2024/06/08 - 2024/06/09
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おくぅーんさん
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今年になって能登半島にて大きな地震が起きた。幸いにも自宅には被害はなかったのだが、周辺地域では家が崩壊したり、道路が隆起や陥没するなど、まさかそんなことが自分の住んでいる自然災害の少ない富山に起きるとは信じられなかった。
そこで私は考えた。普通に生活ができて元気なうちになるべく好きな旅行に行こうと。
という、自分の中でのよい”言い訳”が出来たので、早速旅行の計画を立てることにした。
さて、宿泊先の宿を選ぶ上で重視しているのが、部屋数の少なさ。部屋数が多いとサービスの質も低下するのではないかという勝手な思い込みがあったので、そこにこだわりがあった。
具体的な部屋数は五or六室以内がベストかなと思っていたのだが、そんなに少ない部屋数の宿を今まで見つけられずに宿泊することもなかった。それが、今回予約した”農の家”がなななんと一日一組のみが宿泊可能ということだったので、どんなところなんだろうと想像を膨らませて、わくわくしながらの旅行出発の日となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
宿泊先に行く前の寄り道は必須だ。しかしながら、今回宿泊する予定の”農の家”のある”東部湯の丸エリア”には過去何度も訪問していたため、あらためて寄り道をしようというところはなかった。そこで、寄り道というか、宿泊先の地域を通り越した先の”軽井沢エリア”に行くことにした。
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今回最初に行くところは、軽井沢の繁華街の旧軽銀座を抜けた先にある”熊野皇大神社”だ。
熊野皇大神社の近くに着いてから、無料駐車場に車を停めて参拝にいざ出発。そして歩いて数秒後、階段の下に着いて見あげた先にその神社があった。 -
階段を登りきったとろで摩訶不思議なことが書かれているのを見つけた。左側が長野県で右側が群馬県だって。もしかして、県境上にある神社なのか?びっくりだ!!
ほんとは事前にリサーチしていて知っていたのだが、改めて驚いてみた。 -
左側には熊野皇大神社が建っており、まずは長野側へ参拝した。
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神社の中に入っていくと、”厄割玉”なるものがあった。”厄割石”ってのはよく見るけれど、”厄割玉”って初めてだ。初めてのことで珍しいものがあるもんだと感動はしたが、それを購入するわけではないよ。危ない危ない、思わず財布の紐が緩みにかかった。
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次に目に入ったのが、”五角合格石”。霊験あらたかそうには見えるが、単に大きな石を砕いて五角形にしたものじゃないかな疑惑が僕の中にあった。それでも、信じるものは救われるのかもね。
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それから、ご神木が現れてきた。シナの木というものらしいが、信濃の木が転訛したもので、長野市の市の木だとのことだ。うっそうとした枝や葉が空を覆っており、その木の下にいるとなんとなく不思議なパワーをもらえそうな気分になった。
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それから奥宮に行くために山の中に行った。普通は宮までは整備された参道があるもんなんだけど、まさか森の中の道なき道へ行かねばならないなんて、想定外の事態に遭遇した。おーい大げさだぞ。
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奥宮までの道は、まるで軽い山登りだった。トレッキングシューズを履いてくればよかったと後悔したが後の祭りだった。
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しかしながら、山道も思ったほどの距離を登ることもなく、奥宮へ到着することが出来てよかった。想定外のところで貴重な体力を消耗したくはないので。
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その後、元に戻って今度は群馬県側の”碓氷峠 熊野神社”に行った。神社とはいっても本殿が一つ建っているだけだったので、少し寂しいかなと感じたが、隣の熊野皇大神社が充実していたので、そんなに頑張らなくてもいいのかなとも思った。
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神社での参拝の後に”旧碓氷峠見晴台”に行ってみた。今日は、雲が少しあったものの全般的に晴れていたので、見晴らし台からは、遠くにごつごつとした妙義山が拝めた。山のことならなんでもわかっているような顔をしているが、妙義山以外の山を知らないはずの自分。
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見晴台に来てふと耳をすますと、今までに聞いたことのない鳴き声が聞こえてきた。虫なのか、それとも鳥なのか?それとも獣?
腑に落ちないままこの場を去ることになった。 -
その後、”農の家”に行ってそのオーナーに、山に行って不思議な鳴き声を聞いたことを話したら、「それはたぶん”ハルセミ”というセミの鳴き声だよ」って教えてくれた。
セミといえば、ミンミンゼミかツクツクボウシかアブラゼミとかぐらいしかイメージしていなかったので、まさかハルセミなんていうセミがいただなんて知らなかった。
一応、ネットで鳴き声を調べてみたら、まさにその鳴き声そのものだった。疑い深い人だな自分。 -
見晴らし台での雄大な景色を楽しんだあとは、ランチタイム。おーっと、看板を見ると、この食事処の”しげの屋”も県境を売りにしていた。
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玄関は古い佇まいだったので、内部は古民家風のつくりになっているのかなと思いきや。
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案内された食事処は、きれいに現代風に改装されていて昔ながらのという感じではなかった。
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それよりも、真正面に大自然が広がっているのには驚いた。
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大きな掘りごたつ風なところに案内されて座ると、足先がフリーでぶらぶらする変わった感覚だったので、誰にも言わなかったが内心怖かった。
そしてオーダーしたのが、信濃そば。長野でのそばの美味しさは、間違いないなかった。 -
それから、ゴマの餅。ふるふるの食感で美味しかった。
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ランチのあとは、あえて旧軽銀座通りなどの賑わっているところを避けて、ちょっと先にある”レークガーデン”に行くことにした。
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少し離れた専用の駐車場に車をとめて、道を横切った先の大きな木の向こう側にレークガーデンがあった。
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園内に入ると、西洋風の石の噴水があった。バラの咲いているシーズンならば、そこにたくさんのバラが浮かんでいるようだ。
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しかし、現在は丁度バラがたくさん咲く時期ではなかったので残念だった。それでもそのせいか園内の人が少なかったので、ゆっくり自分たちのペースで歩けたので逆によかったのかもしれない。
と前向きなコメントにしておこう。 -
バラの花はあまり見かけなかったのだが、丁度”ツツジ”がきれいに花を咲かせていたので、じっくり見させてもらいました。
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それから歩を進めると、緑の木々に囲まれた池が見えてきた。まさにレークガーデン。絵にでも描きたい風景だ。絵心はないが。
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緑に包まれた眼鏡橋など、日本にはない風景だと思った。こんな風景のあるような外国に行ったことはないのだが、たぶんそのはずだ。
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あっちから見ても、こっちから見てもこの緑に覆われた眼鏡橋は素晴らしかった。
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園内には小高い山があって、そこを登ると滝の始まりのようなところに行けた。今日は暑かったので、その清涼な冷たい水を触るととても気持ちがよかった。
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最後に、池には小さい船が浮かんでいるのを見つけたが、危ないので乗らないでくださいとのことだった。
乗らないでと言われると乗りたくなるのが人間の心理なんだけどね。
押すな押すなで入ってしまう、熱湯風呂みたいなものか。例えがあっているのかわからないけど、そんな感じかな?。
というわけで、レークガーデンから本日の宿泊する宿向かうことにした。 -
本日宿泊する”農の家”には、車のナビの通りにその住所には着いたはずだが、大きな看板があるわけでもなく、建物自体も道からは確認できなかった。
もしかして、この木々の先にあるなかな?
おそるおそる砂利道を奥の方に歩いて向かった。 -
そうすると、”豪農の館”という感じの家の玄関に到着した。ここが本日宿泊する”農の家”だった。どう見ても普通の家だよ。
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玄関に入ってから屋内の部屋を見わたしたが、広すぎてびっくり。手前が食事をするテーブルで、その奥には書斎らしき部屋があった。
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奥の部屋に行ってみると、オーナーのお気に入りの本が多数あって、好きなものがあったら読んでもいいよと言われたが、ありがたいけど何日あっても読み切れないぞと思った。
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それから、書斎の隣には、第一の寝室があった。和室だがベッドなので安心した。
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一階の部屋だけでも十分な広さなのだが、なんと二階にも部屋あるとのことで、階段を登って見学に行った。
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そこには、大型テレビとその正面にリラックスするためのソファーが置かれている部屋があった。じっくりと一人の時間を過ごせそうな場所だと思った。
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そして、その隣には大きなダブルベッドがどーんと置かれている第二の寝室があった。第一、第二の寝室のどちらのベッドで寝てもよいとのことだったが、オーナーからは使用するのはどちらかにしてほしいと釘を刺されていた。
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先ほどの部屋の奥にも、約20畳はあろうかというほど広い部屋があった。とにかく部屋が広すぎだ。
それでもね、結局のところ私たちが過ごした場所は一階の部屋の隅っこ。もったいないといえばもったいないのだが、今までこんな広いところに宿泊した経験がなかったので、どこでどう過ごせばよいのかわからなかったのだ。 -
その他に、寝ながらマッサージをしてくれるベッドが置かれていたので、早速試してみた。そういえば、一階にもマッサージチェアがあったよな。マッサージ機器の豊富な宿だ。
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宿に到着した後、部屋を一通り見てしばらくしてから、風呂に入ることにした。
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この宿の風呂は、”五右衛門風呂”。浴槽以外はオーナー自作の風呂だそうだ。半露天だが個室感覚のあるなかなか珍しい面白い風呂だった。
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風呂からあがると、お楽しみのディナー。6人は座れるであろう広い豪華なテーブルで2人での食事だったので、とても贅沢な気分になった。
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夕食は、手作りの出来立てほやほやの料理が運ばれてきてとても美味しくて満足したのだが、それよりも野菜が自分で栽培したものというのがオーナーの自慢のようだった。
オーナーから「今は野菜の採れる種類が少ない時期なので、たくさん出せずにすいません」とよくわからない謝罪を頂いた。野菜の種類の多さを期待をしているわけでもなかったので、そんな謝られても困るなあと思った。 -
本日の自家製のローストビーフもそのソースも本格的で美味しかった。
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ところで、料理が並べてある皿がひとつひとつなかなか凝っているものだったので、もしかしてオーナー手作りですかと訊ねたら、「知り合いの陶芸家に作ってもらったものだ」と言われた。そうだよね。そこまで多才ではないよね。
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食事をしている部屋にはワインが多数常備してあったのだが、どれが美味しいのかについての知識を持ち合わせていなかったので、無謀な注文はしなかった。たぶん美味しいオーナー”推し”のものたくさんあったろうに。ワイン好きでなくてごめんなさい。と、なぜか謝罪してしまう。
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宿泊した日が暖房の不要な時期だったので、暖炉の出る幕はなかった。それにしてもいかにも日本の豪農の家とは縁のなさそうな暖房装置ではあるが、煙突が2階まで伸びており、家中を温めるのには最適のものなのかもしれないなと思った。
もしも今度冬に訪れる機会があれば、暖炉の傍でゆったりとワインなど飲みながら過ごしたいものだと思った。
夕食では、いつものように地元の日本酒を頂き、お腹も膨れていい気分になったかと思うと、あとは二階にも行かず一階の狭い空間で過ごしてそのまま寝てしまった。折角のゆったりとした空間をそして時間を使いたかったのに短時間のうちに寝てしまうなんて。残念。
ま、いつものことなんだけどね。 -
そして翌日。昨日と同じテーブルで朝食を頂いた。朝食の中で一番のお気に入りは、パンだった。オーナーの婦人がパンを作るのが得意だそうで、確かにおいしくて何枚もおかわりを頂いてしまった。
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今回宿泊した”農の家”の大きさにたまげた。こんなに広いのに、ほんとに宿泊者が一組だけなんだね。もてあまし過ぎだったよ。
それでも、リピーターになってもいいのだろうか。
答えとしては、農の家はyesだ。 -
”農の家”をチェックアウトしたあとは、神社仏閣巡りをして自宅に帰ることにした。
ということで、最初に”武水別神社”というところに寄った。 -
この”武水別神社”の創建に関しては、その年代は明らかではないがおよそ紀元前までさかのぼるとされているそうだ。古い古いとはいっても、まさか紀元前とは今までそんなの聞いたことないね。とはいっても、この地の建物のほとんどは天保の火災などでなくなり、江戸時代に再建されたものだそうなので、当然といえば当然なのだが、それほど古い感じはなかった。因みに、この神輿休所も江戸時代後期の建造だそうだ。
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その昔、川中島に出陣した上杉謙信は、信濃へ乱入してきた武田信玄の討滅をこの”武水別神社”にて祈願をしたそうだ。ここら辺の地域では、一番由緒正しい神社で有名なんでしょうね。
あらためて歴史のある神社なのだなと思った。 -
数々の有名人がお参りをした本殿ということなので、いろんな願いが叶いそうだと思った。
そこで、なけなしの五円玉を賽銭箱にほうり投げてお祈りしてきました。 -
ところで、本殿の屋根裏の隅にある龍の彫刻には、針のようなものが無数さされているのを見つけた。痛々しいけど、もしも鳩除けならば仕方がないのかもしれない。今までこんなの見ることなかった。やはり、ちょっと不気味だった。
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最後に訪れたのが、”龍洞院”。室町時代に建立された寺とのことだ。
敷地内にある木々を見ると、秋になると紅葉がきれいなところなのかなと思った。 -
本日は参拝する人の姿は見られず、静かな佇まいだった。
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屋根には六文銭のロゴマークがあった。真田氏ゆかりの寺なのだろうか?
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それにしても広い敷地内がとてもきれいに保たれていたので感心した。住職に聞いてみると、ボランティアの人が定期的に来てくれて掃除をしてくれているとのことだそうだ。
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帰りに御朱印を頂いたが、その代金は普通はその場で住職に手渡しがほとんどのところ、気持ちを賽銭箱にいれてくださいと言われた。そんなの初めてだ。知らん顔してお金を入れない人がいるかもしれないのに、性善説に基づいた考え方だなと思った。どんな人にもそういう接し方をするから、ボランティアの人もちゃんと敷地内を清掃してくれるのだろうなとも思った。
というわけで、これにて今回の旅行は終了。
今回宿泊した”農の家”に実際行ってみて、その広さと誰にも干渉されずにリラックスできる感覚は最高だった。リピートにしたい宿リストに入れておこうっと。
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