2024/06/23 - 2024/06/23
24位(同エリア624件中)
かっちんさん
今日から休暇村「嬬恋鹿沢(つまごいかざわ)」に泊まります。ここは群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢高原。
キャッチフレーズは「標高1400mのポツンと温泉リゾート」。
キャベツ畑で有名な嬬恋村なので、食事にキャベツの料理も並びます。
温泉は傷を負った鹿が入湯したのが始まりといわれている「鹿沢温泉」から引湯しています。
休暇村「嬬恋鹿沢」は昭和37年12月(1962)に全国で3番目の休暇村としてオープン。今年で開業62年目を迎える老舗と言えます。(当時は鹿沢国民休暇村)
翌日は60万本のレンゲツツジが彩る「湯の丸高原ガイドウォーク」に参加します。
分水嶺の地蔵峠から夏山リフトで斜面を上がるとレンゲツツジの群落「湯の丸高原」。
レンゲツツジの花は見頃を少し過ぎてましたがまだまだ楽しめます。
笹の葉アートにも出会いました。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・休暇村嬬恋鹿沢のHP
・嬬恋村暮らしの便利帳:コンコン平
・森と水の郷あきた「カンボク」「ナナカマド」
・東御市「百体観音石造町石」
・信州とうみ観光協会「湯の丸高原を空中散歩 夏山リフト」
・庭木図鑑 植木ペディア「レンゲツツジ」
・三河の植物観察「シロバナノヘビイチゴ」
・山と渓谷オンライン「湯ノ丸山」
・葉と枝による樹木検索図鑑「シラカンバ-ダケカンバ」
・樹木図鑑ダケカンバお着替えはなるべく上品に!:シラカバ樹皮
・湯の丸高原アクティビティガイドpdf:散策コース
・鹿沢インフォメーションセンター「雪山讃歌発祥の地」
・ウィキペディア「シラカンバ」「レンゲツツジ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
森の中にポツンと建つ宿「休暇村 嬬恋鹿沢」
今年で開業から62年目を迎えるのですが、なぜか綺麗な建物。
実は平成7年(1995)に解体され、翌年4階建てのホテルにリニューアルされたのです。 -
嬬恋のキャベツ畑(送迎バス車窓)
宿の送迎バスは北陸新幹線上田駅を15:00に出発。嬬恋村に入ると周りの風景が一面キャベツ畑になります。 -
食事処「嬬恋きゃべつキッチン」
温泉で長旅の疲れを癒し、いよいよ夕食。
大きな「きゃべつ暖簾」がお出迎え。 -
夕食ビュッフェ(休暇村)
国産和牛ステーキ、天ぷらをはじめ、群馬・長野の素材や郷土料理が並びます。 -
イチオシ
翌日、朝食ビュッフェ(休暇村)
朝食はキャベツメニューが多く、キャベツコロッケ、キャベツカレー、キャベツシュウマイなどを味わいます。 -
鹿沢園地「野草園」(休暇村)
朝食後、宿の目の前にある「野草園」を散歩。
6月下旬は花の種類が少なくちょっと寂しい。
11年前の2013年9月に訪れた時は、秋の花が21種類も咲いていました。
旅行記にしているので、こちらもどうぞ。
『夏秋に咲く花の宝庫 「鹿沢野草園」を訪ねて(群馬)』
https://4travel.jp/travelogue/10925759 -
白く覆われる樹木「カンボク」(野草園)
漢字で書くと「肝木」。「肝」は「かんじんかなめ」の意。
枝葉の煎汁が打撲や捻挫の救急薬に用いられたことが名前の由来。 -
「カンボク」の特徴(野草園)
真っ白な5枚の花に見えるのが「装飾花」。中央の小さな粒の集まりが「両性花」。
葉の形は3つに裂けていて、似ているオオカメノキ、ヤブテマリ、アジサイなどと区別できます。 -
ピンク色がお洒落な「クリンソウ」(野草園)
-
黄色い花「ニガナ」(野草園)
野草園で見かけた花はここまで。 -
「嬬恋高原キャベツ」の段ボール(休暇村の建物内部で発見)
宿に戻ると、食材用の新鮮なキャベツを発見!
ところで「湯の丸高原ガイドウォーク」(有料)の参加者は私一人だけ。
休暇村を9:00に出発し、車で10分ほどで「地蔵峠」に到着します。 -
地蔵峠に祀られる「百体観音」
「百体観音」は、地蔵峠を越えて旧鹿沢温泉に行く山道(約12km)の脇に、一番から百番までいく種類かの観音様が1町(約110m)ごとに祀られています。 -
地蔵峠の地形は「分水嶺(ぶんすいれい)」
地蔵峠に降った雨は、北の群馬県側の湯尻川・吾妻川・利根川を経て太平洋に流れ、南の長野県側の所沢川・千曲川を経て日本海に流れます。
雨が異なる方向に流れていく地蔵峠は「分水嶺」です。 -
「湯の丸高原」の案内図
地蔵峠からリフトで斜面を上がったところが「つつじ平(コンコン平)」。
湯の丸高原と呼ばれてるところで、レンゲツツジの群落があります。
「コンコン平」の由来は、コンコン平の祠に狐(こんこんさま)が住み着いたからとのこと。 -
「夏山リフト」
地蔵峠からつつじ平までリフトで約10分。 -
「湯の丸高原」案内図
標高1800m前後の湯の丸山のなだらかな山麓は牧場に適していたため、明治37年から家畜が放牧されています。
牛はロードジャポニンという有毒成分が葉に含まれるレンゲツツジを食べないため、レンゲツツジが残り、広大な群落を形成するようになりました。
昨年、柵が壊れて放牧牛が車道に出てしまったので、今年は行政指導により放牧が中止されています。
では、レンゲツツジ群落の「つつじ平」を歩き、鐘分岐へ向かいます。 -
道標
つつじ平の先には湯ノ丸山があります。 -
「ナナカマド」の葉
奇数羽状複葉。小葉は4~7対あり、披針形で先が尖ります。
縁には浅く鋭い鋸歯があり、葉柄と葉軸が赤みを帯びています。
ナナカマドは秋になると赤い実と紅葉ですぐわかるのですが、夏場の見分け方をガイドさんから教わりました。 -
「レンゲツツジ」の群落
密生しているので、牛さんは歩きにくいのでは・・・ -
「レンゲツツジ」花の特徴
花は直径5~8cmの漏斗状で、横向きに咲きます。
花冠は5つに裂け、上側の裂片には濃いオレンジの斑点模様があります。
花の中心には1本の雌しべと5本の雄しべ。 -
「シロバナノヘビイチゴ」
花弁は5枚、花茎は直立。
葉の葉脈はくぼみが目立ちます。 -
花数の多い「レンゲツツジ」
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イチオシ
「レンゲツツジ畑」を散策するハイカー
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「湯の丸山」(標高2,101m)
群馬県嬬恋村と長野県東御市・上田市の境にあります。
山の形は烏帽子火山群に属する溶岩円頂丘。 -
見頃になっている「レンゲツツジ」
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イチオシ
光沢のある「ウマノアシガタ」
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イチオシ
「レンゲツツジ」の蜜を求める虫
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「カラマツ」の綺麗な若葉
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シラカバとカラマツの林
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これは「シラカバの葉」
葉身は三角状広卵形~三角形。赤みを帯びる葉柄。
葉縁には不整な重きょ歯があり。
葉先は鋭く尖り、基部は広いくさび形または浅い心臓形。 -
「シラカバの若い幹」
表面にぶつぶつがある若い幹。 -
「森とレンゲツツジ」
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「湯ノ丸の歴史」案内板
浅間・烏帽子火山群は西ほど古く、活動の中心が徐々に東方向へ移動し、現在浅間火山が活動中。
湯ノ丸は、標高が高く気温が低いことや、山麓のなだらかな地形を利用して、明治時代に牧場が開設。
その後、一帯の植物は家畜の餌となって草原化していきます。
レンゲツツジは、家畜(牛・馬・羊)にとっては有毒であるため、食べられずに残り、レンゲツツジの大群落が形成されました。 -
「湯の丸高原とレンゲツツジ」の記念撮影場所
-
イチオシ
朱色に彩る「レンゲツツジ」
-
なだらかな「湯の丸山」
今回は登りません。 -
不思議な模様の笹の葉
何だろう・・・ -
こちらの笹は穴が一列に開いている
ガイドさんの説明では、針葉の時期に蝶の幼虫が葉を食べた跡で、その後、笹が開いたところ。 -
蓮華のように咲く「レンゲツツジ」
名前の由来は、枝先に輪をなすようにつく花の様子が蓮華(れんげ、蓮・睡蓮の花)に見えることから。 -
「鐘分岐」に到着
つつじ平の端に来ています。
ここから先は「湯ノ丸山」。 -
「鐘分岐」の道標
戻りは山道の中分岐を通ってリフト乗り場を目指します。 -
案内図
リフト乗り場から、つつじ平、鐘分岐、中分岐、臼窪湿原、テレワーク施設、リフト乗り場まで一周する2.3kmのコースです。 -
中分岐への道(鐘分岐)
鐘分岐を出発。 -
下り道
-
幼虫が食べた跡(笹の葉)
また、見つけました。 -
「中分岐」に到着
ここに烏帽子岳への分かれ道があります。
私たちは臼窪湿原へ向かいます。 -
「臼窪湿原」
湯の丸キャンプ場内にある湿原です。 -
「臼窪湿原」の木道
小さな湿原を散策します。 -
木道の周りは「レンゲツツジ」(臼窪湿原)
-
「カラマツ林とレンゲツツジ」(臼窪湿原)
-
木道を歩くハイカー(臼窪湿原)
歩く姿がみんな揃っています。 -
心が和む「ウマノアシガタ」(臼窪湿原)
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「テレワーク施設」(キャンプ場)
キャンプをしながら仕事もできます。 -
キャンプファィヤの火付け道具
-
「ミレニアムの森」
キャンプ場からリフト乗り場までの間にある森。 -
イチオシ
「ミレニアムの森」
見事なカラマツ林。 -
イチオシ
笹のアート(ミレニアムの森)
幼虫さんはなめただけかな。 -
向かい側の「湯の丸スキー場」(リフト乗り場からの眺め)
地蔵峠を挟んだ向かい側の山です。 -
夏山リフトで下山
-
「メロディーライン」
地蔵峠から休暇村ヘの帰り道に「メロディーライン」を通ります。
道路の凹凸面の違いから「雪山讃歌」の曲が聞こえてくるのです。
「雪山讃歌」の作詞家は、第一次南極越冬隊長だった西堀栄三郎氏。
京都帝国大学の山岳部員だった西堀氏は、昭和2年1月(1927)、仲間と共に鹿沢温泉に来ていて、折しも天気がくずれて吹雪となっていました。
一行は宿から身動きがとれず、時間を持て余した一行は、退屈しのぎに山岳部の歌を作ったのが「雪山讃歌」です。
鹿沢温泉には、「雪山讃歌」発祥の地を記念した碑とメロディーラインがつくられています。 -
お昼は「ソースカツ丼」(休暇村)
休暇村に戻り、昼食はボリュームのある「ソースカツ丼」。
これで、「大人の休日倶楽部パス」を利用した5日間の旅を終わります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- rinnmamaさん 2024/08/05 15:17:16
- カンボク・肝木。
- かっちんさん、こんにちは
毎日の暑さに辟易しておりますが、高原の風景で癒されました。
鹿沢野草園・・初めて知りましたが、いい所ですね。
その中で「カンボク・肝木」の事を見つけて、春に買い求めた木が確かカンボクとなっていたと、庭に出て確認しました。
「テマリカンボク」となっています。
初めてカンボクと言う名前の花木を見つけて購入したのですが、この様な漢字なのですね!
白い丸い花が付いていましたので、紫陽花系だと思って買い求めたのですが、種類は色々あるのですね(また、調べようとおもいますが)
それと、クマザサを蝶の幼虫が食べる事も初めて知りました。
何処かで見て見たいな~と思いました^^柔らかい美味しい時期に食べるのですね!
この酷暑でも枯れそうではありませんが、元気が無いので早く雨が欲しいです。
カンボク・・教えて頂き有難うございました。
ご自愛くださいませ。
rinnmama
- かっちんさん からの返信 2024/08/07 17:09:43
- Re: カンボク・肝木。
- カンボクつながりのrinmamaさんへ
鹿沢野草園は9月に訪れると高山植物が見られるのでお勧めです。
クマザサの穴の開いた模様は私も初めで、同行してくれたガイドさんに教えてもらいました。
酷暑が過ぎたら、どこかへお出かけして旅行記を投稿してくださいね。
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