カナダケベック州の旅1 (バーリントン＆モントリオール）

2013/08/25 - 2013/08/30

2013年の夏ですが、日本から家族が来ていたので車でカナダのケベック州へ行ってきました。
紅葉が有名な地域ですが、夏のケベックも涼しくてとても良い旅でした。

8月25日（日）ボストンからバーモント州バーリントンへ
　　　　　　　Ben & Jerry's

8月26日（月）バーリントンからカナダのモントリオールへ　
　　　　　　　市内観光

8月27日（火）オタワとモントリオール観光

8月28日（水）モントリオールからケベックシティへ

8月29日 (木）ケベックシティ観光

8月30日（金）ケベックシティからボストンへ移動

エリア モントリオール(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボストンからモントリオールまでは車で約5-6時間かかるのですが、まっすぐ移動するだけでは面白くないので、バーモント州を観光しながら北上することにしました。

Stoweの町の近くにある、アイスクリームのBen & Jerry'sの工場に立ち寄ることになりました。
Ben & Jerry'sはバーモントのガソリンスタンドの一角のお店から始まったお店です。
今では世界中に支店をもつ巨大な企業に成長しています。
このバスはBen & Jerry'sをプロモーションするために、アイスを広めるために使われたCow Mobileです。
残念ながら、バーモントに戻る前に炎上してしまい戻れなくなってしまったのですが、これがかえって有名になるきっかけとなったそうです。
何が幸いするかわかりませんね～。

工場にて面白かったのがこちらです。

これまでに生産されたアイスで生産中止となったもののお墓です。
アメリカらしいジョークでしょうか？
Flavor Graveyardと呼ばれているそうです。
https://www.benjerry.com/flavors/flavor-graveyard

こちらはTurtle soupというもの。
2006-2010
Vanilla ice cream with fudge-covered caramel cashews & a caramel swirl
とあり、バニラとキャラメルのマーブル模様のものだったようです。

こちらはAloha Macadamia
2001-2002
Rich milk chocolate cashew Brazil-nut butter ice cream with macadamia nuts covered in white & dark fudge & milk chocolatey swirl.
こちらもマカデミアナッツ入りのアイスですが、1年で販売終了となったところを見ると売れ行きが悪かったみたいです。

工場見学に行ったのですが、工場内は撮影禁止だったので写真は撮れませんでした。
こちらはホルスタイン柄のゴミ箱です。
色々なところに遊びがあっていいですね～。

Ben & Jerry'sの工場を後にして、バーモント州の一番の大都市であるバーリントンにやってきました。
この街は2005年に私の従兄弟が住んでおり、遊びに行って以来なので数年ぶりの訪問でした。

こちらは町の目抜き通りのChurch Street。
バーリントンの街には街の中心部にバーモント大学のキャンパスがあります。
今回8月末に行ったので、新学期を控えた新入生がたくさん見かけられました。
ボストンも学生が多いことで有名ですが、ボストン以上に学生が多く見られてちょっとびっくり。

バーリントンの街は非常にこじんまりとしているのでChurch Streetは一番の繁華街です。レストラン、劇場、映画館、ショッピングモールと娯楽施設が所狭しと並んでいます。
さらに街中では楽器を演奏する人もちらほら見かけます。

最後にChurch Streetの終点には街のランドマークである教会がありました。
街自体はとてもこじんまりとしていますが、とっても落ち着きます。
こういう町でのんびりとコーヒーなどを楽しめるといいですね。

Church Streetの散策を終えて、今度はLake Champlaneに向かいました。

Lake Champlaneです。
米国ニューヨーク州、バーモント州、およびカナダのケベック州の境界にある湖。グリーン山脈とアディロンダック山地の間に位置しています。
夏場は湖でウォータースポーツを楽しむ人で賑わうそうです。

夕暮れ時の湖畔だったので、散歩をしたり、犬を連れている人が多く見られました。
のんびりとした空気感がとてもよかったです。
この日はバーリントンの街に1泊し、翌日の国境越えに備えました。

旅行2日目。この日はバーモントから、カナダに向かいます。
高速道路I-89号線をひたすら北に進むこと1時間ちょっと。
カーナビの地図の上に国境線が見えてきました。
アメリカ国内だったら州が変わるだけなんですが、カナダになるので国境の検問を通過しなくてはいけません。
カナダへ向かう検問所はガラガラだったので、待ち時間も殆どなくすぐに手続きが始まりました。
旅行の目的地と日程を伝えてすんなりと通過できました。
交通標識がmile表示から時速（km/h)になり、英語がフランス語に代わりました。
（ケベック州はフランス語が第一言語のため）
行き先の表示が一気にフランス語になったのでちょっとビビりましたが、
カーナビでちゃんとルートを確認できたので、大きな問題もなくモントリオールまで着くことが出来ました。

ホテルに車と荷物を置いて、こちらにきてみました。
モントリオールのシンボルであるノートルダム大聖堂です。夕方のチケットしか買えなかったので、しばらく街を散策することにしました。

旧市街の中はこのように石畳の道が続いていて、異国の情緒が漂います。

北米とは思えないような街並みです。モントリオールは北米のパリともいわれるだけあり、ヨーロッパぽい街並みが残っています。

既に13時近かったので　お昼を食べに行きました。

妻がお店の横を通りかかったときに気になったCreme de Creme Cafeというお店に行きました。
紅茶もおしゃれな容器に入ってサーブされました。アメリカでは考えられません（笑）。

こちらはアペタイザーはトマトの冷製スープ。暑い日だったので冷製スープはありがたいです。

キッシュとサラダのプレートをオーダーしました。ケベック州はフランス語圏ということもありますが、フランスの文化が色濃く残っています。食事も美味しく、アメリカとは全然違うのでいい意味でびっくりさせてくれました。

腹ごしえらえを終えて市内観光に。こちらは市庁舎になります。
ジャック・カルティエ広場の方に歩いて行きました。

こちらの石造の建物は前日に工場を見に行ったBen & Jerry'sのお店でした。
この外観じゃ何のお店かわかりません。。

散策中に見つけたおしゃれなレストラン。こっちにすれば良かったか？

月曜日の午後だけあって、街中もとても静かでした。

アメリカから2時間ほど移動しただけでこんなに街並みが変わるなんてびっくりです。

今度はセントローレンス川に出てきました。

大型のクルーザーがたくさん停泊しています。

45分のリバークルーズに参加したのですが、この日はお客さんも少なく貸切状態でした。

大型タンカーも泊まっていました。セントローレンス川は5大湖周辺の海運にて重要な役割を担っています。

リバークルーズを終え、チケットを購入したノートルダム寺院に向かいます。

モントリオールに観光に来た人のほとんどが行くと思われる観光スポットが
旧市街にあるノートルダム大聖堂です。

16時過ぎに大聖堂に到着し、入場料$5を払って中に入りました。

この聖堂はコバルトブルーの照明でライトアップされていて、思わず息をのむくらい素晴らしいものでした。
今まで見たことのある教会の中でも一番綺麗だと思いました。
ちなみに、カナダを代表する歌手であるセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名です。
確かにこれだけきれいな教会だったら結婚式をあげたくなる気持ちもわかりますね。

こちらはステンドグラス。
正面向かって右側はフランス人のメゾヌーヴが創設したヴィル・マリーの街
（旧市街発祥の地となる）から、1829年ノートルダム大聖堂の完成までの歴史が、描かれていて、
左側はモントリオールの歴史に貢献した人物、モントリオール初の看護婦Jeanne manceや、Hotel Dieu（病院）の設立者などのシーンが描かれています。

ホール中央左側にあるらせん階段。建築された当時はマイクが無かったので説教壇として使用されていたのだそうです。
これは1本のくるみの木から手彫りで作られていると説明がありました。

約6千本で作られたパイプオルガンで、北米大陸では最大なんだそうです。
そして天井を見上げれば23カラットの金からなる星が、約3万6千個ちりばめられてプラネタリウムのようになっています。

観光を終えて、夜食を食べに行ったのですが、クレジットカードがDecline（拒否）されてしまいました。。。
その後に行ったスーパーでもカードが使えなかったため、どうもカードが止められているようです。その場は日本のカードで凌いだのですが、まだ旅行は序盤なので早急に復旧してもらう必要が出てきました。
カスタマーセンターの受付は終わってしまったので、カードの復旧が最優先の課題になってしまいました。。。旅先でカードが止められるのは本当に困りますね～。