2024/08/15 - 2024/08/15
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たびたびさん
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三重県は伊勢神宮の存在が大き過ぎるのもあって、あんまり祭りのイメージはないですね。それなりに知られているのは、上野天神祭(https://4travel.jp/travelogue/11557814)と桑名石取祭(https://4travel.jp/travelogue/11525158)くらいでしょうか。二つともなかなかのお祭りですが、ただ、全国区レベルの祭りかと言われるとそこまでのメジャーさではないかなあ。中部だと、やっぱり岐阜や愛知の祭りが質量ともに圧倒的ですからね。優先度から言っても、三重県が後回しになってしまうのは止むを得ないように思います。
まあ、どっちにしても、その辺りもあらかた押さえてしまったということで、今回訪ねることにしたのは、四日市は鳥出神社の鯨船行事。2016年、全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されたお祭りです。ユネスコ無形文化遺産ですから、伝統があるメジャーなお祭りとしてそれなりに認知されたものなのでしょうが、期待と違ってやっぱり見物客は地元中心のよう。上野天神祭、桑名石取祭と比較しても規模は小さいし、はっきりとローカルな感じも否めませんね。
祭りの方ですが、始まりは鳥出神社に御座船模型が奉納された天明元年(1781年)の頃とか。見どころは、北島組(神社丸)、中島組(神徳丸)、古川町(権現丸)三つの鯨船の練り込み。金ぴかの豪華な鯨船山車と張りぼての鯨との攻防が神社の境内いっぱいを使って繰り広げられます。大きな波を受けたり、鯨の反撃を受けるという設定かな。鯨船は右に左に大きく傾いて苦難の連続ですが、なんとか最後は鯨を追い詰め、少年の扮する羽刺(はだし)役が船上からモリを投げてそれを仕留めるという流れ。その過程では船の動きも激しいし、すばしこく逃げ回る鯨の動きも意外にスピードがあって、なかなか勇壮。土埃が舞う中、皆さん必死でそれぞれの役割をこなしていて、観衆もだんだんと全体の雰囲気に飲まれていくという具合。祭りの参加者との一体感も程よいスケール感ならでは。なるほどいい祭りだと思いました。
なお、リアルな演技で見応えのある祭りですが、この地域で鯨漁が行われていた歴史があるのかというとそうではないよう。その辺りは諸説あるようですが、まあ、それはそれ。祭りは、勇壮かつ豪快で華やか。真剣な中にもストーリーとしての面白みがあったり、長い歴史の中で培われたものを感じるさすがの演出だと思いました。
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広島を朝一番の新幹線で出発して鳥出神社に到着しました。
境内は静か。まだ、お祭りの気配はないですね。北島組(神社丸)、中島組(神徳丸)、古川町(権現丸)三つの鯨船の練り込み by たびたびさん鳥出神社の鯨船行事(鯨船まつり) 祭り・イベント
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と、あれれ。
神社に向かってくる集団です。 -
え、え~
北島組(神社丸)、中島組(神徳丸)、古川町(権現丸)三つの鯨船の練り込み by たびたびさん鳥出神社の鯨船行事(鯨船まつり) 祭り・イベント
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前触れもなく突然に現れましたが、
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これが鯨祭り?
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ここは普通の街の通りなんですけど
張りぼての鯨と -
豪華な鯨船が出現して。
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それもなんだかけっこうな勢い。
鯨の動きもすばしっこいですよ~ -
ちょっとあっけに取られていましたが、
鯨船はもう神社の鳥居の前。 -
ちょっとしたスペースですが、そのスペースを使ってさっそくのパーフォーマンス。
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鯨船が左右に大きく傾いたり
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その場で回転したりと
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パワー全開。
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まだ見物客もほとんどいないのですが、この勢いはすごいですね。
いきなり先制パンチを食らった感じです。
これはもしかしたら予行練習?ちょっとの時間で終わって、休憩に入りました。 -
では、その間に
本殿の方に向かいます。 -
本殿では、祭りの無事を祈ってかな。
役員さんが揃って神事が行われていました。 -
そうこうしているうちに、先ほどの鯨舟が境内に入ってくるようです。
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鯨とそれに続く鯨船。
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これは、トップバッターの北島組(神社丸)です。
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さあ、鯨船は左右に揺れだしました。
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舳先には少年の扮する羽刺(はだし)役の姿も見えています。
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鯨船はまずは小手調べ的な動きかな。
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羽刺役もそれを確かめている感じ。
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まあ、少しづつ。
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船が揺れても羽刺役は精一杯の演技が続きますからね。
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鯨の方はどうでしょう。
さきほど、すばしっこい動きをちょっと拝見しましたが、なんだか力の加減がまだしっくり来てないのかな。テント席に突撃したり、危なっかしいですね。 -
操る若い衆は元気いっぱいなんですが、鯨は軽い。元気を持て余しているような感じです。
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イチオシ
船の方は大きな揺れも出来てきました。中にいる踊り子たちはひっくり返りそうですね。
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鯨は本殿の前にやってきました。
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最初のご挨拶的な動きかな。
鯨船もやってきて、なんとなく和やか。一服です。 -
鯨船はちょっとバックして
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今度は旋回。
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鳥居の方に船首を向けました。
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大海原に出ていく感じ。
船の揺れもどんどん大きくなっていくようです。 -
鯨船の周りを固める一団も相当力が入っていますよ~
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鳥居のところでUターンすると
鯨船の前方には鯨です。 -
鯨は鯨船に気が付いたのか、素早い動き。
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まるで転げまわるように
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動き回ります。
鯨船の方の動きも激しいですが、鯨もまた違った激しさですね。 -
鯨船はそれを追うような動きかな。
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左右の揺れはありますが、
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ゆっくりゆっくり前方に進んで
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鯨を追い詰めるということでしょう。
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イチオシ
境内の中央で旋回して、
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もう一度、
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船首を本殿の方へ。
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少し回転が入りますが、
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再び、針路は本殿です。
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前へ
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前へ
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その先には鯨です。
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ここで追い詰めたと思ったら、
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鯨は逃げてしまいました。
では、鳥居の付近からもう一度。 -
ザッバーンとジャンプする鯨は、
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その後、一目散に逃げ始める。
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鯨もそんなに簡単に捕まるわけにはいきません。
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鯨船の方は、
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もう一度、態勢を立て直して
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前へ、前へ。
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鯨の方は追い詰められて、まるで陸に乗り上げたみたいな格好です。
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鯨船は、もう一度下がってから
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突進。
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鯨もとうとう観念したようです。
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イチオシ
周囲が見守る中、羽刺役の少年がモリを構える。
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さあ、モリを突きさしました。
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それを見届けて、船は後方が高く押し上げられる。
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任務完了。
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大役を果たした踊り子たちも船から下りてきました。
いやいや、なるほどですね。鯨祭ってこういうことですか。
一連の攻防はなかなかで、見ている方も力が入りました。想像を上回るいい祭りじゃないですか。
では、ここでお昼にしたいと思います。 -
かわ善は、鳥出神社そばのうなぎ屋さん。この辺りではけっこう人気のお店です。
極端に言うと塩味っぽいあっさり系のうなぎ by たびたびさんかわ善 グルメ・レストラン
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この日は鳥出神社の祭りの日なので、持ち帰りのみです。
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では、境内に持って帰って、いただきます。
極端に言うと塩味っぽいあっさり系のうなぎ。普通だとちょっと物足りなくなるんでしょうが、それがけっこう程よい加減。これはこれで独特のちゃんとしたおいしさがありますよ。人気の所以はよく分かります。 -
鳥居の外には、役目を終えた北島組(神社丸)の皆さん。
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皆さんほっとした面持ち。
お疲れさまでした。 -
さて、二番手は、中島組(神徳丸)です。
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鯨を先頭にして、
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しずしずと
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入場です。
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イチオシ
羽刺役の少年のパーフォマンスも開始。
両手を広げるポーズに -
両手を揃えて、後ろののけぞるポーズ。
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大きく揺れる船の上での演技ですから、
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なかなか大変なことですが、
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しかし、これが晴れの舞台を彩る主役級の役回り。
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衣装も決まっているし、
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がんばるしかないですね~
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下で支えるのはお父さんかな。
少年は、お父さんにすっかり身をゆだねての演技です。
鯨船は、境内を一周して、また鳥居の方へ。 -
中央では、鯨のチーム。
鯨も鯨で激しいですからね。交代要員はそれなりに必要です。 -
土埃を立てて、転げるように走ります。
お互いの視線もあるし、手抜きは絶対に出来ません。 -
すばしこい鯨を眺めていた鯨船。
また動き始まましたよ~ -
イチオシ
私もだんだん流れが分かってきて、
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朝より羽刺役の少年のパーフォマンスに
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目線が合ってきたような。
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健気な感じもいいですね。
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今度は、三度目のチャレンジかな。
鳥居のところから -
鯨船が進みます。
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あ、羽刺役の少年は交代したみたいですね。
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なるほど、よく見ると少年は二人船に乗っています。
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交代して
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イチオシ
新手の少年がまたがんばります。
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続いてのチャレンジです。
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少年は、また交代していますね。
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イチオシ
船首を本殿に向けて、突進。
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本殿の前で鯨が追い詰められました。
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お腹を向けて、
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これはもう逃げられません。
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イチオシ
ズブリ。
モリを突き刺しました。 -
やりました。
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やっちゃいました。
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お見事です。
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鯨は一丁上がり。
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鯨船は後方を高く上げて、歓喜のポーズです。
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ここで、また少年が交代してますね。
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鯨は仕留めたはずですが、まだパーフォーマンスは続くようです。
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皆さん、まだ元気が残っていて、
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これで終わりには出来ないんでしょう。
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鯨の方も改めて元気いっぱい。
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イチオシ
鯨を仕留めた少年も
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再び登場して
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イチオシ
意気軒高。
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本殿に向けた突進を指示します。
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鯨はいませんが、
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鯨を無事に仕留めたことの報告なのかもしれません。
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仕留められた鯨は、こんな感じ。
でも、鯨は鯨でがんばりましたからね。 -
鯨船に
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鯨も
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最後まで元気いっぱい。
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そして、退場です。
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最後は、古川町(権現丸)。
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本殿の前に旗を立てて、準備完了。
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鯨を先頭に入ってきましたよ~
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例によって、まずは鯨の素早い動き。
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鯨船も
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右に左に揺れだしました。
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羽刺役の少年の姿も見えています。
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観客席の近くにやってきた鯨の担当の二人。
やっと出番が来た!といったやる気満々の笑顔です。 -
ただ、私の方はちょっとガス欠。
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集中力が途切れてきました。
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申し訳ないですが、ここらで切り上げたいと思います。
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ちょっとひと息入れようと向かったのは、セボン丸三。地元では大人気のかき氷屋さんです。お盆の期間だからということだけではないと思いますが、30分以上は待ちました。
地元では大人気のかき氷屋さん by たびたびさんセボン丸三 グルメ・レストラン
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いただいたのは、いちごスペシャル1000円。トッピングされたふわふわの甘いクリームがポイントかな。抜群にうまいですね。一方で、いちごスペシャルというほどいちごの存在感があったかと言われるとそこは疑問。うまいけど、半分はちょっと期待とは違うかき氷でした。
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元気が回復したところで、ちょっと心残りだったアクアイグニス アネックスに向かいました。
とっても評判がいい温泉と食の総合リゾートです。湯の山温泉の麓といった場所。湯の山温泉の方は古くからの温泉地で観光の中心はそちらだと思いますが、この施設ができて人の流れも少し変わったかもしれません。つまり、ひとつの施設としてこのレベルの快適度は湯の山温泉の方にはありませんからね。ここにひとが集まるのは当然だと思います by たびたびさんアクアイグニス アネックス 名所・史跡
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アクアイグニス アネックスの中にある日帰り温泉は、片岡温泉というのですが、温泉はラジウム泉だし、開放感が抜群。
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建物は風呂場と休憩室から構成されていて、シンプルですが巨大。
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ラジウム泉の風呂も広々として、中庭に面して窓もないので全体が露天風呂のような感じで開放感は半端ないですね。ここにひとが集まるのは当然だと思います。
アクアイグニス アネックスの中にある日帰り温泉 by たびたびさん片岡温泉 (AQUA×IGNIS アクアイグニス) 温泉
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アクアイグニス アネックスの中には、マリアージュ ドゥ ファリーヌという人気のパン屋さんも。夕方お店の方の営業が終わると、片岡温泉の方に商品を移して販売していました。いただいたのは、ハード系のレーズンパン。上質な感じはありますけど、まあまあ普通の範囲内かな。周囲の雰囲気がいいので、それも評価のプラスになっているようには思います。
周囲の雰囲気がいいので by たびたびさんマリアージュ ドゥ ファリーヌ グルメ・レストラン
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ここから名古屋駅に到着。
香楽は、名古屋うまいもん通りにあるお店。時間もなかったし、味噌カツが目に入ったので、ここにしました。おばちゃんが対応してくれるのですが、次々お客さんも多いし、ちょっと不愛想になるのは仕方がないことでしょう。 -
いただいた味噌カツですが、味噌のソースって普通にうまいですね。ただ、カツの方は衣がガチガチに硬くて、ちょっと難点あり。しかし、それも含めて大衆食堂というレベルなのかなと思います。
以上、珍しく広島からの日帰り旅。予定通りに収まって、やればなんとかできるものですね。お疲れさまでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tripにこちゃんさん 2025/09/14 17:36:36
- 鯨船まつり
- たびたびさま
こんにちは。
鳥出神社の鯨船まつりの描写、またまた楽しかったです。
お祭りの写真と解説は、毎回お上手ですね。
目の前で、見学しているようでした。
三重県に、こんな素敵なお祭りがあったとは思いませんでした。
それからウナギ弁当は、とっても美味しそうでした。食レポもお丈夫ですね。
うなぎ大好きな私は、直ぐにでも行って食べたい気分になりました。
(うなぎが嫌いな主人がいるので、ムリですが。(>_<))
いつも楽しい旅行記、ありがとうございます。
- たびたびさん からの返信 2025/09/16 00:14:29
- RE: 鯨船まつり
- 丁寧なコメントありがとうございます。
祭りの旅行記もあちこちだんだん増えてきて、そろそろ最後の仕上げの段階かなあと思っているところですが、その最後の仕上げの段階からがまた手こずるものなんですよね。焦らず、引き続きコツコツやっていきたいと思います。
たびたび
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