暑さに負けた初めての広島 宮島編

2024/09/10 - 2024/09/12

　厳島神社の修繕工事が終わったら行きたいと以前から思っていましたが、コロナが収束し、サミットも開催されたことで注目され、インバウンドが増えて、まるでここは日本？と思うほど海外の方が多かったです。宿も元々少ないため、予約が大変でしたが、何とか国民宿舎でお手頃な価格で泊まることができました。

※Youtube動画は、こちらに ↓↓ あります。
https://www.youtube.com/watch?v=sDwHx7KHZvw&t=474s

https://www.youtube.com/watch?v=N23jFb7SIDM

エリア 宮島・厳島神社(広島)

丁度、JRのフェリーが出発する時間だったのでPASMOで改札を通ります。
入島料を含めて３００円

本当はホテルの送迎でホテルに行って休んでから観光しようと思っていたのですが、16時からでないとチェックインできないと言われたので、少し休んでから観光に出かけました。普段はチェックインの時間なんて気にしないのですが、こんなに暑いと一度ホテルで休まないと動けませんね。

ホテルのスタッフに満潮と干潮の時間を確認したところ、ちょうど満潮の時間になりそうだったので、先に厳島神社に向かいました。

ホテルから海岸を歩いて行くと出口が先に見えます。

海に浮いてる見たい。、

奈良の鹿より餌付けされていないので寄って来ません。
かわいい。

裏側

大潮だと床上浸水する時があるらしい

赤と白が映える

厳かな雰囲気

こんな所で結婚式挙げたら素敵

やはり普通の神社とは違う

夕方になって人が減ったかな
東回廊

神殿も浮かんで見えます。

御本社
かわいい鹿の刺繍のお守りを購入。

塗りかえられた朱が綺麗
拝殿

神殿から鳥居に向けて写真を撮れるスポットがあるけれど、並んでいて暑いから、今回はパスです。

海岸に沿って歩いています。
このまま商店街の方に向かいます。

商店街は混んでいたので、右に曲がり五重塔に行きます。
その後、時間は充分あったのですが、暑さに負けて商店街に行く事無く宮島を後にする事になりました。

豊国神社
秀吉が造営中に亡くなった為に天井の板張りや外構がなく未完のまま。
神仏分離令により秀吉を祀る神社になったそうです。
拝観料１００円（京都に比べると宮島は安い）

豊国神社(千畳閣) 名所・史跡

少しは涼しい？

天井の絵が薄くなっていて残念　

畳８５７枚分

高さ２８ｍ
宮島のランドマーク？

満潮のジャストな時間になったので再入場します。
人が多い時は入場するのにも並ぶそうです。

客神社
厳島神社最大の摂社

太鼓橋
特別な人の参拝の時に使われるそうです。

メインの表通りより宮島は裏通りの方が趣がある
夜は鹿に遭遇して思わずＵターンしてしまった。

滝小路

厳島神社から１０分位歩いて宿にやっとチエックイン

みやじま杜の宿 宿・ホテル

あなごのしゃぶしゃぶと釜飯が美味しかった。

カキフライも大粒

お酒を飲まないので釜飯まであっと言う間　

お昼ご飯は宿泊者割引で10％引きもあるし、どこも混んでいるので、次の日の昼は、ここでご飯を食べようと思ったら、ランチタイムが終わっていました。

夜のライトアップを見に散歩　

鳥居までのクルージングを予約していたのですが、宿の方に引き潮の時間は鳥居まで行けないとのアドバイスを頂いたのでキャンセルしました。

幻想的　

遠くに厳島神社

今回はライトアップを楽しむために宮島に宿泊しましたが、フェリーが遅くまで運行しているので、宮島口に泊まるのも良かったかもしれません。ただ、朝一で弥山に登るなら、またフェリーで宮島に渡らなければならないので、少し面倒かもしれませんね。

宿の入口前には鹿の寝床？になっているのか鹿だらけ　

　朝ご飯は普通に美味しい

ロビーで200円でカップコーヒーが飲めるけど、無料に慣れてしまうと高く感じてしまう。チェックアウト後の温泉も有料でした。国民宿舎だけど、運営は共立リゾートが行っているらしい。

今日は弥山に登ります。
ロープウエイの時間に合わせて宿を出たところ、ちょうど引き潮で鳥居近くまで行けました。

やはり泊まらないと変化する風景を見れない

そばで見ると大きさを感じる

地中には埋めておらず５０センチの松杭が３０本から１００本埋め込まれて重さで建っている。
８５０年前に平清盛のよって建立

大鳥居

ロープウェイ乗り場を目指して山の方に向かうと、宮島は海とは違う一面を見せてくれる。

紅葉谷公園 公園・植物園

ロープウエイ乗り場までは、無料のバスも出てるけど、紅葉谷駅までの道のりも木々が生い茂り、気持ちよく歩けます。

宮島ロープウエー(広島観光開発) 乗り物

ロープウエイの終点駅を左に曲がって階段を上ると、展望広場があります。
弥山に登らない人は、ここで瀬戸内海が見れます。

獅子岩展望台 名所・史跡

弥山の案内図

ロープウエイ乗り場を右に行くと弥山の頂上が見えます。

弥山中腹にある弘法大尉が修行の使った「消えずの火」が今も燃え続けています。
この火で沸かしたお湯を飲むとご利益があるとの事
「消えずの火」は平和記念公園の元火になっています。

霊火堂 寺・神社・教会

やっと弥山の頂上
ここには大きな石があって、どうしてここにあるのかは分からないけれど、パワースポットとして知られています。」

3階建ての展望からは瀬戸内海を３６０度見渡せる風景が見える

弥山展望休憩所 名所・史跡

遠くに江古島
ミシェランガイドで三ツ星の風景

登る前は大した標高差で無いと思っていたけど、暑さでバテてしまい結構大変でした。でも登った後は素晴らしい風景が待っていました。
殆ど外人。

午前中の方が空気が澄んでるとの事

次回は涼しい時にロープウエイを使わないで登りたい

団体の方が降りた後で、ちょうど臨時便が出たので、急いでペットボトルを買って乗り込みます。

ロープウエイからの風景もいい。
最終便の時間が早く、乗り遅れた人が自力で下山できず遭難する人がいると宿の人から聞きました。簡単に登れる分、以外と遭難する人が多いそうです。

宮島最古の１２００年開創
大同元年（806）に弘法大師[こうぼうだいし]が唐からの帰途、弥山で求聞持[ぐもんじ]の百日修法を修め開創されたと伝えられています。
ここも階段がある。

大聖院 寺・神社・教会

五百羅漢像

顔がそれぞれ違います。

高台にあるので海まで見れます。

ここの階段と並行して階段で無い所を登って行くと五百羅漢像があります。

この上にも絵馬を奉納出来る所があるけどここまで。　

大聖院の境内には、戒壇めぐりと遍照窟といった体験スポットがあります。戒壇めぐりは、 暗闇の中静かな世界を進み、これまでの自分自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための精神修養の道場と言われています。

照窟とは世の中を平和にするため、幸せの火をあまねく（遍）てらす（照）道場（窟）の意味があります。ここには、四国八十八か所の本尊が安置されており、本尊の手間の足元の石板の下に、お砂が保管されており、 本尊の前を一周するだけで四国八十八ケ所を巡ったのと同じご利益がある言われています。

２００円で紙に願い事を書いて奉納します。

神秘的な空間です。

天井には色々な花の絵

木彫りも見応えがあります。

大聖院には、チベットの僧侶が描いた砂マンダラも展示されています。異国文化や歴史も感じることができるのも大聖院の魅力のひとつです。

ホテルに戻り、フェリー乗り場まで宿の車で送迎して貰います。
まだ時間に余裕はあったのですが、これ以上歩く気力がなかったので、商店街でもみじ饅頭を買うこともなく宮島を後にします。

宮島でも広島焼を食べられず、岩国駅でカツカレーを食べてからタクシーで空港に向かいました。
宮島は、外国の方にとって神社、海、山、紅葉、鹿、グルメ、古い町並みが一つにまとまった、日本の魅力をコンパクトに楽しめるテーマパークのような場所だと思います。特に夜は人が少なく、異空間に迷い込んだような感じがしました。（でも鹿は沢山歩いています。）
これから星野リゾートができたら、日本人が気づかなかった宮島の素晴らしさを再発見することになるのではと思います。次回は紅葉の時期に本格的に登山してみたいと思います。