東大寺お水取りと姫路城を訪れる旅

2024/03/08 - 2024/03/09

一泊二日で、長年の念願である奈良東大寺の修二会（お水取り）と、姫路城を訪れました。

エリア 姫路(兵庫)

少し早めに東京駅に来ましたが、山陽新幹線の新岩国駅で発生した人身事故で新幹線がまったく動いていません。旅の出鼻を挫かれます。

東京駅 駅

1時間57分遅れて名古屋駅に到着、あと3分で特急料金払い戻しですがJR東海さん頑張りすぎです。お昼は名古屋めしの鉄板スパを頂きました。

エスカ地下街 市場・商店街

近鉄名古屋を14時に出発する特急ひのとりに乗車しました。松坂肉の看板が目立ちます。

近鉄名古屋線 乗り物

先頭と最後尾の車両がプレミアムクラスです。先頭車両に席を取りました。

近鉄特急 ひのとり 乗り物

新幹線の遅れが無ければ、12時発の最後尾の展望席で過ぎ行く景色を眺めるつもりでしたが、再予約したので真ん中の席です。

座席はシェル型のリクライニングで思い切り倒しても後ろ人には迷惑をかけません。コーヒーを飲みながら車窓の風景を眺めます。

長い木曽川橋梁を通過します。上流で渡河する新幹線と異なり河口近くなのて川幅が広いです。

鶴橋で近鉄奈良線に乗り換え16時40分に近鉄奈良駅に到着。猿沢池のほとりの旅館に投宿しました。

猿沢池 名所・史跡

6畳の小ぢんまりした部屋は落ち着きます。

旅館　江泉 宿・ホテル

部屋からは猿沢池と衣笠茶屋が見えます。火の粉を浴びてもよい上着に着替えて東大寺に向かいます。

東大寺南大門に着ましたが混雑しておらず、お水取りの入場規制していないようでひと安心です。

東大寺 寺・神社・教会

鏡池に大仏殿が写ります。

二月堂に着きました。お堂下の芝生の範囲は入場を15時頃締め切っていました残念。火の粉を浴びることができませんが、若狭井の前を場所取りできました。

東大寺二月堂 名所・史跡

19時になり灯りが消されます。練行衆が参籠宿所からお松明を堂内に運びます。

修二会(お水取り) 祭り・イベント

20分の間に10本のお松明が上がります。

静寂に時折り鳴る鐘の音とお堂の床を踏み鳴らす音の合間にお松明の炎に圧倒されます。

練行衆がお松明を転がして堂下に火の粉を降らせます。

火の粉を浴びると一年間、無病息災に過ごせるとのことです。浴びたかったです。

19時20分で終わり宿に戻ります。灯がともり周りを見回すと凄い人の数です。土曜日曜はもっと多く、クライマックスの12日は物凄い人出らしいです。

入浴後、疲れていたのですぐ寝てしまい。朝食は部屋食で頂き、8時過ぎに離宿します。

近鉄と大阪環状線を乗り継ぎ、大阪駅から特急はくと号に乗車して姫路に向かいます。

大阪駅 駅

山陽本線の須磨の辺りは海が迫り景色が良いです。春を迎える陽光です。

明石海峡大橋の向こうに淡路島が広がります。

姫路駅からまっすぐ通りを姫路城まで歩きます。心がはやり足早になります。三の丸広場から姫路城の威容を眺めます。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

白鷺の美称のとおり青空に白色が映えます。

某時代劇でお馴染みの構図です。

石垣、白塀と破風の組み合わせが華麗です。

天守の入り口まで上がってくると、いろいろな媒体で紹介される姿とは少し異なる姿を見ることができます。

天守内部は太い柱と板敷、

天井の木組みなどの構造な目が向かいます。江戸時代から天守を支えています。

五層六階の最上階から南を眺めますが、鯱鉾と瓦の間の白い漆喰に興味が惹かれます。

三の丸広場の先、大通りが姫路駅に延びる姫路市街が一望できます。遠くには海が見えます。

天守から降りて上を眺めます。小天守と大天守からなる連立式天守の構造美。素晴らしい見事です。

正面からも高い石垣と白い天守が城の大きさが感じられます。ただ、斜めからの方が構造美を堪能できます。

西の丸に移り本丸の絶景スポット（自撮り用のスマホたてが設置されています）はインバウンドの人で賑わいます。

念願の姫路城を堪能した後は姫路駅に戻ります。

姫路駅 駅

姫路駅からひかり号、新大阪駅でのぞみ号に乗り換えます。京都駅から２つのトンネルを抜け瀬田川を過ぎた頃から、姫路駅で購入した但馬牛の駅弁に箸を付けます。

富士川橋梁を渡った辺りで、車内放送で富士山が見える案内がありました。E席の人がちらほらと写真を撮ります。旅の初めのアクシデントで少し予定が狂いましたが、総じてよい旅でした。

新富士駅 駅