。眠い脳を起こして無理やり登る準備を進める。ポーターからフレンチトーストをもらう。とりあえず食っておかないとパワーが出ないので食べる。
必要な水、ヘッドライト、クッキー、カメラなどを持参していざ出発。不要な服や充電器はテントに置いていきます。みんな登りに行くから盗まれないっしょの精神。(山頂まではガイドとツアー参加者のみ登り、ポーターはみんなが下りてくる朝9時ごろまでキャンプ場でお留守番)
まわりが真っ暗すぎて写真が撮れないので、これから登るマップを載せておきます。 -
最初は7人+ガイドで8名で仲良く登ってましたが、途中でサムが加速。ローラは失速。私は星空を撮ったり間違ったルートに入り、ガイドのジョーさんにつれ戻されたりしたおかげで最後尾に。開始30分ですでにバラバラ。
前半で僕らの思いは1つ!とかかっこつけたこと言ってたのに結局行動はバラバラやないかい! -
この写真のPUNKAKという場所、キャンプ場から1時間ほど歩いた中継ポイントです。メンバーが散り散りになっているので、私も何番目に到達していたのかわかりませんが、もうこうなっては仕方がありません。
山頂に到着できるかはもはや自分との勝負です。あとはみんな自力で勝手に到達できることを祈りましょう。 -
スマホで撮影。重たい一眼レフなんてもっていけません。これからも山登りはスマホで十分です。
(でもバーバラ&セヴィのコンビは一眼で撮影していたよ。) -
夜道、うなだれながら歩きます。足は痛い、歩きづらい、いつ終わるかわからない。
周りは真っ暗。後ろを振り返ると他の登山者のヘッドライトのみ。その奥には海外沿いの街並みの灯り。現在午前4時半。それでも日の出に間に合うよう歩き続けます。 -
写真は真っ暗に見えますがうっすらと周りが明るくなってきました。これは間に合うか?でも急ぐ元気もあまりない。ゴールがいつかあると信じて、がむしゃらに歩き続けます。
-
山頂一歩手前。空が青くなってきて朝が近づいてきました。ゴールはまだか?
-
見上げると人だかり。もう少し!あと50mくらい!
-
山頂だ!ついに!ゴールにきた!
ご来光はすでに始まっていますが、なんとか山頂までたどり着きました。登山開始時間が2時15分、山頂到着が5時30分。目安が3時間なのでぎりぎり平均アイムを死守できたと思っています。 -
さっきまで暗闇の中、来なきゃよかった、最悪とかぶつぶつ文句を言ってましたが、登り切ったあとはその気持ちも吹っ切れました。自分のおめでたい単純な性格に感謝です。
他の参加者同様に私もけっこうノリの感覚で参加しておりましたが、無事諦めずに登り切れてよかったです。 -
眼下にはリンジャニ山のシンボルのセガラ・アナ湖畔が見えます。その先にうっすらと見えるのは、バリ島のアグン山。
山頂まで登ればお隣の島のバリ島だって覗くことができます。 -
バリ島の反対側に見える島はWest Nusa Tenggara (ヌサトゥンガラバラット)という島。うーん、馴染みがない。
でも日の出はバリ方面ではなく、このヌサトゥンガラバラット方面から出てきました。 -
山頂について休む人、部活みたいに雄叫びをあげるグループ。みな感動を体で表現している感じです。
すでに登り終えていたヨーロピアン4人組(サム、アンジー、バーバラ&セヴィ)に再会。
筋肉のサムはわかるとして、アンジーなんてリンジャニ山に急遽参加して登れるか自信がないわ~とか言ってたくせにめっちゃ登るの早かった。あんだけ「Mis Pierudas morieron(もう足が死んでいる)」とか言ってたくせにめっちゃ元気やん。
バーバラ&セヴィも悠々とこの山を登りきるとは。やはりただのリア充カップルではなかったということか。登山系リア充め。
「サムは何時ぐらいに到着したの?」
「4時」
「え?」
「うそうそ、5時ぐらいだよ。僕たちが到着して20分後くらいに君が到着したのを見たよ」
嘘かいな。でも、朝4時についたらどんだけ早いんだって話。まあでもサムのスピードなら本当に2時間ぐらいで登りそうだから冗談に聞こえんわ。 -
山頂でみんなで写真を撮った後、4人は体が冷えてきたから先に下山するとのこと。私はローラとショーンさんをここで待つからもう少しここにいるよと伝える。
彼らが下山した10分後、ローラがやってきた。
あれ、いつも最後尾のローラが先に来た!?
ということはショーンさんはどこへ?途中で登ってきたときもショーンさんを抜かした記憶がないし、どこへ行ったのか。まさか途中で倒れたのかといつもの妄想が始まる。
ローラ到着5分後、ショーンさんも無事到着。人のこと言えませんが、ショーンさんもけっこう力を使い切っていた様子だった。
これにて全員無事登頂完了! -
ローラとショーンさん、ガイドのジョーと合流もできたので下山します。他の登山者もも下山し始めてる様子がわかります。
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望遠モードを使って自分たちがいたキャンプ場を撮影。あんな遠いところから、ゴールもわからず登ってきてたのか。苦行やんけ。
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ゴツゴツとした岩とじゃり道をまた通ります。帰りは視界が見やすい分楽ですね。
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ローラ、ショーンさんたちと一緒に出発しましたが、結局また一人で下山しております。
理由は、早くキャンプ場に戻って昨日の濡れていたズボンやシャツ、靴などを少しでも乾かしたかったから。雨季とはいえ、午前中は晴れることが多いので、1分でも早くキャンプ場に戻って乾した方がいいと判断。足が痛くとも1人でもくもくと進んでいきます。 -
先ほどの湖を見ながら下っていきます。
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登りはこの道をひたすら登っていました。しかしこの道がまた厄介!
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ご覧ください。この砂地の地面。砂礫が詰まったこの道を一歩進めば一歩下がるとうう恐ろしい道。さすがに一歩は下がるは大げさですが、気持ち半歩くらいは砂地で踏み込むと、足が元の位置まで戻されます。
こんなやばい道を暗闇の中、さっきまで進んでいたのかと実感。 -
よくわからない落書き。
「冒険者よ、我の命はここで尽きるがおまえは成し遂げて見せよ!」的なことがきっと書いてるんだと思います。 -
下山中の景色。晴れるとこんなきれいな場所だったんだー。
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引き続き下り。景色がきれいなんですが、もうちょこまか動き回って写真を撮る元気があまりありません。
-
イチオシ
これはきれい!前言撤回!いい角度で写真を何度か取り直します。
今回のイチオシ写真。山頂からの写真じゃなく、途中の道のアングルの方が写真がきれいだったりする。そんな写真がこれ。 -
ここも中継地点的な場所。
ちなみに山頂アタックにて、行って帰る間にトイレはありませんでした。往復で6時間ほどはかかるので、必ずトイレをすませてから出発しましょう。 -
これから山頂を目指すインドネシア人グループが横切ります。ツアーによっては日が登る5時ぐらいから登るツアーもあるんでしょうかね?
でも、日差しが暑くなるのでデメリットもありそうです。 -
きれいなセガラ・アナ湖畔を横目にぐんぐん下っていきます。
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リンジャニ山周辺の自然。標高が割かし高いですが、固有の植物が力強く咲いているように見えます。
植物の名前はわかりませんが、とりあえずこんな草木が映えていたよと記録を残すために写真を撮っておきます。 -
まだ下山しています。あれ、こんな長かった?
てか、登り降りで既にトータル5時間は歩いてる。すでに足と膝が痛くなり初めて来た。今日はまだ朝8時半だから半日も終わってないという絶望感。 -
疲れた、足がやばい、ひたすら歩く。もうさっきからこれしか言ってない。もう気分は完全に部活動。リンジャニ山強化合宿に来てるみたいな感じです。
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ここは!さっき暗闇で撮ったPUNKAKポイント!となると、あと下山時間は40-50分前後。まだ長いがよくここまで戻ってこれた!
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後、少し!自分に言い聞かせて気力のまま歩き続けます。
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砂の道が続く。キャンプ場が全然近づかない感覚がする。
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あれ、こんなはしご道あったっけ?自分が通った道もうろ覚え状態。
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ようやく平坦な道に出ます。ここまで来たら一旦、キャンプ場に戻る前に靴下と靴の泥をはたきおとします。昨日から濡れた靴下を履いたまま登っているので、足の匂いが凄まじいことに。完全に下山する明日までシャワーは我慢。辛いぜ。
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モンキーがいるところまで戻ってきた。ということはキャンプ場はもう目と鼻の先。
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猿と湖。構図がエレガント。
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うおお、テントが見えてきた。(他人のテントだけど)
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通ってきたPUNKAPはこっちだよの道標。早朝出発だから全く気づかなかった。
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キャンプ場についに戻って来ました。
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はぁー、ついに山頂から戻ってこれました!往復7時間くらいかかった。
早く到着した組は日向ぼっこで外で寝転んでいます。とりあえず私も裸足になり、靴と靴下を少しでも乾かすために外に出しておきます。 -
30分後にショーンさん、ローラ、ジョーたちが戻ってきました。ここでやっと朝食タイム。昨日と同じバナナパンケーキを食べます。
山頂に行って帰ってきて6時間以上歩いてきたのに、これから次のキャンプ場までまた4-5時間歩きます。なんてこったい。
山頂という一番盛り上がるネタをすでに投下してしまったが、次回この旅行記はまだ盛り上がるのか?ついでにちゃんと怪我なく下山できるのか?
不安が渦巻く中、次回へ続きます。リンジャニ山編はもう1回だけ更新です。
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