2024/03/20 - 2024/03/23
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wethurlさん
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琉球の歴史と祈りの旅、ふたたび。久高島メインに南部のひそやかな遺跡、中部のグスク、そして浜比嘉をじっくりまわる。まずは、前泊した旭橋近くのホテル、朝一レンタカーで安座真港へ。最高の天気に恵まれ、久高島に迎えられる。ガイドを3時間お願いし、フェリーで徳仁港を発つ。テダ御川周辺を歩き、せーふぁ御嶽に参拝。道を迷いつつ、知念城跡、浜川御嶽とやはらづかさにたどり着き、今日の宿はこれまた隠れた静地「涼風」。おすすめのお店で絶品お刺身。後半②は中城と勝連城、浜比嘉島、果報バンタ、玉城城跡、そして宿周辺のかくれた聖地、垣花樋川を巡る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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前泊の旭橋近くの新規ホテル、レンタカーにも近い。インバウンドの皆さんが、夜にやや騒がしかったが、大浴場もあるスタイリッシュなホテルだった。
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ホテルの1階で、軽くフォー。ココナツミルク味、ベジタブル感あふれる。
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平日の朝、1時間かかって、安座真港へ。久しぶりの沖縄ドライブでやや緊張。久高島にわたる船にはお客さんいっぱい。駐車場も結構混んでいました。
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こちら、チケットやお土産など。ローカル感あふれるたたずまい。
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この9時半の高速船。昨日は欠航だったときいたが、見事な快晴で、島に渡れそうだ。
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港でお願いしたガイドさんと落ち合い、ゆっくりと車でめぐる。さまざまお話しいただいて、楽しくも、ためになった。まずは、ピザ浜。それぞれの場所に、神聖な意味があるようだ。
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自然崇拝なので、石・砂一つに祈りがこもっているという。
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久高島は、アマミキヨがニライカナイから降りたち、国づくりを始めた舞台。島の東にある岬に着き、1組の男女をこの島に住まわせたという。
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未舗装の道沿いに、イモやネギ、スイカ、麦などの畑があり、地元の人が農作している。なお、この島の土地は島(の人)の共同所有で、農地や商業地、宅地などは、住民の委員会で認められた人が所有でき、島民すべての投票で3分の2以上の承認で、決められた広さと額で売り渡され、そのあとまた返却されるという。
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パパイヤが生えていた。久高島の祖先は、百名白樽といい、当時は海の貝と、こうした木の実しかなかった。
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この小石が、農地の境界線とのこと。なお、天頭神、王礼乃神(太陽神)、松乃美神(月神)、ニレー大主神(竜宮の神)、アマミキヨ、百畑地方照乃神(植物の神)、梁万神(健康の神)、の七つの神が語られている。
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白樽夫婦がイシキ浜で食物豊穣と子孫繁栄の祈り、黄金の壺が流れ着く。とろうとしても沖に流れてしまい、ヤグル川で沐浴したのち、壺をとると、麦、粟、などの五穀(7種ともいわれる)の種子が入っていた。
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拝所は、こうした自然の石や木、砂のままで、自然崇拝である。
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こうした浜のサンゴ石も、儀式で祈りが込められており、もちろん勝手に持ち帰ることなどできるわけがない。砂ひとつぶに、深い想念がこめられているのだ。
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ここは、祭祀の場である。
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午前中は干潮で、干潟の向こうにサンゴの境界が見える。
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ハブに注意だ
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はまに至る海への小道
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北側の林の中に地図などにはでてない拝所があるという
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こちらの奥が、そうらしい
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手間に後から内地の人が建てたというほこららしきものがある
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一応、一礼する
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シマーンの浜へ
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ウパーマの浜へ
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こちらも人のいない景色が広がる
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星砂の浜とある
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パインかと思ったら、もどきだそうだ
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観光の人で混んでいる、カベール岬へ
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クバ(フバともいう)の林を抜けると、アマミキヨのついた浜がある
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イチオシ
岬周辺は岩石のごつごつした霊地
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こうした景色だけでなく、いわゆるスピリチュアルスポットとして名高い
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イチオシ
神がここから島をめぐるといわれる
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今日の浜は優しい
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旧暦正月のティーサチには大漁祈願が行われるという
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天然記念物林の植物の説明、神聖な木であるビロウ ( 蒲葵、枇榔、檳榔)は、 ヤシ科 の常緑高木。皇室でも使われると伝え聞いた。
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別名を、ハビャーン
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原種のハイビスカス
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ロマンスロードからウティ浜
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イチオシ
北西側は、切り立っている
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大戦末期、この海域に、米軍が集結したそうだ
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サンゴの岩
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さあ、最高の霊地、しかし男子禁制なので、遠くから、静かに祈る
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琉球の七御嶽の一つで、さまざまな祭事が行われてきた。クボウ(フボー)は先のクバからきているという。
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こちらは、陽、の霊地にあたるそうだ。。。礼
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ここの道の奥は、ナカノウタキ、月の神の祈りの場。写真は控え、奥の入口付近まで歩かせていただき、深く礼。そしてなにやら、ひんやりと涼しげな気を感じる。途中の脇で、何やらかさかさと音を聞いた。
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ハタス ニートゥバル
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麦が植えられている
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イチオシ
ヤグルガーに下る階段、絶景
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イチオシ
左側も、絶景
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今でも、清めに使われているという
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ナカミチ沿いにある中世の石積
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ミガーへの道
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ガーは井戸のこと(岩などから染み出る)
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今もお詣りの際の清めに、雨が降ると増える
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これもサンゴ
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意外とひんやりする、上にある養殖海ブドウの影響で、少し塩分が混じるとおっしゃっていた
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こちら、イジャイガーへ
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残念ながら、ほとんど染み出ていない
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すこしだけ、水が、、
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こちらも岩が多い絶景
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本島を望む
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1年の数々の祭事
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ウドン庭
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久高殿
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イザイホーの祭場
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祝女である多留加那が神をまつり島の繁栄を祈った
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瓦の紋
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いらぶの燻製場
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ここから鰹節などの技術が伝わったらしい
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大里家 ウプラトゥ
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この技術のすごさ
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決して倒れないくさび
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第一尚氏の尚徳王が祝女に惚れ、ここにいる間に首里を乗っ取られ、尚円王(金丸)が王になった
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歴史は繰り返す、正徳王の父親は勝連城のあまわりを滅ぼした
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こちらの木もかなり古い
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奥では村の人が集まっていた
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これは亡くなられた方のための家
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外間殿、となりには西威王がうまれたアサギ家がある
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総ての祭事が行われる。
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太陽、月、竜宮など、先の7つのすべてがまつられる。
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こちらは祭場側、裏がおそらく墓地だったとのこと
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ヒンプンと呼ばれる、魔物除けの壁(風よけ)がある
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さてランチ、混んでいる
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沖縄そば、ごちそうさまでした、ポップな乗り物
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奥は小中幼稚園と右は津波のための避難タワー
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大君口
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ねこがおおかった
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イチオシ
こうした集落は、味があった
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ハンチャタイという広場のようなところ
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めーぎ浜を望む
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島の南西端、なかなかの透明度
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人はいないが、なかなか味がある
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干潮だった
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猫に別れを告げ、帰りは高速船ではなく、フェリーで徳仁港を後にした
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さて港から北に少し、あがりうまーい、という聖地巡礼にもある御嶽、テダ御川(ティダウカー)にむかう。
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堤防の道をしばし上がると、奥に見えてくる
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深く礼をする。水がかれたのは、周辺の石灰石をたくさんほりすぎ、国会議事堂建築に使用したため。
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こちらが安座真方向
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近くの看板を見つけた。伝説的な遊女の墓らしい
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かなり急な坂を上り、お墓をお詣りする
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こうした山道を登ってきた
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くるまで混んでいる斎場御嶽の駐車場をこえ、知念岬に
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ここもかなりの絶景ポイントで、さまざま多くの観光客でにぎわっていた
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イチオシ
たしかに美しい
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結構チケットセンターから歩いて上なねばなりません
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駐車場から数分以上、良い天気で少し暑いくらいだったが、蔭は涼しい
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琉球王国最高の聖地、本来こうした霊場は、簡単に来られるところではないのだ
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先に訪れた、久高島を望む方向
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こちらの歴史云々は、すでに有名なので省略しますが、、アマミキヨが9つの聖地と7つの森を作った。開闢7御嶽の一つで、きこえおおぎみ(きみ)の聖地巡礼のなかで最も王朝が重要視した。
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王国は祭政一致、聞得大君の就任式も行われた
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ウジョウグチ
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なにやら気漂う
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ウフグーイ
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石畳の祈りの場
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ガジュマロの木々
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岩肌がすごい
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既に圧倒されている
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ユインチ
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交易品の集まる豊穣の場
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根がすごい
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台所を意味するらしい
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木々の力
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自然のすがた
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下の壺に2本の鍾乳洞の先から聖なる水か滴り落ちる
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サングーイ
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それぞれ拝所になっている
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現在は申請した正式な拝みのみ入ることが認められているらしい
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再度ガヌビーの壺
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やや細い道を迷いつつ、知念城跡へ。駐車場もあることはある
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ここはなかなか知る人ぞ知る渋いところ
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知念按司の居城で、東側を古城(クーグスク)、西側を新城(ミーグスク)の2つ郭がある
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ミーグスクは二つの門と石垣で囲まれた郭です。
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イチオシ
創建不明だが、13世紀から利用されたらしい。
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ちなみに南城市の歴史アーカイブはためになる
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絶景である
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クーグスクは古い野面積みで囲まれ、一番高い岩山の上に立地している
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手前から郭を望む
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城に至る右側に。聞得大君が参詣した拝所「友利之嶽(ともりぬうたき)」や、火の神(ひぬかん)があり、ここもただならぬ雰囲気で、写真を控えて礼した
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こちらはかなり下るようで、あきらめました
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ここからアマミキヨロード(看板)に向かうが、かなりナビで苦労して着いたヤハラヅカサ。きちんとした駐車場はないので、要注意だ
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浜川御嶽
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東御周りの一つ、ここもかなりの雰囲気であった
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洞窟をくぐると浜に出る、後ろを振り向いた写真
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アマミキヨが本島に降り立った際、最初に足を降ろした場所と伝えられている。1.4メートルの石碑が海中に建てられているらしい。
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洞窟をくぐるところ
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岩陰と木の陰が厳か
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そして海が広がる
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こちらは御嶽の方向
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イチオシ
素晴らしい好天に感謝
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イチオシ
やや潮が満ち、岩の先端だけが海面に臨む
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右側はずっと百名(びゃくな)ビーチ
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干潮時は岩に近づけるらしい
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ここから結構すぐに垣花地区の細道に入り、なびどおりのプチホテル(ペンション)につく
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素晴らしい宿でした(くわしくはR*K*T*Nのコメント参照)
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3部屋のみのおやど
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ベランダの外は原生林
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おすすめの食事処を予約してもらい、珍しい貝からいただく
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左下の貝、他メニューですが、グルクンや炒め物などいただきました
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とにかくこのお刺身盛り合わせ、美しくおいしく種類も豊富、見事で満足です。
さて②は中城、勝連城、浜比嘉島、玉城、そして垣花樋川などをめぐります
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