なつかしの青森を30年経って再訪。一日で楽しんできました。

2024/06/02 - 2024/06/02

約30年前に3年間過ごした青森市を再訪できる機会があり、以前住んでいた場所や青森市内の様子がどのようになっているかみてきました。とてもなつかしく、若い時の思い出がよみがえる良い旅となりました。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は以前3年間住んだことのある青森市に30年ぶりに訪れます。写真は羽田空港に行くモノレールからみた風景。いつも思うのですが、もしかしたらこの時間が、これから始まる旅にわくわくできて、一番楽しい時間かもしれません。

東京モノレール 乗り物

羽田空港につきました。出発までラウンジで少し時間を潰します。

羽田空港(東京国際空港) 空港

羽田空港からは１時間弱で青森空港に到着です。記憶の中の青森空港からは随分新しくなっていて驚きました。建て替えられたようです。

青森空港 空港

市街までのバスの乗車に少し時間があったので、建物の外に出てみました。外観も立派になりました。

青森空港 空港

乗車時間がきてバスに乗り込みます。交通系ICカードが使用でき、降りるときに支払うシステムです。

青森市営バス (青森市企業局交通部) 乗り物

米処青森だけあって、空港を出てしばらくすると見渡す限りの田園風景がみえてきます。

普通はバスで終点の青森駅まで行き、観光開始となるのですが、途中下車して以前住んでいた地域を歩いてみました。以前住んでいたアパートは30年経ってもまだ同じように建っていました。当時は新築だったからなぁ。

アパート横の公園では住んでいた頃まだ小さかった子供と遊んだのですが、今は草ボウボウで公園の体をなしていませんでした。定期的に草刈りするのかな。

以前住んでいた地域を後にし、市の中心部に向け歩き始めます。写真は青い森セントラルパーク。以前の青森操車場跡地を整備し、色々なレクリエーションを楽しむことができる広場や緑地を作っているようです。今後総合体育館なども建つそうです。

青い森セントラルパーク 公園・植物園

更に幹線道路の103号線を中心部に向け北上すると、みちのく銀行の本店がみえてきました。この建物は30年経っても全く一緒でした。

国道４号線まで出て、青森駅方面に西へ向かいます。

すぐに市役所がみえてきます。斬新な白い建物に建て変わっていて、見違えるようです。

更に西に少し行くと、青い森公園があります。都会の公園で、日曜日で天気も良かったので地元の人たちが散歩に来ていました。

青い森公園 公園・植物園

公園内のバラの花が満開に咲いています。

青い森公園 公園・植物園

お昼前になったので、更に西へ歩いて、グーグルでみてよさそうだった芝くらというお店でランチを頂きます。天ぷらやそばの和食店で魚介も美味しいようです。

私が注文したのが、そばとちょっとした天ぷら、にぎり寿司が三貫ついたランチ千円（税抜）です。お味はそこまで期待していたほどでもなく、まあ普通でした。地元の人に人気があるようで、私が店を出た12時過ぎにはテーブルが全部埋まっていて。外で待っているお客さんもいました。地元の人はもう少し安い定食を多く注文していました。現金のみです。

ランチを頂きお腹を満たした後、街歩きを再開です。私が住んでいた頃に商業施設としてオープンした駅前のアウガという施設は、その後どのような経緯を経たのかわかりませんが、今は市の施設となっているようでした。でも地階には鮮魚市場があって、これは以前もあったんじゃないかな。

地下の生鮮市場は、私が行った時には、お客さんも少なく閑散としていて、お店の人も暇そうでしたが、まあ青森市内を観光する際は、多くの人が訪れる場所であることは間違いないと思います。

アウガ生鮮市場を後にし青森駅までやってきました。建て替わって、立派な駅ビルになっています。

青森駅 駅

改札も駅ビルに入ってエスカレーターを上がった先にあり、雪の影響を受けない構造に変わっていました。

青森駅 駅

青森駅を出て、北側の海のほうに足を向けてみます。

写真は八甲田丸、船上博物館です。私は入りませんでしたが、船内では、連絡船の歴史や船の構造などを分かりやすく展示されているとのことです。

青函連絡船 八甲田丸 乗り物

少し南に戻って「ねぶたの家ワ・ラッセ」に行ってみました。ねぶた関連の展示や催し物が行われていて、お土産物屋さんやレストランもあります。私が住んでいた頃はこのように効率的にねぶたを楽しめる施設はありませんでした。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ディスプレイも色々あって楽しめます。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ねぶたの家ワラッセを後にし、青森県観光物産館アスパムに行ってみました。30年前から斬新な形は異彩を放っていましたが、今も変わりなくありました。

青森県観光物産館アスパム 名所・史跡

広々とした一階には多くのお土産物を売っている売店や軽食を中心としたレストランなどがあります。

青森県観光物産館アスパム 名所・史跡

アスパムからそのまま青い海公園に出てみます。あまり人はいません。

青い海公園 公園・植物園

青い海公園のベンチに座って一休みしつつ、青森湾を眺めます。30年経っても、海は変わりなく同じように存在しています。

青い海公園 公園・植物園

青い海公園でしばらく休憩した後、少し戻って善知鳥神社に行ってみました。街中にある神社で、今の青森市が善知鳥村と呼ばれていた頃、この地を治めていた善知鳥中納言安方が、日本の国の総主祭神である天照坐皇大御神の御子・宗像三女神を祭神として祀ったことが始まりとされています。

善知鳥神社 寺・神社・教会

境内は歴史を感じる厳かな雰囲気で、拝殿奥の湧水「龍神水」は、古くから水や海に関係する仕事や商売の人達に信仰され、ご利益が湧き出るパワースポットとしても知られています。

善知鳥神社 寺・神社・教会

善知鳥神社を南側に出た後は、そのまま本町寺町通りを東側にもう少し足を延ばしてみます。少し歩くと旧寺町の看板が出てきます。

この寺町には、常光寺、正覚寺、蓮心寺、蓮華寺の4つの寺（四ヶ寺）が並んで存在する。まずは常光寺。

常光寺 寺・神社・教会

続いて正覚寺。

正覚寺 寺・神社・教会

蓮心寺。

蓮心寺 寺・神社・教会

最後に蓮華寺。歴史を感じます。

蓮華寺 寺・神社・教会

お寺を見終わった後は、温泉につかって一日の汗を流すことにします。4号線まで出て、西へ向かって歩くと、中央古川通りとの角に青森まちなかおんせんがあります。

青森センターホテルというビジネスホテルに併設されている浴場設備ですが、入場料480円で誰でも日帰り入浴できます。私は追加380円でタオルやひげそりなどがセットになっている手ぶらセットも購入し、まさに手ぶらで温泉を楽しみました。広々とした浴場に加え、館内には休憩スペースやレストランもあり、たっぷり楽しめます。私が行った時も、多くの地元の親子連れなども次々と訪れていました。

青森まちなかおんせん 温泉

広い休憩スペースで自販機が並んでいます。

青森まちなかおんせん 温泉

温泉でゆっくりと汗を流してさっぱりした後、青森駅前から連絡バスに乗って、空港に向かいます。空港までは駅前から30分少々で着くので便利です。

青森市営バス (青森市企業局交通部) 乗り物

空港では割と時間もあったので、まずは展望デッキへ。

青森空港展望デッキ 名所・史跡

その後、JALラウンジとカードラウンジ兼用のエアポートラウンジへ。

青森空港エアポートラウンジ 空港ラウンジ

ラウンジ内は割と広い割に使用客も少ないので、静かに過ごせました。アルコールは有料ですが、青森らしく無料のリンゴジュースが置いてありました。

青森空港エアポートラウンジ 空港ラウンジ

しばらくラウンジで寛いだ後、出発の飛行機が遅れたものの無事羽田に帰ってきました。今回の旅は30年ぶりに、念願叶って以前住んだことのある青森市を訪れることができました。もちろん新しく建ったりなくなっていた施設もありましたが、基本的には30年前とあまり変わっていない今の青森市を堪能することができ、良い旅となりました。またいつか来てみたいです。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港