＜青春18きっぷ旅2024夏＞人気駅弁を食べながら中央西線を目指す旅

2024/09/07 - 2024/09/07

　1回分残ってしまった夏の青春18きっぷをどうやって消費しようか考えた結果、まだ乗ったことの無い中央西線に乗りに行くことにしました。
　地元から遠いため、何度も乗っている中央本線区間は特急あずさ、帰りも名古屋からの東海道線区間は東海道新幹線を使用します。せっかく中津川に行くなら馬籠宿など散策したかったのですが、列車の本数が少ない区間と帰りの時間の関係で断念。またいつか行く機会があれば次はゆっくり行きたいと思います。

【みどころ】
・人気駅弁　高原野菜とカツの弁当
・中央西線
・中津川市立図書館

エリア 中津川(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

特急あずさ９号で甲府駅に到着したところから書いていきます。
特急あずさは全席指定席ですが、この日は満席ということで、八王子から甲府まで約1時間ずっと立ちっぱなしでした..（座席未指定券で乗車）。
せっかく課金したのに、と思いつつ普通列車の本数の少ない区間を特急で移動してその先の区間を楽しむ作戦なのでよしとします。

甲府駅で改札を出て北口に出てみます。
何度か通っているのですが、ちゃんと下車したのは初めて。

甲府駅 駅

駅前にはNHKの放送会館がありました。

山梨を代表する企業であるシャトレーゼ。その高級店「やつどき」がなんと駅前に鎮座しておりました（左側の茶色が入った建物です。）

改札内の丸政売店で駅弁を買い、再び特急で移動します。

特急あずさ81号に乗車です。

時刻は11時過ぎを過ぎたころ。
少し早いですが、今回の旅の楽しみの１つだった駅弁「高原野菜とカツの弁当」でお昼にします。
この味のある箱のデザインがいいですね。

箱を開けるとこんな感じ。
左側にごはん、右側はその名のとおり高原野菜とカツです。
野菜はキュウリ、レタス、ゴボウ、セロリ、カリフラワー、きのこなどいろいろ入っており、特にレタスはシャキシャキ。さらにレモンとりんごも入っています！
生野菜を使った駅弁は全国でも珍しく、テレビ等でも取り上げられるので1度食べたいと思っていました。
カツも冷めているのにサクッとしており、おいしかったです。
カツはお好みで添付のソース、からしをつけて、野菜はドレッシングや塩でどうぞ。

味わいながら食べているとあっという間に小淵沢に到着。
ここからは普通列車で塩尻へ。

小淵沢駅 駅

塩尻駅に到着。
改札の外に出ると名産のぶどうがなったぶどう棚がありました。

塩尻駅の駅舎です。

塩尻駅 駅

塩尻駅からはいよいよ中央西線に乗車し、終点の名古屋まで向かいます。
18きっぷシーズンのせいか、2両の列車は立ち客がでるほどの満員で座れませんでした。

最後尾に乗ったので、後面展望です。途中駅で対向列車の特急と交換する場面が何度かありました。

山あいの単線区間も通ります。トンネルあり、鉄橋あり、沿線にはぶどう畑あり、奥には雄大な山がそびえる景色、と情景に富んだ路線でした。
途中からは車窓に木曽川も見えてきます。

途中駅で降りて散策しようと思いつつ、列車の本数も少ないので諦めて終点の中津川まで乗りました。

中津川の駅舎です。高さはあまりなく、横に長いタイプの建物でした。

中津川駅 駅

中津川から名古屋方面は列車の本数がまあまああるので、少し散策してみることにしました。
駅前の通りを約300m進んだところの交差点です。
正面奥に伸びる道が旧中山道だそう。
今立っている場所の反対方向に進んで行きます。

舗装も独特で古い町並みが続き、これが旧中山道か、と思ったのもつかの間、何やら新しい建物があるではないか。

気になって見てみると「中津川市　ひと・まちテラス」という施設でした。
調べてみると2023年7月にオープンしたというのでまだ、1年しか経っていないよう。そりゃ新しく見えるわけです。

旧中山道の景観に配慮してか、木をふんだんに使ったデザインです。
中には中津川市図書館が入っていました。
今流行りの見せ方、棚の配置に工夫がある現代的な図書館で、雰囲気もよさそうでした（写真はないですが...）。

中津川駅に戻ってきまして、再び鉄道旅再開です。
見たことのない列車がいると思ったら2022年から運行が始まったという315系電車でした。今後の東海地区の標準車両になるようです。

首都圏の列車と遜色ないロングシートの車内。
まだ新しいので車内もピカピカでした。

1時間足らずで名古屋駅に到着。

特に何をするでもなく、新幹線で帰ります。

名古屋駅 駅

名古屋からはひかり658号に乗車し、小田原で降ります。
N700Aでした。
18きっぷ旅といいつつ、ここでも課金します。
自由席が空いていたのでよかったです。

曇ってきていて富士山は見えず。
約1時間で小田原に着きました。さすが新幹線、早い。

ここからは再び18きっぷの登場。
人身事故による遅れに巻き込まれ終電に接続されるかヒヤヒヤしながらもなんとか最寄りまで帰ることができました。

最後までお読みいただきありがとうございました！

小田原駅 駅