2024/08/12 - 2024/08/12
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たるのすけさん
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今年で終戦から79年目を迎えました。
日々の生活に大小の悩み事は尽きませんが、総じて平和な世の中に生まれ暮らせることは大変ありがたいことです。
今年の夏休みは、子供たちに戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える為に人間魚雷・回天の記念館がある大津島へ行ってきました。
~回天とは~
米軍のレーダーの向上により米艦船に近づけなくなっていた旧日本海軍が造った、1人乗り用の特攻魚雷。脱出装置などの救命方法はなく、出撃すると戻っては来れない。最高ランクの軍事機密の為、その存在は戦時中はおろか戦後もなかなか情報が出てこなかった。
天を回して劣勢に回っていた戦局を覆すべく回天と呼ばれた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船 自家用車
-
回天記念館をあとにし、来た道を今度は戻り、、、
-
今度は回天訓練基地へ続くトンネルへやって来ました。
ここは整備工場と回天の訓練基地を結ぶトンネルで、整備工場から回天をトロッコに乗せて運んだのだそうです。 -
トンネル内はトロッコ跡が埋め戻されたり電灯が設置されていますが、基本的には当時のそのままの姿をしています。うっすらトロッコのレール跡が残っています。
中にはいるとうごめく大量の虫が・・・!!ぎゃーゴキブリッッ( ;∀;)
よく見たら巨大なフナ虫たちでした。1人では勇気が出なくて入れなかったことでしょう。 -
トンネルは途中、抜け穴のように海に続くところもありました。
ここは空襲警報が出た時に、訓練に出ている船に向かって手旗信号で合図を送った場所なのだそうです。 -
解説つきの写真もありましたが、トンネル内の雰囲気がちょっと怖くて足早に通り過ぎてしまいました。
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全長約250メートルのトンネルを抜けましたε-(´∀`*)ホッ
トンネルを抜けた後の空の青さよ。 -
トンネル出口には辛い言葉が刻まれています。
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海もこんなに青いのに。
若者たちは何を胸に秘め、この瀬戸内の島で訓練に励んだのだろうか。 -
トンネルの先に見えたここが訓練基地の廃墟です。
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今でも何かに使っているのかな?と錯覚したほど、頑丈な造りです。
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ここに回天を浮かべたりしたのだろうか・・・?
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夫はこの場所で回天を釣り上げたりしてたみたいだ、と言ってました。
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少し見づらいですが、イワシのような小魚が何百匹と集まって巨大な魚群となって泳いでいました。
私の目には、本音では逃げ出したくても許されず訓練に励む特攻兵にも、使命から解放されて自由を得た特攻兵にも映りました。 -
基地を後にし、船乗り場へ向かう道すがらに食堂発見。
来た時は気づかなかったけど、ランチをやっているようなので出航時間までまだ時間もあることだしと食事をしていくことにしました。島食堂 ひなた グルメ・レストラン
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こちらがランチメニュー。
カレーはもう売り切れてしまったそうなので、ハンバーガーとうどんを2人ずつ頼みました。 -
こちらがお店のカウンター席からの風景。
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すだいだいスカッシュがおいしい(≧◇≦)
酢橙と書くらしく、すっぱいミカンなんですかね。初めて食しました~♪ -
お店は船の時間に合わせて混むのかお店のキャパを超える盛況ぶりで、だいぶ待ってから食事が運ばれてきました。
食事をする場合は時間に注意ですね。
こちらはアジフライバーガー。食べた子供曰く、おいしいだそうです★ -
こちらは私の頼んだうどん。冷やしうどんかな♪!?と思ったら、暑くも冷たくもない中間な感じ。甘めの味付けでおいしかったです。
個人的な感想としては、キレッキレに冷えてたらなお良かったかも! -
食事を終えて外に出ると、帰りの船が到着していました。
今度はフェリー新大津島で徳山港に戻ります。 -
海沿いを歩いていたら野生のエイを発見!!
ゆらゆら気持ちよさそうに泳いでいました。こんな岸の間際まで来るんだね~。 -
馬島港の船乗り馬のすぐ近くに特攻隊員の御霊を祀る大津島回天神社があります。
まだできて間もないような新しい神社で、戦後何十年と経っても忘れずにいようとしている人達がいることに、私もその一人でありたいと思いました。 -
観音様が瀬戸内の海を見守っています。
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そろそろ大津島から本土へ戻る時間がやって来ました。
見納めです。 -
馬島港の待合室は小さいながらもきれいで、屋上は展望デッキになっています。
暑いのでほとんどのお客さんが中で待っていました。
トイレと自販機があります。馬島港 乗り物
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帰りの便はフェリーなので、車を乗せるべく口を開けて待っていました。
行きが約20分だったのに対し、帰りは約40分の船旅です。大津島巡航 乗り物
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中は2人がけと4人がけのシートがほとんどで、先頭部分に少しだけ座敷がありました。
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船が馬島港を離れました。
平和なこの時代に生まれてこれて良かった。そう思わずにいられない1日でした。
この島であった出来事を忘れません。
~おしまい~
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