2024/03/08 - 2024/03/09
765位(同エリア1633件中)
タブラオさん
金曜日に午後休を取って、大学時代の友人と草津温の山本館に泊まってきました。
近場で行ったことがない硫黄泉の温泉がいよいよ少なくなりつつある中、泊まれる文化財の宿ということで前から気になっていた草津温泉の山本館を思い付きました。山本館には以前にも電話で問い合わせしたことがありますが、その時は改装工事中で宿泊不可でした。そろそろ営業開始したのかと思い電話してみたところ、やっているとのことでしたので、早速予約をしました。当初は一人泊の予定でしたが、そんな話を大学時代の友人にしたら興味ありとのことで、結局、二人で行くことになりました。
で、どうだったかというと、まず山本館ですが、登録有形文化財の宿であるため宿泊することしたものの、正直、イメージとは違っていました。文化財の宿というと、歴史を感じさせる木造建築の旅館を期待するわけですが、余りに綺麗に改装され過ぎていて、まるで新築の旅館のようでした。歴史どころか木の香りも感じられませんでした。ただ、それを除けば、お部屋も館内も綺麗だし、食事も期待以上だし、ロケーションも良いしで、値段対比、満足出来る内容でした。それと翌日に夕食を食べに行った豊田屋旅館ですが、ここもなぜか山本館と見事に同じ印象でした。建物も館内も山本館に似ていて、文化財の匂いは感じられませんでしたが、料理はまあまあでした。
期待したものとは若干違っていましたが、まあそれなりに楽しめました。それと、一緒に泊まった友人とは久しぶりに長い時間を過ごすことが出来、色んな話が出来ました。それだけでも行った価値はありました。
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この日は午後休を取って、職場からそのまま草津に向かいました。13時29分大宮発の「あさま613号」で軽井沢まで行きましたが、大宮までの乗り継ぎに余裕がなかったため、ハラハラしました。
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軽井沢で草津温泉行きのバスに乗り換えました。平日でしたが混んでいました。
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草津温泉には16時00分過ぎに着きました。予想以上の人でビックリしました。意外とインバウンドの方は多くなく、若い方が目立ちましたが、春休み中だったからでしょうか。
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「草津温泉 山本館」
湯畑からすぐとは聞いていましたが、正に湯畑の真ん前でした。と言っても、湯畑自体が大きいため、主要な温泉旅館はどこも湯畑からすぐですが… -
山本館の玄関です。旅館建物は横に長いため、どう撮っても全体は入り切りませんでした。
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旅館の受付です。建物を最初に見た時も、館内に入った時も、正直、期待していたものと違うなと感じました。登録有形文化財の宿ですので、当然、歴史とか木の温もりを感じさせる内外観を期待しますが、改装直後のためか、歴史も木の香りも感じられませんでした。
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最もベーシックな部屋にしました。10畳位でしたので、広くはありませんが、充分な広さでした。新しくて綺麗なのは良いのですが、風情は感じられませんでした。
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1泊2食付き、2人泊で1人当たり21,000円でした。文化財の宿としてはイマイチでしたが、21,000円の宿と考えたら、食事もお部屋もお風呂もまあまあでした
ので、それなりに満足です。 -
障子を開けると広縁になっていて、窓の外は旅館脇の道路でした。
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お部屋の前の廊下ですが、段差で躓かないようにライトが埋め込まれていました。機能的で他の旅館ならプラスのポイントですが、正直、最も興醒めしたポイントでした。
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お風呂は内風呂のみで露天風呂はありません。実物は写真で見るより大きいです。部屋数は11室のみというのもありますが、思ったよりも混み合わず快適でした。
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お湯は強酸性の正統派硫黄泉です。試しに舐めてみましたが、レモン水そのものでした。お湯には特に不満はありませんが、温泉街は人だらけだし、露天風呂はないしで、草津温泉自体、温泉という観点からは魅力的には思えませんでした。
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絵がお風呂の壁に描かれていると思っていましたが、近くで見たらタイルでした。
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館内を探検していて、たまたま外を眺められるベランダスペースを見つけました。夕暮れ時の湯畑がとても綺麗であったため、表紙の写真にしました。湯畑を上から眺められる場所は貴重だと思います。
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夕食は1階の食事会場でいただきました。最もベーシックなプランだったからなのでしょう。窓から離れた席でした。
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こちらはもっとお高い部屋の方用の席だと思います。湯畑ビューですので、ここで夕食を食べたら気分が良さそうです。
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夕食のメニューとテーブルに最初から置いてあった料理です。
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グラスワインは1杯680円とこのクラスの旅館にしては良心的なお値段でした。
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草津温泉の有名どころで、おまけに改築直後のため、20,000円程度では大した夕食は期待出来ないと思っていましたので、良い意味で予想は外れました。夕食は、質・量とも充分に満足のゆく内容でした。
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しゃぶしゃぶは赤城牛だそうですが、とても美味しかったです。
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食後に、先ほどの湯畑が見えるベランダスペースに行ってみました。湯畑がライトアップされていて、幻想的な景色が広がっていました。
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部屋に戻ってから、お茶菓子の「手作りまんじゅう」を食べました。発熱材に水を掛けると、あら不思議。掛けた水が熱で蒸気となり、その蒸気でまんじゅうを蒸して食べるのですが、ほくほくのお饅頭が美味しかったです。お茶菓子にしては気が利いたものが置いてあると思いました。
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さて翌日ですが、夜間に大雪が降ったため、湯畑が見事に真っ白になっていました。
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「関の湯」
無料の共同浴場です。朝6時頃に行ってきました。因みに24時間いつでも入れるようです。 -
噂通りのドバドバ温泉でしたが、お湯が痺れるような熱さでした。とてもそのままでは入れないため、水をMAXで投入しましたが、なかなか入れるような温度になりませんでした。お湯は酸性でしたが、硫黄泉でなかったのは意外でした。
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「白旗の湯」
湯畑の前の有名な共同浴場です。せっかくですのでこちらにも入ってきました。7時00分頃に行きましたが、既に何人か入っていました。かなり熱めのお湯でしたが死ぬほど熱いわけではありませんでした。その後、次から次へと入浴客が入ってきたため、無茶混みする前に退散しました。 -
朝食も、宿泊料金からしたら、充分に満足の出来る内容でした。普通のご飯か赤飯か選択できたため、迷わず赤飯を選びました。
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「熱乃湯 湯もみと踊りショー」
草津温泉に来たら、これは外せないだろういうことで、朝から並んでチケットをゲットしました。 -
想像していた通りのショーではありましたが、結構楽しめました。これを見ないと草津温泉に行ったとは言えないですし…
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10時00分前にチェックアウトして、さて次はどこへ? 特に行きたいところはなかったため、取り敢えず、定番の西の河原露天風呂に行くことにしました。写真の「草津町循環バス」で行きましたが、100円で乗れるのは助かりました。
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「西の河原露天風呂」
中の写真はもちろん撮れませんでしたが、思っていたよりも空いていて快適でした。午後はスキー客が大挙して入ってきそうですが、午前中は狙い目かもしれません。取り敢えず、一度行くことが出来て満足です。 -
夕食を17時30分に予約していたため、お昼は軽くひもかわうどんにしました。海老天がプリプリで美味しかったです。
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「片岡鶴太郎美術館」
ランチの後、片岡鶴太郎美術館を覗いてみました。 -
子供が描いたような絵に見えなくもないですが、不思議と引き込まれてました。特徴のある字体ですが力強さを感じました。期待せずに入りましたが、意外と楽しめました。
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バスの出発時間が14時40分であったため、それまで温泉街を歩いて観光しました。写真は温泉街のお饅頭屋さんです。ここで試食した温泉饅頭が美味しかったため、お土産に買っていきました。
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湯畑とその奥に見えるのは山本館です。湯畑の真ん前にあることがよく分かると思います。
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「草津山光泉寺 五重塔」
前日に行った五重塔。新しく出来たばかりのようです。湯畑からすぐです。夜はここからの湯畑の夜景が綺麗なのだそうです。 -
湯畑の源泉です。源泉温度は60度程度だそうですので、そのままでは入れませんが、適温だったら是非こんな色の温泉に入ってみたいものです。
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記念撮影スポットになっていましたが、順番待ちする位、混んでいました。
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「中村屋旅館」
山本館にしようかここにしようか迷った旅館です。湯畑からもすぐでした。猫ちゃんが有名な旅館ですが、次に草津温泉に泊まることがあれば、宿泊の第一候補です。 -
その後、草津温泉バスターミナルからJR吾妻線の群馬大津駅に行き、群馬大津駅から高崎に向かいました。
左の写真は群馬大津駅のホームです。無人駅です。ホームに写っているのは一緒に行った友人です。192㎝の大男で大酒飲みですが、私の友人にしては珍しく文化人です。この後に行った豊田屋旅館では「2mありますか?」とお店のおばちゃんから聞かれていました。 -
「豊田屋旅館」
高崎駅から歩いて5分です。旅館と名前が付いていますが、現時点で旅館としては営業していません。女将らしき方に聞いたら、営業出来ないこともないけど、安全上、不安があるため営業していないとのことでした。 -
建物の外観も廊下の床や壁の色合いも山本館と似ていました。これだったら、正直、泊まらなくても夕食を食べるだけで充分だと感じました。
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3,500円のコースを予約していきました。一番ベーシックなコースですが、個室でこの料理ならとてもリーズナブルだと思います。
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その後、高崎駅から在来線を乗り継いで帰京しました。実質1日半でしたが、何だかんだ言いながら結構楽しめました。
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