ヒコーキ沼にハマる１泊２日@新千歳空港に泊まってみた！その３【完結編】

2024/07/04 - 2024/07/05

空港内探検と飛行機撮影にハマりたい。
ただそれだけのために、新千歳空港内のホテルに泊まりにきた、1泊2日の旅行記その3。

人がいない朝の新千歳空港を散策。
2日間で空港内をたっぷり満喫し、いよいよ自分もフライトする時間が迫ってきた。

前回の旅行記：ヒコーキ沼にハマる１泊２日@新千歳空港に泊まってみた！その２
https://4travel.jp/travelogue/11916966

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

「新千歳にお泊まり」2日目の朝なう。

「本州と北海道の比較ができる新千歳空港駅のあの地図」はこちら。

新千歳空港駅 駅

いつもはお客さんでごった返している改札も、朝5時台ではガラガラ。

新千歳空港は、JRの駅が乗り入れている全国でも数少ない空港のひとつ。

駅につながるこんな地下通路あったんや。

閉まっているコンビニも珍しい。

ローソン (新千歳空港到着口店) スーパー・コンビニ・量販店

そして、誰も並んでいないラーメン人気店：えびそば一幻。（そらそうよ）

えびそば一幻 新千歳空港店 グルメ・レストラン

レストラン街にあった豚のベンチ。

ドライブインいとう豚丼名人 新千歳空港店 グルメ・レストラン

閉まっているのを初めて見た、ANA系のためのセキュリティーチェック入り口。

お盆や大雪のときには人が列を作っているANAのチェックインエリア。
このときはあまりにも人がいないので、
JALとANAの自動チェックイン機や荷物預け機を勝手に比べたりして。

ANAのチェックインと荷物預けは、横一線に並んでいる。

JALは縦に動線があり、チェックインしたら奥に進む方式。
そのため、JALのチェックインはアイランド方式。
とにかく人がいない時間帯なので、改めてこうなっていたんだなーと観察。

ANAの方は、チェックインだけでいい人はセキュリティーに向かいやすい一方、
荷物預けは横に移動する必要がある。

それにしても、チェックインカウンターのグランドスタッフさんのお仕事を機械化してみたら、こんなに大きな機械がずらりと並ぶんだね。
グランドスタッフの皆さん、いつもおつかれさまです。

他のセキュリティーチェックも、もちろんクローズしていた。(そらそうよ)
セキュリティーチェックがいくつもある新千歳は、やっぱりでかい。

2024年8月、セキュリティーチェックを全員やり直す事態が発生したが、この規模だからお客さんたちも空港関係者もご苦労なさったのではと拝察する。

【予告】あと数時間後には、ここは人が大勢行き交います。

それにしても、新千歳のフロアはピカピカ。
空港関係者の皆さん、
いつもありがとうございます。

新千歳空港 空港

改めて国内線ターミナルビルの地図を見てみる。
デカいなぁ。

新千歳空港 空港

新千歳では、いつもラーメンやソフトクリームばかりだった自分。
この朝の探検で、こんな所があるのを今回初めて知った。

大空ミュージアム 美術館・博物館

新千歳の朝は早い。
行列の絶えない＆瞬殺のコーンぱん・豆パンのお店も、今なら1番乗り。

美瑛選果 新千歳空港店 グルメ・レストラン

閉まっているきのとやは初めて見たかも。

きのとや 新千歳空港店 専門店

いつもは賑やかなのに、誰もいないフードコート。
ここイオンじゃなくて、空港ね。

こんなショッピングモールみたいな空港って、他にあっただろうか。

フードコート ウィング グルメ・レストラン

フードコート前のガラス越しに、推しヒコーキであるエアバスA350機を眺められる。
ここは冬場の展望デッキ代わりとなる。
今だけ独り占め。

扇形の新千歳空港の構造上、エアターミナルホテルの部屋から見えなかったANAもステイしていることが判明。
こちらは、最新機のボーイングB787-10。

ホテルの朝食の時間なので、ホテルに戻って空港内探検は終了。

飛行機に乗るビジネスパーソンに混ざって、
ゴルフウェアを着ている方々もいて、
客層の幅に驚く。

エアターミナルホテル 宿・ホテル

こちらのホテル、無料で朝食がついてくる。
無料だが、こんなにバラエティ豊かなおかずがあり、ありがたい。
朝からソフトクリームもいただける。

エアターミナルホテル 宿・ホテル

部屋に戻り、昨夜一緒に泊まったJALのエアバスＡ350の出発を見届けることに。

エアターミナルビルからだと、階下にあるゲートよりも視野が高く、よく見渡せる。

朝一番のお客さんを乗せ、東京羽田へ行ってらっしゃい！

離陸する様子も部屋から見られる。

展望デッキへ移動してのヒコーキ撮影。
新千歳で唯一外に出た瞬間。

展望デッキは新千歳空港の夏のお楽しみ、のはすが、

日差しがあって肌がジリジリ。
もう1機ステイしていたA350機を撮影し、早々と撤収。

数年前に来たときには、もっと涼しかった記憶なんだが、北海道にも猛暑の影響が。

空港内探検に切り替え。

国内線と国際線を結ぶ連絡通路の上の階には、smile roadと呼ばれる日本の大人気キャラの店が並ぶエリアがある。

あのキャラや、

こちらのキャラも、

ドラえもん わくわくスカイパーク テーマパーク

日本人はもちろん、新千歳に到着した海外からのお客さんも喜ぶだろう。
食べ物も買い物も、新千歳空港で大満足して完結してしまう予感。

ハローキティハッピーフライト テーマパーク

さらに、地元北海道のチョコレート会社：ロイズのチョコレートワールドも。

ロイズ チョコレートワールド テーマパーク

ここには、チョコの歴史が分かる展示や、

ロイズショップが通路の両側にある。

新千歳に来ると、まるでバーゲンや年末年始のように、両手が買った物でいっぱいになってしまう。
「新千歳あるある」発動である。

ロイズ 新千歳空港店 専門店

【速報】新千歳で空港ピアノを発見

新千歳は、北海道の拠点空港ということだけでなく、
雪などでクローズした場合にお客さんが留まりやすいよう、
たくさんの店や設備、ゆとりあるスペースを確保していることが分かった。

「新千歳にお泊まり」もタイムリミットが近づいてきた。
自分もいよいよ時間やフライトを気にする立場に戻る。

セキュリティーチェックを受け、ゲートに向かうと、この日はオープンスポットからの出発とのこと。
バスに乗り込んで、空港内探検の続き…じゃなかった飛行機に搭乗する。

ターミナルビルが遠ざかっていく。
どこに連れていかれるんだろうと少し不安。

こんな標識初めて見た。

国際線ターミナルや、もう一本ある滑走路が見える辺りまで来た。

広大な新千歳空港の片隅にあるオープンスポット(沖留エリア)に到着。
周りを見てみると、

そこには、2機ある政府専用機のうちの2号機：JF02が！
政府専用機の格納庫は、ここ千歳基地にあるからだ。

この数日前、イギリスを公式訪問された天皇・皇后両陛下がお乗りになった1号機：JF01の随行機として任務に就いていた。

残念ながら、JF01の姿は見えず。

ターミナルビルから離れてしまったが、政府専用機格納庫近くまで来られた。
そして、自分にとっての政府専用機「初お目見え」。
ヒコーキ好きにとってはおいしいサプライズ。

座席に座ってからも、じっくり撮影できる余裕があった。
ボーイングB777の政府専用機、さすがの存在感。

千歳基地（千歳飛行場） 空港

1泊2日でお世話になった新千歳空港。
「ゆっくり滞在したい」
「一度泊まってみたい」
という夢が叶った。

広大な北海道まで来たのに、一歩も空港敷地外に出ることなく、新千歳で1泊2日するだけの今回の旅。
だが充分楽しめた。
こんなにいたのに、また来たいと思ってしまう「新千歳の魔法」にハマる。

また来るぜ、新千歳。
また来るぜ、北海道。
次回は広大な空港のその先、
広大な北の大地にお邪魔します！

拙い旅行記をここまでお読みくださった皆様、
新千歳空港でお世話になった皆様、
ありがとうございました。