2024/05/03 - 2024/05/05
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すぐちゃんさん
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今年のGWは、佐渡島です。
屋久島に行った時にガイドさんから、佐渡には、熊、鹿、イノシシ、猿がいない。そのため動物たちに山が全く荒らされていないので、お花がすごくきれいだという話を聞き、いつか行ってみたいと思っておりました。
毎年、GWの日程で出遅れていたのですが。今年はラッキーなことにドンデン高原ロッジが取れました。
念願の佐渡の山歩きで、びっくりするくらいの数のカタクリの花やシラネアオイなどに見守れながら歩くことができました。
山に満足した後には、海です。
たらい舟にも乗り、いつも行く南伊豆の雰囲気とはまた違った日本海の海や海岸線も見ることができました。
佐渡島は、船でしかアプローチできないせいか、GWでも大混雑することなく、穏やかに過ごすことができた旅でした。
5/3 新幹線で新潟へ、新潟港からジェットホイルで両津港まで、その後
タクシーでアオネバ登山口へ行き、ドンデン高原ロッジまで
トレッキング ドンデン高原ロッジ泊
5/4 金北山縦走トレッキング 吉田家泊
5/5 レンタカーで宿根木、たらい船、トキの森公園
その後、ジェットホイルと新幹線で帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー タクシー 新幹線 徒歩
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晴天の三島駅です。
富士山もくっきりです。 -
新幹線を乗り継いで新潟駅まで、その後新潟港までバスで移動し、ジェットホイルに乗船です。もちろん満席でした。
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全く揺れることなく、60分ちょっとで佐渡の両津港に到着です。
船内にスピード表示がありましたが、トップスピードは68km/hくらいだったと思います。 -
アオネバ登山口です。
数日前に、タクシーの予約をしようと思っていましたが、満車のためにすべて断られ、どうしたものかと困っていましたが、港にタクシーが待機していました。
GWになのに忙しくないってタクシーの運ちゃん嘆いておりました。
両津港からアオネバ登山口まで、タクシーで20分もかかりませんでした。
アオネバ登山口の出発が13:15頃です。 -
ここから花、花、花の始まりです。まずは二輪草からご挨拶です。
花好きですが、花の名前が覚えられず、気が付かない花もたくさんありました。
おまけに、花粉症の末期、鼻水と咳のせいで、登るのにいっぱいいっぱいで、写真あまり撮れませんでした。 -
オオイワカガミです。
登り始めの頃、うれしくて撮りましたが、この日と次の日であっちこちで咲いていました。 -
登山道です。
両サイドの斜面にもお花咲いています。 -
何回か沢を渡ります。
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この登山道の真打、シラネアオイの登場です。
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タチツボスミレも、ところどころに密集して咲いていました。
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二輪草も山の斜面にかなりの数咲いています。
この花は、沢の近くで咲いています。なので次の日はあまり見かけなかったような…。 -
シラネアオイは、ずっと途切れることなくアオネバ十字路までの登山道の両サイドに咲いていました。
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金北山縦走路の入り口から、ドンデン高原ロッジまでは日本海も見えます。
アオネバ登山口からドンデン高原ロッジまでは3時間くらいでした。 -
ドンデン高原ロッジです。
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ロッジの隣にテン場があります。
そんなに混雑していませんでした。 -
お部屋から見た景色、お部屋は二段ベッドが二つ置いてありました。
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明日めざす金北山です。
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ドンデン高原ロッジから見た、両津方面。
左は日本海で、右は加茂湖です。佐渡島に湖があったとは知りませんでした。 -
お天気が良かったので、島のあちらこちらが良く見えました。
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一番高く見えるのが金北山だと思います。
ここまで縦走します。 -
まずは林道を歩きます。
この日も、いまココを使用、10分ごとに時間と標高を教えてくれます。 -
林道の斜面にもいろいろなお花が咲いています。
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林道を20分ほど歩くと金北山縦走路に到着。
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前日は、アオネバ十字路からゆったり坂道の夏期コースを歩いたので、この日は残雪期ルートの急坂を下ります。
看板にルートの説明ありました。 -
ヒトリシズカ
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残雪期コースは花が少なめと看板にはありましたが、そんなことありません。
次々にでてきました。 -
エンレイソウ
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もちろんシラネアオイも咲いています。
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アオネバ十字路からは、マトネに向かいます。
アオネバ十字路の写真がない・・・。 -
ここからカタクリの花の大群生、カタクリロードが始まります。
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ここがスーパーカタクリロードだ!と思って写真撮りますが、次から次へとスーパーカタクリロードが現れてきます。
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カタクリの群落は、登山道沿いに咲いているだけでなく、木々の間の奥のほうまで、見える限り咲いています。
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アオネバ十字路から花に見とれながらの1時間、マトネに到着しました。
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遠くには日本海が見えます。
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ここから稜線歩きが始まります。
遠くには金北山が見えます。 -
両津の町も見えます。
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このようなザレ場も歩きます。
ザレ場からは、日本海が良く見えました。
遠くの登山道には数人の登山者が歩いているのが見えました。 -
ここで休憩しましたが、足元に花が咲いているので気を付けながらザックを下しました。
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雪割草です。これはうすいピンクでしたが、いろいろな濃さの雪割草ありました。
アオネバ登山口から歩いてきたご夫婦に、アオネバ十字路で雪割草を見かけたか聞かれました。探しているようでした。残念ながら夏期ルートも残雪期ルートでも見かけませんでした。ですが、マトネ方面に10分ほど歩いたところで、雪割草発見!
それから金北山山頂まで、何度も見かけました。 -
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残雪が出てきました。
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かたくりの花ってこんなにたくさん咲くのかと、びっくりするようなカタクリロードです。
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佐渡には、獣はいませんが虫はいます。
ブヨかアブのような虫がけっこう飛んでいて、半そでの主人は刺されていました。
佐渡の動物の頂点は狸だそうです。タクシーの運ちゃんが教えてくれました。 -
佐渡島の山も豪雪地帯のようです。
杉の枝が雪の重みで曲がっています。
屋久島のガイドさんも、佐渡の杉を絶賛していました。ただ、この季節はまだ遊歩道が開通していないらしく杉のほうはこれだけで諦めました。 -
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この日は風もなく吹きっさらしの場所も歩きやすかったです。
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青い鉱石がむき出しになっています。
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木々の間に咲いているお花見るだけでなく、このような稜線歩きもあり、飽きることなく歩くことができます。
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本格的な山歩きっぽいですが、海が近くにみえるのがいい。
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桜も咲いていました。
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あやめ池に近づくと何か所か残雪の上を歩きます。
足跡を頼りに歩きますが、下に桜の枝が埋まっていて踏みながら歩くのは結構難しかった。 -
あやめ池です。半分くらい雪解けが進んでいました。
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残雪期の一番の難所、雪の壁に向かいます。
かなり雪解けが進んでいて、足元はぐちゃぐちゃしています。 -
ロープと踏み跡を頼りに一気に登っていきましたが、途中1度滑ってずるずると下ってしまいました。
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雪の壁の難所より、もっとすごい所がありました。
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雪の上を一直線に歩いて行きますが、右側がかなり溶けていて慎重に歩かないと崩れてしまいそうで怖かったです。
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雪の壁から30分もしないで金北山に到着です。
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山頂には、神社の建物が建っていたのでちょっと下ったところに看板ありました。
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お天気が良かったのできれいに佐渡が見渡せました。
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ここから自衛隊の管理地を通って白雲台まで行きます。
以前は、自衛隊の管理地を通る時は、FAXで申請する必要がありましたが、今は佐渡トレッキング協会に登山届を提出すればOKという事になっています。
私たちはドンデン高原ロッジで登山届を提出してきました。 -
まだまだ道端には、お花が咲いています。
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このような砂利道を100分ほど下って行きます。
途中で会ったおじさんにあと90分!って励まされました。 -
桜の花がきれいでした。
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国境にある自衛隊ですね。
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ズームして見ると、レーザーのようでした。
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振り向くと金北山が見えます。
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ここで道が分かれるのですが、私たちは妙見山には登らず、左に曲がって白雲台に向かいました。
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物々しいゲートですが、なぜか脇をするっと抜けます。
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白雲台交流センターに到着です。
きれいな施設で、中にはガイドのおじさんたちやテーブルやいすがあり休憩できます。
ガイドのおじさんに何時ごろ出てきたのか聞かれ、7時30分と答えると、普通なら7時間くらいだけど、花の写真撮ると少し時間かかるねって言われました。
本当は、もっとゆっくりたくさん写真撮りたかったです。 -
白雲台のバルコニーから見た景色です。
バルコニーには、椅子が並べてあって座って景色を楽しむことができます。
持参したコーヒー飲んでくつろいでいる人見かけました。 -
16:30の金北山ライナーを予約しましたが、到着したのは15:00すぎでしたので、
バスはキャンセルしてタクシーを呼び、この日の宿の吉田家までお願いしました。 -
お部屋から見た景色です。
加茂湖のレイクビューでした。 -
最終日です。
この日も晴天、お部屋から前日に縦走した山々が見えました。 -
お世話になった宿です。お食事もおいしかったです。
大きな旅館でしたが、静かな感じのよい宿で、温泉もトロトロ系の茶色のいい温泉でした。ただ、朝の5時から大浴場が混雑していてびっくり。 -
最終日はレンタカーを借りて、宿根木に向かいました。
この日の私の目標は、車でドライブ中に野生のトキを見つけることです。
宿根木の上にある駐車場に車を停めて、街並み方面に歩いて下っていきます。 -
階段を下りていくと木造の住宅が見えてきました。
佐渡島自体が、この黒い木造住宅がほとんどでした。
りっぱな木造住宅がたくさんあり、以前栄えていたことが分かります。 -
古い町並みの細い路地を歩いて行きます。
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これが有名な三角家です。
船に使われていた材木を利用して作られたそうです。 -
三角家の中は見学できます。
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歴史的な町並み探訪マップをもらい、保全協力金100円支払いました。
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生活しているお宅もあります。
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宿根木の町並みを見学した後は、たらい舟に乗ります。
たらい舟に乗ることのできる場所は何か所かありますが、宿根木のたらい舟は外海に出ることが出来るそう、外海に出る35分コース選択しました。 -
この日は、べた凪で海水も濁っていなくてとてもきれいでした。
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このたらい舟に乗ります。
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陸からおじさんが記念撮影してくれます。
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船頭のお姉さんの説明を聞きながらゆっくりと進みます。
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岩の上でウミネコが巣作りしていて、只今温め中だそうです。
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鏡のように静かな海面を進んでいきます。
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箱眼鏡で海中の魚や海藻を見ることができます。
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外海に出てきました。
空気が澄んでいると立山方面が見えるそうです。 -
佐渡もジオパークの1つです。
海岸線は、伊豆半島のジオパークとちょっと違います。
詳しいことはよくわかりませんけど、岩場の色が違うので、できてる岩の種類が違うのかな。 -
あっという間に戻ってきました。
佐渡島ではほとんど外国人の姿は見かけませんでしたが、なぜか船頭さんにフランス人の女性がおりました。 -
船頭さんにすすめられ遊歩道を少し歩いてみました。
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全部を歩きませんでしたが、海の遊歩道好きとしては外せません。
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岩をくりぬいたトンネルを歩きます。
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トンネルを抜けると赤茶けた岩場が待っていました。
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船頭のお姉さんも言ってましたが、火星の?ような雰囲気でした。
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宿根木からトキの森公園に向かいます。
ドライブの途中、野生のトキは見つかりませんでした。 -
トキはなかなか近くでは見せてくれません。
遠くからトキを見ます。 -
ズームでやっと見ます。このトキは若いトキだそうです。
結局野生のトキは見つけることができませんでした。 -
両津に戻ってきたら、ちょうどお祭りの最中でした。
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湊祭りのようです。
太鼓、神輿、獅子舞と町内を回っていました。 -
期待を全く裏切らない佐渡の花紀行でした。
ピークシーズンだったように思われましたが、人に会うことも少なく、静かにのんびりと花を楽しむことが出来ました。ただ、私が花の名前に疎く、見つけられなかったものも多かったです。
花の百名山で獣がいないせいか、女性のグループや一人登山の方が多かったように感じました。佐渡金山が世界遺産に登録申請中とありましたが、花と海岸線のジオパーク、トキとの共存では自然遺産にもなるような気がしました。
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