憧れの南極へ

2024/01/10 - 2024/01/23

憧れの南極へ。氷山・ペンギン・クジラ・シャチ・オットセイなど大自然とたくさんの動物を見て、大感動の旅！！

エリア 南極(南極大陸)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

１月１０日に羽田を出発し、ウシュアイアで１月１３日夕刻にお船に乗船。二日間かけて南極に向かう。

ドレーク海峡を越え、ウシュアイア出港から１日半ほどで船の揺れが収まってきた。午後から氷山が見え始める。展望デッキから景色を楽しんだ。遠くの方にクジラが３～４頭見え、期待が高まる。

１月１５日
オーンハーバー。ゾディアックボートで遂に南極半島に上陸した。南極には珍しく好天に恵まれた。
ゲラーシェ海峡に面して南極半島に食い込んだ１，５キロ幅の湾オーンハーバー。流れ落ちる氷河におおわれた湾内で唯一上陸可能なのはスピゴットパーク裏側の急斜面だ。

尾根沿いにはヒゲペンギンの営巣地があり、孵化したばかりの赤ちゃんにも会うことができた。

ゾディアックボートには１０人くらい乗ってガイドさんの話を聞きながら、島へ向かう。

午後はタンゴ等に上陸した。島の斜面を登ると、南極半島やクーバービル島、ゲラーシェ海峡まで３６０度の景色が見渡せる。

目の前の美しいエレラ海峡には、海流が運んだ大小の氷山が浮かんでいる。

ゼンツーペンギンの営巣地が点在していた。海へ飛び込んでいくペンギン、よちよち歩くペンギン、卵を温めるペンギンなど、色々なペンギンをゆっくり観察できた。

鳴き声はやかましいほど・・。

ゾディアックボートでも動物を探しに行った。ヒョウアザラシ・カニクイアザラシ・クジラ・ペンギンの群れなどを見た。

ザトウクジラ。

ペンギンの群れ。

１月１６日
キヴェビル島上陸。南極一と言われるゼンツーペンギンの営巣地があり、巣と海の間を忙しく出入りする親ペンギンの姿が見られる。

ペンギンロード。ペンギンが横切るまで人間は待っている。
決まりにより人間の方からペンギンの５メートル以内には入ってはいけないのでじっと待つ。チョコチョコ歩くペンギンがとても微笑ましい。

午後からはユースフル島周辺をゾディアックボートで探検した。
穴の開いた氷山。穴から向こう側が見通せる。さすがに危ないので、くぐることはできない。

お船の大きさから氷山の大きさが分かる。

氷山の一角という言葉があるように、氷山の９０％は海の中に隠れていて、１０％が海上に姿を現している。そのことからも氷山の巨大さが分かる。

とがった形の氷山。様々な形があり、見ていても飽きることはない。

船の周りにシャチのおばあちゃん・お母さん・子どもの家族が現れ、子どもに狩りを教えると言う壮大なドラマを見せてくれた。

１匹のペンギンがシャチにつかまり突き上げられてしまった。

１月１７日
パラダイスハーバー。ゾディアッククルーズのみ。曇りのち雪。このようなお天気が南極らしいのかもしれない。暖かくして出かけた。

南極半島の中で一番美しいと言われるパラダイスハーバーだ。周囲の山から様々な氷河が流れ込み、私たちを幽玄の世界に誘ってくれる。

南極半島本土側には、チリの基地とアルゼンチンの基地がある。

午後からはフランダースベイへ。ルメール海峡東に位置する湾。測量禁止区域になっている。

たくさんのクジラを見ることができた。

大きなしぶきが上がる。

１月１８日
南極半島で最も雄大と言われるルメール海峡。近くまで行ったが氷山に阻まれて通過はできなかった。

午前中風速５０ｍの風で、船外活動はできなかったので、ブリッジ見学や南極講座を聞いて過ごした。

午後からはボーゲン湾で、クジラやオットセイを探した。とても寒い一日だった。

アザラシやオットセイ、ペンギンなど、色々な表情のたくさんの動物に出会えた。

クジラも近距離でたくさん見ることができ大満足の旅となった。

二日間かけてドレーク海峡を越え、ウシュアイア入港。
この南極への旅は、最高の感動を与えてくれた旅であり、大自然の偉大さを知る旅となった。