灯屋 迎帆楼に宿泊・明治村を添えて

2022/09/02 - 2022/09/03

お宿ありきの旅シリーズです。
初めに憧れのお宿を決めてから観光を組立てるという
まぁ コロナ禍ゆえのちょっとした贅沢です。

今回のお宿は『灯屋 迎帆楼（あかりや げいはんろう）』さん
愛知県犬山城下の 木曽川で最古の料理旅館です。

グルメに関しては体調不良で悔やまれる結果になりましたが
温泉、明治村の観光と精一杯楽しんでまいりました。

エリア 犬山(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝8時過ぎに自宅を出発
途中、車のエアコンが効かなくなり(;_;)小牧のSSで修理
本来３時間ちょいで着くところを 犬山城下に入ったのは午後2時半

城下町で軽食を済ませ

城下町犬山 名所・史跡

犬山城の麓にある今晩のお宿
”灯屋 迎帆楼（あかりや げいはんろう）”さんへ

す、凄いお宿や・・・

灯屋　迎帆楼 宿・ホテル

大正8年(1919）創業の
全室半露天風呂付・10室限定の旅館です。

先ずはロビーに招かれチェックイン

ここで食事の時間を決める際、お宿の方から
”良い伊勢海老が入ったのですが いかがですか(笑顔)？”と勧めていただき
是非是非！と二つ返事でお願い。
思えば随分と大きく出たもんや(笑)

ロビーのBGMはビル・エヴァンス・トリオ　 う～ん大人な雰囲気
プログメタル専門の自分が来て良いのですかどうなんすか

1階の廊下 一番手前左のお部屋が
予約していた
『犬山城展望テラス付 KISOプレミアムスイート とうか(灯火)』

玄関を入ると右に和室

左は化粧ルームとトイレです。

アメニティはSHIGETA paris

奥にはシャワールームとビューバスがあり、

窓を開けると半露天になり木曽川の眺望が望めます。

それでは いざメインのお部屋へ

どどーん！これが全景

そうですメゾネットです
初めての二階付にテンション上がりまくり！

眺望は木曽川とライン大橋。
対岸は岐阜県各務原市になり、
時折り空自の戦闘機が戻ってくのが見える

ベッドまわりはこんな感じで

リビングのガラス戸から外に出られます。

広く取られたウッドテラスは喫煙可能

遊覧船の船着き場も見渡せました。
良いねぇ~木曽川の鵜飼は一度見てみたい

木曽川(中流域) 自然・景勝地

んじゃ2階に上がってみますよ♪

畳敷きの展望ルームの先にもテラスがあり

なんと寝ころびながら犬山城天守が拝めるんです
キャッスルビューテラス、最高。

コーヒーメーカーも揃っていました。

ひとしきりお部屋探訪も終え、ゴキゲンで過ごしていた私に【悲劇】

急激な吐き気に襲われ 動く事すら出来なくなってしまったのです(泣
そういやお昼に食べた露店の軽食、油がなんかこう,ちょっとｱﾚな...

い、伊勢海老どうすんねん・・・

夕食は18時から個室ダイニングで予約していましたが
もはやお水しか受け付けず身動きも取れん私のせいで
急遽お部屋食で対応してくださいました。
お手数おかけしてすみません；

お造り

嚥下の痛みのせいで
これら手の込んだお料理の数々をほとんど頂けず
ホンマに申し訳ないやら勿体ないやら；

い、伊勢海老ーーー(ノД`)・゜

二切れ、よばれました。
喉は痛んだが、舌はたいそう喜んでいた。

椀物

私が頂けなかったお料理は　夫が二人前食べています。

焼き物

鮎もお肉も殆ど頂けず
　 罰や、、分不相応で罰が当たったんや

お素麵と炊き合せ

Q:　えーでもなんで私だけ罰当たんの、夫は当たらへんの？
A:　日頃の行い
　　　　　　　　(;´Д｀)

体調を崩した私の為に、わざわざ作ってくださったお粥さん
お心遣いが本当にありがたかったです。

おまけ：夜食のお稲荷さん

少し動けるようになりキャッスルビューテラスへ
夜空に浮かぶ犬山城天守に癒される。

ビューバスも使い、木曽川の瀬音に包まれ おやすみなさい…

とはいかず、実際は喉の痛みで明け方まで苦しんだ。

しかし人間の体というものは良く出来た(現金な)もんで...

翌朝はお陰様で喉も回復
少し早めに個室ダイニングへ(笑)

朝食です
美味しく戴いちゃいますよ～

姿を変え お味噌汁に入られた 伊勢海老様
無茶苦茶おいしかったです

犬山は飛騨との県境だからか
朴葉みそも食卓に並んでいました

このあと朝ごはん完食です
ご馳走さまでした。

9:00am
予約していた貸切風呂が使える時間となり、

2階にある 白帝の湯『ひすずし（灯涼し）』へ

思ったより開放的で明るい室内

そして絶景・城見の湯！

しっかり湯浴み着をまとい入浴します。

この景色、サイコー d(∀)

お宿のHPによると
"白帝城にちなんで名付けられた白帝の湯は、犬山唯一の100％天然温泉。
泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉" とある。
何にせよ 大変気持ちが良かった

温泉で疲労も回復┗(｀･∀･´)┛ｼｬｷｰﾝ
お宿のショップで美濃和紙のイヤリング等を記念に購入し

(一休ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ会員特典で1時間延長の)
12:00pmにチェックアウト

今回は 本当にいろいろお世話になりました<(_ _)><(_ _)>

午後は犬山城に上がってみたかったのですが
まだ少し体力的にムリそうだったので、

城下から約20分のドライブののち 博物館 明治村にやって来ました。

正門からはシャトルバスで園内を移動
帰宅時間と体力を勘案し 要所をピンポイントで巡ることに。

博物館 明治村 テーマパーク

初めはやはり何と言ってもココ "帝国ホテル"

巨匠フランク・ロイド・ライトによる
旧帝国ホテル・客室棟の中央玄関部分 が移築されています。

メインロビーでは 煉瓦と幾何学模様の美を堪能

こちらは2階に展示されていた
明治38年（1905）ポーツマス条約締結の際に使用された机
講和会議の図は教科書でお馴染みやね

見学の後は喫茶室へ

レモンタルトとカフェオレのセットでひと休みしてから

帝国ホテル喫茶室 グルメ・レストラン

次に訪れたのが ”金沢監獄正門”（明治40年建設）

”中央看守所・監房”
か、かっこええなぁ

その内部にあった "網走監獄中央見張所"

ゴールデンカムイや!!

牢獄やら独房やら雑居房ばかり入ってたら雷雨に見舞われてもうた。

まずは雨宿り、と入ったレストランで

浪漫亭 グルメ・レストラン

ご覧のデミグラスオムライスをいただき、

晴れ間を見て”聖ザビエル天主堂”（明治32年建設）へ移動。

京都・カトリック河原町教会の旧聖堂になる此方は
内部の大アーケードと 豪華なステンドグラスが見どころ

大阪府池田市にあった芝居小屋 ”呉服(くれは)座”（明治25年建設）

名古屋の ”歩兵第六聯隊兵舎”（明治6年建設）

兵舎内
木製ベッドや三八式歩兵銃の展示

こういう肋骨服を見るとゴールデンカムイ想い出すわ
騎兵の儀礼服

”京都七条巡査派出所”（明治45年建設）

”札幌電話交換局(明治31年)” 内の電話展示

他にも
京都市電・尾西鉄道蒸気機関車1号・前橋監獄・半田東湯など見学。
いやぁー此処は丸一日掛けたところで周り切れへんねぇ

ようやく帰途に就いたのが3:30pm

体調にも天候にも恵まれない今回の旅でしたが
素晴らしいお宿でもてなしを受けた事が 何よりの幸せでありました。
出来る事ならもう一度、お料理リベンジに伺えるよう
頑張ってお金貯めよう(笑)