2024アメリカ皆既日食旅行　テキサス州で日食編

2024/04/04 - 2024/04/13

サンフランシスコからテキサス州サンアントニオへ
リャノの牧場での皆既日食を見に行きました。
当初は星友達夫婦と一緒に参加の予定でしたが、都合で来られなくなり私たち夫婦だけの旅行になりました。

ヒューストンの宇宙センターをはじめ、オースティン、リャノへ向かい、日食を見た後はドライブしながら西へ向かい、サンアントニオやビッグベンド国立公園を訪れます。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンフランシスコを深夜に飛び立ち、ヒューストンで乗り継ぎ。
出発待ちの航空機がずらり並んでます

ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル ヒューストン国際空港 (IAH) 空港

いよいよサンアントニオに着陸です

サンアントニオ国際空港 (SAT) 空港

レンタカーを借り１０号線をヒューストン向けてひた走ります。

工事中が多く、道が狭くなっていたりしているのに、大きなトレーラーがブンブン走っていく・・こわー

無事、予約時間前にヒューストンのスペースセンターに到着しました。

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

中は宇宙に関する展示でいっぱい

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

宇宙服や

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

再び月面着陸を目指すアルテミス計画に関する展示も

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

スヌーピーも一役かっています♪

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

これからヒストリックミッションコントロールツアーに参加します♪

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

これに乗ってコントロールセンターのある建物まで行きます

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

途中、牛のいる牧場が

航空機に乗ったスペースシャトルも見えます

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

ミッションコントロールがある建物です

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

建物内に入ると注意事項の説明。
ここに荷物を置いて、カメラだけ持って入ります。

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

目の前にアポロ11号が月面着陸した時に使われていたコントロールセンター。
右上部のモニターで当時のテレビ中継などが流され説明がありました。

黒電話や

タバコの吸い殻などもあって、
当時の状況が垣間見えます。

ツアーから戻り、スペースシャトルの写真を撮って、
今回こられなかった友達にお土産を買ってスペースセンターを後にしました。

ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー

今日、明日と2泊予定のモーテル6。
夜ご飯は近くのパンダエクスプレスで中華のお持ち帰り。

プールもあって、部屋も広くて快適だったのですが、
コロナ以来アメニティグッズは置かなくなったそう。
また小さいゴキブリのような虫が度々出てきて、
食料品は冷蔵庫と電子レンジの中に隠しました。

翌朝、テレビでは日食の日の天気予報が。
昨日も今日もいいお天気なのに、当日は雨予報。
このころ、ストームがテキサス州を通過するとか・・・
何とか持ちますように。

今日はヒューストンの自然史博物館へ行きます。

ヒューストンのダウンタウンが見えてきました。

駐車場に車を置いて着いたのは、マガバーン・センテニアル・ガーデンズ。
噴水が涼しげです。

ガーデンのザ・マウントからの眺め

ヒューストン自然科学博物館
この日は近くの学校から見学に来ていたようで、とっても賑やか。

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

エントランスには大きな月の模型

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

展示館に入ると大きな振り子がありました。地球の自転がわかる装置です。

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここの目玉は恐竜の化石。
見ごたえのある恐竜の骨格がたくさん。

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

なかなか迫力のある展示

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

マンモスやヒトの骨格もありました

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

2階から見るとこんな感じです。

ヒューストン自然科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

テキサス州はカリフォルニアに比べてガソリン代が安くて大助かり。
ベイエリアでは5ドル代だったのにここは現金だとなんと2ドル99セント！

給油をしてこれからオースティンに向かいます。

友人夫婦と同行予定だったので借りたミニバン。
借りた時から後ろのドアがおかしいなと思っていたのですが、なんと開かなくなってしまいました。

町中のバジェットレンタカーを探してやっとウィリアムPホビー空港のバジェットレンタカーで交換してもらった車。グレードダウンしてしまって、カーナビもなければ地図すら出ないモニター。
仕方ないので、AAAでもらった地図を頼りにオースティンを目指しました。
JAFメンバーだと、提携しているAAAで無料の道路地図がもらえるんです。

レンタカーのトラブルでヒューストン出発が大幅に遅れてしまい、オースティン到着は夕方に。
オースティン市内へ入った頃、スマホを充電しようとしてモニターにUSBをつないだところ、スマホのカーナビがモニターに出現。なんと日本語でのカーナビが使えるようになりました！助かった！

オースティンのお泊りはスタディオ6。
やはり、アメニティグッズはなく、ここは朝のコーヒーサービスも氷のサービスもありませんでした。
部屋にコーヒーメーカーと冷蔵庫がありましたので、自分でやれということかと。

翌日はオースティン市内観光。
ビジターセンターで地図をもらい、オーディトリアムショアーズの公園を目指します。

コロラド川を渡ります。

今日はイベントが行われていました。

Stevie Ray Vaughanの銅像。
一緒に来るはずだったお友達が来たかった場所です。
早速写真を撮ってLINEで送ってあげました。

オースティンを後にし、日食の観測地、リャノの牧場に向かいます。

無事到着し、テントを張って一息。
奥に見える赤いものは簡易トイレです。

太陽を試し撮り。黒点も映るようになりました。
でも雲がかかると、調べていった露出やシャッタースピードが全然違う。

夕方、まずまずのお天気。明日もこの天気が続きますように。

日食当日、晴れ間もありますが、雲の多いお天気。
何とか雲の隙間からでも見えますように。

いよいよ部分食が始まりました。

欠けていく太陽の前をたくさんの雲が流れていきます。

遂に太陽が隠れます。でも、雲が・・・

ダイヤモンドリングは残念ながら雲が通過し見えませんでしたが、無事皆既がはじまりました。
プロミネンスがたくさん見えています。

コロナも綺麗です。

でもそれも束の間。ぼったりとした厚い雲が・・・
見られたのはわずか。暫く黒い雲に覆われてしまいました。

辺りはすっかり薄暗くなり、地平線上は夕焼けならぬ日食焼け。

皆既が終わる頃やっと厚い雲が通り過ぎ、太陽が戻ってきました。
ですが時すでに遅し。隠されていた太陽が出てきてしまいました。
これで2024年アメリカ皆既日食は終了しました。

日食も終わり、夜まで時間があったので、リャノの町へ行ってみることに。
テキサスのフリーウェイの周辺にはかわいい野花がたくさん咲いています。ヒルカントリー出身のジョンソン大統領夫人が美化運動で植えたものだそうです。
青い花はブルーボーネット。ほかにも黄色やオレンジなど、とても綺麗で癒されます。

リャノの中心部はまだ混んでいるよう。
橋の手前の通りを少し歩いてみることに。

町は皆既日食一色。
たくさんの日食Tシャツを着た人が歩いていました。

テキサス州の旗色に塗られた鹿

コートハウスです。

牧場に戻って来る途中、近くの牧場では真っ黒な牛さんが放牧されていました。

牧場に戻り、用意してくれていた充電小屋で、スマホや電池類を充電。
コーヒーも用意していてくれて有難かったです。

かわいい花も咲いていました。

天気予報ではこれからストームになるとのこと。
テントをたたんで、今夜は車中泊で過ごすことにしました。
でも幸いにも、大した雨は降らずにすみました。

しかし翌日は大雨。日食が今日でなくて良かった・・・

昨日見かけた黒い牛さんたち。雨のなかでも平気なようです。

大雨の中、リャノを立ち、サンアントニオ方面へ向かいます。

サンアントニオ手前のナチュラルブリッジキャバーンズというところにやってきました。
雨もなんとか止んでくれました。
ハイデンワンダーツアーとディスカバリーツアー、両方行くと割引になるということで、二つとも参加してみることに。

ナチュラルブリッジ洞窟 洞穴・鍾乳洞

中に入るとすごい鍾乳石が

ナチュラルブリッジ洞窟 洞穴・鍾乳洞

かなり規模も大きくて迫力のある鍾乳洞です

ずいぶん深く降りて行ったようで、帰りは歩行用エスカレーターのようなもので登っていきます。が結構不安定。

これが名前のもととなったナチュラルブリッジです。

今度はディスカバリーツアーです

立派な鍾乳石

たっぷりと鍾乳洞を堪能しました。

この日の宿泊はグアダルーペリバー州立公園のキャンプ場。
かわいい黄色い花も咲いていました。
ここのキャンプ場は電源もあり、トイレやシャワールームも新しくてきれいでした。

これが名前になっているグアダルーペ川。
今はすっかりいいお天気です。

川辺のベンチにはコンドルがいました。

この日の夜は天気が一変。急に雲に覆われたかと思う雷が鳴り響き、風も吹き荒れ大雨に見舞われました。
おかげでテントの中もびしょ濡れ。凄いストームでした。

びしょびしょになったテントを片付け、州立公園を出発。
途中立ち寄ったこのかわいい建物は郵便局。
前回の日食では記念切手が発行されていましたが、今年は残念ながらありませんでした。

サンアントニオに到着し、レンタカーを借り換え。
予定ではこの日から、友達と別れて二人だけのドライブ旅行。大きなミニバンを乗り続けるとコストがかかるので、安いコンパクトカーを予約していました。
今度の車は韓国のKIA。ダウンタウンのハーツで借りたのですが、ガソリンはごく僅かしか入っていなくて、洗車もしていない。車内には前の人が残したごみもそのまま。
多分乗り捨てになった車をそのまま貸し出しているのだろうけど、もう少し綺麗にしておいてほしかった。

車の荷物を移し、ミニバンを返却し、近くのデニーズでランチ。
1人前を二人でシェアして食べました。
それでも余るフライドポテトの量。
ドギーバッグをもらって、お持ち帰りするようにしたのですが、しっかり忘れてきてしまいました。

サンアントニオ郊外のガソリンスタンドで給油し、隣のH・E・Bのスーパーで買い出し。
ここにはプライベートブランドの食パンが1ドルで売っていて大助かり。
今日はサンアントニオから10号線を走り、約480km先のフォートストックトンを目指します。

途中トイレ休憩に寄ったレストエリア。
綺麗に花が咲いています。

運転を交代しながら西向けてひたすら走ります。
すると約380kmほどの地点でガソリンのランプが点滅。
え～、この車こんなに燃費が悪いの？
周辺にはもちろん町などなく、どうしようと思いつつ、ナビでガソリンスタンドを検索。
20kmほど離れたところにあるスタンドを目指すことに。

高速からはずれ、何もない道を東へ向かい、ほんとにガソリンスタンドがあるのだろうかと不安に思いつつ、走り続けると、
ありました！
無事給油できて一安心。
またスマホのマップのナビゲーターに感謝です！

やっとフォートストックトンに入り、ナビが示す今日の宿泊場所、デイズインに到着したのに、ない・・・。
場所が変わってしまっているのか、あちこち人に尋ねてやっとのことたどり着きました。

デイズ イン バイ ウィンダム フォート ストックトン ホテル

キャンプが続いたので、溜まっていた洗濯物を持ってやってきたコインランドリー。
外観はとてもコインランドリーに見えません・・
この日は乾燥機のいくつかがフリーになっていて、お得に使えました。

翌日はビッグベンド国立公園へ。

ビッグ ベンド国立公園 国立公園

ビッグベンドのゲートを過ぎしばらく走ると化石歴史展示館があります。

北アメリカ大陸の歴史と、その時代の生き物の化石が展示されています。

恐竜の頭の化石や天井の翼竜の化石は迫力満点。

少し小高い丘に上がると、ビッグベンドの中心地、チソスベイスンの山々が見えます。

昔は一つの大きな山だったのが、火山の噴火により、今の形になったそうです。

パンサージャンクションのビジターセンターに立ち寄り、まずは、東方面を目指します。

リオ・グランデのビジターセンター

リオグランデ川展望台。川の向こうはメキシコです。

次はチソスマウンテンズの東側、ロス・マクスウェル・シーニックドライブを走ると奇岩が見られます。
これはラバの耳

ビッグ ベンド国立公園 国立公園

ロウワー・ブロー・メサ。
トレイルもありますが、暑さと疲れで駐車場から写真を撮るだけに。

今回の宿泊は国立公園内のキャンプ場が取れなかったので、公園の東ゲートを出たところにあるビッグベンド・ステーションのキャンプ場を２泊予約してました。
ですが、とても暑い上にここは日陰もなく、硬い土の上そのままで、2泊は厳しいねということになり、1泊キャンセル。
急な申し出でしたが、受付のお嬢さんは快く応対してくれて、1泊分も返金してくれました。

夕焼けがとても綺麗でした。

翌朝は少し早めに出発。
今日は公園のメインのチソスベイスンのトレッキングコースを少し歩きます。

ビッグ ベンド国立公園 国立公園

ここにはクマやマウンテンライオンがいるようですが、見られることはないだろうな。

ビジターセンターで教えてもらった簡単なトレイルを歩きます。
まずはウィンドウビュー・トレイル。0.5キロほどの舗装された小径を歩きます。
正面のV字の谷がウィンドウと呼ばれています。

次はチソスベイスン・ループトレイルを歩きます。
1周約1時間ほどのトレイルです。

思ったほど高低差もなく、歩きやすいトレイルでした。

ビッグベンドを後にし、テキサス州最後の町、エルパソへやってきました。
明日はニューメキシコに入ります。

Days Inn by Wyndham El Paso ホテル