寒天山道から記念碑台へ、そして、アイスロードを下る。

2024/08/10 - 2024/08/10

　１０日はJR住吉駅から渦森台へ上がり寒天山道を進んだ。ゆるやかな道を進み記念碑台へ行く。記念碑台周辺の植物観察を楽しんでからアイスロードを下る。下界は酷暑であるが山上は涼しくていい気持であった。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

　10日は記念碑台へ靴の慣らしを兼ねて歩いて登る。昨日よりましだがやはりまだ暑い。住吉駅から渦森台へ登るとTシャツは汗で濡れてしまう。展望公園で少し休んで出発。靴の具合は前回よりかなり良くなってきている。ぐーーんと登っていつもの分岐にでる。体はすでに汗まみれだ。ゆるやかな道を選ぶ。この暑さだから許してもらおう。

　汗をふきふき登るとクサギが花をつけているのに気付いた。

　じっくりと登り、油こぶしとの合流に着く。ここからしばらくはアセビの森の中を進む。木陰になっていて風が抜けていく。涼しい。とても気持ち良い。ふもとと全く空気が違う。ここからは快適に歩く。道路に出て下を見る。あそこは暑いのだろうなと優越感に浸って進む。

　記念碑台の手前ではキツリフネソウが揺れている。この花の付き具合はいつ見ても面白い。

　メガネツユクサを発見。草刈りが入り全滅したと思っていたがなかなか強い花だ。

　記念碑台へつく。ぶらぶらと駐車場を歩く。タマアジサイがいろいろなステージの花を見せてくれている。

　これはつぼみ。しっかりと閉じている。

ツボミが開いたところ。まだ開花していない。

　開花すると雄しべと雌しべでもやもやとする。

　虫たちが吸密に集まる。

装飾花のくせに雄しべ、雌しべがついてい奴もいる。

花の終わったものもある。

　これは装飾花にまだら模様がついている。キヨスミサワアジサイというらしい。

　帰りは北の道を歩く。ヒヨドリバナが咲いている。

そして、ヤマジノホトトギス。私の好きな花だ。今日ここへ来た一番の目的だ。

久しぶりにアイスロードを下ることにした。前が辻からはこの急な下りだ。

どんどんと下る。海が近い。

　沢に出る。転石の種類がいろいろとあるが観察していると時間が無くなるので素通りする。最後の難所に出る。
　昔このトンネル内に落ち葉がいっぱい詰まっていておまけに水で濡れていてずるっとスリップしたことがある。それ以来ここを通るときは緊張する。今日は落ち葉はないし、乾燥していたのでスムーズに通過できた。ラッキーであった。

　道路に出る手前には昔のロープウェー駅の廃墟が残っている。

　道路に出て少し下ると交差点に出る。旧道は歩行者のみ通れる。

　いつもは車がうっとおしいが快適に歩くことができる。

　通行止めの原因はこの崩落。ここに新しく橋を架けるそうだ。

　篠原台へ入る橋からの眺めは素晴らしい。しばらく楽しんでからJR六甲道を目指して下って行った。