
2024/09/16 - 2024/09/17
36位(同エリア131件中)
Laylaさん
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謎の発熱からなんとか復活。最終日はエレバン近郊観光のツアーに参加することにしました。念願のアララット山を見てパワーを充填するけど、すぐには効き目がなかったのか、写真を撮る手も定まらず、わけのわからん写真ばっかりで、まとめるのめっちゃ苦労したわ(笑)。
(1)イスタンブール待ち合わせ~バクー(9/6~7)
(2)夜行バス~シェキ(9/8)
(3)国境越え~シグナギ~トビリシ(9/9)
(4) ムツヘタ~ゴリ~ウプリスツィヘ(9/10)
(5)ジョージア軍用道路~カズベキ~天国に一番近い教会(9/11)
(6)カズベキの朝日~トビリシ(9/12)
(7)国境越え~エレバン~謎の発熱(9/13~15)
★(8)アララット山にパワーをもらう(9/16)
1ドラム=0.37円=0.0023ユーロ=0.088TL
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09:30
ホテルをチェックアウトし、すぐ近くの集合場所へ向かう。 -
10:30
10時出発予定やったけど、遅れてる人がいるとかで待たされ、結局その人らは来なかったようで、私らとポーランド人のお兄ちゃんの合計3人で出発。今日のツアーはガイドなしのドライバーだけ。 -
10:55
ぼ~っと外を眺めていると、ドライバーが『アララット山やで~』と右手を示す。あ~ほんまや~! -
11:00
途中、ドライバーの私用で止まった時に、道の向こうに歩いてる2人、エレバンに来る時の乗り合いタクシーで席変わってくれた人らやん!窓を開けて手を振ると、無表情やった嫁さんもあまりの偶然に驚いたのかニコッと笑って手を振ってくれた。彼らはホルヴラップ修道院まで歩いていくみたい、まだ5㎞くらいあると思うけど。 -
11:10
ホルヴィラップ修道院着。
いきなりこの階段かい!まだパワー全開とちゃうからゆっくり行くわ、なぽちゃん先行っといて~。
ホルヴィラップとは『深い地下牢』という意味で、死刑宣告された人が、ヘビやサソリがいっぱいいる地下牢に投げ込まれたらしい。そんな刑絶対いやや~。ホルヴィラップ修道院 寺院・教会
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階段上るとハチカルがずらり。ハチカルとは十字架の掘られた石。
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11:13
お~見えるやんアララット山!あの手前がトルコとの国境か~。バスとか電車あったらここからトルコに帰れるのに、陸路は閉鎖されてます。 -
11:17
まずは、聖グレゴリウスの礼拝堂。642年に建てられました。
長い話をめっちゃ省略すると、ゾロアスター教のティリダテス3世国王に、キリスト教を布教していた聖グレゴリウスが楯突いたため、拷問されて13年間ここにある地下牢に入れられていた。 -
11:18
その後、王は病に伏して気がおかしくなってしもた。ある日、王の妹が『グレゴリウスを解放したら王の病気は治る』という夢を見た。13年も生きてるわけあれへんがな、そやけど何回も夢に出てくるらしく、もうこの夢にすがるしかないので見に行ったら生きてるやん。近所のキリスト教徒の女性が毎日パンをこっそり投げ込んでくれたおかげで13年も生き延びたんやそうです。たまにはチーズやハム入りのサンドイッチもあったんやろか?
建物入口の右にこの階段があるけど、これじゃない。 -
左側のもうちょっと奥にも地下に降りれる階段があって、そっちの方が混雑してたから、グレゴリウスの地下牢はそっちなんやろう。ちょっと覗いてみたけど、狭苦しいから入るのやめときます。深さ6メートル幅4.4メートルらしい。
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助け出されたグレゴリウスが祈ったら、あっという間に病気も治ったそうで、キリスト教の奇跡を信じた王は、301年にキリスト教を国教にして、『世界初のキリスト教国』となりましたとさ。
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11:20
アストヴァツァツィン聖堂。こっちは1662年にできた。 -
右の窓の上には、『王を治療しているグレゴリウス』が描かれているけど見えへんな。アップで撮っとけばよかった。
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内部はこんな中途半端な写真しか撮ってへんし。
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それよりこの白いハトの方が目についた。庭には白いハトも飼われてたけど、気になったので後で調べてみたら、白い鳩はアララット山まで飛んでいくと信じられてるらしい。
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ここにもハチカルがゴロゴロっと置かれてます。
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11:24
裏の方にこんな丘が。やっぱりあそこは行っとかなあかんよな。がんばろ! -
この石を積み上げるのは何?
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11:27
アルメニア国旗とアララット山。アルメニアの国章にも描かれているくらい、アルメニア人にとっては心の拠所。
https://youtu.be/FkZzY66TrDM -
すぐそこにあるのにトルコ領。この歴史はめちゃくちゃ深い。
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右が大アララット5,137m、左は小アララット3,896m。
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水飲み場にも白いハト。
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11:51
途中で止まってもらって、ホルヴィラップ修道院とアララット。霞んでなかったらもっときれいやってんやろな。 -
12:08 線路通過。エレバンから電車でも来れたはず。
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ずらっとすべての電柱の上で、コウノトリが子育てしてました。
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12:27
アザト貯水池。1976年に灌漑用のダムとして作られたもの。 -
道路の周りにはポツポツと畑が見えます。ドライバーによると『プラムに似たなんとかと言うフルーツ』やそうです。貯水池からの水で育ってるんやろか。
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13:00
突然、めっちゃ人が多いとこに着いた。ここはどこかというと、『ゲガルド修道院』。ゲガルド修道院 寺院・教会
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2000年に世界遺産に登録の岩に掘られた修道院。
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ゲガルドとは『槍』という意味で、磔刑でキリストの脇腹を刺した槍がここで見つかったそうです。これは扉の装飾で、ホンモノはエチミアジン大聖堂の宝物館にあります。謎の発熱のせいで、エチミアジンには行けんかったけど。
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ナルテクス入っていきなりこの壮麗な天井!このおっちゃんと一緒に、口を開けて眺める。
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『聖なる水』が湧き出るところに、グレゴリウスが洞窟教会を建てたのが、修道院の始まりだそうです。
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混雑してるとこは後回しにしたり、あちこちウロウロしたので、順番バラバラどれがどこかもわからんようになってしもた。
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修道院は、岩が掘られたところと、石を積んであるところがあります。
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ツアーで行ったので、時間内に見なあかんと思うと、じっくり見られへん。調べて行った説明と見比べてたら時間かかるし。
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ガイドなしツアーやったので、説明も聞かれへんし、こんなに素晴らしいとこやのにもったいなかったなぁ。
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『2頭のライオンと羊を捕らえた鷲』はプロシアン家の紋章らしい。
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こういう詰まってるとこは後回し。
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あのレリーフもきっと何かの意味があるはず。
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裏からは岩に掘られた感じがわかるかな?
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このトンネルを抜けると。
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ここに出た。ドームからの光にちょっとパワーを感じる。
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お墓、誰のかわからん。
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ハチカルいろいろ。
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こういうのをじっくり観察するのも面白い。
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13:40出発。全てをちゃんと見ようと思ったら、40分では足りひんな。
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13:55
タンドリーの肉が美味しいというランチのレストランに寄りました。時間がかかるので先に注文しておいて、できるまでの間に次の観光をすませようということらしい。 -
14:20
次はガルニ神殿。1500ドラム(≒3.5ユーロ)払って、城壁の門を入る。ガルニ神殿 寺院・教会
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正面に神殿が立ってます。
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太陽神ミフラに捧げられた神殿で、紀元後1世紀にティリダテス1世が作った。
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ここも2000年に世界遺産に登録。
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24本の柱があって、柱頭ぐるぐる巻なのでイオニア式。
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天井の石は適当に並べられたっぽいな。
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1679年の大地震で崩れてしもて、1973年になってやっと修復再建されたということです。
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教会があったとこ。
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王の夏の離宮として使われていたので、お風呂もありました。贅沢な風呂や!
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ちょっと見にくいけどモザイク画も残っています。どういう場面なんか知りたかったなぁ。
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修復再建に貢献したアレクサンダー・サヒニャンの記念碑。その向こうには『シンフォニーオブストーンズ』がちょこっと見えている。
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15:00
だいぶ遅くなったけど、さっき寄ったレストラン『GATA』でランチ。 -
せっかくのタンドリーレストランなんやけど、私は病み上がりやから肉はあんまり食べたない。ちょうどアルメニアのヨーグルトスープがあったからそれにした。何かの葉っぱと麦が入った温かいスープ。ヨーグルトもトロッとしてて美味しかった。
なぽちゃんはサラダ。ポーランド人も調子が悪いらしくピラフだけ。このレストランに来た意味全くないやろ~(笑)。 -
15:50
シンフォニーオブストーンズ。入場料300ドラム(≒0.7ユーロ) -
高さ50mの玄武岩のパイプオルガン。落ちて来そうやな。
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と思ったら、落ちてくる危険もあるらしい。
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ぐにゅっと曲がった滑り台みたいなんもある。
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水も滴り苔も生える。
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なぽちゃんはこの売店でアイスクリームを買っていた。
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この景色で食べたら美味しかったやろな!
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あっちに見えるのはさっき行ったガルニ神殿。
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やっぱり動画で見た方が迫力があるので載せときます。
https://www.youtube.com/watch?v=r296Zn1VkHM -
16:57
チャレンツアーチ。ラファエル・イスラエリアンという建築家が設計したもの。アーチのとこにアルメニアの詩人イェギシェ・チャレンツのアララット山への熱い思いを詠った詩が書いてあるそうです。アルメニア語やから意味は不明。 -
アーチの向こうにうっすらとアララット山が見えてます。
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17:50
エレバンまで戻ってきて、なぽちゃんはちょっと離れたとこにあるポンチキを買いに行った。いつもなら私も食べる~と絶対一緒に行ってたやろけど、もうそんなパワーない。共和国広場 広場・公園
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18:30
私はなぽちゃんが気に入ってたアロエウォーターを買って、広場でのんびり噴水を楽しむ。つぶつぶも入っててほんのり甘くて、疲れた体に染み渡る~(笑)。 -
18:45
カフェが並ぶノースアヴェニューをちょっと歩いてみる。トルコにはないおいしそうなケーキとかも食べれんかったなぁと、これを書きながらめっちゃ残念。 -
19:00に『Ramen Ten』で待ち合わせ。懲りずにラーメン屋(笑)。
昆布だしのシュリンプヴェガンラーメンがあったのでそれにしてみた。シュリンプがフライやったのがちょっと重かったけど、スープは美味しかった。今思ったけど、ヴェガンやのにエビとタマゴってええのん???
3500ドラム+サービス料10%で3850ドラム。Temはどのテンかと思ったら『天』やった。 -
20:37
共和国広場のライトアップも見れて良かった。 -
余ったドラムを使い果たすためスーパーでちまちま計算しながらこんだけ買って来た。全部で700ドラム(≒1.6ユーロ)。右のアップルクッキーみたいなんは、帰ってからトルコ人の友人たちと食べたけど、みんなめっちゃ気に入ってた。また誰か行ったら買ってくるらしい。
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20:50
空港行きのマルシュに乗るため、バス停で待つ。 -
21:14
201番がやってきた。手を挙げな停まってくれへんので、あわてて道路に出て手を振る。 -
取ってあった運賃300ドラムちょうどを握りしめて。降りる時に払います。
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201番は『空港直通バス』というわけではなく、地元の人も途中で乗り降りしてて、割と混んでいた。
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21:37
空港着きました。エレバン空港 (EVN) 空港
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もう現金残ってないので、なぽちゃんがカフェラテおごってくれた。早朝の搭乗時間までここで時間つぶす。写真整理したりウトウトしたり。
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05:44
やっと搭乗。帰りは席離れてしもたけど、どうせ寝てるだけやろから大丈夫。 -
06:32
定刻に出発。なぽちゃんも一緒に無事イスタンブールのお家に辿り着きました。この後なぽちゃんは数日ウチに滞在。もうちょっと旅は続く。エレバン空港 (EVN) 空港
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今回の3か国の出入国スタンプは全部一番最後のページに揃った!
上からアルメニア/(前に行ったワルシャワ)/アゼルバイジャン/ジョージア。
いつもこうやって順番に押してくれたらわかりやすくてええのにな。
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