2024/04/12 - 2024/04/14
2位(同エリア3件中)
sunnyさん
- sunnyさんTOP
- 旅行記534冊
- クチコミ23件
- Q&A回答2件
- 1,656,121アクセス
- フォロワー354人
2024年カリブ海の島めぐり。
シント・ユータティウス、通称ステイシャ(以下Statia)
首都は Oranjestad、通貨はUSドル
そもそも知ってる人も少なく興味もないであろうStatiaの扱いは
・ISO国際標準化機構の区分上は、Bonaire, Sint Eustatius and Sabaの1つ
・フォートラベル上はBES諸島(Bonaire, Sint Eustatius and Saba)の1つ
つまり他の2国に渡航済みなら、行ったところで渡航国数は増えない。
とはいえ、ここだけ残すとなんかすっきりしないので、現地2泊で行ってきました。カリブ島国はこれでコンプリートしました。
セントマーチン島からWinエアー
https://www.fly-winair.sx/
宿
AirBnBから予約、2泊で200USドル
PR
-
出発はペルーのリマから。
コパエアラインでまずはセントマーチンへ。
リマからパナマシティまでの機体はそのままセントマーチン行きになっていてクルーが一緒。この日はパナマシティまで戻るシフトなのかな? -
リマを出発し8時間後の午前11時過ぎにセントマーチン島・プリンセスジュリアナ空港(SXM)に到着。
Statia行の18時30分のフライトまで6時間あるので、いったん入国させてもらう。
空港前からなかなか来ないバスを待って乗り込み、目指すは -
マホビーチ☆
到着時は激しい雨が降っていたけど、ビーチに着くころには青空が出現。
何でもない金曜日だけど、クルーズ船の乗客もいてにぎやか。 -
12時40分頃から、大型機が続々と到着。
ユナイテッド、KLM、エールフランス、DELTA、アメリカン、JetBlue。
KLMとエールフランスは大人気。
乗ってきたコパエアライン(珍しく1時間半遅延していた)のテイクオフを見届けたあとは -
遅めのランチ。
ライムを絞ったCarbビールと、ハラペーニョ入りのバーガー。
今夜は人里離れたエアビー泊で夕飯にありつけなさそうなので、夜まで腹持ちしそうなメニューにした。 -
マホビーチでアメリカンのテイクオフを見届け、バスで空港に舞い戻る。
ビーチから15分の徒歩圏ないだけど、暑いし歩道もないので1USドル払ってバス。
2017年のハリケーンで崩壊したSXMのリノベーションはまだ完成せず。
次に来る頃には完成しているかな。 -
空港の電子掲示板を見ると、夕方以降はWINエアーが独占。
私の乗るStatia行は本日最終便。
相性の悪いWINエアー。
今回も出発2日前にWINエアからスケジュール変更メールが来たときは、またかと。今日は30分の出発時間変更で済んだが、今年1月のキャンセル・変更では当初の旅程が崩壊している。 -
毎年リニューアルしているセントマーチンのスタンプ。
17時を過ぎると、欧米行の大型便がすべて出発し閑散とした空港。
スタッフも完全に仕事終わり&帰宅モード。
数少ない店も次々に閉まり始める。 -
Statia行きは同じ時間に2便。
搭乗ゲートは分かれて案内され、そのあと輸送バスが1台しか来なくて車内で合流。
オープンシートなので今日も座席争奪戦か!? -
2Aをゲット。1Aは荷物を置く場所なし。
今日は座席争奪戦のライバルがおらず余裕で座れた、というより私以外は地元の人(観光客がいない)
閑散としたマホビーチを横目に見ながらテイクオフ。 -
オランダ領フィリップスバーグ上空。奥はフランス領マリゴ。
1つの島が別々の国に統治されている。
20分でF・D・ルーズベルト(EUX)に到着。
降機直前に大雨が降ってきて、機内にしばらくスタックされる。
オランダ国内線だけどイミグレがありスタンプ押される、質問なし。 -
BES諸島3つのスタンプ
Statiaは☆、ボネールはフラミンゴ、サバはパームツリー。
同じようなデザインが似ていて、右上に木のようなマーク。
エアビーのオーナーが車でピックしてくれ宿へ。 -
空港にあったI Love EUX
ガイドブックに書かれたStatiaの説明、ハイシーズンでも、
”While neighboring islands swell with visitors, Statia stays remarkably calm”
その通りだった。 -
翌朝。
宿は足がないと不便な場所。宿のオーナーが、スズキのジムニーを1日45ドルで貸すよ、と言ってくれたんだけど、国際免許がない。
といっても34平方キロの小さな島。徒歩で頑張った。
宿から空港まで30分、商店のある集落まで40分。 -
島の南東にある火山The Quill。高さ601メートル。
オランダ最高峰は、サバ島にあるMount Scenery、887メートル。 -
小さな町で、町までは1本道。
ほとんどの道がアスファルトで舗装されている。
道を渡ろうとすると、たいていの車が止まって道を譲ってくれる。
今住んでいる国では100台に1台くらい止まってくるかどうか、何度もひかれそうになっている。 -
バス停らしき建物、バス見かけなかったけど走っているのかな。
-
町のスーパーマーケット。
ベーカリーのパンは、どれも3USドル。 -
政府機関
-
公立図書館
オランダ国王ファミリーの写真 -
小さなラウンドアバウトの横に、公園やカソリック教会
-
Slave Path
17世紀半ば以降、Statiaはカリブ海の奴隷貿易の中心地だった。
タバコ、綿花、サトウなどの小規模プランテーション労働力のため、アフリカからたくさんの奴隷が連れてこられた。 -
貿易の中心地となったのは、天然港があったことが理由の一つ。
クルーズ船はいないけど、貨物船が沖に停泊中。 -
Fort Oranje
オラニエ湾を望む高台に建てられた要塞。
もともとはフランスによって建てられた砦。
その後の所有者はオランダ、イギリス、フランスと変わっていった。 -
入り口にあった説明
11月16日はStatiaの日として、今も祝われている。
アメリカ合衆国の独立を初めて認めたのがここオランダStatia。 -
First Salute 最初の礼砲
1776年7月4日にアメリカ独立宣言が採択された。
独立宣言を携えた大陸海軍所属の帆船Andrew Doria は、1776年11月16日にシント・ユースタティウス島に到着。
島の知事がオラニエ砦から礼砲を放った。これはアメリカ合衆国がはじめて国際的承認を受けた出来事であった。 -
フォートには立派な砦や大砲が残る
-
オランダとStatiaの国旗
-
フォートの周辺は、高低差あり。
-
要塞の入り口近くにあった眺めのよいカフェ。
土曜の午前中、町に人がおらず閑散としている。
観光客は一人だけすれ違った。 -
Statiaの車のナンバープレート。
-
Statiaの旗と島が描かれたイベント会場?
右側の青いビーズは、奴隷売買の取引手段。
ビーズの質や種類でその人の価値も決まっていたという。 -
18世紀の繁栄期には、ユダヤ人商人も入植した歴史があり、
シナゴーグ通りがある -
Honen Dalimシナゴーグの跡
西半球最古のシナゴーグのひとつ -
ユダヤ人墓地にあったひときわ高価な大理石の墓石。
裕福な一族のものだったんだろう。 -
フランス人墓地
Methodist教会 -
イギリス人墓地。
3つの墓地の中で最もメンテがしっかりされてて、造花も飾られていた。 -
F・D・ルーズベルト(EUX)から眺めるThe Quill
-
歩き回って喉乾いたー
ちょうど近くに水分補給できる場所を見つけた。
このバーは着陸がみられる場所にある。
ただ、フライトが1日数便しかなく、小型機のみ。 -
アムステルのbright、キリっとしてドライで美味しい!
このビール、カリブで生まれたんだそうな。
バーなのに1本2USドルという安さで3本ぐびっと。
宿に戻って、海を眺めながらのんびり過ごした。 -
翌朝。早朝は小雨が降っていた。
宿のオーナーが車で迎えに来てくれ、空港へ。
ベーカリーに立ち寄ってもらい朝ごはんを調達。
チェックインカウンターは建物の外。
制限エリア手前には椅子があるだけ。 -
チェックイン時に出国税15USドルを現金支払い。
他のBES諸島
サバ10ドル、ボネールはVisitor Entry Taxが75ドル(2022年7月より)
保安検査を抜け、出国、といってもオランダ領への国内移動。 -
制限エリア
飲み物の自販機しかない。
Wi-FiはPWなしのが飛んでいる -
恐らく人生最後のWINエアー搭乗。
WINエアーしか飛んでいない島、サバとStatiaは行ってしまった。 -
Statiaさようなら。
眼下には2泊した宿のあたりが見える。
家が3軒くらいしかなかった。 -
WINエアー最終フライトとカリブの島コンプリートを祝って?
くれてるかのような綺麗な虹がでていた。 -
SXMに到着。
さようならWINエアー!!
今日は入国せずにトランジットでコパエアラインに乗り換え。
呼び出しかかってたのでカウンターに行くと、ビジネスクラスへUGだった。 -
強風で機体バランス調整のため、2名の振替ボランティアを募っていた。条件は
・セントマーチンで滞在できるホテル、食事の手配(え!)
・アメリカンエアラインへ振替、最終目的地までお届け(マイアミのAAラウンジ好き)
思わず手を挙げそうになったけど笑、明日から仕事だ。 -
ボランティアは1名しかみつからず、最後は1時間遅れでセントマーチン出発。
パナマシティー乗り継ぎが30分切ってしまったけど、ゲートが近くて走って間に合った。
未踏のトバゴ島とグレナディーン島にはいずれ行きたいと思います。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シント・ユースタティウス島(BES諸島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49