2023/08/23 - 2023/08/25
424位(同エリア639件中)
たかぎさん
いよいよ実質最後の国のトルコ
コソボのプリシュティナからターキッシュエアーで
コソボ編はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11925681
トルコは見どころたくさん
なので気球で有名なカッパドキアは次の機会にして、パムッカレ、イズミル、イスタンブールに泊まり、その周辺も含めて訪れようと思います
トルコはヨーロッパとアジアに跨がる国でシェンゲン協定外、通貨はトルコリラです
-
スマホから予約したトルコ航空(ターキッシュエア)
コソボの首都プリシュティナからイスタンブール経由でパムッカレ近くの都市デニズリ空港まで
運賃が2860円の税金と手数料が1万8240円
計1万8240円
運賃が安く税金と手数料のほうがかなり高い -
機材はボーイング737-900でした
国際線でフラッグキャリアなので軽食が出ます -
そしてなんとモニタには日本語も
コソボからイスタンブールという路線で日本語が出るとは思ってもいませんでした -
モニターのメニューも豊富です
-
イスタンブール国際空港で乗り継ぎ
飛行機は沖止めでバスでターミナルビルへ
調べてみるとイスタンブールには3つの空港があり、こちらが2018年に開港した一番新しい空港 -
約6時間の乗り継ぎ時間
国際線から国内線なのでイスタンブールでトルコ入国
イミグレは簡単でした
流暢な日本語でトランジットツアーに誘われます
でもイスタンブールには後で来るのと、価格がけっこうしたので辞退 -
空港内は1時間の無料wi-fiが飛んでいます
その1時間を過ぎると有料
こんな無料スポットが設置されていて、いろんな人が寄っていますが故障していて繋がりません -
ウィキペディアによると世界最大の空港になる、と出ていて確かに巨大
ただ残念ながらあまり効率的には考えて作られてない感じです
これは旅の一番最後、地下鉄を乗り継いで空港駅に到着してからターミナルに入るまで20分くらい掛かり、一層その気持が増しました -
トルコ航空国内線でデニズリへ
機材はA321-200です
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%90%E3%82%B9A321 -
国内線ですが軽食が出ました
ここらは流石にフラッグ・キャリアですね -
デニズリ空港に夕方到着
ここもボーディングブリッジはありません -
乗客はタラップを降りてターミナルビルへ歩きます
デニズリは人口約50万人弱で日本の地方都市、県庁所在地クラスの街のようです -
空港からデニズリ市内までは60キロ以上とかなり離れています
ネット情報では今夜予約しているカラハユットまではいったんデニズリ市内へ行き、バスを乗り換えてパムッカレ、そしてカラハユット
そう出ていました
ところが!
ターミナルを出ると複数のバスが停まっていて、試しに「カラハユット?」
と尋ねると一台のバスを指さしてくれます
どうやら、ここ最近に新しくデニズリ空港から直接パムッカレ経由のカラハユットというバスが走り始めたようです -
バスは5台ほど停まっていて、それぞれ別の行き先のようでした
通常のバスの車体を短くしたこんなバスで、マイクロバスとも異なります
あと気がついたのは、みんなユニフォーム(制服)を着ています
今朝までのバルカン諸国では私服がほとんどだったのが、空港の職員(清掃員まで)、バスの案内人、バスの中にいる係員
みんな制服を着ています
ここらはアジア的な感覚なんでしょうか -
地図
右がデニズリ空港
高速道路で左のデニズリ市街地と結ばれています
デニズリ市街地の北、約20キロにパムッカレ
その更に北、約5キロにカラハユット村があります -
バスは満席でした
パムッカレの大きなホテルはホテルの前まで入っていきます
小さなホテルの乗客は近くの道で降車
パムッカレで8割ほどが降りました
パムッカレからカラハユットまでの道は真っ暗で
「この先に本当に村はあるんだろうか?」
と心配になる暗闇をバスは進みました
ぽつんぽつんと灯りが見えてきてカラハユット村
カラハユットには大きなホテルはありません
小規模なホテルでもバスは前まで入っていきました
私が予約した民宿については係員は知らないらしく、走行中に電話を掛けて確認してました
そして「ここがバスの終点だ、あとは歩いて少しだから歩いてね」
そんな感じであまり明るくないバス通りに降ろされました
地図を頼りに少し進むと夜市のようなこんな通りがあります
予約した民宿はこの通りにあるはずです -
ここがスマホから予約した源泉掛け流し温泉付き民宿
一階がレストランで二階と三階が民宿となっていました -
名前を言うと二階の入口のこの部屋へ
ベッドが3つもあります
当然エレベーターは無くて、外階段を上がってすぐの一番いい部屋のようでした -
部屋にはキッチンも付いています
ここは今回の旅で初めてエアビー(Airbnb)を利用しました
2泊3日の朝食付き、税サービス料込でなんと7151円!
日本にあれば通いたいお値打ちさです -
そして源泉掛け流し温泉の風呂
すごく良く言えば有馬温泉の金の湯みたい
あと源泉掛け流しと書いていますが、それは日本の感覚
日本だと温泉の量が少ないので循環したり消毒したりですが、ふんだんに温泉があるカラハユットでは、むしろ循環したり消毒したりする設備を造るほうがお金が係るので源泉掛け流しが基本のようです -
夕食は民宿一階のレストランで取りました
生野菜どっさり、チキンステーキ、ご飯、焼きナス・焼きトマト、赤いドリンクは紫蘇ジュースです
食べた後に夜市をぶらつき、温泉に入りぐっすりと熟睡
やはりシャワーだけより風呂があるといいですね
それが源泉掛け流し温泉だとなおさらです -
翌朝
部屋には小さなベランダが付いていて、そこからの眺め
カラハユットは山の中
近くにはモスクがあり、一日に何度もアザーンが大音量で流れてきます -
こちらが夜市があった通り
これがカラハユットのメインストリート
夜は12時近くまで賑わっていましたが、朝は遅いようです -
メインストリートを南へ歩いて商店が途切れると別のモスクがありました
-
そして、メインストリートとバス通りが合流する場所にはカラハユットのランドマーク的な温泉が湧き出る岩があります
-
カラハユット村中心部地図
下が南でパムッカレを経てデニズリ方面
昨夜は印の空港バス終点で降ろされて、夜市を歩いて民宿へたどり着きました
今朝はその民宿がある通りを南へ歩いています -
どなたかの銅像
今、下の台座をグーグル翻訳してみると・・・
「自分はトルコ人だと言う人は、どれほど幸せでしょう」
と翻訳されました -
ランドマークの少し南には路線バスの停留所がありました
-
バス停からパムッカレ方面
-
バス停近くには小規模な温泉ホテルが10件ほどありました
宿を選ぶ際に普通に今まで通りブッキング・ドットコムやアゴダでも調べたのですが「温泉なら民宿もあるだろう」
そう推測してAirbnbを見てみたのが当たりでした -
夜市の通りを民宿へ戻ります
ここも北マケドニアのスコピエにあったオールドバザールのように日除けのテントが張られていました -
利用した民宿の裏側
こうやって改めて画像で見てみると鉄筋コンクリート造4階建てですね
画像の下の右側が通路になっていて、夜市の通りやレストラン側に繋がります
手前のほうはバス通りにも面している、そんな立地
泊まったのは二階のすぐの部屋
結局2泊した際には他の宿泊客はいませんでした -
民宿の朝食はレストランでおまかせコース
生野菜、フライドポテト、ゆで卵、チーズ、オリーブ等、パン、バター、ジャム、はちみつ、トルコ茶
一泊3550円くらいなのに、けっこう充実してますね -
夜市通りに面したレストラン入り口で食べます
-
路線バスに乗ってパムッカレへ
空港バスより小さい、バルカン各地の日帰りツアーで使用されたようなシャトルがデニズリとパムッカレ・カラハユットを結んでいました -
パムッカレのヒエラポリス遺跡群に入ります
-
パムッカレの遺跡群は広大なので歩くとかなり時間がかかるので、施設内にバスが走っています
-
ニワトリはデニズリのシンボルのようです
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%AA -
パムッカレを象徴する石灰石のプールへ向かいます
-
石灰石プールの入口は混雑してました
靴やサンダルでは入れません
素足かここに売っている専用のスリッパ的なものを履いて石灰石プールへ -
石灰石プール
ガイドブックやネットに掲載されている画像の景色が広がります -
石灰石プールは素足で歩くと、たまにゴツゴツしていて足の裏が痛くなります
それもあって靴下のままで歩く人も
これは北海道のカムイワッカ湯の滝みたいな感じ -
石灰石プールにまんべんなく温泉を貯めておけるように石灰石を削って温泉通路を造っていました
これは世界遺産なので日本であれば反対運動が起きて出来ない事でしょう -
みんな普通に歩いていますが、右手は急な崖で転ぶと命の危険があるような場所です
-
石灰石プールも先へ進むと観光客もまばらです
-
すると、なんだかオーラのある女性が現れます
ポーズを取ってカメラマンが撮影してるので私も
するとそのカメラマンが
「彼女はトルコのプロモデルだ、撮影するなら20ユーロ出せ」
そう言ってきました
するとモデルの彼女が
「日本人って言ってるんだからいいじゃない」
そう言って撮影許可と掲載許可をくれました
トルコの人はほぼ皆さん親日的ですね
義務教育でこれを習っているからだそうです
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6 -
ヒエラポリス遺跡群の下側の出入り口から外へ出ます
入ったのは上側でした
こちら側のほうがメインのようで観光客でいっぱい -
パムッカレの町を歩きます
土産物店や飲食店がずらりと並んでいてカラハユットより観光地
そんな町の佇まい -
お土産売り場
1トルコリラは約5.2円 -
「ここにもセブン-イレブン!」
そう思ったら違いました
単なる食堂です -
パムッカレから路線バスに乗ってデニズリの街へ向かいます
-
デニズリのバスターミナル
幹線沿いで半地下へ降りていく構造となってました -
デニズリバスターミナルはかなり広大
シャトル便のミニバスはこちら
大型バスは半地下でも太陽の当たる分かりやすい場所となってました -
バスターミナルの半地下から上に
このエスカレーターやエレベーター、階段もあります
そしてバスターミナルから出るのも入るのも簡単な荷物チェックが行われます -
デニズリの街
活気がありますね -
街歩きは楽しい
私は遺跡よりも街歩きのほうが楽しく感じるようです -
この行列は生活が苦しい人への施しのようでした
-
観光客向けで無い商店の店先には
なんかのお菓子の詰め合わせ20リラは約104円
水のペットボトル5リラは26円
現在の日本は円安で苦しんでいますがトルコリラはもっとひどい下落をしています
5年ほど前には1リラ約100円だったのがこの旅では5.2円
これを書いている令和6年の夏は4.2円! -
建物の外壁にはおじさんの肖像画が
グーグル翻訳してみると
「約束! また春が来るよ ケマル・キリシュダロール」
だそうです
政治関係かな -
バスターミナルに戻りました
トルコは鉄道より長距離バスが発達していてサービスもいいとネット情報に出ていました
そして複数の会社が料金と質を競い合っているそうです
ちょっと検索すると確かにかなりのバス路線が違う値段で出てきます -
バスターミナルには何件か食堂もあります
そのレストランとは呼べないセルフ食堂でピラフ的なもの -
バスターミナルの半地下部分の中央は緑地帯
手前が食堂
左に長距離バス、その更に左にバス会社のフロント、更に奥が広大な近距離バスターミナル
右側は旅行代理店 -
こちらがバス乗り場と行き先表
76番にパムッカレ・カラハユットと書かれています -
バルカン半島の混乱してるバスターミナルと比較してなんとも効率的で利用しやすいバスターミナルです
-
カラハユットに路線バスで戻っていたら交通事故に遭遇!
こちらのバスに過失は無く、対向車線を走ってきた乗用車が緩いカーブを曲がりきらずバスの側面後方に衝突
40℃近い暑さの中(乾燥しているので日本ほどではありません)
乗客はいったんバスから降ります -
こちらのバスの損傷
乗客はほぼ満員でした
いきなりドカンという衝撃音と共に少し前に放り出される感触
ただこちらは運転手を含めて怪我人は無さそうでした -
ぶつかってきた相手の車
これは全損ですね
ナンバーは支障があるかも知れないので加工して隠しました -
カラハユット村に戻ってきました
夕方ですがまで人通りはまばら
ここは夜市の時間が賑やかなんですね -
一番先にある温泉公園に訪れました
パムッカレは白い美しい石灰石
こちらは石灰石は苔かなんかで緑色 -
温泉の含有物が重なってランドマークと同じようにこんもりとした丘になっています
そこから温泉が湧出しています -
パムッカレの石灰石プールは観光客ばかりでしたが、カラハユットの石灰石プールは地元の子供たち
-
このカラハユット石灰石プールから見る落陽は今回の旅の思い出の一つとなりました
-
夜市で売っていて安いものにナッツ類があります
アーモンドが1キロで小ぶりなもので175リラは910円
普通サイズで200リラで1040円
干しいちじくや干しなつめなどもキロ50リラ約260円とかなりお値打ち! -
民宿のレストランで夕食
今夜は牛肉のハンバーグ的なものにしました
アイラン(バルカン諸国のヨーグルトドリンク)も -
夕食を食べていると日本語シャツの女の子が
暁 うちはイタチ
とあります
なんかの日本アニメなんでしょう -
翌朝の直食
昨日と全く同じメニューでした -
民宿をチェックアウトして夜市通りを路線バス停へ向かいます
ここにも無料の水汲み場 -
路線バスの停留所前では地元のおじさんがガラクタ市をやってました
-
昨日訪れたバスターミナル
こちらが半地下の中庭に面した長距離バス用の乗り場 -
次の目的地イズミルへ向かうバス
そのバスを撮影してたら
「日本人か?」
そう人懐っこく尋ねられて
「そうだよ」
と応えると
「バスだけ撮影するんじゃなくて君をバスと一緒に撮ってあげる」
と言って丁寧に3枚、縦横を変えて撮ってくれました
やはりトルコの親日具合は凄いです
これでデニズリ・パムッカレ・カラハユット編を終わります
次はイズミル編です
https://4travel.jp/travelogue/11926698
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
たかぎさんの関連旅行記
パムッカレ(トルコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
80