ゆったり滞在★森と湖の国フィンランドとストックホルム８日間　3日目

2024/06/28 - 2024/07/05

友人Ｋちゃんとフィンランドに行ってきた。

私は去年クロアチアからの帰国便で発熱しふらふらしながら機内13時間を過ごしたので、しばらく海外旅行に行く勇気がなかった。もしまた発熱したら？もしまた体調悪くしたら？････
あれから1年。不安なこの気持ちを上書きするには、また飛行機に乗るっきゃない。時々会うKちゃんにそう言われ、だんだんその気になる私。

フィンランドのヘルシンキはＫちゃんのお嬢さんが2月に行っており、コンパクトで治安のいいかわいらしい街並みの話をＫちゃんから聞き、すっかり行く気になるのであった。

ＪＴＢ旅物語を申し込んだが「人数集まらず催行せず」。フィンランド人気ないのかな～？フィンランドに行く気になっていた気持ちが下降した数時間、ＫちゃんがルックＪＴＢで似たようなツアーを見つけてくれた。さっそくＪＴＢ店舗に赴く私。催行決定している日程から選んで一安心。

ロシアの上空を飛べない問題・円安がしばらく続く問題・そして自分が年老いておく問題と問題山済み。自分の体調を気にせず行かれるのはあと何年だろう。とにかく長時間の機内が心配だ。去年のクロアチアからの帰国便で体調を崩したのがつらかった。もし今度体調が悪くなってもフルフラットのビジネスなら頑張れるかも。そう思うと本当はビジネスで行ってみたかったけど、ツアー代金にプラス55万円にビビる。５５万円か～、ツアー代金とかわらないじゃないの。
申し込んだのは、いわゆるプレエコっていうのと同クラスかな、上級エコノミー。それだってプラス22万円。その価値はあるのか？

【ゆったり滞在・森と湖の国フィンランドとストックホルム8日間】
往路・フィンエアー直行便。復路・ヘルシンキ乗り継ぎ
1日目　成田空港23：05発
2日目　ヘルシンキ着　ムーミンワールド。ナーンタリ泊
3日目　ムーミン美術館とタンペレ大聖堂。イッタラアウトレット
4日目　ヘルシンキ観光。フリータイム
5日目　フリータイム。タリンクシリヤクルーズ
6日目　ストックホルム観光。フリータイム
7日目　ストックホルム発ヘルシンキ経由で成田へ
8日目　成田12：55着

エリア タンペレ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

★3日目★
ナーンタリスパホテルの朝食。野菜はレタスキュウリトマト、どれも薄ーくスライスされていた。それらの野菜とチーズやハムをお皿に盛り付けたが、地元民はパンにはさんでサンドイッチとして食べていた。だからスライスされていたのか。

ナーンタリスパホテル9:10に出発し、ムーミン美術館11:00着。
タンペレホールの中にムーミン美術館がある。

ムーミンは日本で初めてテレビアニメになったそうで、ここムーミン美術館には世界の中でも日本人のムーミンファンが多く訪れるという。

チケットにも日本語表記ある。

美術館の日本人ガイドさんが館内を案内してくれました。グリーンの上着はスナフキンの上着を表しているそう。

美術館に入ってすぐ、ここでムーミンと一緒に記念撮影ができる。

ムーミン博物館は、ムーミンに会いに行くというより、作者トーベ・ヤンソンの原画やムーミンに対する思いなどを知ることが出来る学びの場所と言う感じでした。

地上1階・地下1階部分の壁際には、額に入ったムーミンの原画が飾られている。館内は薄暗い。それはトーベ・ヤンソンの原画やカラフルなポスターが浮かび上がるようになっているからかもしれない。

ムーミンのおうちのジオラマ。地元の女の子がじっくりと見入っている。

エントランス脇にはムーミンショップがあります。キーホルダーやポストカード、食マグカップなど、ムーミンだらけの店内。ムーミン好きのツアーの方々はたくさんお買い求めされていた模様。

隣の公園には岩の上に小さくてかわいいムーミンが立っていた。
フィンランドは、国土全体が北欧の巨大岩盤で出来ているそう。しかも岩盤はなんとその年齢が２５～３１億年という世界で最も古い岩だそう。そんな岩の上に立っているムーミンなのでした。

公園の奥は、なにやらにぎやかな人々がいるではないですか。ムーミンよりも気になるで行ってみた。

のどかなフリーマーケット。Google翻訳を使って尋ねると、写真左側に見える馬のオブジェを手作りしたと言う。えっ？これをあなたが作ったの？馬のお顔が精巧に出来ている。素晴らしい。しかし、この馬のお顔は何に使うんだろう？用途はわからず終い。あ～もう少し時間があったら、フリマも楽しめたのに。

タンペレはフィンランド第2の都市だそう。トラムも走っているし道路も広く整備されているが、人がいない。みんなどこ行っちゃった？

13：00タンペレの町中のレストランでランチです。ツアーバスから降りて道路を渡って行きましょう。

レストラン「ROSSO」。Koskikeskusというショッピングモール内にあるレストラン。テーブルは、名古屋・山梨からの参加者。みなさん暑い町からやってきてました。写真は和風のお皿に盛り付けられたシーザーサラダ。

メインは、付け合わせの小ぶりのジャガイモと肉厚なサーモン。普通に美味しい。サーモンは見た目以上に食べ応えあり。ご自由にどうぞのプチケーキは食べられなかった。

14：40タンペレ大聖堂。

周囲は緑が溢れる小さな広場になっていて、くつろいでいる若者や買い物帰りのエコバッグを持った女性などが一休みされていた。

美しいステンドグラス、マグヌス・エンケルによって描かれた祭壇画がある。この日は何かの集会が開かれており厳粛な雰囲気。内部見学はできず、15分ほどで見学終了。

イッタラ発祥の地、イッタラ村のアウトレットにバスで1時間ほどで到着。

入り口には昔の道具などが展示されている。

店内はずらっーとイッタラの食器。目の保養をしましょうか。

イッタラは、日本で正規品を買うと結構高め。ここのアウトレットでは、正規品がお得に買えるほか、アウトレット品の中には掘り出し物もありました。

夫婦二人暮らしの私、もう使わないなーと思う食器を処分したばかり。でも、素敵な食器を見ると欲しくなる。ここでは1時間のお買い物時間があり、買いたい気持ちを抑えるのに一苦労。

買ったのは、スカイブルーのコップ2個セット。22.9ユーロが13.74ユーロに値下がりしていたセール品。それとイッタラとフィスカース社のコラボの持ち手の美しいはさみ29.9ユーロ。わずかに40ユーロ以上を超えたので免税書類を書いてもらう。（帰国時空港で免税手続きをし、886円返金された）

途中事故渋滞に遭いつつ18：30ヘルシンキのホテル「オリジナル・ソコス・ホテル・プレジデンテ」に到着。

入り口の脇には、日本人が経営するお土産屋さんがある。

ホテルの前は、トラムが走る広い道路。

ホテルロビーは広く、デザインの違う椅子がおいてあり、ゆったりしたしつらえ。

お部屋は6階。Ｋちゃんと私のスーツケースを広げておける広さはありました。

枕元にコンセントと小さな椅子のような台がありスマホ充電に便利に活用。このお部屋はバスタブ付きで、お湯の出も問題なし。

窓際には動物の絵の丸テーブル、壁紙はよく見るとフクロウ。

夕食は、ホテル３Ｆレストラン。レストラン入り口には、お部屋の壁紙それぞれがデザインされているカウンター。

そのカウンターで、フィンランドのお酒、ロンケロを注文するＫちゃん。ロンケロとは、ジンとグレープフルーツジュースやマンゴージュースを混ぜたカクテル。私は無難に白ワイン。ツアーのみなさんと和やかな食事の時間、島根かからのご夫婦・山梨からの女子二人と楽しくおしゃべり。

食事が終わった後、21：00を過ぎているが明るいし、ホテルから3分くらいの近さなので、カンピショッピングモールに行ってみた。

広く明るくきれいなショッピングモールである。１階には地下鉄駅もある。

４階のフロアはすべて無印。イートインスペースもありました。

地下１階にＫスーパーマーケット。行ってみよう。

Ｋスーパーマーケットは広い。日本のスーパーと同じようにまずは野菜果物売り場、そしてお肉やおさかな、パン売り場があって、奥にお菓子や雑貨。デザインが豊富なマリメッコのペーパーナプキン小さいサイズは2.99ユーロ。安いと思うので買いましょう。

買ったものたち。Ｋスーパーマーケットでマリメッコのペーパーナプキンやムーミンのチョコレートやナッツ。ショッピングモール内のドラッグストア・normalでハンドクリームとかわいい柄のペーパーナプキン（マリメッコではない）を購入。

カンピショッピングモールに面した広場には、４トラベル旅行記で目にした「カンピ礼拝堂」こんなところにあったのか？と驚く。繁華街のど真ん中にある「静寂の礼拝堂」もみの木を幾重にも重ねた丸みある外観は、都市景観の中であえて目立つようにと造られ、2010年国際的な建築賞を受賞している。

ヘルシンキの港にいるというカモメが、この広場にもいっぱいいる。行き交う人々よりカモメの方が多いくらい。人がいても飛んでいくことなく、悠然としているのであった。