2024/12/11 - 2024/12/11
65位(同エリア87件中)
公共交通トラベラーkenさん
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2024年12月11日(水)、東京杉並区の散策に出かけました。訪れるスポットは寺院や神社などの宗教施設になります。あまり観光目的で訪れることは少ない住宅街が広がるエリアですが、じっくり歩いてみると歴史を感じさせる古い寺社が点在していてかなり面白い散歩になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京王井の頭線、西永福からスタートです。
西永福駅 駅
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西永福商店街の中にある理性寺(りしょうじ)というお寺。法華宗陣門流の寺院なんだそうです。「火伏せの大黒天」という大黒天像を安置しているらしいのですが、この日は見られそうもなかったので、境内をちょっと覗いて先に進みます。
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今日は杉並区に点在する宗教施設を歩いて回る行程になっています。
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大宮八幡宮の鳥居が見えてきました。
大宮八幡宮 寺・神社・教会
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武蔵國三大宮の一つ「多摩の大宮」と称され、「東京のへそ・子育厄除八幡さま」として親しまれているという神社なんですが、今回訪れるまで、全く知りませんでした。
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「鎮守府将軍源頼義公が前九年の役に赴く途次、この地で八条の白雲の瑞祥を見、奥州平定後の凱旋のおり、康平六年(1063年)京都・石清水八幡宮の御分霊を勧請し創建。」という解説が東京都神社庁のサイトに載っていました。
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広い境内を隅々まで歩き回って見物します。
小さな扇子がたくさんぶら下がっています。どうやらおみくじのようです。 -
義家公手植松跡という看板がありました。
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きらびやかなお神輿が保管されています。
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たくさんのお神輿が並んでいます。
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境内末社には若宮八幡神社、白幡宮、御嶽榛名神社が祀られていいます。
若宮は八幡神(応仁天皇)の御子神の仁徳天皇がお祀りされていますが、若宮は別宮でもあり、八幡大神の荒神魂をお祀りしているともいわれているそうですが、何を言っているのかよくわかりません。 -
迫力のある狛犬
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田舎のヤンキー風です。
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共生の木。榧の木(かやのき)に犬桜が寄生しています。
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お稲荷様もあります。
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ここの狐様はなかなかの美顔です。
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子狐の顔もシュッとしてます。
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祭壇も狐だらけ。
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奥に狐面もあります。
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馬の絵馬。
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こっちの絵馬には拝殿の絵が描かれています。
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大宮八幡宮は子育て・安産に特に御利益があるとされているそうです。
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干支の龍が描かれた絵馬。
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境内の隅に大宮天満宮もあります。
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学業成就の絵馬は道真公と梅。
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赤門(北神門)。
元々正門で御鎮座九百年に現在の位置に移築されました。 -
北神門を出ると崖下に善福寺川が流れています。
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大宮八幡宮の境内に戻りましょう。
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紅葉が鮮やかです。
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正参道の方に向かって歩きます。
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御神水という解説看板があります。
かつては真清水が湧き出ていましたが、宅地化により水脈が細り、現在はくみ上げているそうです。ポリタンク等で多量に汲み取るのは下品だからやめろと書いてありました。 -
亀も乾き気味です。
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龍の顔の横にハンドルがあります。
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参道を歩きます。
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表参道 第一鳥居。
昭和29年に再建されたもので、柱の径90cm・高さ8mの大鳥居。昭和61年と平成13年に改修されました。 -
鳥居の正面にまっすぐ続く国府道を歩きます。
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鞍掛けの松。
鞍掛の松 名所・史跡
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解説看板の文字が薄れて読めません。
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八幡太郎義家公ゆかりの松なのでしょう。
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大通りから1本中に入った路地なので、ちょっと寂れた感じがいい雰囲気を醸しています。
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善福寺川を渡って杉並区を北上します。
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堀ノ内熊野神社。
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入り口すぐにある境内社の大六天神社。あまり聞いたことのない神社ですが、関東地方(旧武蔵国)を中心としてその周辺に存在する神社なんだそうです。
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「元々は神仏習合の時代に第六天魔王(他化自在天)を祀る神社として創建されたものであるが、明治の神仏分離の際、多くの第六天神社がその社名から神世七代における第六代のオモダル・アヤカシコネ(面足命・惶根命)に祭神を変更した。」とウィキペデイアに書いてありました。
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杉並区の住宅街の中にあるとは思えない、静寂な空気が流れています。
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ここの狛犬はなかなか個性的でした。
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金網で保護された狛犬。
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約200年前のものらしい。
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拝殿の彫刻もなかなか立派なものです。
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拝殿の右側奥にある神輿は「火伏の神輿」と呼ばれています。1923(大正12)年の関東大震災の当日に浅草で買い、猛火の中を無事神社に運ばれたそうです。
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庚申堂地蔵堂
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宅地化の過程で邪魔になったものを一堂に集めたという感じでしょうか。
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そろそろお昼です。あらかじめ調べておいたお店にやってきました。開店待ちの列ができています。DINING YOSHIHAMAというイタリア料理のお店。
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お隣の町中華屋も気になるけど今回はパスです。
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小さなお店で開店と同時にほぼ満席です。
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ランチが結構安い。
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まずはスープ。美味です。
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グーグルマップにはイタリア料理と書いてありましたが、店の装飾はアメリカンかな?
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牛ハラミのステーキ。
ボリューム満点で、大変美味です。 -
舌平目のチーズカツレツ。柔らかくて大変美味。
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ここは安くてボリュームもあって、しかも素晴らしく美味しいお店でした。
やっぱり東京は美味しい外食店が多いです。 -
食後の散策は立正佼成会の本部施設の見学から。
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立正佼成はほとんどなじみのない宗教ですが、この場所にかつてあった普門館という施設では「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクールが開催されてきたことなどで結構有名かもしれません。
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東京佼成ウインドオーケストラなんていうプロフェッショナル吹奏楽団もありますね。
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開祖記念館という施設に入ります。
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開祖の庭野日敬氏の生涯や思想についての解説がありました。新興宗教というと無条件に拒絶反応を示す人も多いかと思いますが、私はそれほどでもありません。特に開祖になるような人は大変まじめで魅力的な人物であることが多いように思います。
庭野日敬氏もすごい努力家な好人物だったようです。 -
まぁもともと信仰心が欠如した性格なので、まじめな展示はそこそこにして、面白そうな建物の中に入ってみます。
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大聖堂の屋上に上がってきました。
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景色が素晴らしい。
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やっぱりこういう派手な施設を堂々と作ってくれるのが新興宗教の魅力ですね。
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ロシアみたいです。
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内部もゴージャスです。
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大聖堂の中心には金ぴかのご本尊があります。
まじめにお祈りしている人たちがいましたので、外側からこっそり見学させてもらいました。 -
和田帝釈天にやってきました。商店街の端にあるこぢんまりとしたお堂です。
和田帝釈天 寺・神社・教会
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中をのぞき込んだら小さな神様が祀ってありました。
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昭和レトロな雰囲気を残す通りを歩きます。和田帝釈天通りという名前がついていました。
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環七を渡って妙法寺商店街に進みます。
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こちらもなかなかレトロな雰囲気漂う通りです。
〇佐 かまぼこ店 グルメ・レストラン
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【日蓮宗本山】圓山妙法寺(厄除け祖師)にやってきました。
妙法寺 (杉並区) 寺・神社・教会
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ここも全然知らなかったのですが、厄除けのお寺としてかなり有名らしいです。入り口の仁王門も大変立派です。東京都指定有形文化財になっています。
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仁王門をくぐると正面には祖師堂があります。これも東京都指定有形文化財。
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日蓮宗のお寺は装飾が派手なものが多い気がします。
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祖師堂の奥にある本堂は割とすっきりした作りです。
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おしゃれな手水鉢があります。
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日朝堂。身延山十一世行学院日朝上人の御尊像が奉安されています。「学問と眼病の守護」として崇められているそうです。
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境内がとても広いです。参拝者も大勢いて、活気があります。
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浄行堂
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浄行様のお身体を清水で洗い、祈願することによって病気治癒・家内繁栄の御利益があるとされています。
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二十三夜堂。二十三夜様とはお月様を神格化した神様なんだそうです。
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中は結構狭かった。
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鉄門。これも国指定重要文化財です。お寺のホームページには「明治11年(1878)、日本の近代建築学会の恩師といわれる英国人J・コンドル博士(鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂などを設計)設計による貴重な和洋折衷様式の鉄門です。」とありますが、文化庁による解説には工部省の設計施工とあり、コンドルの設計とはされていないそうです。
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いずれにしても見ごたえのある門です。
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境内をぐるっと一周してきました。つづいて祖師堂から建物の内部に上がってみます。写真撮影禁止の場所も多いので、写真は少な目です。
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きれいな廊下。
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東京都指定有形文化財、御成の間。江戸時代後期、堀ノ内村は徳川将軍家の鷹場の中にあり、妙法寺は将軍の休息をとる御膳所として使われていました。
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きれいな影が出ています。建物内もかなり自由に歩き回れるのがうれしかったです。
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歩き疲れたんので、お寺の前にあったサミットのイートインコーナーで休憩。
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パンが美味しかった。
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続いて宗延寺というお寺に入りました。
宗延寺 寺・神社・教会
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境内にある壽福稲荷大明神。
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どんどん行きます。ここは眞盛寺。
真盛寺 寺・神社・教会
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かなり広い境内です。
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元三大師堂。
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お地蔵さんがいっぱいいます。
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猫。
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よく見るとお地蔵さんだけじゃないようです。
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立派な鐘楼もありました。
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杉並区は見ごたえのある寺社がたくさんありました。
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そろそろ杉並散歩も終わりです。
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東高円寺駅が近くなってきました。香ばしい空気を漂わせた建築が残っていますね。
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ツタハウス。
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蚕糸の森公園に入ります。
蚕糸の森公園 公園・植物園
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農林水産省「蚕糸試験場」跡地に設置された区立公園です。旧試験場正門は今でも残っています。
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旧守衛所は公園管理事務所として利用されています。
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妙法寺旧参道金銅燈籠
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寄進者の名前があります。花柳界の人々が中心になって作られたそうで、よく見るとそれっぽい名前もありました。
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公園正門を正面から見たところ。
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青梅街道の反対側に古そうな歯科医院発見。車が邪魔で全景が見られませんでしたが、わざわざ通りを渡って見物するほどでもないかな。
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東高円寺駅が本日の散歩のゴールです。
わざわざ観光で訪れるような場所ではないとは思いますが、実際歩いてみると案外面白い場所がたくさんあるのが東京散歩の魅力です。今回もかなり充実した観光ができました。
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