![2024年5月19日(日)東京国際クルーズターミナルで開催されていた「東京みなと祭」に行ってきました。<br />昭和16年5月20日に国際貿易港として開港した東京港の開港記念日を祝して行われるイベントです。もともと行く予定はなかったのですが、たまたま日曜日に早起きしてしまって、妻がイベントを調べていたら検索に引っかかってきました。普段は入ることができない海上自衛隊護衛艦「おおよど」や東京都港湾局しゅんせつ船「海竜」に乗船することができるということでしたので。急遽行ってみることにしました。さらに東京湾周遊クルーズにも無料で乗ることができて、大変盛りだくさんな1日になりました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/90/48/650x_11904878.jpg?updated_at=1716174190)
2024/05/19 - 2024/05/19
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2024年5月19日(日)東京国際クルーズターミナルで開催されていた「東京みなと祭」に行ってきました。
昭和16年5月20日に国際貿易港として開港した東京港の開港記念日を祝して行われるイベントです。もともと行く予定はなかったのですが、たまたま日曜日に早起きしてしまって、妻がイベントを調べていたら検索に引っかかってきました。普段は入ることができない海上自衛隊護衛艦「おおよど」や東京都港湾局しゅんせつ船「海竜」に乗船することができるということでしたので。急遽行ってみることにしました。さらに東京湾周遊クルーズにも無料で乗ることができて、大変盛りだくさんな1日になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩
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りんかい線東京テレポート駅から会場の東京国際クルーズターミナルまでは無料のシャトルバスが出ています。バスを降りたところに行列ができていました。これは東京港周遊クルーズの整理券をもらうための列でした。11:40発の「ジュビリー」と12:10発の「あじさい」の2台で最大350名乗船できます。かなり大勢並んでいたので心配でしたが、結局全員整理券を貰えたようです。
私たちは「あじさい」に乗る整理券をもらいました。東京国際クルーズターミナル 乗り物
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船に乗るまでお祭り会場を見学します。
ターミナルの2F,3Fにいろいろなブースができていて子供連れの家族などで賑わっています。 -
農林水産省動物検疫所や東京税関など、港に関係のある機関がブースを出しています。派手さはありませんが、意外とマニアックで興味深い展示が多いです。
検疫所のブースには日本に持ち込まれると困る害虫などが展示されていて面白かったです。 -
今回の目玉はやはり普段見る事がない珍しい船の公開イベントです。
こちらは東京都港湾局しゅんせつ船「海竜」。 -
あとで実際に乗船しますが、とりあえず建物の階上から全体を見渡してみます。
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こちらは海上自衛隊護衛艦「おおよど」。
こちらにも後で乗船します。 -
遠くに巨大なキリンみたいなクレーンが見えます。この辺りはコンテナふ頭が続いているので、湾岸に巨大クレーンが続く面白い光景が楽しめます。
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まずは海竜の方に乗船します。
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入り口で船のカードを貰いました。そのカードに書かれたデータによると、しゅんせつ船とは海の底にたまった土砂を取り除く仕事のこと。
海竜は長さ69m、幅14m、総トン数1410トン(電車の車両約3両半分の長さ)、速力12.5ノット(時速約23㎞)。 -
赤いパイプ(ドラグアーム)を海の底に沈めて、掃除機のように土砂を吸い込みます。
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ドラグアームの先端は巨大な掃除機みたいでした。
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ブリッジからの眺め。
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東京湾には墨田川や荒川から大量の土砂が流入し堆積していきます。船舶の安全を確保するためにしゅんせつ作業は大変重要な仕事です。
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現役の作業船に乗船できる機会などめったにないことです。貴重な体験ができました。
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そろそろ東京港周遊クルーズの出港場所に移動します。初代南極観測船「宗谷」の横を通って桟橋の方に向かいます。
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船が来るまで並んで待ちます。
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となりは東京海上保安部青海船艇基地です。
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船がやってきたようです。
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無料で乗船できるというのがうれしいです。
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この日は曇り空でしたが、暑くもなく、寒くもなくでちょうど良い気候でした。屋上のデッキに上がってクルーズを楽しむことにします。出発間際、ちょうど海上保安庁のボートが帰って来ました。こちらに手を振ってくれています。
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ボートはクレーンで引き揚げられていました。
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いよいよ出発です。
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お祭り会場の東京国際クルーズターミナルの全景。
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「おおよど」の全体像。
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「海竜」の全体像。
海の側から見る風景は陸からとは全然雰囲気が違います。 -
船はお台場の方に回り込みます。
海上保安庁の大きな船(「拓洋」と書いてあります)が停泊していました。ここは海上保安庁大型測量船専用岸壁らしいです。この「拓洋」は外洋における海底地形、海底地質構造の調査及び海象など各種の調査活動を目的とした大型の多目的測量船です。お祭りのチラシによると昨日(5月18日)はこの「拓洋」が一般公開されていたようです。 -
お台場の入り江に入って来ました。お客を沢山のせた屋形船が浮かんでいます。ちょうどお昼時なので江戸前天ぷらとかを食べているのでしょう。
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品川第三台場。海側から見るのは初めてです。
品川台場 名所・史跡
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フジテレビの本社ビルが見えます。
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レインボーブリッジの下を通ります。
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ぼんやり霞んでいますが、東京タワーも見えますね。
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Uターンして戻ります。
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品川側のコンテナふ頭を眺めながら帰ります。
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美しい自然の海岸線も良いですが、こんな超人工的な港の風景も見ごたえがあって大好きです。
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約50分のクルーズでした。これが無料で楽しめるとは、ずいぶん太っ腹なお祭りです。
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少しお腹が減ったので、近くのコンビニでお弁当を購入。お祭り会場のキッチンカーは割高なので、ここでお昼を済ませます。
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オシャレなオフィスビルの1階にあるコンビニでした。ビルの中庭にテーブルがあったのでそこで食べさせてもらいます。
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会場に戻ります。途中の歩道で生協がテントを出していました。プリンの試食をさせてもらえるということだったので、食後のデザートに有難く頂戴しました。甘さ控えめ、余計なものを使用していない卵味のプリンでした。食べている間、生協についての説明をしてくれます。
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午後になってお客さんも増えてきた感じです。なぞのゆるキャラが会場を徘徊しています。
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いよいよ護衛艦「おおよど」に乗船します。
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近くで見るとすごい迫力です。
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軍艦に特別な興味があるわけではないのですが、軍港の風景は結構好きなので旅先で良く訪れます。遠くから眺めることが多い自衛隊の船に実際に乗ることができるのはラッキーです。
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基準排水量2,000トン。
全 長 / 全 幅 / 喫 水:109 m / 13.4 m / 3.8 m。 -
船の前方にある62口径76ミリ速射砲。絶好の記念撮影ポイントです。制服を着たスタッフがあちこちにいて、気軽に質問に応じてくれたり、写真を撮ってくれたりします。
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さすがにブリッジには入れません。
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全部カッコイイ。
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総員離艦安全守則
1あわてるな。
2衣服を着用せよ。
3救命胴衣を着用せよ。
4早く艦から遠ざかれ。
5集団を作れ。
6無理な泳ぎはするな。
7水中爆発及びサメに注意せよ。 -
アスロックランチャー。
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ロケットと一体の潜水艦攻撃用魚雷が8連装になっています。ロケットで空中を飛翔し、目的海面上空でパラシュートが開き着水、水中で普通のホーミング魚雷として行動します。
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おおよどのパンフレットはこちらからダウンロードしましょう。
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さきほどからチラチラ目に入ってくるアニメの女の子は「艦隊これくしょん」というゲームのキャラクターらしい。どうやら「大淀」を擬人化したキャラクターが登場するらしい。そういえばそっち目当てっぽい風貌の男性も何人か見かけました。楽しみ方は人それぞれです。
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3連装短魚雷発射管。
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潜水艦のスクリュー音によりホーミングして目標に命中するそうです。ホーミングとはミサイルの誘導方式の一つで、目標の発する熱線や電波などを探知して追尾する方式のこと。
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SSM(艦対艦ミサイル)。
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アメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス社が開発した対艦ミサイル「ハープーン」が発射されるらしい。
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高性能20ミリ機関砲CIWS。
対艦攻撃用ミサイルに対する最終防御の役割を果たす装備です。6本の砲身のバルカン砲で発射速度は毎分3000発。 -
マニアでなくても十分楽しめる、迫力の護衛艦乗船イベントでした。
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最後に謎の「護守印」なるものを渡されました。
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ターミナルの3F、ポートステージ。
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ちょうど東京消防庁音楽隊のコンサートがをやっていました。
鮮やかな旗と振るカラーガードがいい感じです。 -
ネットでよく見かける猫のキャラクター。
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カワイイビーグル犬。
おそらく麻薬探知犬。違うかも。
今日は何も下調べせずに急遽訪れた「東京みなと祭」で予想以上に楽しい時間を過ごせました。やはり東京はイベントのクオリティが高いです。
会場を歩き回って、クルーズ中もデッキで立ちっぱなしだったので、帰るころには足がかなり疲れていました。
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