2024/06/07 - 2024/06/10
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すなふきんさん
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知人に誘われて瀋陽へ。ついでに前から尋ねてみたかった万里の長城の東端の一つ、山海関へ。瀋陽は女真族のリーダー、ヌルハチとホンタイジが治め清王朝を始めた土地。歴史的価値の魅力が溢れ、名物餃子の美味しい素敵な街だった!vol.2はかつて東京と呼ばれた遼陽の街を案内いただいた記録。
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おはようございます。今日も青空。東北、瀋陽の朝。
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東北人の朝は餃子、ではなく包子を食べるのが一般的とのこと。
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庶民的なスタイルの食堂。9元の惣菜ビュッフェもあった。
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瀋陽北駅。省都の高鉄駅だけあって立派である。
瀋陽北駅 駅
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遼中駅についた。遼中は市ではなく、瀋陽の一つの区。
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まさにこれから取り壊されようとする古い小工場が並ぶ界隈。ギリギリまで粘って補償金を上乗せしてもらおうとする人が多いらしい。
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今日のランチ会場、一二三飯店に到着。ひふみん的なネーミングだが将棋の要素はない。
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東北料理の冷菜アラカルト。
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鴨の頭!鴨の頭にへばりつくお肉をシガシガしながらいただく。
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白菜の酸菜スープ!東北は酸菜に白菜を使う方が多いらしい。白菜だけじゃないのか、と思っていたが南はキャベツらしい。
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東北といえばこれ。鍋包肉!量多い。甘辛の味付けでクセがないので日本人でも結構いけると思う。
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東北ならではのどかな平野を見ながら遼陽へ。北海道みたいな景色がしばらく続く。
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遼陽に到着。遼金時代に都が置かれたが今は華やかさのない田舎町。
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町で一番有名だという寺に行くため車から下りて歩く。ドブ川の色は中国どの街でも安定したモスグリーン。
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高さ16.9m、幅34m、重さ300tの牌坊。5つの門、6つの柱で構成され210匹の龍が刻み込まれており、広佑寺のシンボルとなっている。広佑寺の寺院は敷地面積6万㎡と非常に広大。寺院の中軸線上には、南から北へと順に牌坊、山門、天王殿、大雄宝殿、方丈殿が建てられている。
広佑寺 寺院・教会
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入り口にあたる山門。広佑寺は漢代に創建され、最も繁栄したのは明代隆慶年間で、その規模は極めて大きく、禅宗の僧侶が多数集まった。東北地方最大の仏教活動の中心地だったが、清朝末期に破壊された。
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山門を抜けると立派な天王殿がお目見え。昔の佇まいと一緒か分からないが、市政府は古刹であるこの寺の再建を決定し、2002年1月から2004年6月までのわずか2年半で完成し観光客に公開した。以前は入場料を取っていたが、今は無料で入れるようになった。
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大雄宝殿。ちょうど改修しているところで正面から入ることはできない。後ろへ回る。
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金ピカの大きな大仏様。
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遼陽で最も有名な観光スポットとされる白塔。遼陽白塔は遼寧省遼陽市の駅前、中華大街の一部に位置し、遼陽市の北端にある白塔公園内に立地している。白塔は中国の六大高塔の一つに数えられ、国家重点文物保護単位に指定されてもいる。遼陽白塔は雄大で古風な佇まいを持ち、遼金時代に初めて建てられた。歴代の修復を経ても、初建時の風貌を保っている。白塔は元々「広佑寺宝塔」と呼ばれていたが、塔身が白い塗料で覆われているため、俗に「白塔」と呼ばれるようになった。白塔はレンガ造りで、八角十三層の密檐式構造をしており、全高70.4メートルです。塔基、塔身、塔檐(ひさし)、刹杆(さつかん)の四部分から成り、各層は内側にすぼまっている。塔身には八面のレンガ彫りの坐仏、脇侍、飛天が飾られており、細部まで精巧に作られている。
遼陽白塔 モニュメント・記念碑
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周辺は憩の場でありジジやババがお喋りを楽しむのどかな公園になっている。
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ペダルを漕げばシャボンが吹き出す遊具。1回10元で5分遊べる。
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遼陽の街の中心とも言える大きなロータリー交差点。高い建物はなく、ザ地方の街っていう感じ。
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王爾烈記念館は遼陽老城の西門内翰林府胡同にあり、現在は白塔区翰林委に属しています。これは清の嘉慶皇帝によって建てられた邸宅です。
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この翰林府邸は建築の配置において、封建時代の対称的で閉鎖的な官僚の邸宅とは異なり、それほど大きくなく、東西二つの庭に20部屋以上の建物がある。西の庭は住居、東の庭は書斎と庭園になっている。門は南に面しており、「伝胪」という額が掛けられている。これらは大学士の王杰によって書かれたもので、青地に金文字である。
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中は博物館になっていてキョンシーのような衣装もあった。キョンシーは満族ということになるのだろうか。
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ただの蝋人形なのに、この人形からめちゃくちゃ人の気配がした。髪の毛が人毛だからか、それとも? 恐っ!
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お正月にテレビ番組の中継をする即席スタジオのようなものがあった。東北らしくオンドル仕様。
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続いてはすぐ近くにある曹雪芹記念館へ。こちら遼寧省遼陽市の卧狮胡同2号に位置し、清代の建築である呉公館を基に設立され、市の文化財保護単位に指定されている。
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曹雪芹記念館は二進四合院構造で、硬山瓦屋根の建物が21部屋あり、院内には曹雪芹の塑像が立っている。記念館内の各展示室には、曹家に関する歴史的な文書、曹雪芹の祖父である曹寅の詩作、曹氏家譜、清宮の記録などの資料が収蔵・展示されている。
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様々な版本の『紅楼夢』や、『紅楼夢』を題材にした全国の名家の書画も展示されている。記念館全体が清代の建築で、各展示室には対句が掲げられており、正門には有名な紅学の専門家である冯其庸が揮毫した「曹雪芹記念館」という金文字の額が掛けられている。
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ちょうど良い時間になったので遼陽駅まで送ってもらう。田舎駅の佇まいだがそれなりに利用者はいそう。
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改札を待つ人たち。一緒に混じって緑の電車で瀋陽へ。
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高鉄と比べてすごく庶民的な雰囲気。席無しの人で通路は混雑し、騒音も一層でかい。
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高鉄なら20分そこらのところ、ノロノロと50分ほどで瀋陽に到着。
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瀋陽駅のコンコースは確かに東京駅のそれを彷彿とさせる。
瀋陽駅 駅
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一旦荷物を置いて西塔近くの朝鮮族村へ。この辺りに朝鮮レストランがひしめき合う。一部の店は韓国人、日本人はお断りされるので、基本的に招かれざる客だということを認識して訪れたい。
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焼肉店は特に人気。店の雰囲気がどこか明るい店は恐らく韓国系の朝鮮族がやってる店かと思われる。
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冷麺とカルビ焼のセットを頂くことに。その場でチャチャっと作ってくれる。お碗のサイズはつるとんたん級で金属製なので更に重たい。
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赤赤とした朝鲜泡菜(キムチ)。美味しいですよ。
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店内満席で大姐と相席の上、とても暗い席だった。そのせいでひどい料理を食べているようだが、普通に美味しかった。これで30元なら悪くなかろう。
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ちなみに韓国系のフードコートだった。佇まいもどこか垢抜けた感じですよね。
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朝鮮料理は人気のようで休日の夕方にもなると多くの人で賑やかになってくる。
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オッパーアニョハセヨー!
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西塔は改修中で入れなかった。
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バスに乗って戻ってみる。中国はAlipayアプリの出行で簡単に乗れるから便利よの。安いし。
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疲れたので近所の按摩店へ。何か怪し過ぎる佇まいだが探すのも面倒なのでここに入ってみるか。
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やはり設備が古くて、お喋り好きな大姐姐がバシバシやってくれる按摩店だった。でも腕は悪くないし、2時間150元と激安だった。
vol.3に続きます。
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