2024年 秋のスペイン旅13日間Vol.④高速列車AVEでコルドバへ

2024/10/24 - 2024/11/05

久しぶりのヨーロッパ☆秋のスペインを旅してきました。

2020年5月にスペイン旅行を計画していたもののコロナでキャンセル。
そして、今年2024年5月に予定していましたが、諸事情で又もやキャンセル。3度目にしてやっと実現しました。4年が経過して、私たちの年齢的な事、体調も考慮してストレスのない旅にしようと、エミレーツビジネス利用、移動を楽にするためにアンダルシアの観光は2泊3日のアンダルシアツアーに申し込みました。

28日
高速列車AVEでコルドバへ
チケットは日本でrenfeの公式サイトから価格の安い時間帯を選びました。
スペインの鉄道は保安検査場みたいなところを通っていくのは知っていたので、早めに駅に到着。早すぎて案内板になかなかホーム番号が出てきません。不安になって、友人夏さんにLAIN電話してしまったり（もちろん、日本時間を確認して）
時間になると掲示板にホーム番号が表示されて、無事に乗車出来ました。

写真はライトアップされたローマ橋です


　　　　旅程
10月24日　成田空港→ドバイ空港
　 　25日　ドバイ空港→マドリード空港
　　　　　 マドリード →トレド　　ホテルセルコテルアルフォンソⅥ
　 26日　トレド散策　　　　　　　 パラドール　トレド
　 27日　トレド→マドリード
　　　　　　　　　　　　　 ミラドール プエルタデソル
　☆ 28日　マドリード観光
　　　　　　 マドリード→コルドバ　　 ホテル メスキータ
　 29日　アンダルシアツアー　　　　
　　　　　　 　 コルドバ散策～白い村モンテフリオ　
　　　　　　 　 グラナダ
　　　　　　 　 フラメンコショー　　　 アウレア　カテドラル
30日　　 アルハンブラ宮殿
　　　　　　　 白い村サハラデシエラ
　　　　　　　 ロンダ　　　　　　　　 パラドール　ロンダ
　　 31日　　 ロンダ散策
　　　　　　 セビリア（ツアー終了）
　　　　　 フラメンコショー　　　 ホテル　ドナマリア
11月1日 セビリア散策
　　　　　 セビリア空港→バルセロナ空港　 H10ウニベルシタ
　　 2日 バルセロナ サグラダファミリア(予約）
　　　　　　　　　　 グエル公園 (予約）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
3日 バルセロナ
　　　　　　　 ランブラス通りなど散策
　　　　　　　フラメンコショー　　　　　　
　　　 4日　 バルセロナ
　　　　　　　カタルーニャ音楽堂 (予約）
　　　　　　　バルセロナ空港→ドバイ空港
　　　 5日　 ドバイ空港→羽田空港

エリア コルドバ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩

コルドバ駅ではまたもやタクシー乗り場がわからなくて、うろうろしてしまいました

駅前は普通の街で、近くに写真で見る旧市街の街が存在するのが不思議
タクシーに乗って暫くいくと、景色が変わって・・・
塀に沿って走ってホテルに着きました。メスキータの塀だったのね。

部屋は眺望のある部屋を選びました
落ち着いた内装で、壁にローマ橋の写真が

ベット側から見た室内
部屋は広いです

バスルームは広く、バスタブ付き

アメニティーが赤い袋に入っていました
普段アメニティーは使わなければ置いてくるのに、この袋に入っているからなのか持ち帰りました

窓を開けると、メスキータの入り口
メスキータの真ん前のホテルです

階段を下りて・・・

旅行直前に「世界ふれあい街歩き　コルドバ編」を見て、ここにも、あそこにも行こうと色々考えていたんだけど・・・
特にミニチュアの店には行きたかったが、到着が遅くなり無理そう

予定通りにはなりませんね
気ままに歩きましょう

広場に出ました
Plaza de las Tendillas

歩いていて、目に留まった店
BOTONES　SILVIA
裁縫用品や生地、レースやジッパーなどの小間物を扱うお店

歩いていて、目に留まった店
ABRIL
ブライダルアクセサリー、あらゆる種類のパーティー用のアクセサリーの専門店

コルドバらしい細い道

照明が灯って、暖かい色に変わっています

路地の向こうにミナレット(鐘楼）
花の小径と呼ばれている人気スポット
5月のパティオ祭りの時期は綺麗でしょうね～
人が映り込んでしまって、それを隠したら、こんな写真になってしまいました(苦笑)

またホテル前の道に戻ってきました

土産物店の店先にはフラメンコ衣装の子供用のエプロンかな？
カラフルで可愛い！

空がピンク色に染まっています
メスキータの庭は自由にで入れるので覗いてみました

美しい夕暮れのメスキータの鐘楼

空がピンクに染まっていたのは、ほんの一瞬
この一瞬を見られて良かった(^^)

部屋に飾ってあったライトアップされたローマ橋の写真
それを実際に見たくて、ローマ橋へ
まだ空が少し明るいですね

振り返ると夕闇に光るメスキータが幻想的でした

ローマ橋を渡ってカラオラの塔まで歩く

戻った頃にはローマ橋が美しくライトアップ

後で気が付いたのですが、飾ってあったローマ橋の写真は、橋を渡り切った向こう側からの眺めでした

この景色も忘れられない風景になりました

沢山の観光客で賑わっています
マドリードは寒かったのですが、ここコルドバは夜でも暖かでした

帰り道に撮ったメスキータの塀
少しずつ修復工事が行われていて、これはとても綺麗なので修復が終わったものだそうです

コルドバでの夕食をどこで食べようか、色々な方のブログを読んで、「この店はイチ押し」という言葉に誘われて決めたのですが・・・

雰囲気がある店内

奥はハムを豚肉で巻いたスペイン料理
手前はイカのグリル

豚肉の匂いがきつくて、好みの料理ではありませんでした
味の好みは人それぞれですから、仕方ありませんね

29日　おはようございます

夫が7時から開いているカフェを見つけて、行ってみると、開店はまだまだだと言われ、その先ののスタバで朝食を食べました
帰りにその店の前を通ったらなんと開店してました
ちょっと話が違うのでは(>_<)

ユダヤ人街を散歩

細い道
こういう道は大好き！

朝のローマ橋
ツアーガイドさんが10:30のにホテル前に来る予定なので、
その前にアルカサルへ行きます

大きな水車と朽ちた建物が
イスラム時代の水車小屋跡のようです

アルカサルに入場
入り口で65歳以上と告げると、無料で入れてくれました
アルカサルの入り口は見つからなくて、
近くの犬の散歩をしている人に聞いてやっとわかりました

アルカサルはレコンキスタでコルドバを制したカスティーリャ王アルフォンソ11世の命により建設された王宮です。(解説より）

14世紀前半に建設された王宮は、イスラム教徒の職人たちがキリスト教の装飾法を取り入れ、開花させたムデハル様式で建てられています（解説より）

壁に描かれたモザイク画が素晴らしかった

アルカサルは、その後歴史の重要な舞台となりました。15世紀末には、イサベル1世とフェルナンド2世が、イスラム最後の砦グラナダを攻略する際の拠点としました。また、コロンブスが新大陸航海の資金援助を仰ぐため、カトリック両王に謁見したのも、このアルカサルです。（解説より）

塔に登ってみましょう

さらに、15世紀末から19世紀初頭までは、カトリック教義に反するものを罰するための異端審問所が置かれ、悲惨な歴史の舞台にもなってしまいました。(解説より）

塔からの眺め

塔からの眺め

三角屋根が並んでいるみたい

急な螺旋階段

庭園に出ました
ここから泉のように水が流れ出しています
水を供給するためにこの時代にグアダルキビール川には水車群が建設されたそうで、先ほど見た水車はその一部だったのですね

アルカサルの庭園

アルカサルの庭園

花が植えられている庭園

アルカサルの庭園

どこから眺めても美しい庭園です

オレンジの木
ある説では町の匂いを消すためにオレンジの木を沢山植えたのだと
このオレンジは酸っぱくて生では食べられず、ジャムにしたり、家畜の餌として使われるようです

紫の花が咲いていて、ここからの眺めがとても気に入りました

奥にも別の庭園がありました

ここも水が使われています

そして少し高い所から眺めてみました
本当に美しいですね

見ごたえのある、素敵な庭園を持つアルカサルでした

アルカサルの出口

出口が判らなくて、ぐるぐると歩きまわってしまいました

また、グアダルキビール川沿いを歩いてホテルへ戻ります

遠足かな(^^)

にゃんこ発見
夢中で食べてる

ローマ橋近くのプエンテの門の横にあったサン ラファエル勝利の像

窓とフェンスの間に小さな植木鉢

コルドバにはこのようなプレートが沢山販売されていました
私も一枚記念に買ってきました

ガイドさんが来る時間になったので、ホテルに戻ってきました
ホテルの内装が独特です

所狭しと沢山の調度品や絵画が飾られています

こちらにも宿泊の部屋があったのかしら

ホテル　メスキータ

ホテル前でガイドさんと合流
ガイドさんはグラナダにお住いの日本人の年配の穏やかな感じの男性でした
「グラナダは大雨で凄かったですよ」
「コルドバは晴れていて良かったですね」
この時はバレンシアの洪水のことは全く知りませんでした

私たちの荷物を車に積んで、車は別の場所へ移動しました

ここからは、2泊3日のアンダルシアツアーのガイドさんの案内でコルドバ散策です

ヌエボ・レオン自治大学

足元にはモザイクタイル

道路の石を注意して見ると、このように石を敷いた人のイニシャルが彫られています

庭園の入り口

パティオ祭の写真でみる邸宅ではないかしら？

アーチの向こうには噴水があって、パティオと噴水の邸宅

ガラス張りの部屋に牛の頭だけが置かれていました。
ガイドさんから説明があったが、忘れてしまいました(>_<)

有名な闘牛士らしい

コルドバ名産の革細工
作業している所も写真に撮って良いといってました
もっと時間があれば買い物もしたかったけれど、ちょっと決められませんでした

アラブ情緒が漂うカサ・アンダルシ

カサ・アンダルシ

そして、メスキータの中へ

外から見ているより、ずっと広く感じます

メスキータと言えばこの写真

天井も素晴らしいです

手が込んだ柱の数々

785年に建設が始められ、コルドバの発展と歩調を合わせるように、3回に渡って拡張され、ついにはついには25000人を収容する大モスクが完成した

8～10世紀　モザイクで飾られた馬蹄形アーチの奥が、八角形の小部屋上のミフラーブ

上を見上げると　素晴らしいという簡単な言葉では表せない程の装飾

柱の文字

かつては1000本以上の柱があったが、現存するのは850本だそうです

キリスト教が権力を握り、メスキータは1236年から礼拝堂が内部に作られた

だからと言ってイスラム教徒が土地を追われることはなく、金曜日にイスラム教徒が集団礼拝をして、日曜日にはキリスト教徒が礼拝をするなど共存していく形になったそうです

メスキータの天井の装飾が見事です

メスキータ
3回目の拡張時に作られた柱の装飾は最初に比べて簡素になっています

メスキータの見学の後はローマ橋を渡って川の反対側に歩いて来ました

落ち着いたレストランに案内されて、ここでランチのようです
El Mirador

ノンアルコール　MAHOU

サルモレッホ　トマトを主原材料とした冷製スープ
コルドバ発祥だそうです

牛テールの煮込み

あま～いデザート

全てとっても美味しかったです

他にもツアーの団体の方々が食事をしていました
ツアーで良く使うレストランのようです。

これから、車でグラナダに向かいます

この旅行記へのコメント （5）

• すーママさん 2024/12/17 14:52:18

  コルドバ、、、とっても素敵！！

  ひゅうひゅうさん　　こんにちは。
  
  やっと行けたスペイン、本当良かったですね～♪
  コロナが無ければ、、、とこの四年間が悔やまれますね(>_<)
  
  私はスペイン、行った事がないのですが、コルドバは素敵な街ですね♪
  まず、表紙のライトアップされたローマ橋、あまりの美しさにびっくりです！
  旧市街の狭い道、私も好きだわ！
  カラフルなお店やさんや、おしゃれなカフェ、徒歩で充分観光が出来そうですね。
  
  メスキータの中の見学も素晴らしい♪
  天井が凄い！、850本の柱など凄く広く、ここは一見の価値ありですね！
  途中から、ガイドさん付きのツアーにされて、正解でしたね(^o^)
  
  ホテルもとっても良いですね～、ヨーロッパのホテルにしては広くてゆっくり出来たでしょう、、
  
  四年間の叶った叶ったスペイン、旅行記楽しみに待ってます～(^_-)☆
  
  　　　　　　　　　　　　　すーママ

  ひゅうひゅうさん からの返信 2024/12/25 00:07:08

  RE: コルドバ、、、とっても素敵！！

  すーママさん、コメントをありがとうございます。
  
  本当に、やっと行けたんです。予約もキャンセルしてはまた予約して
  
  でも、3度目にして良い計画が出来上がったような気がします(個人の感想ですが(^^)）
  
  スペインは歴史が古いから、建物が素晴らしかったです
  大聖堂にアルカサル　それぞれの行った場所にあるので、一度見学したからと次は期待しないで入るとそれぞれに良さがあって、
  その都度感動していました
  
  コルドバは素敵な街でした
  5月ならパティオ祭が見られるのでお勧めです
  メスキータは写真で何回も見ていましたが、やはり自分の目で実際に見るのとでは大違いでした・
  
  ただ色々周り過ぎて、旅行記を書くのが大変です(>_<)
  忘れないうちに終わらせなくては！
  
  　　　　ひゅうひゅう

• danteさん 2024/12/11 13:57:09

  こんにちは(^O^)

  ホテル・メスキータ、とても素敵ですね。
  初め、パラドールかと思いました。
  やはり個手配で、現地ツアーのほうが良いですね。
  時間の関係もありますが、私が見たのとは全く違う風景でした。
  お写真が綺麗で羨ましい!(^^)!
  
  で、庭園&パティオ…、ここで最悪の事件が起きたのです!!
  なので、庭園を眺める余裕はありませんでした(-_-;)
  ただ、このことについては…投稿に書くか迷っています。
  
  スペインは歴史がある国なので、オーストラリアのようには行きません。
  投稿を作成するのに、結構時間が掛りますよね。
  次の御投稿を楽しみにしています。
  dante
  

  ひゅうひゅうさん からの返信 2024/12/14 23:55:57

  Re: こんにちは(^O^)

  danteさん、こんばんは
  
  コメントをありがとうございます。
  ホテル　メスキータは4トラのスペインに16回も行っている友人から勧められたホテルで立地、部屋の広さ、価格と申し分ないホテルでした。
  ここのような、歴史が感じられるホテルが好きです。
  
  大金を出して参加しているお客様を不快にさせる添乗員ってなんなんでしょうかね。投稿は迷うところですね。
  
  danteさんがおっしゃるように、歴史が得意でないのでコメントを書くのもパンフレットを広げたり、旅行記がなかなか進みません(>_<)
  
  　　　　ひゅうひゅう

  danteさん からの返信 2024/12/15 00:28:41

  こんばんは!

  添乗員…、結果的にはそうなってしまいましたが、この旅行は「常連客＝他の同行者」によるものでした。ツアー旅行が嫌いな方、多いかと思いますが納得です。初めて怖くなりましたよ。元々ツアーは、様々な場所から・様々な経歴をお持ちの方が集まるので、学ぶ事も多いのですが今回はハズレました。まぁ、それだけでは無いのですが…。
  
  ただ、「人」は自分の物差しで測り勝ちなので、単に私が不快に思っただけなのかも知れま…、いや違うな(笑)　　ですが、投稿では言葉を選ばないといけませんね。ですので余計に時間が掛ります。
  
  　dante