2024/05/14 - 2024/05/15
63位(同エリア241件中)
玄白さん
写真クラブの撮影旅行が企画倒れになったコースを連れ合いとたどる2泊3日の旅。後半は、日中温泉の宿をチェックアウトしてから、白川湖の水没林を再訪、そして月山の麓の県立自然園の新緑のブナ林を下見してから、三度目の訪問になる志津温泉の宿に投宿。クラブの撮影旅行でも目玉と考えていた県立自然園のブナ林は、なんと今年は雪が少なく、肝心のブナの根開けは見られない、園のスタッフによれは、今年は一度も早朝の朝靄もでていないとのこと。残念だが、大勢のクラブのメンバーを引き連れて撮影に来なくて、結果的には正解だった。
夜は月山スキー場まで一人車を走らせて、星空撮影、翌日は再び、福島県に戻り、絶滅危惧種のクマガイソウの大群落を見て、その規模の大きさに圧倒された。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日中温泉ゆもとやをチェックアウトしてから、山藤の撮影をしながら、白川湖の水没林を目指して、車を走らせた。
途中、道の駅「田沢なごみの郷」にトイレ休憩で立ち寄り。道の駅の裏手を流れる鬼面川にかけられた鯉のぼりが、5月の薫風の中を気持ちよさそうに泳いでいた。 -
白川湖が見えてきた。快晴で飯豊連峰も良く見える。
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4月中旬から5月中旬までの限られた期間のみ、雪解け水がダム湖である白川湖に流れ込み、シロヤナギなどの木々があたかも水中から生えているような風景が見られる。
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湖畔にはオートキャンプ場やカヌー乗り場など、レジャー施設が整備されていて、GWには大混雑するという。
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早朝の天気の良い日には、朝霧がかかり、とても魅力的な風景写真が撮影できるスポットとして、写真家にも人気の場所である。但し、まっ昼間では、霧は消えて、真上から日が射すので、風景写真としては面白みがない。
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カヌーを楽しむ観光客たち。
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水没林の中を遊弋する
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この人がガイドらしい
白川湖は1時間ほど滞在しただけで、志津温泉に向かう。 -
まず、下見のため、県立自然園に向かった。
あれ~、残雪がほとんどないではないか! -
水芭蕉は、ちょうど見頃を迎えているが・・・
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とりあえず案内図に従って先に進んでみるが、ところどころ、わずかな雪は残っているが、残雪量が少なく、ブナの根開けは期待できそうもない。
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この付近も雪はなく、フキノトウが芽を出している
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自然園資料館付近もこんな状況。
資料館のスタッフによると、今年は積雪量が例年より少なく、ブナの芽吹きも例年より早かった、朝もやの発生は、今年は一回もなかったという。朝、撮影にきた人たちは皆がっかりして帰っていきましたよという話だった。 -
自然園でのブナの撮影は断念して、月山スキー場の麓での星景撮影のロケハンに向かう。
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こちらは湯殿山
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月山頂上付近も雪が少ないような・・・
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イチオシ
月山は名だたる豪雪地帯で、スキー場は4月にならないとオープンしない。日本でも有数の夏スキーのメッカである。
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方位と周りの状況を確認してロケハン終了して志津温泉の宿に向かう。およそ5kmの道のりである。
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今宵の宿は、前回と同じ「変若水(おちみず)の宿つたや」である。なんと外壁の修繕工事中で、建物は足場に囲われている。そのため、チェックインのとき、夕食の飲み代や土産物のショッピングに使える¥4,000分のクーポンをもらった。
チェックインしたあと、宿の裏手にある五色沼を見に行った。残雪があれば、雪の上を歩いて湖畔まで行けるのだが、雪がないため、積もった枯れ枝などに邪魔されて近づけない。 -
沼の畔に咲く水芭蕉
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五色沼に写り込んだ対岸の新緑。
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わずかばかりの残雪
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2度目になるこの「変若水の宿つたや」を、また予約した理由は、昨年秋にサウナを設置されたというのを知ったからである。今年の我が家のマイブームがサウナなのだ。
立派なサウナストーブが設置されていた。 -
五色沼、新緑、湯殿山を眺めながら整うひと時は、至福のひと時だ。
ただ、水風呂は雪解け水由来なのか、足先が痛くなるほどの冷たさだ。本場のフィンランドもこんな具合なのだろうか。
機会があれば本場のフィンランドでもサウナを楽しんでみたいものだ。 -
今宵の夕食。
右上:食前酒の自家製山葡萄酒と先付の胡麻豆腐
左上:山菜の盛り合わせ メニューによると、ニリンソウ、ウルイ、コゴミ、赤コゴミ、ドイホナ、シドケ、アイコ、野三つ葉など8種 聞いたこともない山菜がある
右中:自家製凍み大根の田舎風
左中:山形牛の鉄板焼き
左下:ワラビの煮物、アザミの煮物、コゴミの和え物
中央下:山菜3品の天ぷら
右下:月山竹ご飯と孟宗竹筍の味噌汁 -
上:岩魚の甘酢あんかけ
下:デザート アイスクリームとサクランボ もうサクランボが収穫されているとは・・
山間の温泉宿の定番料理もあるが、とにかく山菜が盛りだくさんだ。尾籠な話だが山菜の食物繊維をたっぷり摂ったためか、翌朝はすこぶる便通が良かった。
夜、月山スキー場に星空撮影に出かけるので、今宵はビール、酒はご法度だ。 -
午後11時、一人月山スキー場に車を走らせる。
すでに夏の天の川が東の空から昇ってきているが、薄雲がたなびいている。それでも、これだけ天の川がくっきり写るということは、標高が高いおかげだ。 -
しばらく待って雲がとれたところで、もう一枚いて座付近の天の川とサソリ座を狙う
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北にレンズを向けると月山の真上に北極星、その左に北斗七星が輝いている。
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イチオシ
南のさそり座から北西の北斗七星まで、対角線魚眼レンズでも写せない水平画角230度のパノラマ写真を地平線が歪まないように合成してみた。メルカトール図法の世界地図と同じ理屈で、天頂に近いほど星座の形が歪んでしまうのは、やむをえない。
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朝食も山菜いっぱい
デザートはフルーツとヨーグルト -
イチオシ
チェックアウトまで、館内からスマホで外の風景撮影
残雪がなく、画竜点睛を欠く五色沼 -
月山と湯殿山
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五色沼、新緑、月山
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チェックインの時、宿でもらった工事中迷惑のクーポンで、昨夜飲めなかった山形の銘酒など贖って、9時過ぎにチェックアウト。
帰路は、山形道、東北中央道、東北道経由で、福島松川スマートICで下車、ここから30分ほど走った福島市松川町水原地区の鎌倉山という里山の杉林のなかに総株数約3.7万株、開花株1万株のクマガイソウの大群落がある。
普段は非公開だが、クマガイソウが咲く時期だけ一般公開されている。 -
地元の人が誘導している駐車場に駐車して協力金\300/人を払って群生地に向かう。途中、ヤブデマリや・・・
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フタリシズカなどの山野草が見られた。
クマガイソウ群生地のさらに奥には、ニリンソウやヤマブキソウの大群落もあるというのだが、訪れたときはすでにこれらの花は終わっているということだった。 -
クマガイソウ群生地に到着。駐車場からゆっくり歩いて15分ほど。
杉林の斜面に夥しいクマガイソウが咲き誇っている。 -
クマガイソウは咲き始めは白っぽい色から花期が終わりに近づくと赤くなるという。
保存会の人によると、この週末あたりまでが見頃だという。 -
源平合戦のころの戦では、武士が後ろからの矢を防ぐために背負っていたほろににていることから、源氏方の武将、熊谷直実にちなんでクマガイソウと名付けられた。
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クマガイソウは、ほぼ同時期に咲く揃うので、群生では見事な景観になる。
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山野草園芸家にも人気の花で、かつては普通に見られた花だったが、採集目的で盗掘が進み、数を減らしている現状がある。環境省レッドブックでは絶滅危惧第Ⅱ種、福島県では絶滅危惧第Ⅰ種に指定されている。
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イチオシ
この大群落は、自生の群落で、人手で増やしたものでないという。これだけの規模の群落は珍しい。
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地元の有志の方々が、このクマガイソウ群落を保全するために四季を通じて活動されている。
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この日は曇りがちの空模様だが、時々杉林の林床に光が差し込んでくる
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イチオシ
普通は、一本の茎に一つの花をつけるのだが、ごくたまに双子の花をつけることがある。ボランティアに人に、双子のクマガイソウの場所を教えてもらった。
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スポットライトのように、手前のクマガイソウだけに日の光があたり、良い感じの写真が撮れた。
2時間ほど、クマガイソウの群落で撮影を楽しんでから、帰路についた。
先週の富士箱根伊豆3泊4日についで2週続きの遠出だったが、充実した撮影旅だった。
終わり
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