2024/04/24 - 2024/04/30
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ぱっちゃんさん
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COIV-19が終息したのでおっさん一人旅を再開し、GW直前に上海・台湾を訪れました。
上海・台湾スケジュールは以下の通りです。
4/24:日本 → 上海移動、上海泊
4/25:上海 → 西塘移動、西塘泊
4/26:西塘 → 上海移動、上海泊
4/27:上海 → 台湾桃園移動、桃園泊
4/28:桃園 → 高雄移動、高雄泊
4/29:高雄 → 台中 → 九扮移動、九扮泊
4/30:九份 → 台北移動、午後日本へ帰国
第1話は、4/24 上海陸家嘴と外灘の夜景と4/25 上海南京東路・新天地と西塘夜景編です。
第2話は、西塘で映画ミッションインポッシブル3でトム・クルーズ扮するイーサン・ハントが走っていたシーンのロケ地である煙雨長廊、そして上海に戻って南市・豫園・田子坊・武康路散策と小籠包の発祥の地南翔を訪れました。
そして、上海から台湾に移動しての第2ラウンドの始まりです。
第3話は、4/28 桃園から高雄へ新幹線で移動して、高雄街歩き編です。
これまで個人旅行で台北、出張で台南は行ったことはありますが、高雄は初めてです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルを6時前に出発して、高鐵高雄へ。高鐵桃園駅07:15発、左営駅08:50着の603号で高雄に向かいます。高雄まで1330 TWD(約6500円)なので、上海新幹線程安くはありません。優待切符にすれば半額程度になるのですが、面倒だし、上手くいかなかったら時間ロスするのでやめました。
高鉄桃園駅 駅
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何度も台南まで出張で利用しているからではないと思いますが、日本と同じで切符を買ってただ乗るだけ。上海新幹線の様にゲート前で順番を待って、時間になったらホームに行くという手順を踏む必要もないし、写真を撮っても怒られません。
日曜日ですが、早朝の2番列車だったからか車内はがらがらでした。普通であれば駅弁を食べるところですが、高雄で朝ご飯を食べるつもりなので我慢我慢。高鉄左営駅 駅
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台湾新幹線の駅名は左営(高鐵左営)ですが、台湾鉄道になると新左営(台鉄左営)と駅名が変わります。台湾鉄道には既に左営という駅があったのです。
日本で言えば、東海道新幹線の新横浜駅(JR横浜線の駅名も新横浜ですが)が、横浜駅となる様なものでしょうか。
ともかく、台鐵新左営駅から一駅隣の左営駅まで移動して、最初の観光地蓮池潭に向かいました。新左営駅 駅
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高雄観光は移動の便利さを考慮して北から南へ、西から東へという順序にしました。台南でも利用したことのあるレンタサイクルも考えましたが、利用方法がちょっと違っている様であきらめました。左営駅から徒歩10分くらいで蓮池潭に到着。日本・上海は20℃程度でしたが、高雄は30℃越えで、たかが10分ですが、もう汗だく。
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遠くから見てても変だなぁ~と思っていましたが、近づいてみるとお目当ての「龍虎塔」は改修工事中(2025夏まで)です。龍虎塔は陶磁器で建てられていて、龍の口から入って虎の口から出ると、福が得られて凶を避けることができると言われているパワースポットだっただけに残念です。
左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖
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出鼻をくじかられた感満載ですが、気を取り直して春秋閣へ。まだオープン前だったのか、中に入ることはできませんでした、残念。当初予定ではレンタサイクルで次の目的地「果貿社區」まで行こうと考えていたのですが、以前利用した台南とシステムが違っている様なのであきらめて、台鐵で行くことにしました。
左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖
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台鉄左営駅から一駅隣の内惟車站駅へ。電車は地下を走っているので、地上に出てみると広々とした空間が広がっていました。それと、駅を取り囲むかの様な高層マンション群。
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内惟車站駅から徒歩数分で次の目的地「果貿社區」に近づいてきました。Google Mapで見ても円形の道路に囲まれています。
果貿社區 観光名所
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果貿社區に到着しました。建物が大きすぎるのか、周辺の道路が狭いのか分かりませんが、建物の全体をフレームに納めることができません。果貿社區は湾曲した建物として有名ですが、旅行サイトで見た写真では、建物だけが映っていたので、無機質で人が住んでいないのかと思っていましたが、周りの道路は車だらけだし、人が溢れかえっていて予想とは全然違いました。
果貿社區 観光名所
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果貿社區は、元々台南最大の眷村(戦後に大陸からやってきた軍人とその家族の住む場所)だったとのこと。多くの建物は老朽化で取り壊されているそうですが、この建物はまだ使い続けられています。
果貿社區 観光名所
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日曜日だからなのか市場が開催されていて、大勢の人で賑わっていました。中にはガラクタ市場みたいな一角もあって、見ているだけで面白かったです。
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台鉄内惟車站駅まで戻って台鉄高雄駅で高雄MRTに乗り換えです。高雄での交通機関は高雄MRT(赤ラインとオレンジライン)とLRT(ライトレール)の2種類あります。高雄MRT赤ラインに乗り換えて1駅で「美麗島」駅に到着。
高雄駅 駅
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改札を出ると、台湾ラウンド最大の目的である「光之穹頂(光のドーム)」がお出迎え。光之穹頂は、直径30メートル、面積660平方メートルという世界最大のステンドグラスアートです。ちなみに美麗島駅は、世界で最も美しい駅第2位にも選ばれているということ(ネットで調べても明確な順位はないみたいでしたが、第2位というのが奥ゆかしくていいですね)。
美麗島駅 駅
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天井までの距離がそれ程ない割に天井が広いので、床に這いつくばっても全体がフレームに収まりません。多くの人が寝転がって写真を撮っていました。場所によって色彩が違うので、1日に3回光のショー「光之穹頂2.0」が開催されている様ですが、時間が合わず見送りました。
美麗島駅 駅
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この上はどうなっているのか興味があったので、地上に出てみました。光之穹頂の上は道路で、しかも交差点になっていました。
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ホテルは駅のすぐそばにあるので、荷物だけ預けて待ちに待ったご飯(もう昼ご飯になりますが)です。美麗島駅の1番出口を出た目の前にある「大圓環」へ。高雄でお薦めの朝ご飯屋さんということで、確かに大勢の人で賑わっていました。台湾のご飯屋さんの良いところは、パウチされたメニューに鉛筆で数量を書くだけでOKなので、外国人でも簡単に注文できます。
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ここのお薦め鶏肉飯とスープを頂きました。鶏肉飯は、ほぐした鶏肉に甘辛いタレがかかっていて、更に豚の角煮の細切れも載っていて、言うことなし。スープは骨付き鶏肉と大粒のはまぐりが入っていて、この店の看板メニューだそうです。鶏肉飯小40TWD、スープ60TWDで500円くらい。
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お腹が落ち着いたので、再びMRTで凱旋駅へ。ここは地下にMRT凱旋駅がありますが、MRTとLRTの乗り換えポイントになっているので、地上にはLRTの前鎮之星駅があります。駅舎というか屋根・柱がユニークな形状・色をしていて、まるで積み木細工の様です。線路の周囲もコンクリートではなく、芝生風の草で覆われていて、とてもいい感じがしました。
前鎮之星駅 駅
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ここに来た目的はもう一つあります。前鎮之星駅の上を通っている自転車専用の陸橋で、近未来的なデザインを採用していることから台湾で最も美しい自転車道と言われているそうです。歩行者用に歩行者レーンもあるので安心して渡れます。ここは夜景スポットとしても有名なので、後でまた訪れます。
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LRTは日本の市電の様な乗り物ですが、架線がないことが特徴です。ではどうやって動力源である電気を取り入れているのか? それは停止中に駅から急速充電して、走行中はバッテリーで動いているのです。
前鎮之星駅 駅
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前鎮之星駅からLRTで駁二芸術特区へ向かいます。高雄には建物をアートにした場所がいくつかあってどこに行くか迷いましたが、観光ルートを優先してここにしました。LRTの高雄展覧館駅から駁二蓬萊駅までは海沿いを走るので、景色も最高でした。
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駁二芸術特区は古い倉庫をリノベーションしたスポットで、カラフルなオブジェや壁画等が数多くあります。横浜の赤レンガ倉庫に似た雰囲気のある場所で、とても親近感が持てました。
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建物だけではなく、船の形をしたお店や、様々なオブジェもあって子供たちが元気に走り回っていました。一休みしたくなったので、LRT西子湾から一駅先の鹽埕埔駅へ。駅から5分くらいの高雄婆々冰へ。
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高雄で知らない人はいないと言われている「高雄婆々冰」です。ここは、マンゴーかき氷を最初に出した店かも?と言われており、ローカル感満載で、おじさん一人でも周りを気にせずに入ることができました。注文したのは、芒果牛奶冰・雪花冰で、本当にふわふわな氷で口当たりはなめらか、そして豪快にごろっとカットされたマンゴーの新鮮で美味しいこと。これを書いていると、また食べに行きたくなっちゃいました。
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LRT鹽埕埔駅から西子湾まではLRT線路脇を歩いて戻ります。西子湾は元々高雄港と接続する駅の跡地なので、西子湾に近づくにつれて旧線路跡のせいか、幅広くなっていきます。そこにも色々なオブジェがあって心がなごみます。
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今度は高雄MRTオレンジラインに乗って衛武営駅へ。衛武営駅で検索するとまずヒットするのが「衛武營国家芸術センター」ですが、目的地は。「衛武迷迷村」です。この辺りは、壁面に絵が描かれている建物が一杯ある、通称アート団地です。一番有名なのがこの本棚の作品「Welcom to my room」で、高雄在住の芸術家楊惟竹さんで、約2か月かけて完成させたそうです。
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元々は普通の団地だったと思いますが、誰がどういう経緯で絵を描く様になったのか不思議でした。しかも、今でも人が住んでいるのに。
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調べてみると、一人の男性がさびれた団地を活性化させたいという思いから始めたそうですが、住民の賛同を得るためにそうとう苦労したそうです。その後、2016年に国際ストリートアートフェスティバルを開催したのがきっかけの様です。
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ホテルは美麗島駅すぐそばの中央大飯店(センターホテル)です。なんと380TWD(約1900円)という安さ。しかもベッドはダブルで、今回の旅行で一番コスパの良いホテルでした。
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この時点で18時を過ぎていたので、夜景スポットへ移動します。まずは高雄MRT赤ラインで後驛駅駅へ。駅を出て大きな通り博愛一路を歩いて10分くらいで到着。台湾のデートスポットとしても有名で、CMの撮影でも使われたそうです。
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ここは愛河という川のほとりに公園で、そこに架かる橋が有名なのですが、川が淀んでいるのか腐った様なにおいがしました。しばらくいましたが、ライトアップされる気配もないので、次の前鎮之星の自転車橋に行くことにしました。高雄MRT赤ラインで凱旋駅に戻ります。
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やっぱりここは正解でした。LRT前鎮之星駅の照明とライトアップされた自転車橋のコントラストが見事です。しかも周囲に建物がないので、ちゃんと暗くなっている空にライトアップが映えでいます。
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自転車橋も照明の当たっている箇所とそうではない箇所の明暗がくっきりしています。昼間は曇りがちでしたが、遠くのビル群もはっきりと見えて夜景に一役買ってくれました。もう19時近くで、早朝からの移動・観光で電池切れになりそうなので、最後に夜市に行くことにしました。
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高雄には「六合夜市」「南華観光夜市」「瑞豊夜市」「苓雅市場/自強夜市」「興中夜市」の5つが有名ですが、ホテルに近く、一番有名な六合夜市にしました。まずは、一番のお薦め「鄭老牌木瓜牛奶(パパイヤミルク)」。味が濃厚であっという間に飲み干してしまいました。
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台湾夜市の特徴は海鮮グルメが豊富なこと。伊勢海老半身焼きが200TWD(約1000円)。食べたかったのですが、ちょっと高かったのと一人だったのでパスしました。
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六号夜市で絶賛の「光頭鉄板炒飯」を買ってホテルで食べることにしました。もの凄い人の行列がその美味しさを物語っています。手際良いお玉裁きというのでしょうか、数号のご飯があっという間にチャーハンに変身していきます。
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光之穹頂は昼でも夜でも綺麗ですが、地上は夜になると以外と言っては失礼ですが、綺麗でした。MRT美麗島駅から地上への階段の為の建物が良い感じにライトアップされていて、更に言えば周りに目立つ建物がないので、予想外に夜景として綺麗でした。明日は、高雄を離れて台中観光、そして台北を通り越して九份まで行きます。多分、今回の旅で一番慌ただしい日になると思います。
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