ゴエモンin雪まつり　後編

2024/02/05 - 2024/02/07

以前から行きたいと思っていたさっぽろ雪まつりにやっと行ってまいりました。

冬場の北海道に行くことなどめったにないので、ついでにこれまた一度見たいと思っていた旭山動物園のペンギンのお散歩も見てきましたよ。

後編は旭山動物園でペンギンのお散歩を見学。札幌に帰って雪まつりすすきの会場の氷像を鑑賞、札幌グルメも堪能しました。

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目の朝。

本日はペンギンのお散歩を見に極寒の地旭川へ向かいます。札幌も十分寒いですが、天気予報によるとこの日の旭川の最低気温はマイナス２０°位。

ゴエモン「冷凍文鳥の出来上がりだ。」

というわけでセーターや靴下は２枚重ね、さらに下着はヒートテック装備の上、燃料の炭水化物を十分に補給して旭川に出発です。

狸の湯 ドーミーイン札幌ANNEX 宿・ホテル

札幌から旭川までは特急で１時間半弱。

札幌郊外を抜けると、そこはご覧の通りの白銀の世界。

札幌駅 駅

ゴエモン「どこまで行っても雪ばっかりだ。」

ゴエモン「だんだん飽きてきたぞ。。。zzz」

飽きやすいゴエモンは昼寝を始めましたが、電車は少々遅れただけで無事旭川に到着しました。

旭川駅 駅

旭川駅からはバスで旭山動物園に向かいます。

事前にバス停を調べておいたので、バス停に直行できて何とか座れました。動物園までは４０分ほどの道のりです。

ゴエモン「きたぞ旭山動物園。」

旭山動物園 動物園・水族館

鳥さんのコーナーもあるようですが、もちろんこんな寒さでは南国の鳥フラミンゴが生きられるはずもなく、屋内に収容されているようです。

ゴエモン「これは何？狸？」

レッサーパンダの雪像のようですね。

旭山動物園は様々な工夫ある展示で動物の生態を見せてくれることで有名な動物園ですが、このシールズアイはアザラシの視点でホッキョクグマの生態が見られる展示で、長い行列ができていました。

頑張って並んでやっと我々の順番が来ました。

ゴエモン「レッツゴー。」

ゴエモン「これがシールズアイか。なるほど目の高さにホッキョクグマがいるな。」

ゴエモン「あれ、なんだか近づいてくるぞ。まさか僕を餌だと勘違いしているんじゃ。助けて―。」

ゴエモン「ほっ。遠ざかってくれたよ。」

ホッキョクグマ「あんなチビ助じゃ腹の足しにもならんよ。」

こちらは先ほど雪像にもなっていた人気者のレッサーパンダですね。ネパールやインド北部等寒い地域に棲息しているため、旭川の寒さにも耐えられるようです。

ゴエモン「エゾシカの森があるよ。」

つぶらな瞳と立派な角を持つ雄のエゾシカがいました。

メスのエゾシカもいました。

ゴエモン「エゾシカカップルだね。」

ゴエモン「北海道といえば鶴の飛来地だけに丹頂鶴も外せないな。」

ゴエモン「えぞひぐま館があるよ。」

ひぐまはお散歩中。

ゴエモン「寒くないのかな。」

こちらは様々な蝦夷っ子動物を展示しているコーナーです。

ゴエモン「ミミズクがいるね。やっぱり寒いのか嘴を羽毛の中に突っ込んで寝ているね。文鳥と同じだな。まあ僕はできないけど。」

こちらは壁にかかっているはく製かお面かと思ったら、実は本物の生きたフクロウでした。

ゴエモン「突然動いたのでびっくりしたよ。」

可愛らしい雪うさぎもいました。昼寝中みたいです。

ゴエモン「おや。これはよくそこらへんにいる鳥じゃね？」

なんとカラスでした。

掲示板にも書いてありますが。実はカラスは大変賢い鳥で、顔もよく見ると利発そうな顔をしています。

ゴエモン「実はフィンチの一種で、スズメ目で文鳥とも遠縁なんだよ。」

こんなに真っ黒でなければもっと人気のある鳥だったと思うのですが。。。

お昼時になったので東門前にあるレストランでランチ。動物園から東門まではちょっと長い階段を上っていきます。

旭山動物園東門レストラン カムイチカプ グルメ・レストラン

昨日に引き続き味噌ラーメン。やっぱり寒いところではこういう温かい汁ものがありがたい。

ゴエモン「外の気温はマイナス９°だよ。僕もいよいよ冷凍文鳥になりそうだ。」

ゴエモンが凍り付く前に、後半の動物園観光をはじめましょう。

こちらはハヤブサのコーナーですね。ハヤブサといえば猛禽類。

ゴエモン「さっきまで日向ぼっこしていたのに僕の写真を撮ろうとしたらこっちを見始めたぞ。なんだか餌認定されてそうで視線が怖いな。」

こちらは子供向けのコーナーのようです。

ゴエモン「『いただきます』パネルじゃねえよ。何だよこの胸のところにある『肉』ってのは。人間は鳥をこういう目で見ているんだね。」

ゴエモン大変ご立腹です。

ゴエモンの怒りを鎮めるため、旭山動物園随一の人気鳥、ペンギン館に行ってみましょう。

ゴエモン「ぷんぷん。」

ゴエモン「おおさすがに人気者だけあってなかなか居住環境が良さそうだな。こうでなくっちゃね。」

ゴエモン「ペンギンの雛もやはり目立たないようにグレーなのだな。僕に似ているな。まあペンギンの雛はあっという間に大きくなってしまうけどね。」

さて、冬季の旭山動物園のお楽しみイベントといえば、ペンギンのお散歩タイム。

１１時と１４時半の１日２回行われます。１４時くらいからもうお散歩ロードに沿って観光客が並びはじめました。

ペンギン達もそろそろアップをはじめているようです。

定刻の１４時半になりました。

ゴエモン「ゲートオープン。各羽一斉にスタート！」

競馬じゃないし。

よちよち歩く様が愛らしく沿道の観光客からは歓声が上がります。国籍も多様でいろんな国の言葉が聞こえます。

だんだん近づいてきました。

そこのけそこのけペンギンが通る。

あっという間に通り過ぎていきました。大体４０分くらいかけて散歩コースを一周してくるみたいです。ペンギン好きな人は心ゆくまでペンギンを追いかけてもよいのですが、我々はバスの時間があるのでここで退散。

旭川駅に戻ってきました。

旭川駅 駅

札幌までの電車内ですでに酒盛り開始。男は黙ってサッポロビール。

本日の夕飯は予約しておいたすすきののジンギスカン料理店「羊々亭」さん。

札幌のお店なのにアサヒビールの直営店というなかなか挑戦的なお店です。

ジンギスカン 羊々亭 札幌本店 グルメ・レストラン

ロースターと特徴あるジンギスカン鍋。モンゴル軍が遠征中にジンギスカンのために作らせた料理との俗説もありますが、実際は中華料理にインスパイアされた料理らしいです。

ゴエモン「なんだ特にジンギスカンとは関係ないのか。」

というわけで、男も女も黙ってアサヒビール。

一発目は奮発してちょっと高そうなメニューを選びました。

昔のジンギスカンのイメージとはかけ離れ、もはやラムステーキ。

大変おいしゅうございました。

高い肉ばかり食べていると破産してしまうので、普通のラム肉もお願いしました。

これまた美味。

ゴエモン「いつの間にか日本酒にスイッチしているおじさんがいるぞ。しょうがないな。」

ゴエモン、ビールなんてソフトドリンクではお酒を飲んだ気がしないのだよ。

こちらはラムタンという羊のタン。コリコリした食感が楽しい一品。

ゴエモン「舌まで食べるとは人間の食に対する欲望は限りがないな。」

大変おいしゅうございました。

いい気分になったところで雪まつりすすきの会場を見学に向かいます。

こちらすすきの会場は大雪像はありませんが、精緻に作られた氷像が多数展示されている会場。

ゴエモン「おお時計台だ　すごいな。」

すすきの 名所・史跡

ゴエモン「よく見るとお酒メーカーがスポンサーになっているぞ。まさにgoemonpのためにあるような氷像だな。」

他の氷像も企業がスポンサーになっているものが多いようです。

これはＪリーグコンサドーレ札幌の氷像ですね。

ゴエモン「鷹だ　鷹だ。」

すしざんまいの氷像は何と魚の氷漬け。

ゴエモン「これは氷像と言えるのかな。でもインパクトはでかいな。」

ビタミン剤の会社のようですね。

ゴエモン「ペンギンとビタミン剤に何の関係があるのかな。」

ゴエモン「これは鳥だな。八咫烏か。すごいぞ準優秀賞じゃないか。」

美しく精緻な氷像の素晴らしさは大通公園の大雪像にも劣りません。

ゴエモン「シマエナガだ。くそう、文鳥より有名になりやがって。誰か文鳥の氷像も作って～。」

来年はどなたか是非お願いします。

ゴエモン「これは白鳥か。こうしてみると鳥をモチーフにした氷像ってめちゃ多いな。」

goemonp夫婦の鳥好きバイアスも入ってますが、確かに鳥をモチーフにした氷像は多い印象でした。

もちろんそういうものばかりではなく。このようなひな祭りをモチーフにした氷像もあります。すすきの会場特に夜はおすすめです。

さて一通り見終わってホテルに戻ろうとすると、何やら派手なネオンが目に入りました。

ゴエモン「あれは観覧車じゃないか。乗りたい乗りたい。」

ノルベサ ショッピングモール

ゴエモンがせがむので観覧車に乗ることにしました。

一人８００円なり。

ゴエモン「鳥類無料。」

ゴンドラはこんな感じ。客の入りはそこそこ。

ゴエモン「おお登っていくぞ。札幌の夜景が一望だ。」

こちらはすすきの側の風景。

ゴエモン「テレビ塔も見えるね。」

小さな観覧車ではありますが、夜景はなかなかきれいですし、お値段もそんなに高くないので、カップルや夫婦にはお勧めです。

３日目の朝。もう東京へ帰る日です。

朝飯はgoemonpがパン食、妻がおにぎり。なお乳酸菌飲料はホテルの無料サービスのもの。

狸の湯 ドーミーイン札幌ANNEX 宿・ホテル

千歳空港にエアポート快速で向かおうとしたら、プラットホームがものすごい数の外国人に占拠されていてびっくり。

どうも前の電車が少し遅れていてホームに滞留していたせいもあるようですが、それを割り引いても８割くらい外国人じゃないかと思うほどでした。

ゴエモン「円安効果恐るべし。」

新千歳空港にあったシロクマのオブジェ。

新千歳空港 空港

飛行機の出発は１４時なのでランチにスープカレーをいただきました。こちらのお店は有名店なのか既に待ち行列が１０人くらい出来ていました。混雑時は早めの来店がよさそうです。

スープカレーlavi 新千歳空港店 グルメ・レストラン

どこに行っても男は黙ってサッポロビール。

チキンがほろほろでなかなか美味しいスープカレーでした。

久々の札幌、一度は行ってみたかった雪まつりと旭山動物園のペンギン散歩に行くことができ、北海道グルメも堪能できてなかなか満足な旅行となりました。

ゴエモン「ペンギンとシマエナガに負けないように頑張るぞ。じゃあね。」