2024真夏の台北　ごほうび旅2泊３日

2024/08/26 - 2024/08/28

8月中に資格試験を２つやっつけ、一つは合格できたので、自分へのごほうびに約10か月ぶりの台北旅に行ってきました。

7月頃に計画したときにはANAの特典航空券（特に復路便）はまったく空きがなかったのに、8月に入ったら月末にチラホラ空きが出ていたので即予約。タイミングが大事ですね。

暑さはしんどいですが、マンゴーかき氷をおいしく食べるには真夏でないと！（本当は7月に生ライチを食べたかったけど…）。
ひとり旅なので身軽にちょこまか動いて、食べたかったものはほぼ制覇できました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

初めての第2ターミナルからの国際線出発です。国際線＝3タミと思い込んでいて、前日のANAからのメールで気が付きました。国内線をずーっと奥に進んだところにあります。ターミナルは広々しているし保安検査場も空いていて快適でしたが、飛行機が沖ドメ。バスに5分以上揺られてやっと搭乗でした。

松山空港からホテルへ。今回はごほうび旅なので、少々奮発して5つ星にしました。松山空港からは地下鉄で1本の南京復興駅にありますが、空港から乗るのは文湖線で、ホテルが建っているのは松山新店線の南京復興駅の真上なので、駅構内をかなーり歩きます。２番出口（エスカレーターあり）を出るとすぐで大きい通りに面しているので場所はわかりやすいです。

ホテル メトロポリタン プレミア タイペイ ホテル

お部屋はひとりではもったいない広さ。ソファと小さなテーブルもあって、テイクアウトした食事をするのに便利でした。
日系なのでフロントの方は日本語がだいたい話せるようですが、「JRホテルズのメンバー特典はありますか？」と聞いてもなかなか伝わらず…奥からマネージャーのような女性が出てきてくださり、あらためて聞いてみた結果１時間のレイトチェックアウトが無料で可能とのことなので、お願いすることにしました。

部屋は10Fで見晴らしがよく、遠くには山並み、裏にある公園もよく見えました。
地下鉄の駅が近いだけでなく、たくさんの路線が通っているバス停も目の前なので、交通の便は最高によかったです。ご飯を食べて少し散歩してはホテルに戻って休憩～を朝昼晩繰り返しながら、効率よく動けました。日中暑い中歩き続けるのは疲れるので、真夏、特に短い日数の旅行の時ほど、ホテルの立地は大事だなと思いました。

チェックインは15時からなので、荷物をあずけてランチに出かけました。
ホテルから徒歩10分くらいのところにある蘭芳麺食館で、蘭芳花椒麺を食べました。
食べやすく後をひくちょうどいい辛さで、シビカラ系が好きな方は絶対好きだと思います！思ったほど量が多くないので、この後にも何か食べたいときにもちょうどいいと思います。これでたしか、95元です。

蘭芳麵食館 建造物

地下鉄に乗って北門駅へ向かい、地下街Y街区にあるジュース屋さん「TTI」へ。
ここは台北に来るたびに必ず寄るお店です。そして必ずスイカジュース。
さっぱりしていておいしい！500mlくらいあると思うのだけど、いつも一気に飲み干してしまいます。

「今日有芒果牛奶」と張り紙が出ていたのでマンゴーミルクに一瞬心惹かれたけれど…なかなか冒険できません。フルーツジュースの種類がとにかくたくさんあって、どれも大体60～80元です。場所はY19出口を目印にすれば迷わないと思います。

しばらく地下街を歩いて地上に出たら、ドーナツ屋さんの行列がさほどでもなかったので、10分ほど並んで揚げたてをゲット！こんなに大きかったっけ？というサイズでしたが、サクサクふわふわであっという間に食べてしまいました。（10月からは店舗移転するそうなので、ご注意ください）

脆皮鮮奶甜甜圈 (台北店) スイーツ

バスでホテルに戻りチェックインしてしばし休憩。
復活して、マンゴーかき氷を食べに出かけようとしたけれど、お目当てだったお店は定休日とわかったので、ド定番の冰讃へ。やっぱりおいしい！マンゴー甘い！！

冰讃 スイーツ

19時少し前に行ったら並び時間ゼロでお店に入れました。昼間に長時間並ぶのを避けるにはこの時間帯がおすすめですが、以前に同じ時間帯でマンゴーが売り切れていたこともあったので、今回はラッキーだったと思います。お店を出るときには少しだけ行列ができていました。

夕食にはホテル近くの遼寧街夜市で有名な牡蛎オムレツを食べたかったのですが、なぜかお店に誰もおらず…。さほどおなかも空いていなかったので、コンビニでおつまみを買って、ホテルの部屋に戻りました。
前から一度食べてみたかったコンビニのゆで卵。濃い色のわりに薄味というか、普通のゆで卵に近い感じで、ほんのり八角ぽい香りがしました。ネギ風味のカシューナッツはおいしかったです。

２日目の朝です。朝食①としてホテルから歩いて大好きなお店、五湖豆漿に行きました。
焼餅油條、豆漿（温）を注文。揚げパンをパンにはさんでいるような不思議な食べ物です。中のサクサクの油條を豆漿に浸しながら食べました。じんわりとおいしい…やっぱり台湾の朝ごはんはこういうのがいいですね。

このお店はそうでもなかったけれど、朝ごはんのお店は慌ただしく注文を急かされたりすることもあるので、できるだけメニューを予習して用意したメモをお店の人にそのまま見せて注文しています。「内用　焼餅油條、豆漿（温）」みたいな感じです。「鹹豆漿」とか書きずらいので、スマホのメモのほうがラクですね。

マンションのピロティみたいなところで営業してる不思議なロケーションのお店です。少し列ができていてもほとんどテイクアウトかUberのようでした。まずおじさんに注文して代金を払うと座るところを指示されて、座っているとお兄さんが運んできてくれます。ローカル感と風が吹き抜ける開放感がたまりません。

腹5分目？でそのまま朝食②に向かいます。ここもずっと来たかった極品光復素食包子店。有名なキャベツ饅を買いました。インゲン饅も食べてみたかったけど、まだできてない？とのこと。

光復市場素食包子店 地元の料理

ホテルに帰って、日本から持ってきた果物ナイフでカットして食べました。切り口が美しくないですが…キャベツだけなのにしっかり食べ応えがあって、すごくおいしかったです。お肉は入っていないし、夏じゃなかったらあれこれまとめて買って日本に持ち帰りたいくらいです。

ホテルで一休みして、ランチは前から来てみたかった梁記嘉義鶏肉飯。ここは土日がお休みなので、週末弾丸旅行だとなかなか来られなかったのでした。鶏肉飯か魯肉飯に卵（ゆで卵か目玉焼き）とおかず３品を選ぶ（＋スープも可）定食スタイルです。どのおかずも味がしっかりしていておいしい！目玉焼きを鶏肉飯に乗せて食べました。

梁記嘉義鶏肉飯 （チァイージーローハン） 地元の料理

バス停まで歩く間にフルーツティーのおいしそうなお店を見つけたので買ってみました。「山焙 （SUNBAY）」というお店、市内でいくつか店舗を見かけました。No.5のパイナップル＋レモンのウーロン茶を注文。他のお店と同じように、甘さと氷の量を選べます。パイナップルを細かく刻んだ果肉がたっぷり入ってレモンもすっきり、おいしかったです。

ホテルに戻って一休みした後は、おやつを食べにホテルから歩いて「春美氷菓室」へ。タロイモのかき氷もおいしそうだったけど、やはり夏季限定のマンゴーかき氷を注文。店内は混雑していましたが、一人だったので窓際のカウンター席にすぐ座れました。ゴロゴロのマンゴーがたっぷりで、おいしかった！コーンフレークもいいアクセントになっていました。女子ウケしそうな、おしゃれな感じのお店でした。

春美氷菓室 スイーツ

そのまま地下鉄で永康街へお買い物に。阿原で定番の石鹸を買い、上信饌玉でマカダミアデーツを買い、手天品と郭元益でお菓子を買いました。
初めて行った梁山泊壹零捌はお手頃な可愛い雑貨類がたくさんありました。かごバッグの柄の靴下や、台湾ビールのワンポイントが付いたポーチ、巾着などを購入。

パイナップルケーキは家族が気に入っていることもあり、最近郭元益がお気に入りです。甘いタイプと少し酸味のあるタイプ２種類があって、どちらも試食して選べます。タピオカミルクティー味というのもあるのですが…ビミョウな感じでした。パッケージもかわいいです。

最近人気らしい「白水豆花」の前を通りがかり、外でメニューを見ていたらお兄さんが出てきて、親切に説明してくれましたが、まだお腹がすいていなかったので、また今度に。この後カルフールに寄ってお茶やお菓子を買い、荷物も増えたのでバスに乗って一度ホテルに帰りました。

白水豆花 (台北店) スイーツ

夜ご飯は宜品福州乾拌麺でワンタンの乗った汁なし麺を食べました。内田真美さん「私的台北好味帖」（後ほどご紹介します）で紹介されていたお店で、本でおすすめされていた通りに「翡翠青苦瓜」も注文し、混ぜて食べました。シャキシャキの食感が麺によく合います。

宜品福州乾拌麺 (忠孝店) 地元の料理

デザートは近くにある東区粉圓で豆花をテイクアウトしました。イートインのコーナーは混雑していましたが、テイクアウトはすぐに買えました。日本語の上手なお兄さんが親切に説明してくれました。

東区粉圓 スイーツ

写真だとよくわかりませんが、冷たい豆花に仙草ゼリーとピーナツと芋園をトッピングしました。一度に食べきれなかったので半分は翌日食べたのですが、冷蔵庫に入れるとせっかくの芋園のプニュっとした食感がなくなってしまったので、芋園は前日のうちに食べるべきだったと反省。奥に映っている袋は混ぜて食べる用につけてくれる氷ですが、量がすごい！持って帰るのが重たかった…。

3日目の朝です。朝食は地下鉄に乗って新鮮豆漿へ。テイクアウトのお客さんは来ていましたが、店内のテーブルにはお客さんは誰もいなかったので、ゆっくりできました。鹹豆漿も好みのタイプ、冷たい豆漿もおいしい！そしてお姉さんがとっても親切でやさしかった。

このお店は内田真美さんの「私的台北好味帖」の表紙にもなっていて、同じ黄色いテーブルで同じ蛋餅が食べられて感激でした。「私的台湾食記帖」とあわせてわたしの台湾旅行のバイブル、いつもたくさん参考にさせてもらっています。今回の旅行で行ったお店も大半がこちらで紹介されているお店です。

そのまま歩いて員林商店へ。黒米の飯團と黒豆の豆花が有名なお店ですが、今回は茶梅（ドライプルーンをお茶に漬けたもの？）を何種類か購入したのみ。以前はイートインもできたと思うのですが、いまはテイクアウトとUberに特化しているみたいです。

茶梅は店頭のボトルに入ってたくさんの種類が並べてありますが「日月潭紅茶梅」がお気に入りです。それにしても、レジェンドのお母さんがお元気そうでよかった。

そしてホテルに戻ってゆっくりとパッキングしてから、ホテル内のSPAにも行ってみましたが…ちょっと想像していたのとは違っていたので、少しだけサウナに入ってすぐ出てきてしまいました。もう少し時間があったらプールにも行ってみたかった。

写真を撮り忘れましたが、チェックアウト後は六心足禮養生館で足と背中を60分マッサージ。KKdayで予約すると支払いは事前にPayPayで決済できるのでQRコードをお店で見せるだけで簡単なのがよかったです。アットホームな感じのお店で歩き体をしっかりほぐしてもらい、リラックスできました。
マッサージの後はどうしても帰る前に小籠包を食べておかなくては！と杭州小籠湯包ヘ。

杭州小籠湯包 (民生東路店) 地元の料理

小籠包のお店はお昼営業の後14時～17時ぐらいまでブレイクタイムに入ってしまうお店が多いのですが、ここは通し営業なのが助かります。週末は予約必須らしいですが、平日の13時半ぐらいに入って、待ち時間なしでした。
そして、このお店は小籠包が半籠（4つ）単位でオーダーできるところもポイントです。普通の小籠包とカニみその小籠包、空心菜炒めをオーダーしました。

本当はこの前菜の中から2種類ぐらい選べたらよかったのですが、オーダーできるのはチェックマークがついているものだけ。わたしが食べてみたいのは当日ないものばかりでちょっと残念でした。台湾キムチって、どんな味なんだろう？気になります。

ゆっくり歩いてホテルに向かい、途中の微風南京の無印良品で烏龍茶味のの台湾限定ポップコーンを買おうとしましたが見当たらず。そして、タピオカミルクティーも飲んでおかなくては！とCoCo都可に立ち寄り。最後の最後に飲めてよかった～　これで、食べたいもの飲みたいものはひと通りこなした、かな。

ホテルでスーツケースをピックアップして、タクシーで空港に向かいました。たしか130元。
フライトは台風をよけてのルートになったので、通常より20分くらい時間がかかったのと、結構揺れもありましたが、とにかく無事に帰ってこられてよかったです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！
少しでもこれから台北に向かわれる方の参考になりますように～