清林山金蔵寺水盤舎（水天堂）（横浜市港北区日吉本町2）

2024/10/12 - 2024/10/12

　清林山金蔵寺（横浜市港北区日吉本町2）の手水舎は水盤舎と呼ばれている。この水盤舎は手が掛かっている。横に「水天堂」の石碑があるから、寺では「水天堂」と呼んでいるのかも知れない。
　彩色された手水舎は鎌倉の鶴岡八幡宮などのような神社には見られるがお寺では見たことがなかった。
　元々、彩色された社殿といえば日光東照宮が始まりのようで、江戸時代初期から神社建築として建設された。
　お寺の伽藍としては鎌倉にある英勝寺の照堂や妻沼聖天山（めぬましょうでんざん）の歓喜院聖天堂くらいには見たことがない。ただし、歓喜院聖天堂は権現造りの伽藍である。
　しかし、ここ清林山金蔵寺の水盤舎は色漆ではないかも知れない。もし、そうだとすると国指定重要文化財や国宝になることはあるまい。
（表紙写真は清林山金蔵寺水盤舎）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

パンダの横の「水天堂」の石碑。

清林山金蔵寺水盤舎。

清林山金蔵寺水盤舎（側面）。

清林山金蔵寺水盤舎（正面）。

水盤。

水盤（手水鉢）。

龍の手水。

清林山金蔵寺水盤舎（側面）。

清林山金蔵寺水盤舎側面の彫刻。

清林山金蔵寺水盤舎の牡丹の彫刻。

清林山金蔵寺水盤舎の彫刻。

清林山金蔵寺水盤舎の龍の柱。

清林山金蔵寺水盤舎の龍の柱。

花の彫刻。

獅子の彫刻。

鳥の下懸。