2022/07/30 - 2022/07/30
839位(同エリア996件中)
ちふゆさん
2022年7月30日(土)夕方の4時20分、万博記念公園の自然文化園の中央口(下の写真1)で息子と合流する。前述したように私が入場した時に2人分の入園チケットを渡されたので、それを渡さないと彼は入れなかった(チケットを別途購入すれば入れるが)。まあ、私らの若い頃と違ってスマホで連絡取り合えるので全然問題なし。
太陽の塔はその中央口を入った正面すぐにある大阪万博のシンボルと云える建物で、今も万博記念公園のシンボルとなっている。万博のテーマ館の一部として建造され、終了後も引き続き万博記念公園に残された。2018年度グッドデザイン賞受賞、2020年には国の登録有形文化財に登録された。
内部には「生命の樹」と呼ばれる生物の進化というテーマに沿った展示物が置かれており、万博終了後非公開だったが、何度かの限定公開を経て2018年から公開されている。今回はそれを見に来た。70年の万博開催の時にも来てない。太陽の塔が写ってる写真も1枚しかなかった(下の写真2)。
ほとんどの人が知っているように岡本太郎の作品で、彼の代表作の一つ。岡本太郎は1911年(明治44年)、現在の川崎市生れの芸術家。父は漫画家の岡本一平で、母は歌人の岡本かの子。小学校に馴染めず入転校を繰り返したが、慶應義塾幼稚舎に落ち着く。普通部を卒業後東京美術学校へ進学。1930年(昭和5年)から両親などと共にパリ(Paris)で過ごす。
1940年(昭和15年)にドイツのパリ侵攻を切っ掛けに日本へ帰国。その後、兵役で中国戦線へ出征させられたが戦後に無事帰国し、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表する。1968年から翌年に掛けてメキシコで制作した「明日の神話」は「太陽の塔」と並ぶ彼の代表作と云われる。
私の学生時代から働き出したころには「グラスの底に顔があってもいいじゃないか(キリン・シーグラム)」とか「芸術は爆発だ!(日立マクセル)」などのCFが大ヒットしてた。「芸術は爆発だ!」は流行語大賞の語録賞を受けている。
太陽の塔は、高さ約70m、基底部の直径約20m、腕の長さ約25m。未来を表す上部の黄金の顔(直径10.6m、目の直径2m)、現在を表す正面胴体部の太陽の顔(直径約12m)、過去を表す背面に描かれた黒い太陽(直径約8m)の3つの顔を持つ。
万博開催時の黄金の顔は鋼板337枚を組み合わせて製作されたものだったが、風雨による劣化のため1992年にステンレス製の2代目のレプリカに交換された。黄金の顔の目には投光器が設置されていたが、現在はLEDになっている。
万博開催時にはお祭り広場中央に広場を覆う銀色のトラスで構築された大屋根から塔の上半分がつき出す形で建てられ、テーマ館の一部となっていた。観客はテーマ館の地下部分から透明のトンネル状の通路を通って太陽の塔内に入り、塔の右腕の内部に設置されたエスカレーターを通って大屋根に出ていた。
大屋根を突き抜ける形で設置されたの関して、総合プロデューサーでお祭り広場の設計も手がけた丹下健三と大喧嘩したと云う話があるが、どうやら創作らしい。そもそもこの塔は上述のようにテーマ館の観客を大屋根の空中展示に運ぶためのエスカレーターの縦通路として造られたものだし、必須だったんじゃないの?
と云うことで、内部は中空で、上述のように生命の樹と呼ばれる巨大なモニュメントが中心に位置しており、地下には「地底の太陽(太古の太陽)人間の祈りや心の源を表す」と呼ばれる第4の顔(直径3m、全長11m)が設置されていた。
この「地底の太陽」、直径3mで左右の伸びるコロナは最大13mあるものだが、開催終了後に行方不明になってしまっていたのを、太陽の塔内部の一般公開に併せて岡本太郎のスケッチや当時の記録写真などから復元し、展示している。
予約時間の4時半のちょっと前、塔の裏側右手から階段を下がったところから入場する(下の写真3)。まずは世界の仮面や神像が飾られたプロローグ空間があり、そこに復元された「地底の太陽」がある。プロジェクションマッピングで色が変わり、表情も変化して見える。
プロローグ空間から先に進むと太陽の塔の中へ入り、生命の樹の基底部に達する。生命の樹は高さ約41mで、幹や枝には単細胞生物からクロマニョン人まで、生命の進化をたどる33種類・183体の生物模型群が展示されている。なお、博覧会当時には292体が展示されていたそうだ。
現在は高さ30mまで5つの中間フロアを経由しながら5つの階段(145段)で回廊フロアまで上がるが、当時は4基のエスカレータを乗り継いで回廊まで上がり、右腕内の5基目のエスカレーター(現在も通路跡が残る)で未来を展示している大屋根内部に進んでいた。私はテーマ館に入らなかったので、知らなかった。
撮影可能なのが、撮影機材の落下のおそれのない塔内部1階だけだったので、中間フロアから上の写真はない。ただし、2023年からは500円で塔内撮影専用のスマホケースをレンタルすれば塔内全域での撮影が可能になってるそうだ。また、車いすの方、乳幼児(4歳未満)の方はエレベータ利用となる(体力に自信のない人も利用可)。
生命の樹はアメーバをはじめとした原生生物たちのいる「原始の海」から、カラフルで巨大な樹木が天井まで伸び、その上には進化の過程を辿る33種の”生きもの”がびっしりと展示されている。
「単細胞は下等で、人間が一番偉い」と訴えている訳ではなく、全てのいきものが1本の樹に配置されており、どんな生きものも全てが対等同格で、根っこは一つだということを示している。
基底部は原生類時代でアメーバやベンモウ虫や海ユリ、ポリプなどが展示されている。階段を登ると三葉虫時代に入り、三葉虫やクラゲ、太陽虫など。周囲の色は赤を基調としながらさまざまに移り変わっていく。
三葉虫時代のすぐ上には魚類時代があり、さらに両生類時代に進む。そこからは恐竜が見えてきて、はちゅう類時代に。そして、回廊フロアの上が哺乳類時代となりヒトが登場する。
回廊フロアからは上述のように右腕の大屋根へのエスカレーターがあった通路を見ることが出来る。左腕も中空になっており、こちらは非常階段で大屋根に抜けることが出来た。上を見上げると太陽の空間と呼ばれる無限の天空を表現した天井がある。
下りは展示スペースとは別に作られてる階段を降りる。途中に資料が展示されていたが、これも写真は撮ってない。1階まで降りるとミュージアムショップがあり、横からエントランスの受付前に戻る。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.25673039069006108&type=1&l=223fe1adec
5時で自然文化園も閉園するので、向かいのららぽーとEXPOCITYに向かうが、続く。
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