
2024/09/04 - 2024/09/18
6位(同エリア14件中)
youさん
東南アフリカにある余り知られていなくて、これまで行けていない国々、①ブルンジ、②ルワンダ、③ウガンダ、④マラウィ、⑤モザンピーク、⑥エスワティニ、⑦レソトを、15日間ツアーで巡ってきました。日程は下記。
9月4日 夜成田→アジスアベバ乗り継ぎ
9月5日 午後 ブルンジの首都ブジュンブラ着 ブジュンブラ(泊)
9月6日 ブジュンブラ観光 夕刻→空路にてルワンダの首都キガリ(泊)
9月7日 キガリ観光 夜→空路にてウガンダの首都カンバラ(2泊)
9月8日 カンバラ滞在 カンバラとビクトリア湖観光
9月9日 午前 空路にてナイロビ経由マラウィの首都リロングウェ(2泊の予定が3泊)
9月10日 リロングウェ滞在 マラウィ湖と近郊の観光
9月11日 リロングウェ滞在 午後空路にてモザンビークに行く予定がフライト・キャンセルでリロングウェ(泊)
9月12日 午前 空路にてモザンビークのナンプラ(泊)
9月13日 午前 空路にてモザンビークの首都マプト→市内観光→マプト(泊)
■9月14日 マプトから陸路にて国境を越えてエスワティニの首都ムババーネ(泊)
■9月15日 午前 ムババーネから陸路南アフリカを通過してレソトの首都マセル(2泊)
9月16日 マセル滞在 マセル市内と郊外の観光
9月17日 早朝 空路ヨハネスブルク、アジスアベバ乗り継ぎ
9月18日 夜 成田着
この旅行記は、エスワティニの観光と南アフリカのトラゲンスバーク山脈を掲載します。
表紙の写真は、スワジ民俗村の民族舞踊風景。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
-
9月14日 8時過ぎ モザンビークの首都マプトから陸路にて、ツアー6番目の国エスワティニに向かっています。
舗装された幹線道路ですが、車の往来がほとんど無い寂しい田舎道の様です。 -
車が1台通れる幅の橋が前方に見えています。左側の看板によれば、ンカラチャナ川の様です。
-
ンカラチャナ川を渡ります。この時期は穏やかな流れですが、ガイドの話では、かって氾濫したことがあったそうです。
-
10時前 エスワティニの国境手前まで来ました。
-
エスワティニの税関建物です。ここでガイドがツアー客全員の出入国手続きをしてくれます。その間、建物の外で周囲を散策します。
-
税関建物の前は、ご覧の様な家庭菜園的な畑が広がっていて、ネギを収穫しているおばさんが会釈してくれます。何か心温まるエスワティニの第一印象です。
エスワティニ王国は、日本の四国よりもやや小さな国土に、約120万人が暮らす周囲がモザンビークと南アフリカに囲まれた王国です。1968年に英国の保護領より独立しました。
王国の主要産業は、農林業、繊維産業、アスベスト等の鉱業となっています。 -
エスワティニへの出入国手続きは約30分、スムーズに終了。
エスワティニ税関建物前で南アフリカのツアー会社の出迎えを受け、2台のマイクロバスに分乗し、国境に通じているご覧の道を移動します。 -
国境に近いエスワティニの街、ロマハッシャ(Lomahasha)を通過しています。右方向に進めば、キング・ムスワティ3世国際空港があるようです。
空港の名前になっているキング・ムスワティ3世は、1986年に国王に即位し、その後国王としての権力を確立し、2018年4月の独立50周年式典で、国名をスワジランド王国から、エスワティニ王国に変更することを宣言しました。 -
よく整備された幹線道路を進んでいます。
-
エスワティニの都会らしきロマハッシャの町を通過しています。
-
立派な教会が見えています。エスワティニ王国の宗教は、キリスト教関連が80%、残りが伝統的な宗教となっています。
-
やがてのどかな農村風景が続きます。
-
こちらも。
-
エスワティニ国立博物館に来ました。
博物館入口に飾られてい写真をご覧ください。左から国王、中央が国王のご尊母、右が大統領で、写真の高さが国王が一番高く、次がご尊母、大統領はそれらよりも低い位置に飾られています。
エスワティニ王国は、一応立憲君主制をとっていますが、国王の権力は大統領よりも強く、議会はあるものの閣僚の多くは王族が占め、ほぼ絶対王政の政治体制が敷かれているようです。 -
エスワティニの国土を示すジオラマ。私たちは、上方中央付近から入国し、左側下方付近から陸路で南アフリカに移動して行きます。
-
博物館内の展示物の一部です。
部族間でのかっての戦いのスタイル。。。武器は槍や剣、それに槍除け用の盾などです。 -
こちらは、生活用品など。
-
こちらは槍除け用の盾たち。
-
1860年代の村長(国王)、村長の主な居住地の様子が示されています。 村長は隣の村から嫁をもらったりして、隣国との間での紛争を避けていた歴史があるようです。
-
展示されていた絵画。
この地に金などの鉱物資源を求めて、最初に白人が入ってきたのは1840年代のこと。その後、周囲の王国がイギリス勢と戦って敗れ、王国が解体されるのを見てきた当時のスワジランド国王は、イギリスとの協調路線をとって国の解体を免れ、独立の保証を得たのだとか。
この絵には、白人とスワジ人らが仲良く暮らしている当時の様子が描かれていると思われます。街中にはイギリス製のバスが走り、店の看板は英語が表記されています。。。 -
博物館の庭に赤い花をつける木と、萱によるドーム屋根家屋が見られます。
-
13時過ぎ 街のスーパー2階にあるレストランにてランチをとります。
こちらのスーパーの駐車場は、御覧のように半分ほどは屋根付きになっています。 -
スーパー脇にテイクアウトのお店があります。
注文はI-phoneにより、予約して持ち帰りが普通に出来るようなっています。 -
スーパー店頭には、新鮮なフルーツや野菜、肉類など豊富に並んでおり、何でも揃っています。この王国では、先進国並みの暮らしが出来そうです。ただし、車とお金があればの話ですけれどもネ。
-
午後 マスワティ族文化村に来ました。
ここは観光客に伝統的な昔の村の日常生活を紹介するための施設です。 -
敷地はご覧の様な木材を束ねたようなフェンスで囲まれています。
-
村への入口脇に占い小屋がありました。入口には護衛の付き人が立っています。
-
中に入ると占い師(サンゴーマ)が鎮座していました。
この村では尊敬されている身分の高いお方だと思います。 -
村の中を一巡りしています。
こちらは居間のある母屋。村の男衆で実力のある人は、一夫多妻で母屋の周囲に奥方らの家が個別に建てられています。実力の無いのに多妻をすると身の程知らず状態で、自滅すると思いますwww。
因みに、現在の国王ムスワティ3世は、15人の妻がいるそうです。 -
こちらは囲炉裏があるキッチン。
-
木の下で談笑する若者らと出会います。この王国の失業率は2022年の統計で、24.4%で若者らが仕事を得るのは結構大変の様です。彼らは何を考えているのでしょうか。。会話する機会を失してしまいました。
-
大屋根に覆われた舞踊会場に移動します。
観客席が設けられていて、中には我々のツアー客以外に先客の数十人もの外国人客らがおりました。この国に来たら皆さんが必ず訪れる場所なんでしょう。 -
民族衣装による力強い武道みたいなダンスを鑑賞します。
-
こちらも。
-
女性陣による脚上げダンス。。。彼女らに足蹴りされたら絶対に怪我します。。。
-
文化村近辺に流れている川。その先には滝もあります。
-
17時前 文化村から少し移動して、首都のムババネ近郊に建つ今宵のホテル、Happy Valley Hotel and Casino(5☆)に到着。
部屋はこんな感じで、プールのある中庭に面しています。夕暮れまで、部屋からプールサイドで遊ぶ子供たちの姿が見られました。 -
9月15日 5時起床。
6時 朝食ボックスを作ってもらいムババーネのホテルを出発。この日は、エスワティニ王国から陸路で、南アフリカを通過してレソトの首都マセルまで行きます。約700Kmのバス移動となり、時間がかかると言うので早朝の出発となります。 -
9時前 気が付かない間に国境を越えて南アフリカに入ってきたようで、こちらでガソリンを入れます。ガソリン価格は、1L当たり約200円ほど。
私たちは、ご覧の2台のマイクロバスに分乗して移動しており、スーツケース等の荷物は左側バスが牽引する荷物車に搭載しています。 -
ガソリンスタンド付属の売店で大量に売られていた袋物・・・中は燃料用の材木でした。
1袋がR40(ランド)--約340円。キッチンで燃料として使用するのだと思われますが、湯を沸かしたり煮物をしたりするのは結構費用がかかりそうです。因みに南アフリカの平均年収は、2023年統計で約150万円となっています。 -
街道沿いに教会の建物が見えています。
-
丘陵地に民家が見えています。のどかな南アフリカの農村風景です。
-
やがて山間部に入って来ました。
-
こちらも。
-
13時過ぎ 南アフリカのゴールデン・ゲート・ハイランズ国立公園に到着。
ここは、ドラケンスバーク山脈の最北端に位置しています。駐車場奥の広場でボックス・ランチをとります。 -
広場の脇からドラケンスバーク・トレイルが始まっています。
-
この石段を上ってトレイルを少しだけ歩きます。
-
その先には、美しいドラケンスバーク山脈の景観が広がっています。
トレイルを更に続けて歩きたい気分ですが、そのような時間はありませんので後ろ髪引かれる思いで引き返します。。。。 -
途中の広場には、壊れかけた恐竜みたいなオブジェが見られました。この地帯は、かって恐竜が走り回っていたところの様です。
-
14時過ぎ ドラケンスバーク山脈の山肌を眺めながら南下して行きます。
-
岩が2つに割れたような奇岩を眺めながらのドライブが続きます。
-
こちらも。
-
こちらも。
-
こちらも。
こんな空中に飛び出た岩の半島のような地形は、サウジアラビアのエッジオブザ・ワールドでも見ました。。。 -
おお~こちらはテーブルマウンテンみたいな崖が続いています。
-
こちらは、砂岩の上に歯のような形の岩が並んでいるような台地です。
-
山あり谷ありの壮大な景観が続く~。。。
早朝の出発で睡眠不足ですが、絶景続きで眠る暇などありません。 -
テーブルマウンテンと湖と草原~ギアナ高地で見たような景観です。
-
おお~こちらはスリランカのシーギリヤ・ロックかぁ~
-
おお~ここはアリゾかあぁ~ 違いますここは南アフリカでございます。
-
絶景が続きます。
-
こちらも。
山の上にノアの箱舟でも載っているような~ロマンが広がるぅ~ -
こちらも。山並みが幻想的~
-
道路の周辺に集落が見えだしました。
-
17時過ぎ 知らない間に国境を越えて、レソト王国に入ってきたようです。
歩道橋にレソトの看板があります。1日でエスワティニ王国、南アフリカ、レソト王国と3か国を陸路で移動してきました。
東南アフリカ7か国の旅(7)------レソト王国編につづく。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
東南アフリカ7か国の旅
-
東南アフリカ7か国の旅(1)------ブルンジ
2024/09/04~
ブジュンブラ
-
東南アフリカ7か国の旅(2)------ルワンダ
2024/09/04~
キガリ
-
東南アフリカ7か国の旅(3)------ウガンダ
2024/09/04~
カンパラ
-
東南アフリカ7か国の旅(4)------マラウィ
2024/09/04~
リロングウェ
-
東南アフリカ7か国の旅(5)------モザンビーク
2024/09/04~
マプト
-
東南アフリカ7か国の旅(6)------エスワティニ王国と南アフリカ
2024/09/04~
ムババーネ
-
東南アフリカ7か国の旅(7)------レソト王国
2024/09/04~
マセル
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- gontaraさん 2024/11/25 09:25:08
- 陸路の移動
- エスワティニから陸路で700キロの移動ですか。
羨ましいような、しんどいような・・・
マプトからエスワティニまでの道路は通行量は少ないのですね。
僕もマプトから入国したいと考えていたのですが、うまく足が見つからず、ヨハネスブルグから空路でエスワティニに入ることにしました。
首都のホテルは豪華な感じですね。
僕は空港近くの周辺の何も無いようなホテルに宿泊しましたが、宿泊者が僕一人だったにも関わらず、食事を提供してくれ、親切な暖かい国と言う印象を持ちました。
- youさん からの返信 2024/11/26 18:55:15
- Re: 陸路の移動
- gontaraさん
エスワティニとレソト間の移動は、ほとんど南アフリカの国内移動のような感じでした。ツアー会社が南アフリカから来ており、ガイドが南アフリカ人、車も南アフリカ・ナンバーなのか、国境通過もフリー状態でした。道路も舗装され、車窓風景も絶景続きで、車での長距離移動も楽しかったです。
gontaraさんの旅は、個人旅行なので移動手段や宿探しは、ツアーと違って、それなりの不安と個人旅行でないと味わえない旅の醍醐味がありますよね。羨ましい。
私は、欧米方面は個人旅行ですが、アフリカ方面は家族が心配して許可が出ません。。。なのでツアーでの楽ちん旅なんです。
you
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ムババーネ(エスワティニ (スワジランド)) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ムババーネ(エスワティニ (スワジランド)) の人気ホテル
エスワティニ (スワジランド)で使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
エスワティニ (スワジランド)最安
1,560円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 東南アフリカ7か国の旅
2
65